妻と男の物語


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息子の先生8・まぼろし②

[9550] 息子の先生8・まぼろし② tttt 投稿日:2010/04/11 (日) 18:44
 松葉崩しで絶頂失神した秀子は、目覚めた。仁王立つ牛尾先生の腕の中で目覚めたのだ。牛尾先生は仁王立ちで、秀子をお姫様抱っこで抱えあげている。ベッドの上ではない。
 「う、牛尾先生・・・あはあ・・・」
 秀子は、ぼんやりと牛尾先生を見つめながら、プックリとした唇を開き、顔を牛尾先生に寄せていく。教師と教え子の母親の激しいディ-プキス。牛尾先生は秀子を抱えている。だから秀子は、自ら太い首に抱きつき思い切り顔を押し付けるのだ。

 秀子は、メスの本能が、研ぎ澄まされ全開だ。秀子自身はイッたが、牛尾先生はまだ出してない事が、秀子には分かる。膣内の精液の量で、分かってしまうのだ。
 「ぷっはぁ・・・牛尾先生。ま、まだ、お出しになっていらっしゃらないのですねぇ。申し訳ありません、秀子だけぇ、イッてしまってぇ・・・。大人の合宿だというのにぃ」
 秀子は、大きな瞳で牛尾先生を見上げ、硬い胸板に顔を押し付ける。
 「お、降ろしてくださいぃ、牛尾先生ぃ。秀子ぉ、牛尾先生のおち○ぽにぃ、つくさせて頂きますからぁ」
 ゆっくりと片足ずつついた秀子は、牛尾先生の鋼の肉体に抱きつき、牛尾先生の乳首に舌を絡めた。赤い舌を思い切り伸ばし、舌先で転がし、ベロベロと舌腹で舐めあげ、吸い付き、甘噛みした。
 「ぱはぁ・・・うむむう・・・むはあ・・・ちゅぶちゅぶ・・・」
 乳首はこうすれば気持ちいい、その本能のままに、牛尾先生の乳首を口と舌で愛撫する秀子。こうすれば気持ちいいというのは、乳首は秀子にとって最大の性感帯のひとつであるから分かるのだ。そして、牛尾先生の秀子への乳首攻めに、常日頃、あえぎ悶えまくっているからこそ、逆の事も出来まくるのだ。秀子の赤い舌はよく伸びる。良く曲がり、良くとがる。秀子は、牛尾先生の左右の乳首を舐めまくりながら、巨根を手コキでしごきまくった。根元だけ、亀頭だけ、根元から先まで。ヌチュヌチュと音を立てながら細い腕をしならせしごき、尿道を指先で刺激する。

 そんなメスの秀子の視界に、秀子の夫の幻影は、しっかりと映っている。寝盗った教師の逞しい肉体に絡みついている、寝取られた我が妻のくねる白い肉体を、指を咥えるようにして見つめているのだ。そんな哀れな夫を見て、妻はどうするものであろうか?

 秀子は?

 (あなたぁ、秀子だけイッちゃったのぉ。あなたも見てたのでしょお?秀子が牛尾先生にイカせてもらっているところぉ。秀子申し訳ないからぁ、牛尾先生のおち○ぽに一杯いっぱいご奉仕するのぉ。だからあなたぁ、見ててもいいけど邪魔だけはしないでぇ)

 「手だけで済ますつもりなのか?」
 「ひぃ・・・そ、そんな事ありませんわぁ」

 オスの低い声に、秀子は媚びる様に大きな瞳で見上げ、そして、重い玉袋を優しく揉み込んだ。
 「牛尾先生がお望みの事なら何でもぉ。お、おフェラでしょうかぁ?それとも胸でお挟みますかぁ?」
 「おま○こに中出しに決まってだろうっ!!」
 「ひいぃっ!も、申し訳ありません、先生ぃっ・・・」

 鬼の形相の牛尾先生の怒号に、秀子は後ずさった。だが秀子は、花開ききったメスだ。恐怖よりも、今どう奉仕すべきなのかを、考える。秀子の夫の幻影が手をついている椅子を認めると、その足に片足を乗せた。牛尾先生の精液が滴る女性部を、自ら開いてみせる。
 「牛尾先生ぃ、秀子のおま○こを、お使い下さいぃ。どうしますかぁ?ベッドに戻りますかぁ?」

 ズイズイと秀子に近づく牛尾先生が、言った。
 「尻を突き出せ」
 「はっ、はい、先生ぃっ」
 (どいてっ、あなたっ!)
 夫のまぼろしを振り払うようにして、秀子は椅子の背もたれに両手をつき、頭を低くして、真っ白なお尻を牛尾先生に向かってつき出した。照明が消された保健室に、秀子のお尻は光を放っているように白く、大きい。
 「牛尾先生ぃ、存分にどうぞぉ・・・」
 細い腰をくびらせて、大きなつきたての餅の様な白いお尻をぷりぷりと振りながら、秀子は、近づいてくる牛尾先生に手招きするように、後ろに手をやり、片手で柔らかい尻の割れ目を開いて見せた。アナルまで丸見えだ。

 「そこじゃない。窓際に手をついて尻を向けろ」
 「ひっ・・・で、でも外から見えてしまいますわ」
 「何のために電気を消したと思っているんだ。さっさと言う通りにしないかあっ!!」

 ばっしいっんっ!!
 「ひいぃんっ!」

 牛尾先生の熊のように大きな手のひらが、秀子のお尻を、ぷりぷり振れるお尻を叩き付けた。もう一度。

 ばっちいっんっ!!
 「あひいぃっ!」

 なんと言う、いい音なのか。これほどいい音を立てる尻を持つ女がいるのか!?叩き付けられる双球はプリンの様に波打つ。
 「痛いですぅっ、牛尾先生ぃっ!」
 秀子はそう言いながら、もっと叩いて欲しいかのように巨尻を振り、そしてもう一度、叩きつけられた。

 ばちいいんっ!
 「くひぃぃっ!」

 白いお尻を真っ赤にし、よろめきながら窓際に移動しようとする秀子は、目の前に夫の幻影を見た。
 (どいてよあなたっ!邪魔しないでって言ったでしょおっ!)
 夫のまぼろしを振り払い、秀子は窓際に両手をついて、再び大きすぎるお尻を振りまくる。
 「これでよろしいですかぁっ、牛尾先生ぃっ・・・ひいっ」

 牛尾先生が秀子のお尻を鷲つかんだその時、秀子は夜のグラウンドに、歩く小さな人影を見たのだ。少年二人だ。
 (隆っ!幸彦くんっ!)
 月明かりのグランドと、真っ暗な保健室。こちらから向こうは見えても、あちらからこっちは見えないだろう。瞬間的にそうと分かった秀子だが、こちらを見上げる少年二人と、目が合っている気がして、後ろを振り向き、牛尾先生の手を握った。
 「待って、待ってください、牛尾先生。あの子達が外にっ、隆と幸彦くんが外にっ、こっちを見ていますっ」
 
 ・・・っずんっ!!

 貫かれた衝撃に秀子は、窓ガラスに顔を押し付けられていた。ぐいぐいぐいっ・・・と頬を窓ガラスに押し付けられる。徐々に強まり速まる、牛尾先生の躍動の腰使い。
 「あはあん・・・くふうん・・・」
 快感。外にいる子供たち。息子の教師に立ちバックで尻を突きまくられる妻を、オナニーをしながら見ている夫のまぼろし。秀子は夫の幻影をにらみつけた。だがそれは、妻が息子の教師とセックスをしているのを指を咥えて見ているのに腹を立てたのではない。

 (あなたっ何してるのよっ!気が利かないわねっ!あの子達が見てる気がするって言ってるでしょぉっ!見えてないと思うけど、こっちに立ってよっ!あの子達の視界に入ってよっ!盾になってよっ!早くしてよっ!私と牛尾先生のセックスが見たいなら、そこで見ればいいでしょおっ!ぐずぐずしないでっ!牛尾先生の凄いピストンが始まっちゃうっ!)

 牛尾先生と秀子の、息子の教師の腰と妻の尻の結合部を、上からのぞくように見ていた秀子の夫の幻影が、窓際に移動した時、秀子は歯を喰いしばった。牛尾先生の高速バズーカピストンが、始まる・・・細腰を大きな両手でむんずと鷲つかまれて、秀子はそう思った。


 ~~~


ぱんっ!ぱん!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっ・・・・・・・・・・・・・ぱんっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぱんっ!ぱんっ!・・・・・・・・・・・・・・ぱんっぱんっぱんっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 「あんっあんっあんっあんっ・・・・・・・・・あ・・・・・ん・・・・・あ・・・・・・」

 歓喜の声もでない。出せない。牛尾先生早く終わって、もう、壊れちゃうとさえ、秀子は思った。永遠に続きそうな、牛尾先生のピストン。永遠に鳴り続きそうな、秀子の尻肉のはじける音。やっとの思いで窓際にしがみついている秀子に、夫の幻影の下半身が見える。上半身は見えない。勃起を、しごきまくっている夫の手。その夫の手の動きの、なんと弱弱しい事か。まるで、ミニカーを机の上で前後にゆすっているのが夫の手なら、秀子のお尻を突いて突いて突きまくる牛尾先生の腰使いは長重量級のダンプカーだ。
 (あなた・・・秀子凄いでしょお?秀子の体、こんなにゆれるのよお・・・ああっ、何する気?)
 夫の、勃起をしごいていない方の手が、激しく揺れまくる秀子の乳房に伸びてきた。触りたいのであろうか?だが、ちょくぜんで触らない、幻影の手。
 
 むにいぃっ!!
 
 牛尾先生の虎のような手が、背後から秀子の乳房をつかみきる。すごすごと手を引っ込める秀子の夫のまぼろし。その代わり、揉みしだかれる乳房と、爪はじかれるピンクの乳首を目を血走らせて見ているのだ。
 「いいかっ。イッても気絶するんじゃないぞっ」
 「そんな・・・無理です・・・もう目の前が真っ暗・・・」
 「大人の合宿の課題だっ。いつまでも気をやる度に気を失っていてどうするっ」
 「だって・・・だってぇ・・・」
 「もし気を失ったら、旦那が出張から戻ったときに、家庭訪問だっ。旦那の前で、出来るまで課題をしてやるっ」
 「そ、ん、なぁ・・・あ・あ・あ・・・」

 ピストンが再開された。牛尾先生の手が秀子の細腰に戻り、激しい振動で弾みだす豊満な乳房。再びその白い乳房に手を伸ばそうとする、おずおずとした夫の手。その手を秀子は見て手に語りかけた。
 (あなた・・・見たい?本当に・・・まぼろしじゃなくて、見たい?私の、セックス・・・牛尾先生との・・・セックス・・・)


 嫌だって言ってえぇぇぇっっっ!!!

 
 この叫びは、秀子の何処から出たのか?いや、いいや。これが秀子なのだ。夫を持つ、子供を持つ、家庭を持つ、妻。何処から出た、ではなく。決して変わる事のない秀子。そのままの秀子なのだ。この変わらない土台に秀子がいるからこそ。未開拓である、美しい菊の穴、アナルを、奪ってくるオスがいて、奉げる決意をするメスがいるのだ。秀子はやっと、夫に謝った。
 (許してぇっ!あなたぁっ!でも私はぁっ。お尻の穴を使いたいのぉっ!許してぇっ!)
 秀子の夫のまぼろしが、消えていった。

 「うぐうっ!!」
 牛尾先生の咆哮。
 ドバッ!駑馬っ!!
 子宮に向かって爆発する亀頭。大量の精液。
 秀子は歯を喰いしばり、目を見開きのけぞった。頭が吹っ飛びそうだ。快感の暴風雨の中、秀子は現実の男を、窓ガラスに見る。射精している牛尾先生。そして、ずるずると崩れ落ちる。お尻だけを高くつかまれ、ダラリと垂れる秀子の上半身。結合部から、性器と性器の隙間から、溢れ出す精液。その伝わり落ちるさまを、秀子は股の間に見た。夫のものではない精液・・・その温かさは、まぼろしのようなあやふやさはない。この温かさが、私のお尻の穴に入れられる。そう思うと、秀子は微笑んだ。


  1. 2013/07/31(水) 19:45:02|
  2. 息子の先生
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息子の先生8・まぼろし①

[9474] 息子の先生8・まぼろし① tttt 投稿日:2010/04/04 (日) 15:00
 幸彦少年と隆が校庭のブランコに乗ってゆれていた頃、大人の合宿は山を迎える。ただ、一つ目の山だ。夜の校庭と夜の保健室。少年二人と、オスとメス。静まった夜の校庭には、少年二人が揺れるブランコの小さな音だけが、錆びた鉄の音を立てていた。キイ・・キイ・・キイ・・と。
 キイ・・キイ・・キイ・・キイ・・・・・・


 ギイッシッ!ギイッシッ!ギイッシッ!ギイッシッ・・・
 「ああんっ!はうんっ!あうんっ!くはんっ・・・秀子もう駄目ぇっ!」
 「出してやるぞおっ!」
 「秀子のおま○こにぃっ、お精子を下さいぃっ!牛尾先生ぃっ!んはあっ!」
 秀子の両足を両肩に担いだ牛尾先生のピストンは猛スパートだ。両足を担がれ白い肉体を二つ折りにされたような秀子は、まるでプレス機に肉体をはさまれているようなものだ。ベッドと牛尾先生の鋼の肉体というプレス機に。ただこんなに高速に動くプレス機は世界中に一つもないが・・・
 「凄いぃっ!牛尾先生凄いですぅっ!ああんっああんっあはあんっ!」

 ギイッシッ!ギイッシッ!ギイッシッ・・・ときしむベッドは、秀子の豊満な肉体を支えきれるだろうか?秀子の女性部を打ち付ける、牛尾先生の腰使いは、長く速く強い。ずっちゅずっちゅずっちゅ・・・と、ネバついた音を立てて猛攻をする巨根を受け入れる女性部は、壊れてしまわないのか?
 「壊れちゃうっ!牛尾先生のおち○ぽでぇっ、秀子ぉ壊れちゃいますぅっ!」
 秀子自身がそう言っている。ベッドは壊れるかもしれない。だが、秀子の肉体は、最高のメスの肉体なのだ。真っ白な豊満なのだ。かつがれた両下肢は、秀子の大きな乳房に圧力を吸収されている。ベッドと牛尾先生のズバンッズバンッと躍動する腰の間でバウンドする大きなお尻は、弾みながらもたぷたぷと波打ち、つきたての餅のような弾力を見せている。凄い肉体だ。
 「一緒にイッて下さいぃっ!牛尾先生ぃっ!」
 「もう出すぞおっ!うおおっ!」

 秀子は、気をやる寸前に、幻覚を見た。はっきりと、まるで実物がそこにいるような幻覚であった。秀子の夫が、ベッドの横に立っているのだ。そして、目を血走らせて、オスとメスの性交を見つめている。
 (あなたっ!どうしてここにっ!?)
 秀子は夫を驚愕の思いで見た。一瞬、夫と目が合った。そして、この夫婦はどうしたのか?
 「牛尾先生ぃっ、秀子イッちゃうっ!」
 と、秀子は笑みを浮かべて牛尾先生の頭にしがみつき、秀子の夫は、自らの勃起を握り締め、しごきだした。秀子の豊満に揺れる乳房を突き刺すように見ながら、開いた口から涎を垂らしながら、シコシコと肩をゆすっている、幻影の秀子の夫。秀子は、許しを乞うか?不倫を、幻覚の夫に詫びるか?
 (あなたぁっ、秀子気持ちいいのぉっ!牛尾先生が凄いのぉっ!このお方をあなたはご存知でしょぉ、話した事あるでしょぉ。隆が一、二年の時の担任の先生よぉ。今は隆の副担任の先生でぇ、柔道を指導してもらってるのよぉ。このお方がぁ、牛尾先生がぁ、凄いのぉっ!秀子のおま○こをズボズボってするおち○ぽが凄いのぉっ!秀子何度もお口で含んで胸で挟ましてもらってるのぉっ!あなたぁっ、秀子ぉっ、もうイッちゃうのぉっ!牛尾先生のおち○ぽでぇ、イッちゃうのぉっ!)

 「イッちゃぁうぅっ!」
 「うぐうぅっ!」
 
 秀子と牛尾先生が咆哮した時、秀子の夫の幻影は、ベッドの足側に回った。まっ白な秀子の桃のようなお尻と牛尾先生の汚らしい臀部が激しくぶつかり合っているのを、勃起をしごきまくりながら食い入るように見つめている。
 (あなたぁっ!牛尾先生がお出しになってるのぉっ!秀子のおま○こにぃ、お出しになってるのぉっ!凄いのぉっ、あなたぁっ!)

 息子の教師に妻を寝取られている、その断末魔の痙攣をする、教師と妻の結合部を見つめる夫。秀子は、しこしことオナニーをする夫の幻覚がかすみだした。そして、失神した。
 

 ~~~


 秀子が失神から回復した時、回りは暗闇であった。保健室は照明が消されていた。ベッドには、秀子だけだ。オスの姿がない。ゆっくりと回りを見渡そうとした秀子は、思わず悲鳴をあげた。
 (あなたっ!)
 だが違う。もう、秀子の夫の幻影は何処にもいない。秀子の枕元に立っていたのは、精液を放出して巨根をダラリとさせている牛尾先生だ。
 「綺麗にしてもらおうか」
 「は、はいっ、牛尾先生ぃ・・・」
 
 秀子は、大事な仕事を忘れていたように、飛び起きた。そして、
 「お掃除をさせて、いただきます、牛尾先生・・・ちゅっ」
 と、息子の教師に丁寧に言い。ベッドに四つん這いになった。そして、ダラリとする巨根を奉げ持ち、亀頭にキスをする。牛尾先生はベッドの脇に仁王立ちだ。
 「はむう・・・うふん、くふん、ふうん、うふん・・・」
 柔らかい巨根を、秀子は口に含みながら舌を絡ませる。犬のような格好で巨尻をクネクネと振りながら、秀子は男根をくまなく舐めまわし、玉袋まで吸引する。
 「んぱんぱんぱ・・・ずぶぶぶぶっ・・・」
 秀子はお掃除フェラをしながら、周りを見た。ベッドを囲むカーテンは全て開かれている。そして、いたっ!幻影の、秀子の夫が、いるっ!秀子は、牛尾先生を咥えながら、夫を見つめた。

 秀子と牛尾先生の絶頂とともに、秀子の夫も果てたのであろうか?萎えきった男性器を、手で包んで揉みほぐしているのだ。また勃起させたいように、だ。その幻影の秀子の夫は、寝取ったオスの教師と寝取られた妻を息を荒くして見ている。妻を寝取った教師の巨根は、果ててダラリとしている。それは秀子の夫と同じだ。違うのは、秀子の夫は自分で性器を揉んでしごき、妻を寝取った教師は、妻に、秀子に巨根を奉仕させているという事だ。秀子は優しく含み、舐め、絡め、吸っている。仁王立つ教師の巨根とベッドに四つん這いの秀子の顔は、ちょうど同じ高さだ。だから秀子はしやすいのだろう。小顔を振り倒している。その弾みにタプンタプンと揺れまくる乳房。その乳房を目を血走らせて見る秀子の夫。高々とくねる真っ白な大きなお尻。そのお尻を興奮しきって見る秀子の夫。秀子は、そんな夫の幻影に、謝罪するのか?

 秀子の女性部からは、あふれ出しているのだ。牛尾先生が放った精液が、腿に伝っているのだ。秀子は謝罪するどころではない。その、熱いメスの、女の歓びを、夫に伝えた。
 (あなたぁ、秀子の中が牛尾先生のお精子で一杯なのぉ。秀子のおま○こから溢れてくるのぉ。秀子嬉しいからぁ、こおしてぇ、お礼にお掃除をやらさせてもらってるのよぉっ)
 「くっぱくっぱくっぱ・・・はぷう・・・くむう、くむちゅう・・・」
 秀子は、幻覚の夫を見ながら、お掃除フェラにはげむ。その秀子の揺れ弾む乳房を夫が見ながら、勃起をしごく。秀子の夫が見つめている秀子の乳房に、牛尾先生が手を伸ばした。秀子最感の性感帯、ピンクの小粒な乳首をつまんだ。はじいた。
 「くっむうぅ・・・」
 快感に耐えながら、秀子は巨根を口から離さない。そしてその巨根が、秀子の口の中で膨張を始めた。復活だっ!

