妻と男の物語


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裏切りから~背徳、そして歓びへ⑥

[Res: 1832] 裏切りから~背徳、そして歓びへ⑥ 魅せられた男 投稿日:2007/04/13 (金) 10:31
裕美子は、次々と押し寄せる快感の波に、身をよじらせ、歓びの声を上げ続けた…。
夫との、優しく包み込まれる様なSEXも好きだった。
だが、孝志のそれは、荒々しく野性的だった。
その違いが、明らかに夫以外の男とのSEXである事を裕美子に思い知らせていた。
(夫以外の男に犯されながら、こんなに感じてしまっている…)
裕美子は初めて背徳の罪を意識した。
それが反って裕美子の感情に火を付けてしまった。 今日まで、夫に従順で良き妻であったはずの自分が、今、愛の無いSEXを受け入れて充分過ぎる程感じさせられている。
もしかして、自分は淫乱なのかもしれない…。
でも、もう止められない…、もっと…。
とうとう自分から孝志の首に手をまわし、キスを求めてしまった。
「裕美子さん、一緒に気持ち良くなりましょう…。」
孝志の言葉に、裕美子は黙って頷いた。
覚悟を決めた裕美子は、一つだけ疑問が浮かんだ。 「茂樹は何処…?」
裕美子が尋ねた。
孝志は、少し笑みを浮かべた後、「聞こえない…?」
「…!。」裕美子は、孝志の返事の意味に気付いた。
今まで気付かなかった自分が情け無かった。
ここに孝志が居ると言う事は…、夫は…。
孝志は愛撫を止め、裕美子を抱き起こし、胡座をかいて、自分のひざの上に裕美子を座らせ後ろから抱いた。
「ほらっ…」
耳をすませていると。

「…アァッ…アッ…アッ…アッ…」
向かいの部屋の方から、切なそうに喘ぐ女の声がする…。

  1. 2012/08/11(土) 06:00:56|
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裏切りから~背徳、そして歓びへ⑤


[Res: 1832] 裏切りから~背徳、そして歓びへ⑤ 魅せられた男 投稿日:2007/04/11 (水) 18:50
孝志は、振り向いた裕美子の唇を捕らえた。
「ンンーッ…」裕美子は唇を塞がれたまま喉をならした…。
まるで、意識が遠のいてゆく様な感覚だった。
身体中の力が抜け、薄暗い部屋の景色がぼやけていく…。
やがて孝志は、裕美子の身体を自分の方に向かせ、覆い被さる様にして抱きすくめた。
もう裕美子には何も出来る事は無かった…。
夫以外に男性経験の少ない裕美子にとって、唇を奪われると言う事は、全てを奪われる事と同じだった。
薄れた意識の中で、愛撫による快楽だけが伝わって来る。
そんな裕美子を見て、孝志は笑みを浮かべ、やがて、自分の思い通りに蹂躙し始める。

孝志は、以前から、兄の様に慕う茂樹の妻である裕美子に好意を持ち、一人の女として意識していた。

その裕美子が今、自分の下で、自分の愛撫によって身をよじらせている。
もはや理性など微塵も無かった。
裕美子の美しい乳房を、秘部を、思いの限り貪った。
「アアッ…、ダメッ、アアッ…。」
激しく襲いかかる快感の波に、ついに裕美子も歓びの声を漏らしてしまった。 再び意識が戻り始めた裕美子は、何も考えられなかった。

  1. 2012/08/11(土) 00:00:42|
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裏切りから~背徳、そして歓びへ④

