妻と男の物語


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親子丼3

[1507] 親子丼3 未熟者 投稿日:2006/05/29 (月) 23:41
一昨日、風呂場で見た妻の姿態と目の前に横たわる妻の姿は
あまりにも違いすぎている。白く、丸い豊な乳房、乳首を中心に
円を描く乳りん。
妻の乳房はこれまでに私との性愛と赤ん坊だった娘への
授乳だけが与えられた役割だと思っていた。
「この年代の女性の乳首が一番いいな」―男の言葉に同様の思いを
持った。授乳と性愛はある意味陽と陰ほどの開きがある。
妻の乳房は母親と女の役割を果たしていたのだ。だからこそ、
若い女性にはない、独特のエロティシズムを感じるのだ。
赤ん坊のように舐め、吸い付き、揉んでいたあの男も同じ
思いからだろう。
理不尽なことによるものだが、妻の姿態を見ながら、
あれこれと思いを巡らせることができたのもここまで
だった。これから次々と起こる男たちと妻の行為に
私はまばたきすらできない状態だった。
「お洒落な下着ですね」「網目越しにヘアーが丸見えだ」
「清楚な顔してても、脱がすと結構エロイんだよな」
「アンバランスがいのさ」男たちは口々に妻の下着を見て
つぶやいている。
妻の顔を見た。じっと目を瞑ったままだ。
「ああーっ」ショーツが膝まで引き抜かれた。
咄嗟に妻が足を閉じたため、膝で止まった。
もつれた紐を解くように、男は妻の足から
ショーツを抜き取った。
膝が折られ、左右に股が開かれた。
「いやー」甲高い妻の叫び声が耳に響く。
すえたような陰部の匂いが微かに鼻腔に届く。
妻の股間を覗き込む男たち。
「上品な顔からは想像できないマンコじゃねえか」
「俺的には結構臭いんだけど」
「ほっぺの赤い女は臭いっていうけど、ほんとだな」
男たちの容赦ない屈辱の言葉に妻は縛られた両手を顔に置いている。
女性にとって人前になど決して晒せない体の一部を
見知らぬ男たちに見られている。しかも、20代の若者
たちに。さらに、体質とはいえもっとも触れられたくない匂い。
妻は私と結婚して数年後に自分からやっと言えたのだ。
「私のあそこって少し強いでしょ。嫌じゃない」
「気にすることなんてないよ。僕は今まで気にしたことなんて無かったし
これからも、全然平気なんだから」
これを機に妻のセックスに対する気持ちが積極的になった。
しかし、それは夫婦という強い結びつきからであって、見知らぬ男に
知られてしまい、卑猥な言葉で嘲笑われてー。
瞑ったままの目から一筋の線が光ってる。
妻が不意に唇を噛み締めた。大きく頭を揺すってる。
妻の股間に男の顔が埋もれている。
「舐められてるんだ」私はその光景に言いようもないほどの
興奮を覚えた。
噛み締められた唇。大きく揺れる頭。
妻が何に耐えようとしてるのか分り過ぎるほどであるからだ。
(つづく)

  1. 2012/07/19(木) 00:00:31|
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親子丼2

[1504] 親子丼2 未熟者 投稿日:2006/05/25 (木) 21:02
翌日は朝からゲレンデに向かい終日スキーを楽しんだ。
「最後のひと滑りにしようか」どんなに天候が良くても、雪国の冷え込みは厳しい。
午後3時を境に、急激に気温が下がり始める。
リフトに乗り、頂上へ向かった。3人は同時にスタート、娘が先頭、その後に私、妻と
並んで、降りていた。一気に滑り降りた。後にいたはずの妻の姿が見えない。
「あれ、お母さんは?」由香里が不安そうな顔をしている。
「お父さんの後ろを滑ってたはずなんだが」私はゲレンデを見回した。
すると、妻は若者二人に両脇を支えられ、もう一人の若者は妻の
スキー板とストックを持って、歩いて降りてきた。
「すみませんでした」スキー板とストックを持った若者が頭を下げた。