 ぐいいいいっ!と、秀子の小顔ごと上に持ち上げて、巨根が反り返る。
 「ぷはあっ・・・」
 秀子は尻餅をつくように、ベッドに手をついた。ギシッ・・・と、ベッドをきしませて、牛尾先生がベッドに上がった。秀子の細い足首をむんずとつかむ。
 「ひっ・・・う、牛尾先生、な、何を・・・」
 「何を言っている。こんなにしたのは、誰だ?」
 牛尾先生は、握っている大砲をグングンと上下に振って秀子に見せつけるのだ。
 「で、でもあれは・・・終わった後のお掃除・・・」
 「何が終わっただ。大人の合宿だろうっ。まだ一発しかしてないんだ。それで終わるわけがなかろう」
 「ああ、でも秀子もう・・・もう、体が持たない・・・きゃあっ!」

 牛尾先生が、つかんでいた秀子の左の足首を高々と持ち上げた。そして、体が斜めになった秀子の右下肢をまたぐ様に股間と股間をクロスさせ、秀子の左下肢を肩にかつぎ、ズイと腰を前に進める。大砲が、精子を溢れさす秀子の女性部に迫る。
 「ま、まって・・・お待ち下さいっ、牛尾先生ぃ・・・あひいぃっ!」

 ズンッ!
 「ひいぃっ!」
 ズンッズンッズンッズンッ・・・
 「ひんっ、あんっ、うんっ、あんっ・・・」
 松葉崩しは、教師と教え子の母親、牛尾先生と秀子には初めての体位だ。だが、なんとも慣れ親しんだ体位のように、躍動する教師と、歓喜する教え子の母。息子の隆の柔軟性は母親の秀子ゆずりなのだろう。牛尾先生は秀子の左下肢をぐいと持ち上げ、秀子の股間は90度以上開き、結合部がヌッチュヌッチュと出入りするのが丸見えだ。牛尾先生の逞しい膂力は荒々しいピストンを繰り出す。挿入の角度をつけやすい体位だ。秀子の膣壁を、上に下に右に左に、突きまくるっ!上下左右、そして最奥と、突いて突いて突きまくるっ!。
 
 ギシッギシッギシッ・・・

 ベッドが性交の再開を喜ぶように軋みだした。秀子の乳房は、体が斜めになるその体位ゆえ、そして大きすぎるゆえ、ベッドに垂れ下がりながらプルンプルンと揺れる。牛尾先生がその乳房を鷲つかんだ。
 「気持ちいいのぉっ!秀子気持ちいいのぉっ!」
 松葉崩しはピストンをやりながら、女体を攻めやすいのだ。牛尾先生は、乳首だけではない。秀子最大の性感帯、大粒のクリトリスをとらえた。押した、こすった、こそばしたっ!
 「そんなの駄目ぇっ!牛尾先生駄目ぇっ」
 
 「何が駄目なんだぁっ!大人の合宿中に何を言っているんだあっ!」
 「だってぇ・・・そんな所触られたら秀子またぁ、イッちゃいますっ!」
 「旦那に入れられてる時もっ、そんなに何度もイッてるのかあっ!」
 「ひいい・・・」

 秀子は見た。秀子の夫の幻影が、きしむベッドに手をつき、身を乗り出すようにして、勃起をしごいている。自分の妻と、息子の教師の激しすぎる性交を、目を皿のようにして見つめる。快感にゆがむ妻の顔をのぞき込み、教師に鷲つかまれ、もてあそばれる妻の巨乳に涎を垂らし、教師の巨根がズッチュズッチュと高速に出入りする妻の膣に勃起をしごいているのだ。
 (あなたぁ・・・)
 秀子は、夫がしごいている夫の勃起を見た。かつては、いや本当なら今でも、秀子の膣に出入りを許されているのは、この夫の男性器だけなのだ。秀子は謝罪した。だが謝罪の意味が、今の秀子にはこうなのだ。
 (ぜんぜん違うからぁっ、ごめんなさい、あなた許してぇっ。あなたがしごいているのとはぁ、ぜんぜん違うのぉっ。見てほらぁ、秀子のおま○こズボズボしている牛尾先生のおち○ぽぉ、凄いでしょぉっ!?大きさも硬さも長さもぉ、凄さもぜんぜん違うのぉっ!あなたとぜんぜん違うのぉっ、だから許してぇっ!あなた許してぇっ!)

 「どうなんだあっ!旦那とのセックスでも何度もイクのかあっ!」
 「イキませんっ!秀子主人でイッたことありませんっ!だってぇっ、主人のはぁっ、牛尾先生のおち○ぽみたいにぃ、大きくて凄くないからぁっ。牛尾先生のおち○ぽみたいにぃ、秀子のおま○こズボズボできないからぁ。主人は秀子のおま○こにあっという間に出しちゃうからぁっ!」
 「こんなにおま○こを締め付けるからだろうっ!旦那にもこうしてえっ、おま○こをギュウギュウとしぼっているからだろうっ!」
 「そんな事おっしゃられてもぉ・・・ああんっああんっああん」

 ぬっちゅ・ぐっちゅ・ずっちゅ・ぬっちゅ・・・ズンッズンッズンッズンッ・・・ギッシギッシギッシ・・・
 
 秀子の左下肢を抱え、スパートする牛尾先生。寝取った教師と寝取られた妻のぐちゃぐちゃの結合部を見つめ、息荒く勃起をしごく、秀子の夫の幻影。秀子は、心の中で叫び、同時に咆哮した。

 (あなたぁっ!牛尾先生のセックスがぁ、あなたよりも凄いのぉっ、気持ちいいのぉっ!)
 「またぁっ、またイッちゃうぅっ!」
 
  1. 2013/07/31(水) 15:04:20|
  2. 息子の先生
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息子の先生8・大人の合宿③

[9377] 息子の先生8・大人の合宿③ tttt 投稿日:2010/03/28 (日) 12:16
 秀子にとって幸運だったのは、ベッドの上に照明がなかった事だ。カーテンで一周を仕切られていて薄暗くなっている。その為、いくら白いカーテンといえども、中の様子が分からないのだ。逆に、照明に明るいカーテンの向こうの様子は、秀子から良く見えた。子供二人の人影。その一つの影が、手を伸ばした。カーテンに、触れようとした。

 (駄目っ!隆っ、開けちゃ駄目っ!絶対駄目ぇっ!!)

 ジャララ・・・
 カーテンから顔を見せた息子の隆の顔が、ぽかんとしている。当然だろう。自分の母親が全裸で犬のように四つん這いになっている。そして、その四つん這いの母親に対して、後ろから、恩師である牛尾先生がこれまた全裸で、母親のお尻をつかみ、そのお尻に腰を密着させているのだ。その理解できない大人の体勢に、口を開け目を丸くしてしまうのはしょうがない。

 (そんなの嫌っ!絶対イヤぁっ!)

 母親と牛尾先生の姿を見た時の隆の顔を想像して、秀子は、シーツを噛みしめながら顔を左右に振った。カーテンを開かないで、と声をだせばいい。だが秀子は、シーツを噛みしめる口を開けなかった。開けば熱い吐息が洩れてしまう。さっきからずっと、牛尾先生の大きな手が豊満な乳房を揉みしだき、ピンクの小粒な乳首を、つまんでクリクリし、爪でぴんぴんとはじいているのだ。
 「むうぅ・・・」
 吐息は洩れなくても、鼻息は洩れてしまう。
 「むふぅ・・・」

 「どうしたの?お母さん、どこか痛いの?」
 秀子は背中に片手を回し、牛尾先生の体をさすった。やめてやめてと、さすって懇願した。その牛尾先生が、秀子の耳元で小さくささやく。乳首への攻撃が止まった。
 
 『よし、じゃあ突いてやるぞ。胸を揉むのをやめて尻を突いてほしいんだろう?望みの通りにしてやろう。ベッドが壊れるくらい腰を使ってやる』
 
 「うむぅ・・・むむうぅ・・・」
 秀子の細腰をグワシとつかんだ牛尾先生。ピストンの体勢に入られた驚愕で、秀子は鼻息を出しながら夢中で顔を左右に振った。
 「ふむう・・・くむう・・・」

 「お母さん、声が苦しそうだよ。どうしたの?」
 息子の隆の手がカーテンに触れた時、秀子は全てを諦めて、顔をシーツに埋めた。せめて顔を見られたくなかったのだ。オスと結合している母親の顔を、息子には見られたくはなかった。そして秀子は観念した。

 (隆、お母さんを許して・・・)

 秀子にとって幸運な事は、もう一つあった。それは、幸彦少年がいた事だ。
 「やめとこうよ、隆君。もう、おばさんは眠たいのかもしれないよ。まぶしいからカーテンは閉めとこうよ」
 「幸彦くん・・・うん、分かったよ」
 秀子は、ギュッとつむっていた目を開いて、カーテンから、隆の手が離れていくのを見た。

 薄いカーテンのこちらと向こうで、運命の糸と親子の絆が交差する。秀子という豊満な女性は、なんという包容力のある女性なのであろう。今秀子は、同時に三つの他姓を受け入れているのだ。母と子の絆。運命の少年とのつながり。そして、秀子を開花させたオスとの結合。

 原賀秀子、39歳。その白く豊満な肉体は、決して、だらくする事はない輝きをもっている。


 ~~~


 「お母さん、今日はごめんね。お母さんを守れなかったよ」
 秀子は、カーテンの向こうから話しかけてくる息子に、涙した。母親が女性部を赤く充血させて、黒い巨根を飲みこんでいるなどとは、分からない息子。だが秀子は、膣をひくつかせる一方、息子の言葉に母として答えることができるのだ。そして、秀子の女の包容力は、オスをなだめる。お尻を鷲つかむ牛尾先生の大きな手に、秀子は手を重ね、待って下さいと意思を込めた。そうしながら、息子に答える。
 「そんな事ないわ、隆。あなたが来てくれて、お母さんほんとに嬉しかった。ありがとう」
 
 『さあ、突いてやるぞ、このでかい尻を』
 (待って下さい、牛尾先生。まだ待って・・・)

 「でも、お母さんを守れなかったんだよ」
 「いいえ。隆、あなたがいてくれなかったら、お母さんはどうなっていたか判らないわ。ありがとう、隆。あなたは私の子供よ、隆。私の宝物・・・」
 「お母さん・・・」

 『おま○こをズボズボに突いて欲しいんだろう』
 (お願いです、まだしないで、牛尾先生)

 
 
 「さあ、もう行こう、隆君。おばさん、ごめんね。やめとこうって言ったけど、どうしてもここに来たいって隆君が言うから、連れてきたんだ。僕たちはもう戻るよ。ゆっくり休んでね」
 「幸彦くん・・・」
 秀子は、今度は幸彦少年に対して涙を流した。この少年もまた、秀子を救ってくれたのだ。そしてこの少年がいなければ、女の歓びを知る事はなかっただろう。幸彦少年の声を聞いて、秀子は膣の奥から熱い歓びが全身に広がるのを感じていた。牛尾先生の手をつかむ手に、力を込める。
 (もう少しですから、お待ち下さい。幸彦くんが、いますから。ちゃんとしてくれますから)

 「行くね、おばさん。あっ、そうだ。牛尾先生はどうしたの?」 
 秀子は、もう一度力を込めて牛尾先生の手を握り、そして微笑んだ。無限の包容を示すような、微笑み・・・心と、言葉と、膣を、秀子は使い分けながら、微笑んだ。
 
 「牛尾先生は、もうご自分の宿舎に戻られたわ」
 (牛尾先生は今、私のお尻をつかんで、私の中におち○ぽを入れられてるのよ)

 「さあ隆君・・・おばさん、体を休めてね。僕たち行くよ」
 「ありがとう。おばさんしっかり休むからね。幸彦くんの言う通りにするわ」
 (おばさんはこれから、いっぱい体を揺らすのよ。牛尾先生が大好きなお尻を振って振って振りまくるのよ)


 「お母さん、お休み」
 最後に、息子の隆の小さな声がして、ガタッと保健室の入り口が閉められた。オスの指が、柔らかい尻肉に喰いこむ。
 「さあっ、どうして欲しいんだっ!?」
 「秀子のお尻を突いてくださいぃ、牛尾先生ぃっ」
 「滅茶苦茶にか?」
 「はい先生ぃ・・・でもまだぁ。まだあの子達が廊下にいますぅ」
 
 パタパタパタ・・・
 非常階段に向かって、隆と幸彦少年の足音が小さくなっていくのが、秀子の耳に届いている。

 「もう待てん。おま○こがヒクヒクとち○ぽに絡み付いているだろうっ。突いて欲しいんだろうっ」
 「はい牛尾先生ぃ・・・でももう少しだけぇ、お耐えになって下さいぃ」

 パタパタパタ・・・ギイィ・・・
 非常階段の鉄の扉が、開かれた。
 
 「いくぞおっ」
 牛尾先生が、腰を引いた。膣の肉壁がえぐられる。快感に耐えながら秀子は、喉を絞った。
 「ひいっ。まだ待って下さいぃ・・・まだあの子達がぁ、いるかもしれませんからぁ」

 そして、鉄の扉の閉じられる音が、夜の学校の廊下に響いた。
 
 ギイィ・・・・・ガチャンッ
             パンッ・パンッ・パンッ・パンッ・パンッ・パンッ・パンッ・パンッ!!「あんっ・あんっ・あんっ・あんっ・あんっ・あんっ・あんっ・あんっ!!」

 直後に、肉のはじける音と、メスの歓喜の声が、夜の学校の保健室に響き渡る。大人の合宿が、再開された。


 ~~~


 パンッパンッパンッパンッ「ひいっひいいっ!」ギシッギシッギシッギシッ「どうだあっ!」尻肉がはじける音を鳴らし、パイプベッドが破壊されんばかりにきしむ「いいっ!気持ちいいっ!秀子のおま○こ気持ちいいっ!」バシンッバチンッバシンッ「なんてたまらない尻をしてるんだぁっ!そらあっ!」バックで貫かれ突かれながら、平手打ちの嵐を受ける双球「尻を叩かれるのがそんなにいいかぁっ!」「もっとおっ!もっと突いて下さいっ叩いてください牛尾先生ぃっ!あひいぃっ!」

 牛尾先生のピストンがスパートを開始し、四つん這いの秀子の乳房はまさに滅っ茶苦茶に揺れまくった。94cm、Gカップだった乳房は、牛尾先生との性交で更に発育し、その発育を示すように揺れて弾む。くびれた腰が反り返り、大きなお尻が持ち上がる。真っ白な尻肉がパンパンと音を立てながら波うち、割れ目に巨根を飲み込む。桃のような巨尻が、牛尾先生の逞しい腰を迎え撃ち、血管浮き出る巨根を何度も何度も飲み込む。牛尾先生の腰使いが高速スパートなら、秀子の白いお尻は高速吸引と言ったところか。秀子は叫び髪を振り乱した!

 「イッちゃいそうっ!秀子イッちゃいそうですうぅっ!」
 凄い・・・誰が見ても呆然とつぶやくだろう。凄いセックスだ。これが、教師と教え子の母親の、大人の合宿だ。
 「息子の教師のち○ぽでイクのかあっ!」
 「秀子もう駄目ぇっ!」

 秀子が、絶頂失神した。
 「きゃおおぉっ!」
 だがオスはまだ、射精していない。


 ~~~

 
 秀子はすぐに目を覚ました。メスの本能全開なのだろう。ゆっくりと気を失ってなどいられないのだ。はっきりと快感を味わいたいのだ。気づくと、正常位の秀子の上で、牛尾先生が腰を振りまくっている。
 「ああんっ、あうんっ、凄いですぅ、牛尾先生ぃっ」
 もう、失神など、秀子にとって性交の一つの流れなのだ。気を失う前のことを思い出すなんて事はない。感じまくり揺れまくり、絶頂失神する。目を覚まし、すぐに感じまくり昇りつめる。
 「旦那に突かれる時も、このでかい乳房をこうして揺らしてるのかあっ!それえっ!」
 「あひいっ」
 牛尾先生が、秀子の両腕をつかんで引いた。そしてスパート開始だ。寄せられた乳房が、秀子の両腕の間で液体のように波打つ。ピンクの乳首を目で捉えることができないほどだ。
 「主人わぁっ、こんなにいっぱい突いてくれないですぅっ!牛尾先生みたいにぃっ、いっぱい揺らしてくれないですぅっ!秀子のおま○こズボズボできないですぅっ!牛尾先生が凄いのぉっ!」

 「秀子またイッちゃいそうっ!」
 絶叫する秀子を、牛尾先生が抱きしめた。褐色の肉体と真っ白な豊満が密着する。牛尾先生の巨根の長さで、摩擦しまくる性器と性器。摩擦熱で溶けてしまうのではないか?あふれるネバネバはその為ではないか?
 「出すぞおっ!」
 「出してください牛尾先生ぃっ!」
 「何処にだあっ!」
 「秀子のおま○この中ぁっ!」
 「出してやるうっ!」
 「一緒にイッて下さいぃっ!牛尾先生ぃっ!秀子イッちゃうっ、イッちゃうぅっ!」


 ~~~


 「ゃぁぅぅぅ・・・」
 
 真っ暗な校庭で、幸彦少年は夜空を見上げた。遠くから、犬の遠吠えが聞こえたのだ。その方角を見上げると、さっきまでいた保健室の灯り、そしてその上は、満天の星空だ。
 「さあ、もう戻って寝ようよ、隆君」
 「うん・・・」
 幸彦少年は、保健室を出たあと、隆と二人で校庭のブランコにのって小さく揺れていたのだ。

 『あなたは私の宝物よ』

 秀子が息子の隆に向かって出した言葉。幸彦少年はそれがうらやまし過ぎて、となりの友達の頭を思い切り叩きつけたくなるのだ。だがこの少年はそんな事はしない。嫉妬やねたみを、うまく優しさに変えることができる器がある少年だ。だからこそ、秀子をメスの入り口まで連れて行く事ができたのだろう。

 「隆君」
 少年は隆の腕をつかんで、立たせた。隆を引っぱり歩かせながらもう一度、夜空を見上げた時、パッと保健室の灯りが消えた。その為に、星がより鮮明に見える。灯りが消えた部屋の中で、夜空の星のように秀子が真っ白な輝きをはなっているなどと、幸彦少年には分からない。ただその秀子の輝きは、この少年が存在しなければ生まれなかったのだ。

  1. 2013/07/31(水) 10:11:09|
  2. 息子の先生
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息子の先生8・大人の合宿②

[9301] 息子の先生8・大人の合宿② tttt 投稿日:2010/03/22 (月) 11:29
 「はううんっ!牛尾先生っ突いてえんっ!秀子を思い切り突いて下さいぃっ!」

 子宮に届いている喜び、膣を拡げきられる快感。秀子は、正常位で貫かれて、組み敷いている牛尾先生の逞しい背中にしがみついた。そして、待った。激しすぎるピストンが開始されるのを、膣をピクピクと痙攣させながら、待つ。
 しかし、牛尾先生は動かない。まるで不動岩のようだ。もっとオスを喜ばせないといけない。そう思う秀子は、メスの期待を込めて訴えるのだ。
 
 「牛尾先生ぃ、秀子ぉ、今日は安全ですからぁ。大丈夫な日ですからぁ」
 「だから、何ですかな?隆君のお母さん」
 「ああん・・・お出しになっていいですからぁ」
 「何をですかな?」
 「あん・・・牛尾先生のお精子をですわぁ」
 「何処にですかな?」
 「嫌ぁ・・・秀子のぉ、秀子のおま○この中にですわぁ」
 「そうやって、ご主人にも中出しをおねだりするのですか?隆君のお母さんは」
 「そんな・・・主人にはこんな事・・・牛尾先生だけですぅ。だからぁ、早く秀子を突いて下さいっ!秀子を揺らしてくださいぃっ!」

 ずぬりゅ・・・
 「ああんっ!」
 秀子の奥深く入っていた牛尾先生が腰を引いた。大きな雁首の笠が、秀子の膣壁をえぐる。膣口まで引きえぐられ、秀子はあまりの快感にのけぞりながら、期待の喜びを、満面に浮かべるのだ。
 (来るっ!ズンッて凄いのが来るっ!)
 あまりの威力に舌を噛まないように、秀子は歯を喰いしばりながら、脳天まで貫かれる衝撃を待った。
 (早くぅっ!)