[1832] 裏切りから~背徳、そして歓びへ④ 魅せられた男 投稿日:2007/04/11 (水) 09:41
裕美子の身体は、硬直したままだ、動くことが出来なかった…。
冷静でいられたなら、振り向き様に平手打ちを浴びせる事も、怒りの眼差しを向ける事も出来ただろう。
だが、今は自分の身に何が起こっているのか、
纏まりの無い、思いと感覚とが、一度に頭の中に入り込み、混乱してしまっている中で、必死で状況を把握しようとしていた。
そんな裕美子の心中とは裏腹に、孝志の愛撫は止まる事は無かった。
愛撫を加えている正体が、夫では無く、自分である事に気付いた裕美子が抵抗して来ない為、大胆な行動に出た。
孝志は、裕美子の身体に腕を差し入れ、自分の方へ抱き寄せた。
そして、秘部への愛撫を、更に強くした。
孝志の愛撫は、まるで裕美子の弱点を知り尽くした夫の様に的確にツボを押さえて、裕美子の身体を快楽の淵へと落とそうとしていた。
少しづつ状況が理解出来始めた裕美子だったが、
抱き寄せられ、見事なまでに弱点を攻撃され、抵抗する事が出来ない。
秘部への愛撫を続ける、孝志の手を捕まえるのが精一杯だった。
頭では、何とかして抵抗しなければと考えるものの、
夫との夫婦生活で、SEXの味を教え込まれた女の身体が、それを許さなかった。 今、何故こんな事になっているのか…?
!、そうだ、夫は、茂樹は何処っ…!
夫に救いを求めようと、必死で辺りを探し、振り向いた。 その時、影が視界を遮り、唇を奪われてしまった…。

  1. 2012/08/10(金) 18:00:51|
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裏切りから~背徳、そして歓びへ③

[Res: 1828] 裏切りから~背徳、そして歓びへ③ 魅せられた男 投稿日:2007/04/10 (火) 14:17
やがて、孝志達も裕美子と茂樹が寝ている二階の客間の向かいにある夫婦の寝室へ入っていった。
それから、どれくらい時間が過ぎたのだろう。
アルコールのせいで、ぐっすり眠っていた裕美子。
何故か淫らな夢を見ていた。
茂樹との夜の営みには満足している。
茂樹は週に何度も裕美子を求め、裕美子も茂樹の求めに喜び応じていた。
裕美子は性生活には十分満足しているつもりだった。

おぼえの無い淫らな夢に翻弄され、秘部を湿らせてしまっていた。
そして…。
いきなり、強い感覚が裕美子の柔肌を襲った。
何者かが、裕美子の秘部を被う下着を引き下げた瞬間だった。
裕美子は寝ぼけながら、夫の茂樹が求めて来ているものだと思い、淫らな夢のせいもあって、されるがままになっていた。
横を向いた姿勢で寝ている裕美子の背後から、ずらした下着を膝まで下ろされ、
やがて、その手が裕美子の秘部を覆った薄めの恥毛を掻き分け、最も敏感な突起に触れた。
「アアッ…。」夢のせいで充分湿りを帯びていた裕美子の秘部は、素直に淫らな感覚を伝え、背筋をのけ反らせてしまった。
期待以上の裕美子の反応に、背後から延ばされた手は、次第にハッキリと愛撫と解るものに変わり、
赤く充血し始めた突起を責め立てた…。
裕美子の秘部は、もうこれ以上無いほどに淫汁があふれていた。
秘部への刺激で次第に意識が鮮明になってきた裕美子は、消え入りそうな声で。
「シーツが汚れちゃう…。」
今居るのが、友人の家に用意された来客用の蒲団の中で、
しかも、自分の秘部から淫汁が溢れアナルにまで達している事に気付いた。

その時だった、
裕美子の耳に信じられない声と言葉が届いた。
「裕美子さん、そんな事気にしなくて良いからっ…。」
聞き慣れた良く知っている男の声だっ。
だが夫のものでは無い!
「…!。」
寝起きの裕美子の頭の中がパニックになっていた。


  1. 2012/08/10(金) 12:00:48|
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裏切りから~背徳、そして歓びへ②