「私が悪いんです」妻が両脇を支えられた格好で若者をかばうように言った。
「申し訳ございませんでした。前をよく見ていなかったもので」
脇を支えていた若者が言った。ボードをしていた彼らと妻はぶつかったようだ。
「怪我してるの」娘が心配そうに聞いた。
「足首が少し痛くて」
「早く病院に行ったほうがいいです」若者たちは、自分たちの車で妻を病院へ
運ぶと言う。
「そこまでしていただくわけには」私は、彼らに全ての非があるわけでもないので、
悪いと思った。
「このまま、早く行ったほうがいいですよ」
若者達に両脇を支えれ病院に向かった。
軽い捻挫だった。足首に包帯を巻いた妻は笑いながら出てきた。
「お世話になりました」若者たちに礼を言って、病院の駐車場で
彼らと別れた。
別荘に帰る山道に入ると、前方に車いた。
「あれ、あの車さっきの人たちじゃない」由香里が行った。
病院の駐車場で別れた彼の車だった。
彼らの車は私たちと同じ別荘に入った。
私たちのほかに、もう一棟利用していたのは彼達だった。
後を走ってる私たちに彼らも気付き、車を止めた。
「こちらにお泊りですか」助手席から降りてきた若者が
笑顔で言った。
「そうです、奇遇ですね」「あなた今晩の夕食にお誘いしたら」
彼達の親切にお礼をしたかった私はも、妻の意見に賛成した。
少し遅い夕食だったが、彼たちと楽しい食事ができた。
彼らは自衛官で、休暇を利用してボードをしに来ていた。
由香里は彼らと音楽の話で盛り上がっていた。
妻は日頃なじみのない自衛官に関心を示し、日々の訓練など
を質問していた。
彼らとは夜11時過ぎまでおしゃべりしていた。
翌朝、ゲレンデに出かける前に彼らが立ち寄り
「今晩は私たちがお招きしますと」と妻に伝えた。
夜になって、私達は彼らの棟を訪れた。
一般的な料理と自衛隊の野営食が並べらていた。
ワインを飲み、談笑してるときだった。
突然体の自由が利かなくなった。足が痺れ、両腕が重く
動かない。妻も娘も同様で、体に変化に戸惑いの表情を
浮かべていた。
「大丈夫ですよ。しばらくはその状態が続きますが、後遺症
は残らないから」咄嗟の事に、言葉の意味が分からなかった。
2階からロープを持ってきた一人が私の両手、両足を締め上げた。
他の二人もそれぞれ、妻と娘を縛り上げる。
「どういうことなんだ」声を張り上げた。
「じきに分かりますよ」不適な笑みを浮かべて言った。
一人の若者が娘に近付いた。
「彼氏いるんだよね」由香里は彼らと打ち解け、彼氏の存在
を話していた。
「大丈夫だよ、彼とやってることと同じことをするだけだから」
娘の髪を撫でながら男は言った。
「やめてー、娘に手を出さないで」妻が叫んだ。
私も妻も娘もこれから何が行われようとしてるのか容易に想像できた。
男は娘の肩に手をかけた。「いやー、やめてー」
「やめろ、娘に手をだすな」必死で立ち上がろうとするが、縛られた
状態ではできるはずもない。無駄とは分かっていても我が子を守りたい。
トレーナーがたくし上げれ、胸を覆っている下着が露になる。
「いやー、やめてー」涙声で娘が叫ぶ。
「娘を犯さないで、私が何でもするから」
大声で妻が叫んだ。
男達は一斉に妻を睨んだ。「奥さん、本当ですね、今言ったこと」
無言で妻は頷く。
「ご主人も娘さんが犯されるところを見るよりも、奥さんが
 犯されてるのを見るほうが興奮するでしょう」
妻の前に立っている男が私と妻を交互に見ながら言った。
「やめてくれ、お願いだ、誰にも手を出さないでくれ」
私の叫びを無視して、男達は妻を陵辱するための準備を進める。
「足のロープは外します。そのかわり、首にかけさせてもらいますね」
ロープで輪を作り、妻の首に輪を通した。喉が締まらない程度にロープが
調整され、もう一方を階段の手すりに結んだ。
既にセーター越しではあるが、男に胸を揉まれている。
「奥さん幾つなんです」
妻の胸を弄ぶように揉ながら男は聞いた。