 「・・・?・・・」
 「どうしました?隆君のお母さん、その顔は」
 
 膣口まで巨根を抜き、ピストンの体勢に入りながらまったく動かない牛尾先生。秀子はもう、泣きべそをする少女の様になるしかない。肉体に刻み込まれた振動と射精と絶頂の喜びを、駄々をこねる子供のように、求めた。
 
 「牛尾先生のお腰を、振って下さっていいですからぁ」
 「ほう、どのようにですかな?」
 「ずんっ、ずんってぇ、秀子の体が揺れるくらいぃ、ずんずんってですぅ」
 「分かりませんな、隆君のお母さん」
 「そ、そんなぁ」
 「どのように腰を振ればいいのか、見せてもらえますかな?」
 「そんな・・・」
 「さっさと腰を振るんだあっ!息子の教師の精子が欲しいんだろうっ!」
 「ひいぃっ!」
 
 オスの一喝。メスはさらにメスになっていく。秀子は、牛尾先生の太い腰に絡めていた両下肢をほどくと、両足の裏をシーツに付けて、踏ん張った。


 ~~~


 「あん、あん、ああ・・・こうですかぁ?牛尾先生ぃ、こうですかぁ?あん、うん、うふん・・・」
 「もっとだ、もっと強弱をつけるんだ」
 「これでいかがですかぁ、牛尾先生ぃ・・・うふん、あふん、あくう・・・秀子の腰の振り方わぁ、いかがですかぁ?」

 両足を踏ん張る秀子は、じっとして動かない牛尾先生の腰に向かって、腰を上に突き出し、時に回転させる。早く、早く激しいピストンをして欲しい。その一身で、腰を振り、上に突き上げる。自らの腰振りで、秀子の豊満すぎる乳房は、タプンタプンと揺れるのだが、秀子が欲しいのは、こんなさざ波のような脂肪の揺れではない。嵐のようなだっぷんだっぷんとした激しさだ。牛尾先生のピストンが欲しい!秀子は腰を振り続けた。

 「旦那に入れてもらっている時も、下になって腰を振るのか?」
 「そんな事ありませんわぁ・・・ああん、ううん・・・先生ぃ腰を使ってぇ」
 「好きな体位は何だ?どうせなら、好きな体位で揺らして欲しいだろう?」
 「座位ですぅ。秀子座位が好きですぅ」
 「どうしてだ?」
 「深いからぁ。奥まで深く届いてぇ、牛尾先生が抱きしめてくれるからですぅ・・・ああんっ!」

 ぶじゅんっ・・・
 牛尾先生が、抜けかけていた巨根を、秀子から抜き、あぐらをかいた。
 「牛尾先生ぃ・・・」
 まるで猫が頭をこすり付けるように、秀子は起き上がり、巨根に吸い寄せられる。四つん這いで這いながら唇を開き、血管浮き立たせる巨根に顔を埋めていく。あぐらの牛尾先生の目の前で、大きく真っ白なお尻が、くびれた腰からぷりんぷりんと左右に揺れた。
 「あぷん、くむう、はぷう・・・うひおへんせいぃ・・・ひれこをつらぬいへぇ」
 「旦那にもそんないやらしい事をするのか?ち○ぽを咥えながら、尻を振っておねだりするのか?好きな体位を求めるのか?」
 「ひまへん・・・んぱんぱあ・・・ふしおせんへいらけぇ・・・うんぷう・・・はやくひれてぇ」
 「自分からまたげ」
 「・・・」
 「どうしたあっ!座位でしたいんだろうっ!さっさとまたいでえっ、ち○ぽをま○こに入れろっ!」
 「ひいいっ!」

 バネ仕掛けのように飛び上がり、秀子は牛尾先生の肩に左手をついた。そして右手で威きり勃ちを握り締めると、自身の女性部へと照準を合わせる。ゆっくりと、腰を降ろしていった。秀子は、言いなりのただのメスなのだろうか?卑しいメスなのか?

 違う。きっと、あの防風林の中ののぞき魔のように、誰かが今の秀子を見ていたら、あまりの美しさ、あまりの興奮に卒倒するだろう。むしろ、牛尾先生の凶暴なオスの本能を引き出していると言ったほうがいい。アナルという目的を前に、淫乱のメスと凶暴なオスがその本能をむき出して、ノーマルなセックスからアブノーマルな結合へと協力して向かっているのかもしれない。

 「あはあっ・・・」
 膣口に亀頭が触れるほど、秀子は腰を降ろした。
 「さっさと入れないかあっ!」
 「はいっ牛尾先生ぃっ・・・くはあんっ!」
 秀子は一気に沈むと、深い快感に牛尾先生に抱きついた。鎧の肉体にしがみつく豊満な柔らかい肉体。
 「腰を振れえっ!」
 「ひいいっ!」
 秀子の腰が牛尾先生のあぐらの上でくびれる。前後にスライドするお尻は圧巻の大きさだ。
 「もっと弾まないかあっ!」
 「はい先生ぃっ!」
 うんこ座りのように股を開き、牛尾先生の肩に両手をついて上下に弾む秀子。大きな上下運動に、激しく揺れる豊満すぎる乳房。興奮したオスなら、喰らいつくの当然だろう。
 「あひいっ!」
 ピンクの小粒な乳首を甘噛みされ、秀子は牛尾先生にしがみついた。乳首は秀子の最大の性感帯の一つだ。たまらず動きが止まる。
 「誰が止まっていいと言った」
 「だってぇ・・・」
 「だって何だ?」
 「牛尾先生が秀子の乳首を・・・感じちゃうからぁ、秀子乳首気持ちいいからぁ」
 「息子の隆の稽古を見ていなかったのか?どんなにきつくても打ち込みを続けていただろう?それでも隆の母親か?」
 「そんな・・・隆の事なんて、言わないでくだ・・・」
 「感じても腰を振らないと駄目だろうがぁっ!」
 「ひいいっ!先生ぃっ!」


 ~~~


 ギシッ・ギシッ・ギシッ・・・
 学校の保健室のベッドだ。さほど頑丈ではないだろう。それでも秀子の腰振りは豪快だ。部屋中にベッドのきしむ音が聞こえる。秀子は乳首を噛まれつままれる快感の中、髪を振り乱し、快感に歯を喰いしばり耐えながら、腰をスライドさせ上下させ、くねらせくびらせ、尻肉を弾ませる。白い肌に汗がびっしょりだ。こんな動きをされて、一分以上持つ男がどれだけいるだろうか?

 まさに狂乱だ。メスはアナルを奉げるため。オスはアナルを奪うため。その儀式の前の、最後の女性器と男性器の狂乱。分泌し収縮し痙攣し、威きり勃ち、硬直し、血管浮き立たせる。締め付け貫き、ぶつかりえぐれる。

 「欲しいっ!牛尾先生のお精子が欲しいですぅっ!」
 「そんなに欲しいなら、俺の好きな体位でくれてやるっ!言ってみろおっ!」
 「バックゥっ!秀子のバックが牛尾先生は好きですぅっ!」
 「何で分かるんだぁっ!」
 「牛尾先生は秀子のお尻が好きだからですぅっ!秀子のお尻の穴が良く見えるからですぅっ!」
 「それが分かっているのならっ、さっさとしないかあっ!」
 「きゃあっ!」

 牛尾先生が剛腕で秀子の肉体を持ち上げ、放り投げた。ベッドに弾む秀子の前で、巨根を握り締め膝立ちになる凶暴なオス。
 「さっさと尻を持ち上げろっ!こっちに向けるんだあっ!」
 「ひいいっ!」
 秀子は、くるりとうつぶせになり、大きすぎるお尻を持ち上げる。くびれる細腰から、まろやかに大きくなる真っ白なお尻が、オスに向けられた。
 「どうして欲しいんだ?」
 「入れて、バックで入れてくださいぃ・・・」
 「どこに入れて欲しいか見せないと駄目だろうっ!」
 「はいいっ!」
 顔で肉体を支えながら、秀子は両手をお尻に持っていく。豊か過ぎる尻肉に秀子の細い指が食い込む時の音が聞こえそうだ。むちい、と・・・。左右にぱっくりと開かれる尻の割れ目から、濡れきった女性部と、皺が広がるアナル。
 「旦那にもそんな淫乱な格好で求めるのか?そうやって尻を持ち上げて、おま○ことアナルを見せるのか?」
 「主人にはしませんからぁ。牛尾先生だけですからぁ。だから早くぅ」
 「早くなんだ?」
 「入れてぇっ!バックの秀子のおま○こに牛尾先生のおち○ぽ入れてくださいっ!」
 「自分から入れろと何度言えばわかるんだあっ!」

 バシンッ!
 「ひいいっ!」
 保健室に、小気味いい音が響く。秀子の尻肉のあまりにも小気味いい叩き付けられる音だ。
 バシンッ!
 「この大きな尻を自分から入れるんだあっ!」
 「はい牛尾先生ぃっ!」
 バシンッ!
 「ひいいっ!」
 
 秀子は、牛尾先生の熊のような手に平手打ちにされて、真っ白から赤みがかる大きなお尻を、さらに高く持ち上げ、這いながら後ろに下がる。
 「ああ、もう少し下に向けてください、先生。そんなにそり上がっては、入りませ・・・」
 バシンッ!
 「ひいいっ!」
 「もっと尻をあげないからだあっ!」
 バシンッ!
 「ひいっ!」
 「なんて叩きがいのある尻だ。旦那にも叩かせているのか?こうしてえっ!」
 バシイッ!
 「主人には、こんな風に秀子のお尻を向けませんわぁ・・・」
 バシイッ
 「あひいっ!」
 「そら、ち○ぽを入れやすいように下げてやる。もっと後ろに下がらないかあっ!」
 バシッ!バシンッ!
 「ひいっ、ひいいっ!」

 秀子は、もう真っ赤に染まったお尻を、上下左右に振りまくり、膣口で亀頭を捜した。そして、やっと見つける。やっと無くした物を見つけた子供のように、ホッとする秀子。だがそれもつかの間のことだ。

 「あうん・・・」膣口に触れる亀頭。バシンッ!叩きつけられる尻肉。オスの怒号。「ほらっ尻をもっと後ろにやらないと入らないだろうっ!」バシンッ!バチンッ!「ひいいっひいいっ!」真っ赤に腫れ上がる尻肉。ずにゅうっ!「あはあんっ!」挿入される巨根。「入れてじっとしてたら駄目だろうっ!」バチンッ!バシンッ!「あひいっ、うひいっ!」クネクネと振り乱される巨尻。「あん、うん、くうん、あはん・・・」摩擦に喜ぶメス。バシイッ!バシンッ!「もっと尻を触れえっ!何のためにこんなでかい尻をしてるんだあっ!」「ひいいっ・・・」

 秀子の動きが、止まった。


 ~~~

 
 「牛尾先生ぃ・・・秀子もう駄目ですぅ・・・」
 「どうして欲しいんだ?」
 「牛尾先生がぁ、秀子を突いて下さい・・・」

 力尽きたように突っ伏す秀子。その教え子の母親の巨尻を叩きまくった牛尾先生は、秀子の細腰をがっしりと両手でつかんだ。そして、片膝を立てる。秀子はまるで、ロケット台にセットされて発射の爆発を待つ白いミサイルのようにじっとしている。 

 「何をどうして欲しいか、はっきり言うんだ」
 「秀子はぁ、主人じゃなくて、息子の隆の先生のぉ、主人よりも大きな牛尾先生のおち○ぽにいっぱい突かれてぇ、いっぱいお精子を秀子のおま○この中にぃ、お出しになって欲しいですぅ。大人の合宿を牛尾先生とやりたいですぅ・・・ひいいっ」

 腰を鷲つかむ牛尾先生の両手に力がこもった時、秀子は笑顔を浮かべた。主人のベッドの上でバックで絶頂させられた時の、興奮と快感と喜びがよみがえる。
 「お願いですぅ、牛尾先生ぃ」
 だがその笑顔も、一瞬で凍りつくのだ。

 ・・・ガチャン・・・

 保健室の外の廊下の奥から、鉄の音が響いた。非常階段の扉が開いた。秀子は即座にそう思った。誰かが、この階に上がってきた。パタパタパタ・・・。この部屋に向かってくる足音。一人じゃない。そして、止まった。この、保健室の前で、止まった。ガラッと、ドアが開かれた。
 「ひっ、牛尾先生・・・」
 
 「ここだよ、隆君」
 「お母さんっ、いるのっ?」

 (隆っ!!幸彦くんっ!!)
 秀子は、ベッドを一周して仕切っている白いカーテンの向こうの、小さな人影を目を見開いて見つめた。四つん這いで、細腰を鷲つかまれ、女性器に男性器を挿入されている事も一瞬忘れた。だが信じられない事に、後ろのオスが膣内の巨根をグイイと子宮に押し付けてくるのだ。思わず出しそうになった快感の声を、秀子は飲み込んだ。やめてとばかりに、秀子はウエストの牛尾先生の手に手を重ねた。影が、近づいてくる。

 「お母さん、そこにいるの?」
 「ええ、いるわよ、隆・・・くうっ」

 秀子は乳房を鷲つかまれ、白い喉を反らした。そして、シーツに噛み付く。乳首をクリクリと転がされているのだ。たまらない快感が、全身を駆け巡る。牛尾先生のささやきが、耳元にやって来た。

 『さあ、突いてやるぞ。望みの通り、今から突きまくってやる。おま○こを、滅茶苦茶に突きまくってやるぞ。いくぞ』

 「お母さん、カーテンを開けていい?そっち行っていい?」
 秀子はシーツを噛み締める小さな顔を、懸命に振った。
  1. 2013/07/31(水) 05:50:24|
  2. 息子の先生
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息子の先生8・大人の合宿①

[9238] 息子の先生8・大人の合宿① tttt 投稿日:2010/03/16 (火) 18:31
 秀子は目覚めた。目覚めると、牛尾先生の腕の中であった。牛尾先生の顔を見上げながら、記憶をたどる。気を失っていた事だけは分かる。ただ、目覚めるまでずっと暗闇であった。気を失ったのか?気を失う前は何が起こっていたのか?秀子は目を閉じて思い出そうとした・・・

 すると、あまりの安心感に涙があふれるてくるのだ。逞しい腕に抱えられている。頼り切っている。力をこめて記憶をたどるよりも、逞しい安心感に身を任せる事で、起こった全てを秀子は思い出した。目を開いて、うめいた。
 
 「ああ、牛尾先生・・・」
 「気がつきましたか?隆君のお母さん」

 秀子は、ゆっくりと降ろされて、地面に足をつく時に牛尾先生の太い首にしがみついた。
 「ご自分で、立てますかな?」
 「牛尾先生・・・」
 秀子は、自分の足の感触を確かめてみた。意外と、しっかりしている。それでも秀子は、牛尾先生の硬い胸に顔を押し付け、分厚い背中に両腕をまわした。

 息子の副担任の先生で、柔道教室の師に、夜の月明かりの中でしがみつく人妻、秀子。秀子はこの時、夫の事を思っていた。それは、夫への背徳心ではない。
 (あなたも知らない、私のモノを、この方に私は奉げてしまいます。いいですね?あなた・・・)
 そんな感情として、秀子の心の中に夫が浮かんだのだ。背徳心というよりも、喪失へのきっかけとして、秀子は夫を思い浮かべた。だけども、もっと強力に、秀子にはずみをつける存在が、向こうからやって来る。

 「お母さん、誰かやって来る、離れてください」
 「ああん、先生ぃ・・・」

 秀子は、牛尾先生に押し返されながら、パタパタと足音を立ててこちらに向かってくる人影を見た。幸彦少年だ。少年は、秀子と牛尾先生の前まで走ってくると、大きな口を開けて苦しそうに話す。
 「やっぱり、牛尾先生とおばさんだった・・・はあはあ・・・人影が見えたんで追いかけてきたんだ・・・はあはあ・・・」
 「隆はどうしたんだ?」
 そう言った牛尾先生の後に、秀子も言葉をつないだ。
 「ジョニーは?ジョニーはどうなの?幸彦くん」

 隆もジョニーも、きっと大丈夫なはず。見上げてくる幸彦少年を見て、秀子は確信するのだ。秀子はもう、この少年の存在の意味を知っている。
 「隆君はまだ、ジョニーと一緒に病院にいるよ。つきっきりなんだ。ジョニーは、肋骨にひびがはいってるんだって言われて、包帯を巻かれてるよ。僕は、一度連絡に戻ったんだ。これからまた、病院に戻るよ。タクシーも、向こうに待たせてあるんだ」
 「そうか。幸彦、お前は立派なやつだな。お前に任せていたら安心だ」
 「牛尾先生・・・おばさんは、大丈夫なの?」
 「うむ」

 うなずいた牛尾先生に、幸彦少年は落ち着いて、しっかりと言葉を返していく。秀子はその少年を見ながらこう思うのだ。
 (きっと、これが最後。幸彦くんが私の運命を導くのは、これが最後の気がする)
 その秀子の思いは当たっている。その代わりに今度は、数ヶ月後に秀子が、幸彦少年や大竹夫人の運命を導いていく存在になるのだが・・・。とにかく秀子は、幸彦少年を見つめ、心に決めた。

 「牛尾先生、おばさんは念のため、怪我の確認とかした方がいいと思うよ。昼間、稽古の途中に何人か、僕が保健室に連れて行ったんだ。そこがいいよ。ベッドもあるし、ゆっくり休めるよ。みんなが寝てるところから離れてるし、そこがいいよ、絶対」
 「うむ。幸彦、お前の言う通りにしよう。隆のお母さんを、そこに連れて行って、休んでもらうようにしよう」
 「あの、幸彦くん・・・」

 秀子は少年を見つめた。言いたい事ははっきりしていたが、言葉に出ない。
 (幸彦くん、私の決心は、間違っていないわよねっ!?)
 秀子の心が分かったのかどうか知らないが、幸彦少年は、秀子に向かって力強くうなづいた。秀子は、すべての緊張がとぎほぐれて、少年に微笑み返すのだった。
 (ありがとう)
 こう思いながら。


 ~~~


 秀子は、合宿所の暗い廊下を、牛尾先生の大きな背中について歩いていた。そしてその背中に、何度も口を開くのだ。
 (自分から言わないといけない。それがせめてもの、主人への償いになる気がする。自分から、もらってもらった方が、主人へ顔向けができる。あなた・・・私を怒らないで)
 秀子は、キッと牛尾先生の背中を見た。秀子はこうと思うと、気が強い女だ。迷いはなかった。

 「牛尾先生」
 「はい」
 「この前、言ってらした事ですが」
 「ええ」
 「・・・」
 秀子は、数秒、間を空けた後、言った。
 「私の初めてを、奪ってくれても構いません。私を、初めての女に、してくれてもいいんですっ」
 「・・・」
 今度は、牛尾先生が間を空けた。そして初めての意味を、はっきりと言う。秀子は気をしっかり持って、それに言い返した。
 「アナルのことですね」
 「は、はい。そうですっ」
 「アナルセックスをさせてもらって、構わないのですね」
 「は、はい」
 「ご主人も、隆君のお母さんのアナルに入った事はないのでしょう。本当に、決心してくれたのですね」
 「はい」
 「アナルの中に、出しますよっ。私の精液を、お母さんのアナルの中に、出してもいいんですねっ!?」
 「っ!・・・は、はいっ。構いませんっ」

 ガララッ・・・
 牛尾先生が立ち止まって、扉を開けた。保健室に着いたのだ。先に入った牛尾先生が、部屋の灯りをつけて、廊下に明かりが洩れる。その明かりの中に立つ秀子を、牛尾先生がつかんだ。細い腕をつかみ、ぐいと中に引き入れる。
 「あんっ」
 扉を閉めた牛尾先生は、秀子にむさぼりついた。唇に舌をねじ入れる。秀子も、それに従う。当然のように、従う。
 「ぷあんっ・・・はあはあ・・・あはんっ、むくむう・・・」
 秀子と牛尾先生は、唇をむさぼりあい、体を離すと、服を脱いだ。そしてまた、むさぼりあう。一枚脱いでは抱き合い、また一枚脱いでは、むさぼりあった。そして、全裸になっていく。

 褐色の肉体と真っ白な肉体が絡み合う。教師と教え子の母親が、合宿最後の夜に、生徒たちから離れた保健室で舌を絡めあう。外の夜に、保健室の明かりが洩れている。町並みの灯り。道路を走る車。夜景の中の人々の何人かは、この合宿施設である高校の一室の明かりを目にしているだろう。この高校で小学生の柔道合宿が行われていると知っている人たちもいるだろう。だが、誰一人こんな事は夢にも思っていないはずだ。合宿の引率者である教師と、付き添いの教え子の母親が、全裸で仁王立ちフェラチオに身悶え、これから性器を摩擦し合う準備をしているなどと・・・。

 「うんぷ、うんぷ・・・ぱはあっ・・・んっんっんっ・・まはあっ・・・」
 「ううむう・・・隆君のお母さん、私はお母さんのアナルを奪う。お母さんの初めての男になる。お母さんを私の初めての女にする。だが、今夜、この場所ではありませんよ」
 「うぷんっ・・・はあはあ、せ、先生・・・うぶうっ!むうっ!くむうっ!」