[Res: 1828] 裏切りから~背徳、そして歓びへ② 魅せられた男 投稿日:2007/04/10 (火) 11:13
いつもの理絵なら、裕美子とファッションやドラマの話しをしながら、スローペースで飲んでいるはずなのだが…。
その日は違っていた、裕美子との会話も上の空で、まるで理絵自身が酔い潰れようとして居る様だった。 気になった裕美子が、
「理絵ちゃん、どうしたの?気分でも悪いの?」
と尋ねると、
「何でも無いの。ちょっと疲れてるだけ。」
…やはりおかしい。
いつもなら、10代の女の子の様にキャピキャピした笑い声を振り撒いているはずなのに。
本当に疲れてるのかも…。 そんな事を思いながらも、亭主同士の会話もはずみ、それに付き合っていた。アルコールにあまり強く無い裕美子も少し酔いが回り始めていた。
ふと時計を見ると、午後11時を回っていた。
裕美子もだいぶ酔っていたし、孝志が気を利かせ、今夜は泊まって行く様進めてくれた。
茂樹も、「明日は休日だし片付けは明日にして、休ませてもらおう。」
立ち上がろうとしてみると、足元がふらついていた裕美子も、孝志の言葉に甘える事にした。
そして、孝志に勧められるまま、茂樹、裕美子ともシャワーをすませた。
居間では、理絵が虚ろな表情のままソファーにもたれていた。
孝志に案内され、茂樹と裕美子は二階の客間へ通された。 蒲団を用意しようとする孝志に、
「ここは私がやるから…、理絵ちゃんが疲れてるみたいだから孝志さんお願いねっ。」
すると孝志は「じゃあ、後はヨロシクっ。」
茂樹も、「そっちもヨロシクなっ。」
もう寝ようとしついるにしては不思議な挨拶だなと裕美子は笑った。
「あなた、理絵、大丈夫かな?なんだか元気無かったみたいだけど。」
「孝志もいるし、自分の家だから…」
茂樹はまるで、大丈夫だと解ってるな様子で答えた。しばらくして一階の方から理絵と孝志の話し声が聞こえ、また静かになった。 理絵達もシャワーにいったんだろう…。
裕美子はアルコールが過ぎたため、そのまま眠ってしまった。
あとから思えば、裕美子以外の三人が何時もと微妙に違っていた。
が、今の裕美子には、これから起こる事など知るはずは無かった…。

  1. 2012/08/10(金) 06:00:39|
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裏切りから~背徳、そして歓びへ

[1828] 裏切りから~背徳、そして歓びへ 魅せられた男 投稿日:2007/04/10 (火) 09:44
このストーリーは、ある女性の体験を元に、部分的にアレンジされたものです。
その夜が来るまで、裕美子はごく普通の主婦として生活していた。

その日の夕刻、裕美子は亭主である茂樹と近くに住む、茂樹の友人、孝志と理絵の家に招かれていた。
茂樹は孝志と、実家が隣同士で、幼い頃から二つ年下の孝志とは、お互い一人っ子と言う事もあり兄弟同然に育っていた。
大学を卒業後、それぞれ地方都市へ就職し、離れ離れに過ごし、やがて茂樹は裕美子と知り合い結婚、マンションを購入し、幸せな夫婦生活を始めた。
一年後孝志も理絵と結婚し、昨年、茂樹の住むこの街へ転勤のためやって来た。 孝志の引越しも終わり、二人は再開を喜び、住まいが近くになった事で、週末は、お互いの家を行き来し、妹の居ない裕美子も、理絵を妹の様に可愛がり、理絵も面倒見の良い裕美子を慕っていた。

四人はいつもの様に、テーブルを囲み、裕美子と理絵の料理を食べた後、茂樹の持って来たワインを飲みながら、お互いの家の出来事などに華を咲かせていた。
ここまでは、裕美子にとっていつもと変わらない週末の様子だった。
ただ、違っていたのは、やけにピッチが早くうつろな目をしている理絵の姿だけだった。

  1. 2012/08/10(金) 00:00:58|
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