妻はこういう状況で答えるべきか、ためらいの表情を浮かべていたが、
憮然とした声で「43」と答えた。
男は仲間の二人に「いい張り具合だぞ」
「俺は始めっから、奥さん狙いだったんだ」娘のそばにいた男は、
妻の正面に立ち、うずくまる妻の胸を掴んだ。
セーターの裾から手を入れようとするがうずくまってるので、上手く
入らない。
2階からハサミを持ってくると、裾から一気に切り裂いた。
大きな膨らみを包む薄いグリーンのブラジャーの肩紐が見えた。
妻の背後にいる男に手首のロープを外させた。
「奥さん、腕を前に出してください」
うづくまる妻の肩を持ってまっすぐに座らせると
前に差し出された手首を再びロープで締め上げた。
「仰向けに寝てもらいましょうか」
妻はこれから始まる恥辱に耐えるためなのか、目を瞑った。
仰向けに寝かされ、両腕は縛られたまま頭の上にある。
男は妻のブラジャーの真中にハサミを入れた。
ブラジャーのカップが弾かれるように左右に開いた。
支えを失った乳房は左右に崩れる。
ハサミを持ったまま男は妻の乳首に吸い付く。
さらにもう片方の乳首に二人目の男も吸い付く。
妻の胸が露になったのは一瞬で、私からは二人の男の
頭しか見えない。
妻は目を瞑ったままだ。何かに耐えているのか、しきりに
唇を噛み締めている。男が妻の乳首から離れた。
唾液で光る妻の乳首は硬く勃起している。
「両方の乳首を二人の男に舐められていかがですか」
男の問いかけに妻は無言の抵抗をしている。
「ご主人、奥さん乳首硬くされてますよ」
「あそこがどういう状況になってるかお分かりですよね」
私はこの男たちに見透かされていると思った。
男の唾液で濡れた乳首を見た瞬間、妻は感じていると思った。
犯されようとしている、いや、既に犯されている妻を見て、
不覚にも私は悦びの表れの一つである乳首の勃起に興奮
している。
「この年代の女性の乳首が一番いいな」
もう片方を吸っていた男は、両方の乳首を吸える状態
になってることに気づくと、交互に吸い始めていた。
妻の足の指が動いている。ソックス越しだが、それぞれの
指に力が入っている様子が伺える。男は執拗に乳首
を舐め、吸い続けている。もう既に10分以上は続いて
いる。時折、眉間に皺がよる。「うふっ」鼻から息が漏れた。
ぴくっと体が動く。
「そろそろ、ご主人にも楽しんでもらいましょう」
テーブルに座っていた3番目の男が立ち上がった。
ハサミを受け取り、妻のロングスカートの裾を持ち上げ
真っ直ぐに切り裂いた。
ウエストの辺りでハサミは止まった。
布の厚みがハサミを止めたようだ。
太ももからふくらはぎの一部が見える。
男は二つに切り裂いたスカートを掴み
左右に開いた。
白い足とヒップハンガーショーツが露になった。
オレンジ色の総レースのショーツは妻の陰毛を
隠しきれていない。
太ももの白い肌。オレンジ色のショーツと
それに混ざった黒い陰毛。
腰まで切り裂かれたスカートとセーター、ブラジャー。
白い大きな乳房に勃起した乳首。レースの網目越しに
見える黒い陰毛。ここに居る全ての男の肉棒が硬くなっている。
(続く)


  1. 2012/07/18(水) 18:00:28|
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親子丼

[1497] 親子丼 未熟者 投稿日:2006/05/20 (土) 23:57
毎年、私たち家族は正月をスキー場の近くにある貸し別荘で過ごすことにしている。
その年も12月29日から新年の1月2日まで、夏が始まったばかりの頃に予約を入れていた
。秋が過ぎ、冬を迎え、いよいよ貸し別荘に向かう日が近づいたある日、
妻と娘は去年買ったばかりのスキーウエアがあるというのに、
新製品のウエアがいいと言って、お揃いの柄のスキーウエアを買ってきた。
妻はスキーウエアだけなく、防寒用にと、ボディースーツと
スキーウエアを着た時にお尻のラインを整えたいと言って、