 牛尾先生が、両手で秀子の頭を鷲つかみ、いったん唇が離れた秀子の唇に、巨根を突き立てた。そして、両手はそのまま、腰をゆっくりと前に突き出す。秀子の喉の奥を、亀頭で突く強制イマラチオ。教師が教え子の母親にイマラチオ。
 「ぐむっ・・・むむうっ!くむっ・・・ぷむうっ!」
 喉を突かれる秀子の瞳から、涙があふれる。それでも秀子は、牛尾先生を見上げた。秀子はあらためて思った。仁王立つこの男性は、オスだと。そして自分は、そのオスに喰らわれるメスなのだと。
 「隆君のお母さん、あなたのご自宅で、そして、あなたのご主人のベッドの上で、あなたのアナルを奪うっ。アナルを貫きっ、射精するっ!初めての男と女になるのですっ!ご主人のベッドの上でっ!いいですねっ!もう首は横に振らしませんよっ!隆君のお母さんっ!」

 首を横には、振れない。がっしりと両手で頭を鷲つかまれ、喉の奥に巨根を突き入れられているのだから。だがたとえそうでなくても、秀子は首を横に振らないだろう。顎をはずしそうな程の威力を示す巨根の出入りが、あの防風林での興奮を思い起こさせた。そう、秀子は失神して終わっていたんじゃない。中途で止まっていただけだ。濡れる興奮は、メスの奥深くで燃え続けていた。
 
 「ぶはあっ・・・はあはあ・・・ああんっ」
 涙とよだれだらけの秀子を、牛尾先生が引き起こした。
 「今夜は、その為の準備ですよ、隆君のお母さん」 
 「はあはあ・・・じゅ、準備・・・はあはあ」
 「そうです。ご主人のベッドの上で、心置きなく私の初めての女になれるようにね。少しの躊躇もあってはならない。その為の、準備です。淫乱に、激しく淫乱に、ご主人の事など微塵も思わないほど淫乱になってセックスをするのです。さあ、大人の合宿ですよ、お母さん」
 「あうんっ!」
 
 牛尾先生が、秀子の膣に指を突き入れた。耳元に、言葉攻めの息がかかる。
 「ご主人とは、外でセックスをしたことはあるのですかな?隆君のお母さん」
 「はううっ・・・あ、ありません・・・」
 「キスぐらいはあるでしょう」 
 「そ、それはあ・・・くふうっ」
 「なぜやらしてあげなかったのです?あんな風に。木につかまって。立ちながら。ご主人とはあるのでしょう。立ったままのセックスが」
 「ありまっ・・・せんっ・・・あふんっ、いいっ」
 「どうでしたかっ、立ったままのセックスはっ、駅弁スタイルはっ?」
 「すご・・・凄かったですぅっ・・・はううっ」
 「ご主人にもしてもらえばいいでしょうっ?」
 「主人はあんなっ・・・逞しい事、でっ、できませんっ。あうん・・・牛尾先生が初めて・・・あんな凄いの初めて・・・くはあ」
 「またしてみたいですかっ?」
 「し、したいです」
 「何をしたいか言うのですっ、お母さんっ」
 「秀子またぁっ。立ったままとぉっ、駅弁スタイルでぇ、して欲しいですうっ!」
 「それえっ!」
 「はうんっ!」

 牛尾先生が秀子の片足を担ぎ上げ、秀子を巨根で貫いた。しがみついてくる秀子を、膂力で突き上げる。
 「それ、それっ、それえっ!」
 「あん、あんっ、ああんっ!」
 「今度はこうだぁっ!お母さんっ、そらあっ!」
 「ひいぃっ!」
 駅弁スタイルに持ち込んだ牛尾先生は、全身をバネのように上下し、秀子の大きなお尻を突き上げる。バウンバウンと跳ね上がる、秀子の真っ白なお尻が、柔らかな脂肪を波打たせる。

 秀子はまだ大人の合宿の意味を分かっていなかった。息子の先生が課題として出している淫乱は、逞しさに抱かれて激しく気をやる事だけではないのだ。
 「秀子またっ、飛んじゃいそうっ、牛尾先生ぃっ!」

 牛尾先生が、抜いて秀子を降ろした。


 ~~~


 「ああん、牛尾先生ぃ・・・」
 まさに飛んでいきそうな、激烈の快感の中断だ。秀子はオスを見つめた。大きな瞳の懇願。
 「どうしたんです、お母さん」
 「ああ、そんな・・・秀子」
 「はっきり言うのです」
 「や、やめないで、下さい、先生」
 「何をですか?」
 「ああ・・・セ、セックスを・・・」
 「それならはっきり言うのです」
 「入れて・・・秀子のおま○こに・・・入れてください」
 「何をですか?」
 「牛尾先生のおち○ぽをっ、秀子のおま○こにぃっ、入れてくださいっ!」

 秀子は絶叫できた。そう、ここまでは、今までの秀子なのだ。だが今この時は、教師が教え子の母親に課題を出す、大人の合宿。
 「見せてもらわないと分かりませんな、何処にち○ぽを入れたらいいか」
 「・・・」
 このとき秀子は、やっとメスへの入り口にたどり着いたのかもしれない。幸彦少年が連れてきてくれたのは、入り口に過ぎなかったのかもしれないのだ。開くのは、秀子自身。そして彼女はそのメスの才能が、十分すぎるほど、あるっ!

 「さっさと見せなさいっ!このち○ぽを入れて欲しいんだろうっ!」
 「ひいぃっ!」
 オスの一喝に、メスは後ずさって、カーテンにつかまった。それはベッドを仕切るカーテンだ。ジャララとカーテンを開いて、秀子はベッドに倒れこんだ。そして迫るオスを見上げる。牛尾先生は、巨根を握り締める。まるで巨大な大砲だ。
 「何処にこれが欲しいんだっ!」
 「ひいっ!」

 ベッドに仰向けの秀子が、股を大きく開いたのは、怒鳴るオスへの恐怖からではないだろう。秀子が、その強力なオスを凌駕する、淫乱なメスであることを、本能で分かっているからだ。巨根をあっという間に果てさせる名器の持ち主、秀子というメス。
 「ここにぃ、ここに下さいぃ・・・」
 「もっと開くんだ」
 「秀子のここにぃ・・・その大きな牛尾先生のおち○ぽを入れてくださいぃ」
 「旦那にも、そんないやらしい格好をするのか?」
 
 牛尾先生は、大股を開いて、濡れきった女性部に両手を当て、指で左右にねっちりと開いて赤い奥を見せる秀子に対して、そう言った。赤い膣の奥は、うごめいている。

 「こんな恥かしい事、牛尾先生だけですぅ・・・来てぇっ!牛尾先生ぃっ!秀子のおま○こをズボズボ突き上げてぇっ!」
 「入れて欲しいかあっ!旦那ではなく、息子の教師のち○ぽをっ、入れて欲しいかぁっ!」
 「欲しいっのお!秀子、牛尾先生のおち○ぽが欲しいのおっ!」

 オスがメスに喰い掛り、灼熱の怒涛が、秀子を突き上げた。
  1. 2013/07/30(火) 19:48:38|
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息子の先生7・気づく者、気づかない者③

[9205] 息子の先生7・気づく者、気づかない者③ tttt 投稿日:2010/03/13 (土) 14:28
 その青年は、海に沈んでいく太陽を見ていた。海面に半分欠けている太陽は、ちょくせつ見つめても、もうまぶしくともなんともない。太陽が去っていく空は紫色とオレンジ色とピンクが混ざり合い、白ゴマのような星を光らせている。太陽を迎え入れる海は、黒と白の水墨画のように暗く波打ち、もうまもなく、墨をこぼしたように真っ黒になるだろう。海は、太陽が沈んでいく直前は幻想的で美しいが、完全に沈んでしまう夜の海は、恐ろしい。真っ暗な闇からやって来る波の音が、真昼の穏やかさではないのだ。人を不安に陥れる使者の声に聞こえる。青年は、そう思っていた。だが今やもう、どうでもいい。怖くともなんともない。

 青年の携帯電話がなった。
 「おい、門倉、何処にいるんだよ?」
 相手は、鳥山という同年代の男だ。だが青年にとって、もう名前なんてどうでもよかった。自分も、友人の相手の名前も・・・存在も。はぐらかすような言葉を出した後、青年は携帯を切った。

 青年がこの土地にやって来たのは、正午過ぎだった。駅から降りた真昼の海は、生命力にあふれていた。それからどうやって時間をつぶしたのか?食事すらしていない。そして、夜を迎えた。夜の海は、昼と同様、力があふれているが、それは生命を吸い取ってしまうような暗い力だった。だが青年はそれを感じると、むしろ安心した。

 この大自然に逆らってもしょうがない・・・身を任せようじゃないか。そう思う青年の顔は、月明かりの下で笑みさえ浮かべている。
 (身を任せる?違うな。身を投じるか・・・身を差し出す、か。くっくっくっ)
 青年は、自虐的にそう思い直していた。


 ~~~


 青年は、派遣社員だ。仕事は、無断に休んでいる。だがそれがどうしたと言うのだ。かわりの歯車は、いくらでも転がっている。企業はそう思っているのだ。人手がいる時は休みもなく、朝早くから夜遅くまで仕事を課せられた。いらなくなると、契約を切られた。お願いと頭を下げていた社員が、ご苦労さんと目も合わせなくなる。そんなサイクルで、青年は生きてきた。そんな時に、青年の親友がこの世から自ら消えた。

 歯車の一つがなくなる事に、誰も関心なんか示さない。そんな事を考えていたんじゃないか?その親友の事を、青年はそう思うのだ。それよりも何も、先に絶望してしまったんだ。もう、歯車になる事さえ出来ないくらいに、心が萎えてしまった。他の歯車と噛み合うのも苦しくなったんだ。もう、回れない・・・。

 青年も青年の親友もイジメられっ子だった。中学の時はし烈を極めるいじめだった。だが、イジメをする不良たちは、教師にかばわれるのだ。あの担任教師は何を見ていたのか?ホームルームで不良を更正させようと目を熱くさせ熱弁をふるい、皆に不良への激励のコメントさえ書かす。達成感にあふれた顔でホームルームを終えた担任教師が、教室を出て行くと、陰惨なイジメが始まった。
 『クラスメートだろう』
 『協力できないやつは、差別主義なんだ』
 担任教師はこう言った。本当の悪は、不良ではなくこの担任教師だ。今青年はそう思う。

 きっと本当に不良を救いたかったのかもしれない。けど俺たちは、誰が救ってくれるんだ!?ええっ!?誰がっ!!教師の言葉など、不良たちは聞いていなかった。教師の想いを、不良たちは気づいていなかった。その不良の腐った心を教師は見抜けないし、不良の足元で本当に苦しむ俺たちを、教師は気づかなかった。俺たちはあの担任教師にとってどうでもいい生徒なのだ。不良を更正させたという結果が、教育者の株を上げる。なぜ、誰一人、あいつらをぶっ飛ばす教師がいなかったのか?どうしてだ?あの不良たちは今どうしてる?のうのうと悪事にのさばっているのか?それともまっとうに、社会人として生きているのか?まっとうなら、何であんな奴らがまっとうに生きれるんだ?どうして俺の親友が、あいつらにイジメぬかれた、俺の親友が、絶望してこの世から消えたんだ!?俺の親友が消えた事を、あの担任教師は知っているのか?お前の教え子だったろうが?クラスで目立たない生徒の顔なんて忘れたか!?

 「うっ・・・」

 青年は、真っ暗になった海に向かって叫ぼうとした。そしてやめた。どうせもうすぐ、この暗い自然と一つになるのだ。疲れるだけだ。抵抗したって、疲れるだけだ。青年は、防風林が何処まで続くか目で追った。白波を弾く断崖絶壁で終わっている。
 (あそこにしよう)
 そう思った青年は、立ち上がると、月に照らされながらゆっくりと歩いた。


 ~~~


 防風林の中に入ると、月の明かりがほとんどさえぎられる。海風で波のような葉の音を出す木々が、青年を立ち止まらせた。この木をつかっても、いいんじゃないか。そう思う青年。どこかに、ロープは落ちてないか?暗い地面を見渡す青年は、ベルトを腰に巻いている事に気づいた。ガチャガチャとバックルを外すと、周囲を見渡し、手ごろな木がないか検分して、ぎょっとするのだ。

 木の陰に、何かがうごめいている。かすかな月明かりを頼りに目を凝らすと、男と女が抱きしめあっているのだ。しかも何組もいる。風の中でなんとなく、息遣いが聞こえるので耳を澄ました。それは、確かに息づかいだった。何組もいる抱き合うカップルをのぞく、のぞき魔たちの息づかいがするのだ。木の裏から顔をこっそりとだして、カップルに向けて目を光らせている。
 (何だここは?なんなんだ、こいつらは)
 最後に、のぞきでもしてみるか。そう思った青年だが、かえって、バケツの底に落ちたような気持ちになった。心底いやになった。生きることに絶望している青年とって、月明かりから隠れる様に、申し訳程度に、服を着たまま押し黙っていちゃつく男と女は、燃えて絡み合っている人間とは、生きている生身の人間とは思えなかった。
 (くそっ、まだ犬の交尾を見た方が、興奮するぜっ)
 そういえば勃起をいつしたかすら分からない。AVを見る気にすら、最近はなれなかった。いやきっと見ても、このカップルたちを見るのと、同じ気分になるに違いない。

 やっぱり、あの断崖にしよう。青年は再び歩き出した。胸の内でこうののしりながら。
 (堂々と、全裸で、絶叫しながら、素っ裸でズコバコやっている男と女でもいないか?もしいたら、のぞいてやるよ。最後のセンズリを、してやるよ)
 そして青年は、立ち止まる。
 

 ~~~


 青年は、目の前の夜に、真っ白な布のようなものが垂れ下がって揺れているのを見た。クネクネと揺らめいている。『いったんもめん』の様な化け物のたぐいかと、一瞬ゾッとしたが、やがて人間の、女の声を聞いて、人間の女だと、ホッとしたのだ。そして、ホッとした自分自身が、妖怪どころではない驚くべき現場に立ち会っていることに気づく。
 
 「あっはあっ・・・牛尾先生っ・・・」

 確かにそう聞こえた。かなり大きな声だ。そしてその女の声は、悩ましく艶でていて、鳥肌が立ちそうな声だ。

 「隆君のお母さんっ、それえっ」

 今度は男の声が響いた。まさに地の底から響くような、太く低い声だった。睾丸が縮んでしまうようなその男の声に、女の悩ましい唇さえ想像できそうな、濡れた女の声が、恐ろしいほどに調和していた。

 「お母さん、燃えるんですっ。それそれえっ」
 「くっふう・・・気持ちいい、牛尾先生ぃ・・・あうんっ」

 月をおおっていた雲が去った時、青年は生唾を飲み込んだ。月下に、全裸の真っ白な女が、これも全裸の男に抱きしめられ、踊るように身をくねらせているのである。最初は、男の体に目が行った。褐色の肉体が、夜で隠れていて、月明かりに現れたのだ。そして、現れたのがヘラクレスのような頑強な筋肉の塊なのだ。思わず度肝を抜かれた。だが、完全に目を奪われてしまうのは、ヘラクレスを眩しさで隠してしまいそうな女の肉体だった。女は小柄で、男と対比すると大人と子供のようだ。だが、その肉の付き方は出す言葉を失う。火の玉のように白く浮き沈みしているのは胸だ、乳房だ。なんて大きさなのか。ぐるぐると回っているのはお尻だ。あまりの大きさで影ができて、腰が見えないくらいだ。
 (月のような女だ・・・)
 青年はそう思った。頭上の月が太陽で、女は月となり光を反射している。そしてその白い輝きは半端ではない。女の肌が白いからか?月が明るすぎるからか?青年は思った。きっと女の肌だ!その女の輝きに照らされるように、人影が三つ転がっている。三つの人影は、男と女の燃えるような抱擁を、食い入るように見ているのだ。

 ・・・燃えるような!?

 青年は絶句した。燃えるという言葉を思ったことに。そして、心臓がバクバクと弾けている事に。燃えるだって?絶望絶望と言っていた、俺が・・・

 「洩れちゃうっ!秀子漏れちゃうっ!」

 絶叫が、夜を明るくした。ヘラクレスの様な男は、女を後ろから抱えあげている。子供にシーシーとおしっこをさせるような格好で、股を開かせている。しかも、三つの人影に向けてさらしているのだ。女の股間から、キラキラとした霧のようなものが噴き出して、三つの人影に降り注いでいる。その、異様とも思える光景は、幻想的な興奮であった。それも全て、女が放つ白い輝きが眩しすぎるからだ、と青年は思った。夜を、忘れて、青年は勃起していた。


 ~~~



 「ああんっ、ああんっああんっ、牛尾先生んっ」

 「すげえ・・・」
 青年はうめきながら、勃起を取り出してしごいている。ベルトを外した当初の目的は、記憶から消えていた。木に両手をついて、立ったまま、男に後ろから強烈に突き上げられている女。

 ぱんっぱんっぱんっぱんっ!

 と、肉の破裂音が響き渡り、女の絶叫がそれをかき消す。女の腰の細さが、立ちバックのスタイルで浮き彫りになった。目を奪われるくびれが、男に尻を突きまくられてのけぞる。前後に揺れる乳房が、どこかに飛んでいきそうだ。
 「すげえ、あの二人すげえ・・・」
 青年は、自分以外の声を回りから聞いた。いつの間にか、いちゃいちゃカップルをのぞいていた者たちが、こちらに移動してきているのだ。皆、勃起を握り締めている。のぞき魔が皆、白熱の男と女のセックスに勃起をしごいているのだ。
 「のぞきでこんなすげえの初めて見る・・・」
 誰かが言った。
 「ううっ」
 誰かがもう射精した。

 そして青年も、昇りつめていく。絶望で忘れていた、興奮、血の集結、たかぶり、うめくこと、しごくこと、荒い息を吐くこと、目を血走らせる事、歯を喰いしばる事・・・

 「こんなの初めてえっ!」
 
 女が絶叫した。女の小さな肉体は、巨大な男の肉体を包むように豊満に見える。ゆれてくねって、はずんでまわって・・・。駅弁ファックをする、男の怒涛の腰使いは、この場にいる誰もできないだろう。だが女の弾ける乳房は、大きな尻は、男の迫力を凌駕するほどの存在感で揺れまくる。

 「イッちゃうっ!飛んでイッちゃうっ!」

 「ううぅっ!」
 女のその夜最大の声が響いた時、青年は射精した。全身が痙攣した。その痙攣は、絶望からは絶対に起きない痙攣だ。自らしごき、勃起させないとできないのだ。あまりの快感に、青年は腰を引きながら両手を地べたについた。ビクンビクンと、射精は続いている。
 (すげえよ。なあ、すげえよ・・・)
 青年は、胸の中で親友に語りかけた。
 (こんな気持ちいいオナニー、初めてだ。お前も、こんな気持ちいい・・・)

 青年は、どれくらいそうしていたか。ずっと砂を握り締めて、興奮していた。俺は、まだ勃起できる、射精できる。そう思いながら、興奮していた。月明かりがまた暗くなり、のぞき魔達が姿を消していった。そして、青年の内から燃え上がらせる燃料となる声が、聞こえたのだ。

 「おい、大丈夫か?」
 「何がインターハイ準優秀だっ」
 「痛い、痛いのよぉ」


 ~~~


 その声は、間違いがなかった。青年と、青年の親友をイジメきった声だ。耳の中に血のついた垢となりこびりついて、忘れる事はなかった。忘れる事ができなかった声だ。

 「くそおっ・・・おい、出直しだ。しかしくそおっ。今度の獲物で、この憂さを晴らそうぜっ。たっぷり監禁してやる」
 「またあの大男が出てきたらどうするのよぉっ。見てよ、この準優勝が、怯えきってるじゃない」
 「警察に知り合いが多いって、言ってたぜ。ううう・・・」
 「うるせえっ、警察が怖くて・・・?」

 青年は、自分を見つめて立ちすくんでいる男から目を離さなかった。そいつは、舌にピアスをしている。どう見ても、まっとうじゃない。いつも思っていた事があった。偶然出会って、ちゃんと更正して全うに社会に生きていたらと。そしたら俺は、なんて惨めなんだと。だが、違う。
 (違う・・・おい、見とけよ)
 青年は、親友に語りかけて、右手に握っているベルトを揺らした。もう、使う目的は違う。

 青年が右腕を振ると、鉄のバックルを遠心力に、ベルトがしなった。
 「うぎっ!」
 ガッ!と骨が砕ける音がして、舌にピアスの男がうめいてうずくまった。
 「えっ?」
 ととぼけた声を出している他の二人。背の高い方に、青年は思い切り、握りこぶし大の石を投げつける。鼻が砕ける音。うずくまる二人の背中や後頭部に、ベルトをムチにして振り下ろす。何度も、振り下ろす。
 「いやあっ」
 気持ちの悪い動きと話し方をする男が、逃げて行った。

 青年は、ベルトを締めなおした。バックルがヌルヌルしている。血だ。後部ドアが開いている大きなワゴン車が目に入った。
 (こいつらはこの車に向かっていた)
 青年は、痛いほどの空腹を感じていたのだ。
 「食い物・・・」
 ワゴンに半分体を入れて荒しまくる。デジタルカメラやデジタルビデオ。注射器や白い粉が入った袋が散乱している。青年には、それらよりも菓子パンや菓子袋に目が行った。それを、むさぼった。

 興奮し、射精し、痛めつけ、食っている・・・
 (俺は、生きてるよな・・・)
 最後に見た、親友の顔を思い出した。笑っていたが、それは、諦めていたのかな。それとも、楽になった心境だったのか?食っている・・・そして、泣いている。
 「ううっ・・・俺は、駄目なんだろ?生きてないと・・・ううっ・・・」

 青年は、走った。そして、気持ちの悪い動きの男に追いつくと、飛び掛り、手につかんだ石で殴り続けた。ぐったりとした男のポケットから、青年は携帯電話を取り出し、ボタンを押す。


 ~~~


 青年は断崖の岩に腰かけ、怖くなるような夜の海の音を聞いていた。その時はもう、怖かった。そして、抵抗する。
 「うおおおっ!うおおおおっ!!」
 夜の海に向かって、何度も叫んだ。叫んでも、抵抗しても、無駄だ。この恐ろしい自然に、身を投じればいい。黙って、叫ばず。そう思っていた。だけどあの女!月の明かりに白い肌を、月以上に輝かせていた。月のように光を反射する裸身は、まるで太陽だった。夜に、風に、海に、自然に逆らうように絶叫していた。叫び燃えて、燃え尽きなかった。最後は、月の方から姿を消した。俺に、何人もののぞき魔たちに、あの一瞬でも生きる喜びを与えていた。射精という生命のしごきを、何人もの男に夢中にさせた。

 『イッちゃうぅ』

 女の最後の叫びが、頭から離れない。
 (もう、行けよ)
 親友の声が、ふと聞こえた。青年は、思い出していた。何処にいるんだと、電話を掛けてきた人間がいたことを。
 「俺にもまだ、心配してくれるやつがいるのかな・・・」
 
 (行けよ)
 
 「うん」
 青年は、そう言って立ち上がった。向こうの防風林には、パトライトの点滅が見える。青年が電話して、警察が駆けつけたのだろう。ワゴンの中を調べられたら、三人の強姦魔はどうあがいても逃げられない。水平線が明るみ始めた。空が雲が、幻想的に染まり始める。だが青年は、それから背を向けて、歩き出した。

 そして思い直したように海に向きなおると、血染めのベルトを外して、波しぶきに向かって放り投げた。
 
  1. 2013/07/30(火) 15:07:49|
  2. 息子の先生
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息子の先生7・気づく者、気づかない者②

[9112] 息子の先生7・気づく者、気づかない者② tttt 投稿日:2010/03/07 (日) 11:18
 どのくらいそうしていただろうか?秀子はぼう然として、地にぺたんと座ったまま、隆とジョニーを抱えた幸彦少年が夜の中に消えていくのを見送っていた。生温かい風が、秀子の皮膚に絡む。隆の姿が完全に見えなくなった。
 「隆・・・」
 秀子は息子の名前をつぶやいた。
 (そう、私の子供・・・)
 隆が目を真っ赤にして、男を投げ続ける姿が、心底恐ろしかった。あれは、隆だったの?隆の姿をした獣のように見えた。母親のことなど目に入らず、男を投げる事にだけ、男を痛めつける事にだけ集中していた。

 ビチャビチャビチャ・・・
 水がこぼれる音の方に、秀子は顔を向けた。牛尾先生が、ペットボトルの口を下に向けて、背の高い男の顔に水をかけている。気絶していたその男が、うめいて動き出したのを確認した牛尾先生は、クネクネ男の上にもペットボトルを傾ける。地面に両手をついてその行為を見ていた秀子は、近づいてくる牛尾先生を見上げた。太い腕と、大きな手が伸びてきて、秀子の腋の間に入り込む。体が浮いた。
 「ああん」
 立ち上がらされた秀子は、細い腰を牛尾先生の太い腕に支えられ、立っている。足がふらついているのが自分でも分かった。
 「ご自分で、立てますか?」
 牛尾先生はそう言い、秀子の腰から腕を放すと、秀子の薄い肩をがっしりとつかんだ。そして、秀子の心を、心から救っていくのである。
 
 「隆君を、心配されているのですね?」
 「はい、牛尾先生」
 「大丈夫だ。隆君は、大丈夫ですよ、お母さん。今日、起こった事を整理して理解するのは時間がかかるかもしれない。だが、大事な事は気づいているはずだ。隆くんのお母さん、あなたが最後に、隆を抱きしめた。その意味を、あの小さな体でちゃんと、気づいているはずです」

 「ああん・・・」
 牛尾先生が、秀子の全身に付着した砂ぼこりを、大きな手で丁寧に払い始めたのだ。上から順に、肩、胸、腰、お尻、もも、膝・・・。
 「ああ・・・」
 秀子の大きな瞳が、あふれようとする液体で光った。ぱんぱんと汚れを払う牛尾先生の手が、秀子の表面から、絶望という見えない物質を取り除いていくように感じて、ついに秀子は涙を流した。

 人は、助けてもらわない事には絶望から這い上がれない。一人では無理なのだ。そして這い上がった時、その時の輝くような心境を決して忘れない・・・だが、忘れてしまう者も、いや、助けられた事に気づかない者さえいる。

 「心配なのは、隆くんのお母さん、むしろあなたの方です」
 そういった牛尾先生は、秀子から、地面に転がる三人の陵辱魔を見た。
 「あなたは、あいつらをもう許してしまっているでしょう。結局のところ何もなかったのだと、そう思っているに違いない。警察なんてもってのほかだと、思っている。そういう人だ、あなたは」
 「あ・・・」
 秀子の細い顎が、牛尾先生の指に引っ掛けられ秀子の顔が持ち上がった。
 「お母さん、あなたは気づいていないだけだ。その柔らかい体の中に錆びた釘が突き刺さっている事を。ちゃんとこの場で今、それを抜かなけらばならない。許してしまわずに、決着をつけないといけないのです」
 「決着・・・」
 
 そうですと、牛尾先生は秀子にうなずき、陵辱魔たちの方を向いた。
 「お前たち、この人がどういう人か、どれ程素晴らしい人か、良く見ておけ」
 「あの、牛尾先せ・・・うぶぶ・・・」

 秀子はきつく熱い抱擁の中、唇をむさぼられた。


 ~~~


 「きっと何度も蹴られたんだろう。良く動けまわれたもんだ、このワン公は。折れた肋骨が内臓に突き刺さらなくて、良かったんだぞ」
 隆は、胴体に包帯をぐるぐると巻かれ、診療ベッドに横たわるジョニーを撫でながら、その中年医師の言葉に聞き返した。
 「突き刺さったら、どうなるの?」
 「死ぬ」

 子供に向かってまったく表情を変えないまま言う、その中年医師の言葉が、隆の奥深くに入り、整理がつかない渦巻く感情と混ざり合った。
 「クウン・・・」
 隆の手を、ベロッとジョニーの舌がなめた。黒い宝石のようなジョニーの目が、じっと隆を見つめ続ける。
 「ごめん、ジョニー・・・ごめん・・・」

 今まで何度も何度も、ジョニーを蹴っ飛ばしてきた。その自分に向かって、弱弱しく尻尾を振り、手を舐めてくる。隆はジョニーに謝罪するように、がっくりと頭をたれ、膝の上に涙をこぼした。ジョニーの赤い獣の目。牛尾先生の闇を切り裂くナイフの様な技。それはもう、隆からこびりついて離れない。だがそれは、深海にひそませばいい。海面には、決して裏切らないジョニーの優しさ、そして、母親のなにものをも包み込む柔らかさが、キラキラと小さな波を作る。それでいいんだ。

 嵐を起こすのは、海面の上の大気だ。それは隆、おまえ自身。それに気づいているんだ、隆よ、それでいいんだ。お前はもう立派に、母親から巣立った。



 「おじさんは、牛尾先生と知り合いなの?」
 「おじさんって言うな」
 泣きじゃくる隆の肩に手を置いている幸彦少年が、中年医師に向かって言った。中年医師は幸彦少年に向かってタバコの煙を吐き出し、診察室の壁にかけられている額縁を見る。中の写真は茶色く汚れていて、一人ひとりの判別がもうつかないほどだ。
 「タバコで、黄色くなっちまった・・・おい、おじさんって言うなよ」
 幸彦少年は、額縁の下にある、年号と文字だけは何とか読む事ができた。それを復唱してみる。
 「せん・・・きゅうひゃく・・・はち・・・1980年、代表強化、合宿・・・何の写真なの?」
 「もう、忘れたよ」

 幸彦少年は、タバコが口元まで灰になりそうなのを気づかないくらい、その額縁をじっと見ている中年医師の横顔を見た。きっと何も答えてくれない。タバコが灰になり床に落ちた時、少年はそう思った。


 ~~~
 

 「あむぶぶ・・・ぷはあっ・・・はあはあ、牛尾先生、な、何を・・・ひいっ!」
 牛尾先生のむさぼりつきから顔を離した秀子は、おもむろにTシャツを脱ぎ去った牛尾先生に大声を上げた。それだけではない、ジーンズを脱ぎ、ボクサーパンツをあっという間に取り去った牛尾先生は、秀子の前に仁王立った。月明かりに、鎧のような筋肉の肉体、そして・・・巨根が秀子を圧倒するほどに、威きり勃っている。
 「ああ、牛尾先生、何を・・・きゃあっ・・・ぐむむむ・・・」

 後ずさった秀子は、再び抱きしめられ、唇をむさぼられた。ブラウスの上から乳房を揉みしだかれる。下腹部に巨根を押し付けられる。舌を絡め吸われる。
 「あはあっ・・・」
 秀子は熱い息を吐き出した。牛尾先生の言う通りなのかもしれない。そう思った。
 「何もかも忘れて燃えるんです。隆君のお母さん」
 「くっふう・・・」
 あっという間にブラウスのボタンを外され、ばさりと肩から抜き去られた秀子は、くるりと体を回され、ブラのホックに手をかけられた。プツン・・・そして、豊満すぎる乳房が、月明かりの下に、タプンとこぼれ落ちる。また、くるりと体を回される。牛尾先生の鋼の肉体の中で、こまのように回る秀子のくびれた豊満の肉体。乳首を含まれて、秀子は叫んだ。秀子最大の性感帯の一つ、ピンクの小粒な乳首。

 「くはあんっ!」
 立ったまま、豊満な乳房を揉まれ、乳首を甘噛みされる。牛尾先生は秀子のスカートのジッパーを下ろした。スカートが下にストンと落ち、大きなお尻でぴっちりと張り切ったパンティーが、くるくると巻かれるように下ろされていく。秀子は快感に金縛りにあいながら、足首まで下ろされて小さくなったパンティーから、片足を抜いた。
 「あひいっ!」
 牛尾先生が秀子の濡れきった茂みに、ごつごつした指を這わす。そして、大粒のクリトリスをとらえた。秀子最感の性感帯の一つだ。牛尾先生が、秀子の背後に回った。

 
 「はあはあ・・・くうぅっ・・・ああんっ、くはあっ」
 後ろから両手を回され、乳房をもみくちゃにされる。たぷたぷと波打たされる。乳首をつままれ爪で弾かれる。愛液を滴らせる膣に、牛尾先生の指が突き刺さった。
 「うはあんっ!」
 Gスポット!グチュグチュッグチュグチュッ・・・秀子最弱の性感帯の一つ、Gスポット。そこを荒々しく攻められ擦られ、グチュグチュと淫音を立てる秀子の女性部。

 牛尾先生は、秀子の腋の間から顔をくぐらせ、乳首を含もうとする。豊満すぎる秀子の乳房は、タップンとすくうと簡単に乳首をとらえる事ができるほどだ。
 「ひいいっ、くひいいっ」
 乳首、クリトリス、Gスポット。秀子三大性感帯攻め。立ったままこれをやられては、たまらない。
 「駄目ぇ、牛尾先生ぃ。立って、秀子立ってられませんっ。くふうっ・・・」
 「私に身を任せるんです。決して、お母さんを砂に汚す事はしない。二度とっ!私を信じて私に身を任せなさいっ!隆君のお母さんっ!」
 「ああんっ、うふんっ」

 秀子の股間で小刻みなスピードを増す牛尾先生の右手。秀子は、牛尾先生の言われるとおりに後ろにもたれかかった。なんとも言えない逞しさが、秀子を支える。
 「燃えるんですっ、お母さんっ」
 秀子は前を見た。秀子を拉致して陵辱しようとした三人の若い男たちが、食い入るように見ている。秀子は男たちの目を一人ひとり見た。救い様のない色の目だ。
 『錆びた釘が刺さっている』
 牛尾先生の言葉は本当かもしれないと思った。でも怒れない、裁けない、ならどうしたら?
 「燃えるんですっ!」
 「あはあんっ!」

 そう、燃えるっ!私は燃えるっ!燃えて燃えて、でも決して燃え尽きたりしないっ!燃え続けるのっ!

 「隆君のお母さんっ!」
 「洩れちゃうぅっ!牛尾先生っ、秀子漏れちゃうっ!」

 ぶしゅうっ!ぶしゅうっ!ぶしゅうっ!

 秀子の潮噴きが始まった。牛尾先生は、後ろから秀子を抱えあげる。子供におしっこをさせる様な格好で持ち上げられた秀子の股間から、飛び散るしぶきが月明かりに光り、三人の男たちの上に降り注いだ。
 「すげえ・・・」
 陵辱魔の一人が、そうつぶやいた。

 
 牛尾先生の猛攻は続く。


 ~~~


 秀子を降ろした牛尾先生は、秀子を大きな木に手をつかせる。そして、後ろから貫いた。
 「くはあんっ!」
 立ちバックで貫かれる衝撃を受けた秀子は、木に爪を立て、のけぞった。ぱんっぱんっぱんっぱんっ・・・と、牛尾先生のピストンが秀子のお尻に音を立てる。性器と性器の相性を二週間ぶりに確認する秀子は、叫んだ。
 「いいっ、秀子気持ちいいっ!」
 立ちバックの秀子の豊満な乳房は、まるで水風船をバンバンと手でもてあそぶ様な激しさで、跳ね上がる、波打つ、飛び跳ねるっ!たぷんっ・たぷんっ・たぷんっ・・・

 本当に燃えるという事は、燃えている事さえ忘れる瞬間かもしれない。秀子はもう、陵辱魔たちの事さえ忘れて、これしかないという相手の、巨根との肉の摩擦に、のたうった。秀子の白い豊満な裸身が、月の下で妖艶に踊る。

 「凄いぃっ、牛尾先生すごいぃっ!」
 牛尾先生の動きは俊敏だ。秀子から抜いた牛尾先生は、秀子を前に向かせ、秀子の右膝に手を入れると、そのまま持ち上げ、また挿入した。あっと言う間だ。
 「くひいんっ!」
 「私にしっかりつかまって、隆君のお母さんっ!それそれそれえっ!」
 「ひいっひいっひいいんっ!」

 秀子は夢中で牛尾先生にしがみついた。太い首に、大きな背中に両手をまわした。そして、全てをゆだねるのだ。片足を持ち上げられて、立ったままのセックス。下からの突き上げ。
 「こんなの初めてぇっ!」
 ズンッズンッズンッと突き上げられて、秀子は浮き上がりそうな快感だった。そして、本当に浮き上がったのだ。
 
 「ふうんっ!」
 牛尾先生が気合を発して、秀子の両ももを抱え上げた。駅弁スタイルだ!ズバンズバンズバンッ!お尻が浮き上がり、落ちた所をタイミングよく突き上げられまた浮き上がる。強靭なピストンをくり出す牛尾先生にしがみつく秀子は、髪の毛を振り乱した。
 「飛んじゃうっ、秀子飛んじゃぅっ!」

 私は、この熱いお体にしがみついていくの・・・。そう思う秀子の肉体には、もう錆びた釘は刺さっていない。ただ汗を飛び散らせ、輝きを増す。炎が燃え盛る。

 「イッちゃうっ!飛んでイッちゃうっ!」
 ズバンズバンっと突き上げる牛尾先生は、陵辱魔たちに向かって立っている。彼らの目の前で、跳ね上がる秀子のお尻の、結合部が丸見えだ。その大きなお尻は、あまりにも白く輝いている。
 「秀子おっ、イックぅぅっ・・・」
 秀子は、空中で痙攣している気持ちで、失神した。


 ~~~


 「お前たちの車を借りるぞ」
 牛尾先生は、駅弁スタイルで秀子を貫いたまま、黒いバンに向かって歩いた。秀子は失神したままだ。後部扉を開き、秀子を抱きしめたまま下ろす。そして、やっと抜いた。牛尾先生は脱ぎ去った自分と秀子の衣服を集めると、車に戻り、秀子の裸身に下着からつけていく。そして、自身も服を身にまとったのだ。

 牛尾先生は、秀子をお姫様抱っこで抱えた。そのまま、県道の方角へとゆっくりと歩いていく。三人の陵辱魔は、それを呆然と見送った。
  1. 2013/07/30(火) 10:16:27|
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息子の先生7・気づく者、気づかない者①

[9101] 息子の先生7・気づく者、気づかない者① tttt 投稿日:2010/03/06 (土) 12:28
 秀子は、その大きな人影を見た瞬間、へなへなとその場に座り込んでしまった。絶望で乾いていた瞳から、涙がぽろぽろとあふれ出し、その涙の温かさを頬に実感して、さらに泣いた。誰でもいいから、誰かにしがみつきたくなって、もっともっと泣いてしまう。その時に、あの少年が秀子の肩を叩いたのだ。
 「おばさんっ、大丈夫?おばさんっ」
 「幸彦くん・・・・・・幸彦くんっ」
 秀子は、幸彦少年の小さな痩せた体にしがみついた。少年の体は痩せて小さいが、そのぬくもりが秀子を包み込む。鼻水を垂らしながら泣いている秀子に、少年は語りかけた。
 「おばさん、怖かったよね。もう大丈夫だよ」
 まるで自分が子供で、幸彦少年が大人のように感じた秀子は、自分の考えが間違いではなかった事を悟る。秀子は涙ではらした目で、しっかりと少年を見つめて聞いた。
 「幸彦くん、あなたが、連れてきてくれたの?」
 幸彦少年は、力強くうなずき、見上げた。淡い月明かりで大きな人影を作っている人、牛尾先生を。

 
 
 自分の女を花開かせたのは、牛尾先生。そして、目の前の小さな子供。秀子は、牛尾先生が自分に、巨根をさらして迫ってきた時には必ず、この少年が近くにいた事に目が覚めるのだった。全てだ!
 
 中出しされて、初めて絶頂失神し、女として花開いた性交・・・学校を抜け出した幸彦少年は、門前で秀子の足を止めて、牛尾先生の家庭訪問から逃げる機会を奪った。

 牛尾先生と学校内で初めてセックスをした時は・・・幸彦少年は、柔道教室に通いたいから、一緒に来てくれと、秀子の手を引っぱった。

 隆の誕生日会で、秀子は自宅で牛尾先生についに抱かれた・・・その誕生日会に牛尾先生を連れてきたのは幸彦少年。

 上級生と喧嘩した隆の事で、学校に呼び出された時、学校の一室で秀子は牛尾先生にフェラチオ、パイズリ奉仕をして、セックス寸前までいった・・・隆が喧嘩した理由は、幸彦少年が相手の上級生にいじめられたからだ。

 担任の安田先生とともに家庭訪問に来た牛尾先生は、秀子に迫った。秀子はその時初めて、愛撫に潮噴きしたのだ・・・秀子の家が、その日、最後の訪問宅でなければ、牛尾先生は迫らなかっただろう。元々は、秀子の家の次に、最後は大竹夫人宅のはずだった。大竹夫人が、秀子に順番の入れ替えを申し出たのだ。理由は、幸彦少年を塾に連れて行くためだと言っていた。

 全ての始まりの授業参加・・・もし、教室のはじっこでなく、真ん中にでも陣取っていれば、牛尾先生の痴漢行為はなかっただろう。秀子が教室に入るのが遅くなければ、真ん中に立てたはずだ。遅れたのは、学校の玄関で、靴を隠されたと泣きべそをかいていた幸彦少年と一緒に、靴を探したからだ。

 そして今、開いた秀子の花びらを散らさない為に、幸彦少年はやって来た。牛尾先生を連れて・・・



 秀子は、目が覚める思いで少年を見つめた。秀子が女として花開いてしまうまで、養分を与え水を与え、ずっと見守り続けていたのだ、この少年が。この痩せこけた、いじめられっ子が・・・。
 『幸彦は、きっと、とんでもない男になる』
 秀子は、太く低い声を思い出し、それと同じ声を、耳にした。
 「隆、どうしたんだ?」

 「おばさん、見て。隆君が・・・」
 秀子は、少年が見つめる方に顔を向けた。ジョニーと、隆が並ぶように地面に倒れている。二匹は、傷だらけだった。二匹・・・そう、秀子には、ジョニーの目と隆の目が、同じ獣の目に見えたのだ。


 ~~~


 背の高い男は、後ろから牛尾先生に、頭頂部と肩をつかまれている。その手を振り払いながら「うがあっ!」と咆哮し、牛尾先生と向きあった背の高い男の顔は真っ赤だ。良く見ると薄くなっている頭をつかまれた事で、沸騰してしまったのだろう。牛尾先生のTシャツの奥襟と袖を、その男はつかんだ。背は、牛尾先生よりも高い。クネクネ男が叫んだ。
 「やっちゃいなあっ!インターハイ準優勝の実力を見せちゃいなあっ!」
 叫んだクネクネ男も、吹っ飛ばされて地に横たわる舌ピアス男も、薄ら笑いを浮かべている。きっと男たちにとって、インターハイ準優勝の実力という、この背の高い男が、恐怖から身を守る盾なのだろう。薄い月の明かりに浮かぶ薄ら笑いは、何も知らない醜い人形の滑稽だ。それに比べて、背の高い男の顔は、生の人間らしい。恐怖に凍りついているからだ。

 組み技をやる者は、組んだ瞬間、相手との力量差が分かるという。

 「投げられなかったんだな、隆」
 「うん、牛尾先生」
 背の高い男の方を見もせず、牛尾先生は隆に話しかけ、隆は師の問いに答えた。
 「よく、見ておけよ」
 牛尾先生は、静かに静かにそう言った。そして隆は、聞いたのだ。空気が切れる音を。

 シュパンッ!
 