ヒップハンガーショーツなるものを買っていた。
悪戯心で、タンスにしまってあった、そのヒップハンガーなるものをこっそり見てみると、
なんと総レースのショーツで透け透けではないか。
ブルー、オレンジ、ブラックと何種類もの色と形のものを買い揃えている。
年に一度の息抜きだから、妻もお洒落したいのだろうと、
私はそっと下着を元の場所に戻しておいた。
出発の日の朝は慌しかった。娘は「しまった、忘れ物」と
3回も自分のバッグを車のトランクから持ち出し、
部屋に入っては忘れてた物を詰め込む始末。
妻は妻で、髪のセットや化粧に時間がかかり、
予定の出発時間を1時間もオーバーしてしまった。
高速道路を降りて一般道に入ると
例年にない雪の多さに私たちは驚いた。
目的地の別荘には3時過ぎに着き、その日はスキーはせず、
雪に覆われた白銀の世界を散歩しようということで、
親子3人雪に覆われた山道を歩いた。
散歩を終え、別荘に帰って「おや」と皆が首をかしげた。
10棟ある別荘のうち、明かりが点っている建物は1棟しかないのだ。
スキー場に近く、部屋も豪華で食事用の食材までも事前に用意してくれる
ここの貸し別荘は人気があって、
夏場の早いうちから予約を入れておかないと取れないくらいなのだ。
別荘は県道沿いの脇道から、車で20分ほどの場所にある。
回りは林に囲まれ、四方を高い山々が囲む。
別荘のオーナーである管理人は、山道下り、県道に出て、
さらに10分ほど走った集落に居る。私はこの時期に私たちを含め
、2組しか別荘を利用していないことを不思議に思い、
管理人のオーナーに問い合わせてみた。
オーナーによると今年は異常に雪が多く、
予約客がキャンセルを申し出てきたそうだ。
その際、「雪が少なくても客は来ないし、多すぎても来ない、
自然が相手じゃどうしようもないけど、難しいものです」と笑っていた。
私の車はレンジローバーという四駆でかなりの雪でも走破できる。
しかし、今年の雪は確かに今までにない積りようで、
なるほど、国産の四駆では来れないかもしれないと思った。
例年なら、夜になるとオレンジ色の部屋の明かりが雪を照らして幻想的な世界を思わせるが、
今年は私たちの棟から少し離れた場所にほんのりとオレンジ色が見えるだけだ。
「食事にしましょう」と妻が私を呼んだ。
テーブルには沢山の料理が並べられていた。
娘がワインの栓を開け、グラスに注いでくれた。
「いいじゃない、人が少ないほうがのんびりできるから」妻はそう言った。
娘も頷く。私もそうだと思いながらも、なぜか胸騒ぎがしていた。
いつもの幻想的な世界と比べ、
今年は遠くに漏れるオレンジ色の明かりが何がしか不安を掻き立てていた。
食事を終え、娘が風呂を済ませた。
「お母さん、お風呂空いたから、どうぞ。そうそう、今日はお父さんと一緒に入ったら」
と私の顔を悪戯っぽい目で見ながら言った。
私はデッキ伝いにある別棟の風呂場に妻を誘った。
「分かりました。すぐに行きますから、先に入ってて」
妻は、2階に上がり下着を取りに行った。
娘も2階に上がっており、持ってきたいた本を読んでいたようだ。
浴槽には林に面して大きな窓があり、
雪を被った木々を眺めながら浸かれるのである。
しばらくすると、タオルで前を隠しながら妻が浴槽に入ってきた。
久々に見る妻の裸であった。
思えば、ここに来るようになって、一緒に入ったのは今回が初めてである。
普段も、年頃の娘がいることもあり、
我が家でも裸を見せ合うような行為はしていない。
数ヶ月に1回程度、ホテルに行って愛し合うことがあるくらいで、
それも、確か、今年の初め、1月の終わりか2月の初め頃であったと思う。
ほぼ1年ぶりに見る妻の裸であった。
「だめですよ、あなた」。妻は私の手をどけようとしながら言った。
「由香里がいるから」娘のことを気にして妻は私を諌める。
「聞こえないよ、由香里は2階に上がったんだろ」
「ええ、本を読んでました」