 牛尾先生の大きな体が、小さな球体になった様に、隆には見えた。その時、夜の黒い空気に白い切れ目が入ったのを見て、その切れ裂かれる音を、確かに聞いた。背の高い男は、月明かりに舞う砂ぼこりの中で背を地面につけている。その男の腕が、牛尾先生に引きずられる。剛腕で引きずり起こされる男の喉から、「きひい、きひいぃ・・・」と絞られる恐怖の声は、窓ガラスに爪を立てた時の音に似ていた。
 「隆よ、以前お前がいじめっ子と喧嘩した時、相手を怪我させてはいけないと教えたな。そして、その投げ方を教えた。覚えているか?」
 「うん・・・」
 「だがな、怪我をさせてもいい相手もいるんだ。怪我をさせる投げ方を使う相手もいる。その事を、忘れるな」

 シュパンッ!

 また、空気が切り裂かれた。砂塵を巻き上げている背の高い男は、口から泡を吹き出している。隆は背筋が冷たくなるのを感じていた。相手を投げた後、相手の襟と袖を上に引っ張る。そうすると叩きつけられた時の衝撃が小さくなる。牛尾先生にはそう教えられた。だが牛尾先生は、回転の力を全て、背の高い男から地面へと伝えているのだ。背筋が冷たくなった隆は、体がプルプルと震えている。鳥肌が立っている。小さな獣が、狩の仕方を覚えたのだ。目覚めた野性の喜びだろう。空気が避ける音は、その場の中では、隆にしか聞こえない。本能の喜びに震える隆の他は、クネクネも舌ピアスも恐怖に固まり、秀子と幸彦少年にいたっては、牛尾先生の動きを追う事すらできない。いや、隆の他にもう一匹いるか・・・ジョニーだ。
 
 「こいつはもう駄目だ」
 牛尾先生が背の高い男から、クネクネ男へと向かって、ゆっくりと歩を進める。クネクネは後ずさりながら、牛尾先生に向かって両手を伸ばしている。まるで女の子がバイバイをしているみたいだ。
 「いやん」
 そう言って後ろに倒れそうになったクネクネの手首を、牛尾先生がつかんだ。恐怖のどん底の時は、そうしてしまうのだろうか?クネクネは牛尾先生に向かってぺこりと頭を下げたのだ。

 シュパンッ!

 夜が裂かれる白い線を見るたび、空気が切れる高い音を聞くたび、隆の小さな体は震えを大きくする。隆は立ち上がっていた。ふらふらと、体をねじ曲げて横たわっているクネクネ男の横を通り過ぎ、ふらふらと、舌ピアス男に向かう。
 「殺してやるっ!」
 「隆ぃっ!」
 舌ピアスがナイフを眼前に突きつけた時、母親の声が聞こえた。聞こえただけだった。それよりも、牛尾先生の声が鮮明に耳に入る。
 
 「俺の言う事をよく聞け、隆。そいつは刺青を隠すためだろう、長袖を着ている。落ち着いて、そいつの袖を取れ。ちょくせつ手首を持つなよ。汗で滑るんだ、覚えておけ。袖を取ったら絞って、腋を締めろ。お前の力が勝つっ」
 隆は、言われる通りにした。すると、牛尾先生の言う通りになった。笑いがこぼれた。その隆の笑みを見て、舌ピアス男が、震え上がった。
 「うっ、くそっ、くそっ・・・」
 隆に袖をつかまれた右腕を引き離そうと、舌ピアスは踏ん張るが、どうにもならない。どうにも・・・そして、小さな回転に巻き込まれたのだ。

 遠心力の中心の隆は、納得がいかなかった。空気が切れていないのがはっきり分かるからだ。そして、目の前にふらつき立ち上がる獲物を見て、飛び込んだ。
 「ひえぇっ!」
 獲物は叩きつけるたびに声を発する。それも気に食わなかった。牛尾先生は背の高い男を二回で、息の根を止めたのに。クネクネ男はたった一回だ。目の前で手を合わせている獲物を見て、隆は牙をむいた。全身から、獣毛が生えた気がした。牙が伸びた気がした。吠えた!
 「うぎゃあぁっ!」

 「もうやめてぇっ!」
 獲物に飛びつかんとする刹那、隆は温かく柔らかいものに包まれていた。いや、取り込まれた。闇を切り裂こうと全身を総毛だたせて鋭い力を集約しようとした瞬間、温かくやさしい柔らかさにとらえられたのだ。
 (この柔らかさは、絶対に切れない・・・)
 隆はそう思って、そのぬくもりに溶け込んでいきながら、人間の声を出した。
 「お母さん・・・」
 「もうやめてっ。お願い、隆っ。もう十分。十分・・・」
 
 「隆くん・・・」
 「クウン・・・」
 母親の涙に濡らされる隆の元に、親友の幸彦が、そして、愛犬ジョニーが寄って来る。母親に抱きしめられ、ダランと垂れた隆の指の先を、ジョニーが舐めた。
 「ジョニー・・・」
 愛犬ジョニーは、隆の足元に伏せて動かなくなった。横になったジョニーは、片目で隆を見上げている。真っ黒な、引き込まれそうな目。愛犬の、人間を信じる目だ。隆を、信頼している目だ。

 「どうする?隆、ジョニーを病院に連れて行くか?俺が知っている外科が、この近くにある。犬だが見てくれるだろう。連れて行くのなら、電話をしてやる。お前も見てもらった方がいいんだ。それとも、そいつを、まだ投げるか?」
 隆は、牛尾先生を見た後、舌ピアス男に目を向けた。舌ピアス男は仲間を見捨てて何処に逃げようかと、キョロキョロしているが、牛尾先生の威圧の怖さに足がすくんでいるようだ。隆はそれから、母親を見た。

 一瞬にして、夜が開けた気がした。母親の涙の顔を見た瞬間、春の海が広がったのだ。凪の海のさざなみと、澄んだ波打ち際の美しさ。青く高い空にかすむ白い雲。夜を白く切り裂く技を見たとき震えた体が、夜の幕を晴れやかに開いた母親を見て力が抜けた。隆は、かがんでジョニーの頭を撫でながらつぶやいた。
 「ジョニーを、病院に連れて行くよ」


 ~~~

 
 「行こう、隆くん」
 幸彦少年は、ジョニーを抱えあげると、隆に声をかけた。牛尾先生は、携帯電話で話しをした後、病院の場所を言って、お金を手渡してきたのだ。
 『お前にまかせたぞ、幸彦』
 牛尾先生はそう言った。そして、
 『これから隆のお母さんと、こいつらと、話をしなくてはならん。場合によっては警察に行かなくてはならない。お前たちには、かかわっていてほしくないんだ。言いたくない事まで聞いてくるからな、警察は。まあ心配するな。この地元の警察には、俺の知り合いが多い』

 幸彦少年は、となりを歩く隆を見た。うつむいて何も言わない。男を何度も投げていた時のこの友達は、テレビで見た事のある、草原を駆ける野生動物のようだった。それが、いつもの友達の隆だ。でも幸彦少年には、なんとなく感じるところがあった。となりの親友の体の中に、消す事のできない別の人格が出来上がってしまった事を。幸彦少年が、執念を燃やすモノを持ってるからこそ、分かる事なのかもしれない。

 後に、日本狼と呼ばれて、世界中から畏怖される柔道家が生まれた瞬間を、幸彦少年は見ているのである。



 幸彦少年は、県道に出て、防風林の方角を見た。暗く遠く、良く見えないが、人影がぼんやりと見える。あの影は、おばさん。あの大きな影は、牛尾先生。その二つのぼんやりとした影が、一つに重なったような気がした時、タクシーが通りかかった。遠く、暗すぎて分からないその影を、タクシーに乗った後もう一度確認しようとした時、車が走り出した。
 
 
  1. 2013/07/30(火) 05:55:48|
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息子の先生7・隆(たかし)④

[9037] 息子の先生7・隆(たかし)④ tttt 投稿日:2010/03/03 (水) 11:51
 舌にピアスをしている男の舌が、秀子の首筋を這った時、秀子の意識が半分飛んでしまった。助けを求める叫びをあげる事もできない。秀子の口をふさいでいた男は、もうその手を違う事にめいっぱい使っている。秀子の乳房を後ろから揉みまくっているのだ。秀子の口は自由になっている。それでも声が出ない。
 「ああ、あああ・・・あうう・・・」
 という、うめき声が洩れるのみだ。
 
 「そんなに感じるのかい?お姉さん。三本あるからな、これからたっぷり、楽しんでもらっていいぜ」
 舌にピアスの男が秀子の耳元でささやく。
 「俺はパイズリで発射してぇっ!すげぇぜっ、このボインはよぉっ!」
 秀子の後ろから乳房を揉んでいる男がそう言った。声は、秀子の頭のずいぶんと上から聞こえる。背が高い。
 「二人だけでずるいよぉ。僕ちゃんにも触らしてぇ・・・」
 気持ちの悪い動きをする男が、背の高い男を押しのけて、秀子の背中に絡みついてきた。カクカクと腰を振って、秀子のお尻にぶつけている。
 「柔らかいねえ、柔らかいお尻だよぉ」
 背の高い男は、よほど秀子の乳房に執着を持ったようだ。横にまわっても揉みしだいて離さない。
 「早く脱がそうぜっ。このボインにはさませてぇっ」

 「ああ・・・ああああ・・・」
 秀子はうめいた。三人の暴漢に絡みつかれ、出るうめきは、絶望の音だ。声とはいえない。秀子の内側から、絞り出され続けるうめきは、感情のない音だ。
 「いい声出すねぇ、お姉さまぁ」
 陵辱する者は、喉から出るものはすべて、肉体の感情が入った声だと思い込み興奮する能力にたけているのだ。声を音だと思える事はない。
 「早く脱がそうぜっ」
 「あわてるなっ。こんな上玉めったにお目にかかれねえ。車に連れ込んでからだ。ビデオはまだ残ってるだろうな?」
 「大丈夫大丈夫。たっぷり撮れるよ。このお尻を撮りまくりたいよぉ」
 「俺はこのボインだっ」
 「いい作品ができるぜ。俺たちの最高傑作ができそうだぜ。女優が最高だからな、お姉さんよ」

 舌にピアスの男は、手にナイフを持っている。その刃は、薄い月の光に淡い光を浮かべて、秀子を威圧しているようだ。だが秀子はもう、十分に絶望している。人は、恐怖の時、そこから何とか逃げのがれる事ができる。しかし、恐怖から絶望に変わったとき、もう何もできないのだ。力は無抵抗に変わり、声は音に変換する。涙すら、でない。陵辱魔は、それを、しのぶ喜びと思える能力があるのだ。
 「このお姉さん、すっかりその気だぜ。期待してうろついてたんじゃねえか?よし、車に運べ」
 「ここでやろうぜっ」
 「馬鹿。ここはのぞきが多いんだよ。気が散るだろ」
 「アナルぅ。僕ちゃんはアナルに入れちゃうよっ。ばっちり撮影してねぇ。アナルにズボズボの僕ちゃんを」

 「!!!っ」

 秀子の真っ暗な目の前に、ほんの少し灯りがともった。守らなけらばならないものを、耳にしたのだ。力が入り、声が出た。守らないといけない絶対に。秀子のメスの本能。
 「いやっ、嫌ぁっ、はなっ、離してっ・・・痛いっ」
 舌にピアスの男が、秀子の黒髪をつかみ力まかせに振る。冷たい鋭さが、首筋に触れた。ナイフ。
 「乳首を、落としてやろうか?もちろん、ビデオ撮影の後だ」


 男たちの武器は、ナイフ。そして、絶望におとしいれる技術。絶望から逃げ出すには・・・人が絶望から逃れるには、何が必要なのだろうか?
 「おい、後ろを開けとけ」
 秀子の目に、大きな黒い、ワゴン車が見えた。


 ~~~


 「隆くん、今日の試合ほんとに凄かったよ。興奮して鳥肌立ったよ」
 「ありがとう、幸彦くん」
 隆と幸彦少年は、バーベキューのあと花火をして、その後片付けを終わったところだ。これから風呂に入ろうというところだろう。食事の時も花火の時も隆はずっと、無意識にできた背負い投げの瞬間を、繰り返し思い描いていた。思い出すと、体が熱くなる。
 『お前はもっと強くなれる』
 牛尾先生の言葉に、自然とこぶしが握られる。
 『お母さん、感動したわ』
 母親の感嘆に、おどりだしたくなる。明日からすぐに稽古を始めよう。合宿が終わったからって、休憩はなしだ。隆はそう思っていた。
 
 この少年たちは、絶望というものを知らない。絶望に向かう恐怖に立ち会ったことはないのだから。それに二人の目の前には、やるべき事が、真夏の入道雲のようにもくもくとしていた。二人が出している芽は、しっかりと成長しているのだ。

 だが、ナイフはそんな芽を、簡単に切断できる。 

  

 「クウン・・・」
 「あっ、ジョニー」
 聞きなれた声を聞いて、隆はそっぽを向いた。母親と散歩に行くのを、隆は目にしていた。その時も、腹ただしいほどの嫉妬をジョニーに向けていたのだ。
 「ジョニーっ!どうしたのっ!?ジョニーっ!」
 尋常ではない幸彦少年の様子で、隆は振り向いた。ジョニーが、幸彦少年に抱かれるようにして横向けに倒れている。隆は駆け出していた。舌を力なく伸ばして倒れているジョニーのかたわらに、見覚えのある靴が、一つだけ転がっていたのだ。それを見た瞬間、勝手に足が動いていた。

 (あれはお母さんの靴だ)
 手足がちぎれるほどに、隆は走った。母親の片足の靴を見た瞬間、母親の悲しそうな顔が隆の胸に一杯になったのだ。隆は間違いなく危機を察知した。母子だからだろうか?ジョニーが運んだからだ。愛犬ジョニーは、秀子と隆が母と子であることを知っている。そして、幸彦少年が、秀子にとって運命の少年である事も。隆は、走った。

 砂浜に入る入り口は、防風林と防風林の間で作られている。その入り口に大きな黒い車があった。隆はその車の横を駆け抜け、一人の若い男とぶつかりそうになる。
 「うわんっ・・・こらこら少年、危ないよぉ。殴っちゃおうかぁ・・・」
 その若い男は、クネクネと気持ち悪い動きで、隆をのぞき込んでくる。そして隆は、その男の向こうから現れた、異様な影を見た。

 隆には、この少年には、恐怖に立ち会った時どういう感情をむき出せばいいのか、まだ分かる年齢ではない。ただ、日ごろの鍛錬で、その小さな肉体が躍動するのだ。
 「お母さん・・・」
 隆は、背の高い男と、もう一人の男に絡みつかれている女の人を見た。その人は真下を向いていて顔が見えなかったが、母親の秀子である事がすぐに分かった。母親の匂いがした、そう言うしかない。
 「お母さん・・・」
 その声に、秀子が顔を上げた時、隆は叫んだ。
 「お母さんっ!」

 「隆ぃっ!」
 叫んだ母親の口を、背の高い男が手でふさぐ。
 「おいおい、お母さんだってよぉ。人妻だったのか、この女」
 「ひゅ~・・・特別ゲストの登場じゃん。この前は、『母と娘、どんぶりレイプ。たっぷり白あんかけ丼を召し上がれ』が馬鹿売れしたもんねぇ。今度はどんなタイトルにする?」
 「たまんねえっ、息子の目の前で犯るの、たまんねえっ」

 クネクネする男が、隆に近づいた。
 「へい少年、君もぉ、ビデオに出たいかいぃ?なんちゃって・・・」
 隆の目に、男の手がスローのように見えた。正面ががら空きだ。男の手が、隆の頭をおちょくるようにポンポンと叩いた時、隆は気合を発した。
 「いやあっ!」
 もし隆に、もっと身長があれば、その背負い一つで決まっていただろう。顔面から地面に落ちた男は、ゴロゴロと数メートル転がった。
 「うわあっ!」
 隆は、母親に向かって走った。立ちふさがる、舌にピアスの男にタックルするように腰を低くぶつかって、また叫んだ。
 「やああっ!」

 隆がもっと背が高く、そして、下が柔らかい土の地面ではなくコンクリートであったならば、その背負いで決まっているのだ。男たちが立ち上がってくる事はなかったはずだ。
 「何すんのぉっ!」
 「クソがきぃっ!」
 隆は、背の高い男の袖を取り、腰からぶつかった。ビクともしない。さっき投げた二人と違い、大柄な大人相手では無理もない。ひょっとしたら、柔道の経験があるのかも知れない。抱えあげられた隆は、地面に叩きつけられた。

 「隆ぃっ!やめて下さい!何でも言う事聞きますから!子供には手を出さないでっ!」
 「うるさいよぉっ!そうだ、今回のタイトル決まっちゃったよぉ」
 クネクネする男が、立ち上がって目を三角に吊り上げている。そして、楽しむように言った。
 「『傷だらけの息子の前で、母親は下の口で泣く』どう?文学の香りがしないぃ?」
 「ガキが・・・」
 舌にピアスの男が、隆の目の前にナイフを付きつけた。母親の鳴き声が聞こえる。恐怖に立ち向かう時にむき出すもの。それを、隆は、次の瞬間目の当たりにする。
 
 「ガルルッ!」
 茶色の物体が飛び出して、男の腕にはさみついた。隆は見た。
 「うわあっ!痛てえっ!」
 隆は、ジョニーの目を見た。いや、ジョニーの目に、すくんだ。男の腕に噛み付いているジョニーは、裂けた口から牙をむき出して、涎を垂らしている。そして目は、野獣だ。真っ赤な、獣の目だ。飼い犬の愛犬ジョニーじゃない。怒り狂う、野生の狼。その目が、隆の小さな体内に入り込んでいく。

 「うわっ!離せっ!おいっ、こいつを何とかしろっ!」
 ナイフを落とした男は、ジョニーを振り払おうと腕を振った。
 「ギャンッ!」
 クネクネ男がジョニーを蹴り上げ、ジョニーが飛ぶ。ジョニーの野性の目がこびりついた隆が叫んだ。
 「わああっ!」
 隆は背の高い男にぶつかり弾き飛ばされ、舌にピアスの男がナイフを拾う。
 「本当にぶっ殺すぞっ!」

 隆は見た。ぶっ殺すと叫んだ舌ピアス男が、真横に吹っ飛ぶのを。そして、背の高い男が、硬直したように動けなくなっているのを。良く見ると、黒い大きな影が、背の高い男の頭を上から掴んでいる。
 「どうした?隆、どうしたんだ。うん?」

 その太く低い声に、隆は答えていた。
 「その、大きな人を、投げれなかったんだよ・・・牛尾先生」
  1. 2013/07/29(月) 19:55:10|
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息子の先生7・隆(たかし)③

[Res: 8989] 息子の先生7・隆(たかし)③ tttt 投稿日:2010/02/28 (日) 19:12
 隆の体が、勝手に動いていた。
 「あっ、入れた」
 そういう意識だけはあった。相手の懐が不用意に開いた瞬間、隆はほとんど無意識の動きで相手を背負っていたのだ。
 「一本っ!」
 審判の手が上がっている。隆は、畳に背を付く相手の上から起き上がった。周りの人たちが騒いでいるが、よくは聞こえなかった。まだ膝が震えている。悔しそうな顔を浮かべて、審判に立つようにうながされている相手を見て、この相手に勝ったんだと思った。無意識に体が動いた瞬間の映像が、スローモーションの様に頭にこびりついている。礼をして仲間の所に戻ると、先輩たちに囲まれて、頭や肩を叩かれた。まだ、呆然としていた。

 「いい動きだったぞ、隆」
 牛尾先生が、隆の肩に手を置いて、豪快に微笑んでいる。その牛尾先生の顔を見てやっと、膝の震えが止まった。ふつふつと、勝った事への喜びが沸いてきた。
 「開始十秒の一本勝ちだ。背負った瞬間を、覚えているか?」
 隆は黙ったまま、首を横に振る。
 「うむ。稽古の通りの動きが出来たという事だ。隆、相手はお前と同じ力量の生徒を選んでいるんだ。今日は合宿の交流試合だから、怪我をしないように、向こうの先生と相談してそう決めた。本来なら勝ち抜きなんだが、今日は一人一試合だ。分かるな?いつもいつもこう上手くいかないということだ」
 隆が見つめる牛尾先生の顔が、また豪快に笑った。
 「これからも、もっと稽古にはげめ。お前はもっと強くなれるぞ」
 「先生・・・」
 「まだ試合は終わっていないが、特別だ。ほら見てみろ」
 牛尾先生が顎をしゃくった方を、隆は見た。母親が、両手を胸の前に組んで、こっちをじっと見ている。
 「そら、行ってこい」
 牛尾先生はそれだけを言って、前に進み、試合中の仲間に声を出し始めた。

 隆は、ゆっくりと母親の前に歩いて行った。母親の周りを、ジョニーがぐるぐると回って尻尾を振っている。母親の前まで来た隆は、自分も泣きそうになった。母親は顔を真っ赤にして、頬を涙で濡らしているのだ。
 「お母さん・・・」
 「隆・・・隆ぃ・・・」
 「ああっ、お母さ・・・」
 懐かしい柔らかさに、隆の顔が埋まった。隆は、母親に抱きしめられ、顔を胸に押し付けられた。あまりの柔らかさの中に溶け込んでいきそうな気がした。
 「凄いわ、隆。あなた、凄いわよ。お母さん、感動した」
 隆は、母親の胸の柔らかさに埋もれながらこう思った。

 (やっぱりお母さんは僕のお母さんだ)


 ~~~


 合宿は、終わった。稽古を終えた生徒たちは、最後の夜をバーベキューで楽しんだ。戦争のような準備と後片付けを終えた秀子は、一人、夜の砂浜に向かって歩いているのだ。少し、海の風に当たりたいと思ったのだ。いや、一人ではない。ジョニーが秀子の横を歩いている。そのジョニーに、秀子は話しかける。この合宿中、ずっと気になっていた事だ。
 「ねえ、ジョニー。あなたあの時、バスの中にいたの?」
 行きのバスの中で、パーキングで休憩中、秀子は牛尾先生にフェラチオをした。そして、お尻に射精されたのだ。ジョニーは休憩中、バスの外に出ていなかったと思うと、幸彦少年と隆は言った。
 「ジョニー、見たの?私と、牛尾先生が、してるのを・・・」
 「ハッ・ハッ・ハッ・ハッ・・・」
 ジョニーは一度秀子を見上げただけで、また前を向いてしまった。秀子は、まあいいか、と思ってしまう。それは犬だから、と卑下しているのではない。それよりも、話せる相手が出来たことは、どれ程、気持ちにゆとりができるかと、ホッとしていた。犬だからこそ、そう思った。

 いい合宿だった。秀子はそう思う。息子の成長が何よりも嬉しい。感動のあまり泣いて、思わず抱きしめてしまったが、これからは気をつけよう。そう思うのだが、でもいいじゃない、母親なんだから。そうも考えてしまう。
 (隆・・・私の子供よ、あなたは・・・)
 秀子は、夜の中でも晴れやかな心持ちで、またジョニーに話しかけた。何でも話せる相手だ。
 「ねえ、ジョニー。牛尾先生はね、その、私の、お尻が欲しいって言うのよ」
 「ハッ・ハッ・ハッ・ハッ・・・」
 秀子は、何の表情の変化もなく見上げてくるジョニーに、ひとり言のように話しかける。
 「私の、初めてのお尻が、お尻の穴が、欲しいんだって。どう思う?」

 「いいケツしてんな」
 思わずジョニーがしゃべったかと思ったが、違う。声は、背後からした。それにその声は、ゾッとする様ないやな響きだ。秀子は、後ろを向いた。三人の若い男が立っている。柄の派手なシャツの前を開いて肌をむき出している男たちは、髪の毛が茶色で、耳や鼻や唇にピアスをしていた。
 「あ、あの・・・」
 立ち止まった秀子に、三人の男が迫る。真ん中の男が、両手をポケットに入れたまま、背を丸めて顔を前に突き出した。そして、あっかんベーをする様に、べろっと舌を伸ばしたのだ。舌にピアスをしている。
 「ひっ・・・」
 横の男が話す。
 「へえ・・・後ろから見たら、二十歳そこそこかなと思ったけど、結構、色っぽいじゃん。二十七、八って所かな?まだ若い青少年の僕ちゃんたちにはたまんねえよ、この熟れた匂いがさあ。なんとかしてぇ、お姉様ぁ」
 「ひいっ・・・」

 話していた男が、両手を後頭部に組んで、品のない動きで腰を前後に振っている。良く見ると、破れまくっているジーンズの前が膨らんでいるのだ。
 「何とかしてぇ」
 その男の気持ちの悪いクネクネとした動きに、秀子は、もう一人が背後に回っている事に気づかなかった。そして、言葉が詰まった。出なかった。瞬間の衝撃に、何もできなかった。
 「でけぇっ!でけえっ、でけえっ!柔らけえっ!」 
 後ろに回った男に、両の胸をつかまれて、秀子の体は左右に振られた。秀子の乳房をつかんでいる男は、でかいっ、でけえっ、柔らけえっ、と狂ったように叫び、秀子の体を振り回している。

 秀子は、舌を出し続ける男のにごった目を見た。その男が舌を引っ込め、氷の無表情のまま、
 「向こうの林の中へ連れて行け」
 とほとんど唇を動かさずに言った時、やっと自分がするべき事が分かったのだ。
 「嫌ぁっ!」
 秀子は叫んだ、そして、もう一度叫ぼうとした時、後ろの男に口をふさがれた。

 「ウウーッ」
 とうなり声をあげたジョニーが、舌にピアスの男に飛び掛った。男のふくらはぎに噛み付いたジョニーは、次の瞬間、
 「キャンッ!」
 と悲痛な声を出して吹っ飛んだ。腰を振っていた男に思い切り蹴り上げられたのだ。

 羽交い絞めにされる秀子は、後ろに引きづられていきながら、何度も蹴られるジョニーを見た。ジョニーに噛み付かれた男は、またピアスの舌を伸ばして、背を丸めて秀子について来るように前に進んでくる。その後ろを、腰を気持ち悪く振りながら、もう一人の男がやって来る。ジョニーは伏せてまったく動かない。

 秀子の目の回りが、まったくの夜になった。月明かりが防風林の中で消えたのだ。
 「何とかしてぇ、早くぅ」
 

 絶望が、秀子の視界をさらに暗くした。

  1. 2013/07/29(月) 15:05:21|
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息子の先生7・隆(たかし)②

[8989] 息子の先生7・隆(たかし)② tttt 投稿日:2010/02/28 (日) 11:42
 秀子は、朝食の準備を終えた後、一人砂浜に散歩に出た。波打ち際まで進んで海を、水平線を見つめる。何千臆という宝石をばらまいた様に海面はきらめき、その宝石群をかき集めた様な穏やかな白い波が、秀子の足元に打ち寄せる。秀子は目を閉じた。海って、見なくても見ることができる。そう思った。波の音と潮の香り。秀子の肌に絡みつくような、海の風。鳥の声。きらめき揺れる海面が、雲の間からレースのカーテンのような光を注ぐ朝日が、まぶたの裏に、ありありと浮かんだ。目を開けた秀子の頬に、涙が一筋伝う。

 秀子は、息子の隆が三年生に進学してからのことを考えていた。ごく平凡だった・・・いや、家の中は冷たかったはずだ?それは、秀子と秀子の夫との関係が、家の中に漂っていたからだろう。そしてそれは、ずいぶんと昔のように思うのだ。
 (私は変わった・・・そして、息子の隆も、変化した)
 始まりは、授業参観の時だった。担任の安田先生の授業を後ろに並んで見つめる、母親秀子。隆の前年度の担任だった牛尾先生が、その秀子に痴漢行為を働いたのだ。秀子のお尻をグニグニと揉みしだき、果てはパンティ-の中にまで指を侵入させた。授業参観の真っただ中にだ。

 なんというおぞましい行為か!?その時はそう思った。だが今はどうだ?秀子は自分をかえりみる。息子の隆を思い描く。秀子は女として花開き、体の内側から充足感を感じる毎日なのだ。隆は柔道を始め、秀子の知らないうちに精悍な少年へと変貌している。
 (変わらないのはあなただけなのでは・・・)
 秀子は水平線を見つめそう思った。水平線の彼方にいるはずの、夫。海外赴任中の夫は、今の秀子を想像できるだろうか?秀子はそう思った。
 (私はもっと、変わるかもしれないのよ。想像もできないほどに・・・)

 『隆くんのお母さんの初めての男になりたいっ』
 『私の初めての女になってもらいたい』
 『隆くんのお母さんとアナルセックスがしたいんですっ!』

 肛門に男性器を入れる。そしてきっと、腸の中に射精しようと思っているのだろう。なんと言うおぞましい行為か!?牛尾先生に告白された時、秀子はそう思った。だけど三ヶ月前も秀子はそんな事を思ったのだ。そして今の秀子がいる。
 (これから数ヶ月後の私は・・・どうなっているの?)
 「牛尾先生・・・」
 長年、海に削られたのだろう。ごつごつとした大きな岩が、先端を尖らせて海面から突き出している。その岩を見た秀子は、牛尾先生のようだと思った。

 波を受け止める頑丈な岩・・・・・・・私を抱きしめる牛尾先生
 白い波しぶきを空に打ち上げる岩・・・私に向かって精液を飛び散らす牛尾先生
 巨大な岩・・・・・・・・・・・・・・牛尾先生の、おち○ぽ

 あんな大きな太く硬いものが、本当に入るの!?秀子はもう、アナルセックス後のことを考えている。


 ~~~


 「おばさーんっ!」
 「ワンッ!ワンッ!ワンッ!ワンッ!」
 海風の中の秀子は、声がするほうを向いた。
 「幸彦くん・・・ジョニー・・・」
 波打ち際を、幸彦少年と愛犬ジョニーがこちらに向かって駆けてくる。秀子の元にやって来たジョニーが、ハッ・ハッ・ハッ・・・と荒い息で、秀子のスカートに前足をかけた。
 「幸彦くん、あなたも散歩してたの?」
 「うん、おばさん」
 「ど、どうしたの?幸彦くん・・・」

 ぽかんと口を開けて秀子を見上げる少年に、秀子は戸惑った。ひょっとしたら寝癖でもついているのではないか、と黒髪を撫でるのだが、少年の心の中までは、アナルセックスを考えるまでにメスの進化をとげている秀子には分からないのだ。幸彦少年が海の方を向いた。赤くほてる少年の頬は、朝日に照らされていて、なおさら秀子に少年の心情をとらえさせずにいた。
 「ねえ、おばさん。僕、この合宿にこれてよかったよ。柔道教室に時々参加できていいってことなんだ・・・それはね、おばさん。隆くんの友達でいれて良かったってことだよ」
 「幸彦くん・・・」
 「それとね・・・」
 「何?」
 「ううんっ、なんでもない」
 秀子は少年としばらく見つめあった。少年の瞳はあまりにも澄んでいて、引き込まれそうだった。秀子にとって運命の少年、幸彦。目に見えない運命の糸が、秀子と幸彦少年との間にあって、その糸は秀子の思いも及ばない、ずっと先まで伸びていることを、秀子は知らない。
 「ワンッ、ワンッ、ワンッ」
 「ああっ、ジョニーっ、引っぱるなよっ。おばさんっ、ジョニーがお腹すいたって」
 「そうね、もう戻りましょう」
 秀子は、ジョニーに引っぱられる幸彦少年を小走りに追った。


 午後からは、交流試合が待っている。


 ~~~


 幸彦少年は、牛尾先生と隆が話し合っているのを、遠目で見ていた。牛尾先生は隆の肩をぽんぽんと叩きながら、ずっとしゃべっている。うなずき続ける隆。きっと試合のアドバイスを、牛尾先生がしているんだと、少年は思った。柔道場は、交流試合のためにやって来た、地元の柔道教室の生徒たちが大勢いて、緊張感に満ちている。
 「クウン・・・」
 ジョニーはそんな異様な雰囲気にのまれたのか、鼻を鳴らした。そして何かを見つけたようにガバッと立ち上がると、あっという間に走っていってしまったのだ。幸彦少年はジョニーが向かう方向を見た。
 「おばさん・・・」
 
 秀子が、両手を胸の前で組むようにして、隆と牛尾先生の方を見ているのだ。幸彦少年は今日の朝の事を思い返した。そして、胸がドキドキとしてしまうのだ。朝日に光る秀子の顔が、少年を固まらせてぽかんと口を開けさせた。見とれる、という事が、まだ九歳の幸彦少年には理解できないが、綺麗だ、という感覚は十分に分かる。
 『綺麗だ・・・凄くきれいだ・・・』
 少年は何度もそう思って、秀子に見とれていた。
 『友達の隆くんのお母さんが、おばさんで良かったよ』
 そう言い掛けてやめた。

 「隆くん、勝ってよ」
 整列して向き合う生徒たちの方を、少年は見て、そうつぶやいた。隆は先方だ。隆が勝つと、きっと秀子の笑顔が見れる。少年はそう思っているのだ。
 (おばさんには笑っていてほしい)
 幸彦少年にも見えない、秀子との運命の糸。それは、幸福という糸に違いない。


 ~~~


 「ああっ、ジョニー・・・」
 いつの間にか足元にやって来ていたジョニーを、秀子は抱きしめた。五対五の交流試合。息子の隆が十人の中で一番小さいではないか!あんな大きな子たちの中で、怪我でもしたら・・・。
 「ジョニーぃ・・・」
 心臓が爆発しそうな秀子は、ジョニーの頭を思わず力任せにグシャグシャと撫で回していた。そんな秀子から逃げたいのか、ジョニーは首を苦しそうにねじって、「ワンッ」と助け舟を見つけたように尻尾を振った。牛尾先生が、秀子の後ろに立っている。

 「隆くんのお母さん、始まりますよ」
 「う、牛尾先生、わ、私、緊張してしまって・・・」
 「ふむ。まあ落ち着いて、隆君を見て御覧なさい。いい顔をしている。初めての試合とは思えないですよ」
 「隆・・・」

 あぐらをかいて座っている息子を見て、秀子は、凝り固まった緊張がほどけていくように感じた。強い視線を、真っ直ぐに前に向けている。対戦相手を見ているのだろうか?少年の、少年にしか持てない瞳を見て、秀子は朝の海の幸彦少年の瞳を思い出した。輝く澄んだ瞳。誰かに話したくなって、牛尾先生を見上げた。
 「牛尾先生、今日の朝・・・」
 秀子は、朝焼けの海での、幸彦少年とのやり取りを話してみた。幸彦少年のことを話すと、きっと隆が勝つのではないか、なぜかそう思ったのだ。

 「ほう・・・そんな事が。お母さん、これを見てください」
 牛尾先生が、手に持つファイルの中から、数枚の用紙を秀子の顔の前に出したのだ。秀子が手に取ったその用紙には、数字やアルファベットが並び、三角や四角の図形が描かれている。グラフもある。
 「これは、数学・・・」
 明らかに算数ではなかった。有名私立大学を卒業している秀子にさえ、チンプンカンプンな問題が、ぎっしりと書き込まれている。
 「そうです、高校生がする数学の問題集のコピーですよ。幸彦が、この合宿に持ってきていたのです」
 「幸彦くんが?」
 「はい。昨夜私は、夜中に宿舎に戻ったのだが、食堂に灯りがついていましてね、不審に思ってのぞいてみると、幸彦が勉強をしていたのですよ」
 「・・・」

 秀子は、弱弱しい体つきの、幸彦少年の優しい顔つきを思った。そして、少年の執念のようなモノが、秀子が手に持つ薄い用紙から沸き立っているように感じた。
 「幸彦は、あいつは、凄いやつだ。きっと、とんでもない男になる」
 牛尾先生のうなるようなつぶやきに、秀子は少年の言ってくれた事を、また思い出した。

 『隆君の友達でいれてよかった』
 (隆、勝ちなさい。こんなことを言ってくれる、凄い友達のために)
 秀子は真夜中に一人、もくもくと、とんでもなく難しい勉強をする小さな少年の姿を、まもなく始まる試合を待つ息子の姿にだぶらせた。幸彦少年の姿が、大きく隆を包み込んだ。その少年の姿は、秀子さえも見守っているように感じ、秀子ハッとした。
 (幸彦くんが隆の友達でなかったら、私は・・・)
 秀子はがく然と、牛尾先生を見上げる。その牛尾先生は、前を向きながら言った。

 「さあ、始まりますよ。隆くんのお母さん」


 ~~~


 隆は、ジョニーを抱きしめて頭を撫でる母親を、イライラしながら見た。そして、きつい目を対戦相手に向けた。相手も、こっちをにらんでいる。その視線とぶつかっていると、母親やジョニーに対するイラつきが消えていった。牛尾先生に教えてもらった呼吸の仕方をやってみる。ゆっくりとお腹を膨らませながら息を吸い込み。一杯になったら一気に吐き出す。ゆっくり何度も繰り返した。回りのざわつきが、別の空間のように静かに感じた。審判が、進み出てきた。相手方の柔道教室の先生だ。隆は立ち上がった。

 相手と向かい合って、礼をした。隆には、相手の手が鮮明に見えた。緊張で足が震えているのに、相手の動きが鮮明すぎるほど濃く映るのだ。審判が、大声を張った。

 「やあっ!」
 両手を伸ばしてきた相手に向かって、隆は気合の声を投げつけた。
 

  1. 2013/07/29(月) 10:03:31|
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息子の先生7・隆(たかし)①

[8942] 息子の先生7・隆(たかし)① tttt 投稿日:2010/02/23 (火) 16:49
 「よおしっ、みんなぁっ!少し休憩だぁっ!」
 牛尾先生の大きな号令で、互いに相手と組み合っている子供たちが、動きを止めた。
 「隆のお母さんが、冷たい飲み物を用意してくれたぞ。みんな、いただこう」
 汗だくで目をキラキラとさせている子供たちに、いっせいに注目された秀子は、思わず後ずさった。ひきつった笑顔で、持っているやかんを少し持ち上げてみせる。
 「み、みんな、む、麦茶を用意したから、の、飲んでね・・・ひっ」

 子供たちに殺到され、秀子はたじろぐ。早く、早く飲ませてくれ!子供たちの輝く瞳は、そう訴えているようだ。やかんと一緒に持ってきていた紙コップに、急いで麦茶を注いでいく。それを奪うように手に取る子供たち。気がつくと、息子の隆が、秀子を見上げていた。
 「ああっ、隆。あなたも、さあ・・・」
 無言で紙コップを受け取り、向こうに行ってしまう息子。秀子はしばし、その小さな背中を見ていた。そして、声をかけようとしたのだが・・・。
 「おばさんっ。それっ、食べていいのっ!?」
 「えっ?ええ、いいわよ・・・ああっ、ちょっと、みんなっ。あわてないでっ」

 秀子は再び子供たちに取り囲まれる。秀子が用意した、レモンと梅干のはちみつ漬けに、皆が手を伸ばしてきたのだ。子供たちの手の中に、ヌッと大きな手がまざった。牛尾先生だ。
 「お母さん。こんなものまで作ってくれたのですね」
 そう言って梅干を口にほうり込んだ牛尾先生は、
 「これはうまいっ!」
 とレモンにまで手を伸ばした。
 「疲労回復にいいと思ったんです。すごく熱いし、筋肉の痙攣とか、おこしにくいかと思って・・・」
 秀子はなんとなくそう思っていたのだが。牛尾先生は腕を組んでしきりにうなずいている。
 「いや、お母さんのおっしゃる通りですよ。しかし、本当に機転が利く。素晴らしい・・・」
 牛尾先生に熱く見つめられ、秀子は視線を落とした。そして牛尾先生は、隆の元に近づいていく。秀子は、その師弟を見つめた。
 「そら、隆。お前も食べろ。お前のお母さんが作ってくれたんだ」
 

 秀子は、言葉を交わす師弟を見つめ、こう思った。隆は、母親の自分には見せない顔で、師に返事をしている。あの息子は、私の知らない隆だ・・・。そして秀子は、開け放たれた入り口から、グラウンドと道路を隔てて見える海を、目を細めた見た。