私は本気で拒む様子の無い妻を後ろから引き寄せ、
胡坐をかいて座っいる膝の上に乗せた。
胸を揉み時には肩越しに湯を手ですくい掛けてやった。
乳首を摘んでいると微かに声が漏れた。
硬くなってゆく乳首の感触に妻の尻に潰されている私のものも硬くなりはじめていた。
その変化に気づいた妻はこちらを振り向いた。
私たちは唇を重ね、お互いの舌を絡めあっていた。
妻は完全にこちら向きになり、私たちは、きつく抱き合っていた。
背中から尻に手を這わせ、尻の間から妻の秘部に触れた。
そこからは湯とは違う粘り気のある液体が溢れていた。
「湯あたりしそう」「うん、暑くなってきたな」
私たちは湯船から出た。
私は脱衣場にある折りたたみのレジャーチェアを持ってきて、
林に面した大きな窓のそばに置き、妻をそこに座らせた。
「仰向けに寝てごらん」妻は恥ずかしそうにしながらも仰向けになった。
乳首を吸った。舌で転がした。秘部を指で擦った。
クリトリスが出てきて、大きくなった。
妻は口に手をやり、時に噛むようにして必死で声を抑えようとしていた。
足を少し広げ秘部に舌を当てた。
湯に濡れていた胸と違って、そこに舌を当てたとき味がした。
少し塩辛いネバネバした愛液の味。
同時に妻は体を反らせた。アルミパイプのチェアが斜めに動いた。
秘部全体を舐め上げた。腰が跳ね上がる、
全てを吸い込む、腰が跳ね上がる、
口を手で覆っているが何の役にもたっていない。
クリトリスを舐め続ける、腰が跳ね上がる、
妻の声は母音の連続から時おり、「いきそう」「いいー」の単語が混ざる。
その声は控えめだ。「ああー」少し音量があがった。
浮かしていた腰がストンと落ちた。
「いったのかい」。私の問いに、無言で妻は頷いた。
冷えた体を温めるため、妻を促し湯船に入った。
膝に妻を乗せ、胸を揉んだ。すぐに体は温まり、
私は湯船のふちに腰掛た。硬くなったものを妻が指でつまみ、
そっと口に含んだ。舌で味わうように舐め始めた
。時折上目遣いで私を見ている。吸い込みながら首を上下に動かす。
これ以上続けられるとこの後の行為ができなくなる。
寸前で妻の頭を持ち上げるようにして、終わらせた。
「あなた、だめですよ」妻は、後の行為を思って言った。
私も始めからそのことは分かっていた。でも、この日は妻を貫きたかった。
場所がその気持ちを強くさせたのか、どうしても貫きたい私は、
「外に出すから」と言いながら、妻を浴槽のふちに立たせ、
尻を掴んで押し込んだ。突くたびに短く母音が妻から発せられる。
「あっ」「あっ」。白い大きな尻の真ん中にある、排泄のときだけ開く穴が、
何かに吸い込まれているように窪んだり、戻ったりしている。
指を当てると「だめです、そこは」。子供を諭すように妻は言った。
指を当てると秘部は締る。妻にも、私にもその変化は分かってる。
でも、それ以上のことは大切な妻にはできない。
「人」。腰の動きが早まり、妻の声も何オクターブかあがりはじめた時だった。
妻が窓の外に人影を見たと言う。
「林だぞ、道も無いし」「人でした、あれは」。
腰を動かしながら私は窓の外の林を見た。
「部屋に戻りましょ」。妻は怯えていた。
勘違いとは思いながらも、私も途中で腰を折られてしまって
次第に硬さもなくなりはじめた。
浴槽の栓を抜き、湯船を出た私たちは脱衣場で体を拭きながら、
性愛の行為のことはすっかり忘れ「何を見間違えたのかな」
「いいえ、確かに人でした」「違うと思うがな」
体を拭き終えた妻はあの総レースのヒップハンガーショーツを穿いていた。
その姿はとても艶かしかった。
部屋に戻り、二人で少し酒を飲み、終わろうとしている今年一年を振り返った。
「そろそろ寝ましょう」「そうだな」。軽い胸騒ぎを感じながら
2階の寝室に上がり、眠りについた。
(つづく)
  1. 2012/07/17(火) 21:00:22|
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