 ~~~


 牛尾先生の柔道教室の合宿は、牛尾先生にゆかりがある高等学校の柔道場を借りて始まった。ここには合宿のために寝泊りできる設備が整えられている。厨房は秀子が任される事になった。
 「さあっ、再開だっ!」
 「はいっ!」
 牛尾先生の号令で、子供たちが再び二人一組になった。そして、次々と相手を変えていく。秀子は、隆をドキドキする思いでずっと見ていた。
 「ワンッ・ワンッ」
 場の雰囲気に興奮するのか、時々、ジョニーが吠えて牛尾先生の足元をぐるぐると回るのだ。こっちに着いてバスを降りてから、ジョニーはずっと牛尾先生にまとわりついている。大竹夫人は、人見知りをすると言っていたのに・・・どうしてだろうか?きっと、安心感を感じてしまっているのだろう。牛尾先生はそういう男性なのだと思うと、秀子は頬が赤らんでしまう。実際、子供たちを見てもそうだ。子供たちは牛尾先生に、なついた話し方をするのだが、ちゃんと礼儀をわきまえている。牛尾先生の忠告に素直で、決して逆らったりしない。子供たち、特に男の子は秀子に対してもそうだ。遠慮がないように見えて、女性の秀子を気遣っている所があるのだ。
 (これが、牛尾先生の柔道教室・・・)
 なんとも言えないさわやかな気持ちになる。

 「やあっ!」
 大きな気合と、バシンッ!と叩きつけられる音の方を、秀子は見た。
 「あっ、隆っ」
 隆の足元に、隆よりも大きな子供が背中をつけて転がっている。怖いような視線でその相手を見下ろす息子を、秀子は口に手を当てて見た。
 「どうですか、隆くんのお母さん」
 「牛尾先生・・・」
 牛尾先生が、いつの間にか秀子の横に来ている。
 「いかがです?隆くんの動きは、凄いでしょう。稽古を見るのは、初めてですね」
 「は、はい・・・」
 隆は、違う相手とまた組み合いだした。そして、隆の小さな体が相手の懐にもぐり込んだ時、
 「きゃっ」
 と秀子は両手を口に当てた。頭を畳に付くほど下げた息子の背中の上を、相手の子供が舞ったのだ。パシンッ!と畳に叩きつけられる音が響いた。
 「うむっ、いい動きだっ!」
 そう言う牛尾先生を秀子は見上げ、また息子の方を見る。思わずドキッとするほど、精悍な顔つきをしている。あれが・・・隆なの?
 「お母さん、以前、隆君に昇級審査を受けさそうと思っていると、言ったことがあるでしょう」
 「あ、はい」
 「この合宿の様子を見てから決めようと思っていたのだが。もう大丈夫だ。二学期が始まったら、受けさせますよ。彼なら、飛び級も出来るでしょう。もの凄い進歩だ」
 「た、隆・・・」
 「ああっ、幸彦っ!お前は休み休みやれっ!どうしたっ?怪我してないかっ?」

 きっと何度も転がされたのだろう。幸彦少年は、畳の上に大の字になって、口を大きく開けて喘いでいる。
 「クウン・・・」
 見ると、秀子の足元でジョニーが尻尾をパタつかせていた。牛尾先生が幸彦少年の元に行って、ジョニーが秀子の足元に残ったのだろう。秀子は、ジョニーを抱き上げた。
 「ねえ、ジョニー。隆が凄いって、牛尾先生がほめてくれるのよ。ああっ、こらっ」
 秀子の顔をべろべろと舐めるジョニーを引き離そうとした時、ビクリとする怒声が響いた。牛尾先生だ。
 「何をやっているっ、隆っ!」
 畳に転がってしまっている隆。牛尾先生は、鬼の形相で隆を見下ろして大声を出す。幸彦少年に接するのと、まったく違う。秀子は、オロオロとしてしまった。
 「ああっ、ジョニー・・・隆が・・・」
 「もっと集中しないと駄目だろっ!お前は背が低いんだからっ、奥襟を取られやすいから注意しろと、何度言えばわかるんだっ!」
 再び立ち上がって相手に向かって行く隆を、秀子は怖くて見ていられなかった。かわりに、ジョニーをきつく抱きしめた。


 ~~~


 隆は、相手と組み合いながら、チラチラと母親の方を見た。そして、胸の中で毒づく。
 (くそっ、ジョニーのやつめ・・・)
 隆は、牛尾先生の言う事はわかりきっていた。きっとこの少年には、本当に才能があるのかもしれない。相手に奥襟を取らすフェイントまで身につけだしているのだ。奥襟を取ろうとして、相手が手を伸ばした時のその一瞬に、相手の懐に腰から入っていく。面白いように投げれた。さっきもそうだ。相手の中に飛び込もうとした時、ジョニーを抱きしめる母親の姿が視界に入ったのだ。そして、奥襟を取られた。

 無性にイライラした。ジョニーだけじゃない。母親に、仲間たちが群がっていく。それを見ると、何かを投げつけたくなった。
 (僕のお母さんなのに・・・この合宿で、いいところをいっぱい見せようと思っていたのに!)
 「いやあっ!」
 奥襟を取ってきた相手を、隆は半ば強引に足を絡めた。相手とともに、もつれるように倒れこんだ。はいつくばる隆の前に、大きな足が立ちふさがる。
 「う、牛尾先生・・・」
 「もっとタイミングを計れ、隆。相手の呼吸を読むんだ・・・聞こえているのかっ!」
 「はい、先生・・・」


 ~~~


 初日の稽古が終わって、隆はタオルで汗を拭きながら、海が見える階段に腰かけていた。海は穏やかに白波をたて、水平線の上が濃い藍色に染まっている。夕暮れだ。
 「何でジョニーのやつが、バスに乗ってたんだ・・・」
 隆はそうつぶやいた。今朝、校門に集合した時、隆は胸を張ったものだ。どの母親よりも、自分の母親が一番綺麗だった。しなかったが、みんなに自慢の声を張り上げたかった。
 「お母さん・・・」
 隆は目をつぶって、母親の柔らかな白い肌を思い出す。もう見ることも、触れることもほとんどない。隆は母親への、一切のまとわりつきをしていないのだ。
 「それなのに、あのジョニーのやつは・・・」

 「隆くん、ここにいたんだ」
 「幸彦くん・・・」
 柔道着から私服に着替えた幸彦少年が、いつの間にか後ろに立っている。隆は幸彦少年を見た後、また海を見た。大分、日が落ちている。
 「着替えなよ、隆くん」
 「うん・・・」
 「牛尾先生に、怒られてたね」
 そう言いながら、幸彦少年は隆のとなりに座った。
 「牛尾先生があんなに怒るのは、隆くんの事を見こんでるからだよ。僕には分かるよ」
 
 隆は、幸彦少年の言葉に答えなかった。隆は牛尾先生に怒られるのは嫌いじゃない。怒られた後には必ず分かりやすいアドバイスがあって、それをやってのけると、倍にしてほめてくれるのだ。隆が柔道にのめり込むのも、そんな師弟関係があるからだろう。
 「ワンッ・ワンッ・ワンッ・ワンッ・・・」
 「あっ、ジョニーっ」
 幸彦少年が向いた方角から、茶色い物体が突進してくる。ジョニーだ。隆はぐっと唇を噛んだ。
 「もう戻ろう、隆くん」
 「うん」
 座ったままの隆を残して、幸彦少年が立ち上がった。ジョニーと一緒に戻ってくれるだろう。そう思った時、
 「ハッ・ハッ・ハッ・ハッ・・・」
 と、聞きなれた息遣いが背後でするのだ。振り返ると、ジョニーだけがいる。無視するように前を向いた隆の足元に、ジョニーが回りこんできた。
 「こいつっ」
 「キャンッ・・・」
 隆は、ジョニーの体を軽く蹴飛ばしていた。
 「向こうに行けよ」
 
 幸彦少年とともに家にやって来た愛犬ジョニー。初めて見た時は、可愛くて触りまくったものだ。だがジョニーは、家に遊びに来るたびに、母親にまとわりつくのだ。母親に抱きかかえられ、胸に抱きしめられて気持ち良さそうにしているジョニーを見ると、悔しくてたまらなかった。ジョニーを可愛がる母親を憎らしく思うほどだ。幸彦少年や母親の目を盗んで、隆はジョニーを小突いたり蹴飛ばしたりした。それでも尻尾を振ってくる。
 「ついて来るなっ」
 「ワンッ・ワンッ」
 立ち上がって走り出しても追いかけてくるジョニーに、隆はまた蹴飛ばす格好をして見せた。


 ~~~


 「ふう・・・やっと終わったわ」
 食器類や大なべを洗い終わった秀子は、額の汗をぬぐった。
 「お疲れでしたな、隆くんのお母さん」
 「ひっ・・・」
 振り返ると、厨房の入り口に牛尾先生が巨体を立たせている。のしのしと、秀子に向かってきた。
 「それにしても、隆くんのお母さんが作るカレーは絶品ですな。子供たちも夢中で食べていた」
 秀子は子供たちの食欲に度肝を抜かれたものだ。大なべ三つが、あっという間に空になったのだから。
 「カレーだけじゃない。サラダやフルーツなども盛りだくさんだった」
 「こ、子供たちにいいと思って」
 「うむ、確かにそうだ。アレだけ栄養のバランスが考えられて、しかも食べやすいように工夫されている・・・だが隆くんのお母さん。子供たちだけではありませんよ。大人の男の私にもいい。お母さんの料理は、精がつく」
 「ひい・・・」

 いつの間にか秀子は、厨房の壁を背にしていた。その秀子の薄い両肩を、牛尾先生がむんずとつかむ。
 「また料理を習いたいと、女子の生徒が言っていましたよ。とても勉強になったとね」
 「た、助かりましたわ。て、手伝ってもらって・・・」
 「私は、厨房に立つお母さんを見ていたが、目を奪われてしまった。料理の立ち居振る舞い。手伝う女子への指導の仕方。まったく動きに無駄がない、そして的確な指導。私は柔道のプロとして、教師として、見とれてしまっていましたよ。本当に素晴らしいものを見たとき、人は心を奪われるものだ。容姿だけではない。隆くんのお母さん、あなたの素晴らしさは」
 「そ、そんな事ありま・・・うむむふう・・・」

 唇をむさぼられた秀子は、牛尾先生の大きな背中にしがみついた。舌を絡めあう。
 「ぷっはあ・・・はあはあ、い、いけませんわ、先生、こんな所で。はあはあ、こ、子供たちが・・・あはあっ・・・」
 豊満な乳房を、シャツの上から揉みしだれ、秀子は白いのどを反らす。二週間ぶりの牛尾先生との抱擁に、肉体が燃え出す秀子。
 「子供たちはもう就寝時間ですよ。まあ起きているだろうが、部屋から出るなときつく言ってあります。それにここは足音が良く聞こえるから、万が一にも大丈夫ですよ、隆くんのお母さん。たまらない肉体だっ。この二週間、私はお母さんに会いたくてやせ我慢をしていたのですよ。この大きなお尻っ」
 「くっふうぅっ・・・」
 スカートをまくり上げた牛尾先生は、大きなお尻ゆえぴっちりと張り切ってしまっているパンティーの上から、あの、例の部分をとらえた。秀子のアナル。
 「あひいっ・・・そこやめて下さいぃっ、牛尾先生ぃ・・・」

 「今日は、お母さんの前で隆くんを怒鳴ってしまったが、驚かれましたか?」 
 「はうう・・・あ、あれは、息子を思っての事・・・あくっ・・・そこ押さないで下さい、先生」
 「そうなのですよ。あの子は才能がある。その才能を伸ばしてあげたいのです。凄い弾力だ、隆くんのお母さんのアナルっ」
 「息子の事は、分かっていますからぁ・・・だから、お、お尻の穴、やめて下さ・・・くはんっ!」

 牛尾先生のもう一方の手が、指を伸ばしてパンティーの前をめくり侵入した。そして無遠慮に入り込んだのだ。だが秀子の膣は濡れきっていて、やすやすと迎え入れる。
 「あくうっ・・・はあはあ・・・くふうっ」
 「おおっ、締まるっ!隆くんのお母さんのおま○こっ、アナルを触りながらだとギュウギュウと締め付けが違うっ!凄いっ!」
 「嫌ぁ・・・嫌はあっ」

 かって味わった事のない感覚が、もぞもぞと秀子の全身に広がった。その発信源は、牛尾先生の指に絡みつく秀子の膣だ。そして、ステレオの音量を調整するスイッチの様だと言えばいいのだろうか?秀子のアナルは。パンティーの布を隔てて牛尾先生の指が秀子の菊門を揉みほぐすと、膣がぎゅうぅっと締まるのが、秀子本人にも分かった。そして、おぞましいような感覚が全身を這いまわる。だが、おぞましいというのは、秀子の言い訳に違いない。認めたくないのだ、アナルで快感を得ているなどと。気持ちいいを、おぞましいに、苦しまぎれに置き換えている。秀子の表情を見れば、一目瞭然だ。ほの赤く染まる、美しい顔。

 「きゃふうっ!」
 膣の中の牛尾先生の指が、秀子のGスポットを攻め始めた。皮がむけたクリトリスが、パンティーにこすれてたまらない。肛門は、布越しにぐいぐいと押し込まれる。
 「ひうぅっ!ひぐぅっ!」
 秀子の膝がガクガクと揺れる。快感で、膝が笑っている。
 「駄目ぇっ・・・ひ、秀子こんなの初めてぇっ・・・たっ、立ってられないぃ、牛尾先生ぃっ」
 「私の首につかまりなさいっ!隆くんのお母さんっ!」
 「はいぃっ・・・」
 
 牛尾先生の太い首に両腕をまわして、かろうじて立っている秀子。その秀子のスカートをまくる牛尾先生の太い腕が、ガッガッガッと高速で動きまくっている。ばさばさとめくれ上がるスカート。
 「洩れるぅっ!洩れちゃうぅっ!」
 スカートをはいているから、潮は噴き上がらない。その代わりに、ぼたぼたと床に落ちる秀子の潮。秀子は牛尾先生の首に爪を立てて、のけぞる。ビクンビクンと立ちながら痙攣している。
 「いいっ!秀子気持ちいいっ・・・あひいぃ・・・」

 牛尾先生が、秀子の体をかかえるように、厨房の椅子に運んだ。ゆっくりと座らせる。
 「隆くんのお母さん。私は今夜、この施設を借りている縁で、古い知り合いに会わなけらばならないのです。二週間ぶりのお母さんの肉体、今夜は残念だ。だが、バスの中で出してもらったのです。私だけいい思いをしてはいけないですからなあ。いかがでしたか?アナルを刺激されながらの潮噴きは。はっきりとおっしゃりましたよ。気持ちいいとっ」
 「そ、そんな事・・・」
 「さあ、後はゆっくりと風呂にでも入って、今夜は休んでください・・・隆くんのお母さん、私の初めての女になってもらいたい・・・」
 「!」

 秀子はかすむ目で、厨房を出て行く牛尾先生を見ていた。


 ~~~


 秀子は、合宿所の大きな湯船につかりながら、窓から見える月をぼんやりと眺めていた。
 「私、感じちゃった・・・」
 そして、自身の細い指を、恐る恐るそこに伸ばしてみる。

 ツン・・・

 「あん」
 オナニーの習慣がなくなった秀子が、そういう行為をするのは、なぜなのか?
 『初めての女になってもらいたい』
 牛尾先生はそう言った。
 『初めての男になりたい』
 そう言われた時は、困惑があったが、初めての女になって欲しい、という発言には、胸が締め付けられた。そして間違いなく、この気持ちが、秀子の内側に生まれたのだ。
 『なって、みたい・・・』

 ツン・・・
 「あん」
 またアナルに触れる。それは、感覚を確かめるというより、可能かどうかを確かめているようだ。本当に、あの巨大なモノがここにはいるの?と・・・


 ~~~


 隆は、布団にくるまって、窓から見える真ん丸い月をじっと見ていた。
 (明日はお母さんに、もっといい所を見せてやるんだ!)
 明日は、近隣の柔道教室の生徒たちと交流試合がある。隆にとっては、初めての対外試合だ。布団の中でこぶしを握り締める隆。

 小さな芽を出したばかりの隆よ、もっともっと大きくなるための試練が、明日は待ち構えているのだぞ・・・


  1. 2013/07/29(月) 05:52:53|
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息子の先生7・いざ、合宿へ②

[8929] 息子の先生7・いざ、合宿へ② tttt 投稿日:2010/02/21 (日) 12:12
 朝、目覚た秀子は、体温計を腋の間にはさんだ。十分ほどして、体温計の数字を見た秀子は、鏡台の引き出しから取り出したノートのグラフに書きこむ。この習慣は、牛尾先生と会っていないこの二週間でも、きちんとやっているのだ。秀子はグラフを見て、つぶやいた。
 「安全期に、入ったわ・・・」
 きっと、この事を牛尾先生に言うと、こぶしを握り締めて喜ぶに違いない。秀子はそう思った。そしてそう思う秀子自身も、胸がドキドキと高鳴っているのだ。
 「嫌だわ、私ったら・・・」
 秀子はほてる頬を、両手ではさんでいた。思い出してしまっている自分が、今や恥ずかしいという感情よりも、可愛らしく思ってしまうのだ。
 「何を思い出しているのよ、私は・・・」
 
 秀子は、牛尾先生に中出しされた時のSEXを思い出していた。初めての絶頂、失神。SEXでイクという事を、初めて経験した。激しいピストン。めまぐるしく変わる体位。肉体が壊れるかと思った。特に、座位で貫かれ抱きしめられた時の深い快感。秀子は思わずつぶやく。
 「またあの体位でしてほしい・・・!何言ってるのよっ、私ったらっ」
 立ち上がって、膣から大量の精液が流れ出した時の感動。今思い返しても、涙ぐんでしまう秀子なのだ。秀子から、ため息がでる。
 「ふーっ・・・牛尾先生・・・」
 秀子は冷静になって、自分の心をのぞいてみる。そうだ、して欲しいのだ。抱かれたいのだ。牛尾先生とSEXがしたいのだ。そして、中出しSEXを、思い切り牛尾先生に挑んでいただきたい。そう思っているのだ。
 
 きっと、安全期の今抱かれて、中出しされたら、また私は何度も絶頂する。そんな予感が、秀子にはある。牛尾先生はあの中出しSEX以来、早漏だといって秀子に謝ってばかりいるのだが、その方がいいと秀子は思っている。あんな嵐のような快感が毎回毎回・・・そう思うと肉体が本当に壊れてしまって、精神さえ破壊されそうな気がするのだ。
 秀子が子供の頃、『怪獣ガメラ』という特撮テレビがあった。ガメラという巨大な亀の怪獣が子供たちの味方になって悪い怪獣と戦う物語。そのガメラは空を飛ぶのだが、飛ぶ方法は、手足を引っ込めた四つの穴から炎を噴き出して、回転しながら飛んでいくのだ。秀子が味わった中出しSEXの絶頂失神は、まさに空飛ぶガメラだった。頭と手足が肉体からぶっ飛んで、残った胴体も空中に舞い上がっていくような感覚だったのだ。毎回あんなSEXであれば、とてもじゃないが身がもたない。でも、忘れられない。また味わいたい。そう思う秀子もいる。そして、安全期である今、抱かれたらきっと、きっとまた・・・。

 男と女の肉体の妙。女の肉体が勝り、時々その女の肉体を満足させるために男の肉体が勝る。

 「ああ、牛尾先生・・・」
 男と女の肉体の神秘ともいえる妙を体感できる牛尾先生とのSEX。このまま途絶えてしまったら、私はどうしたらいいの?秀子は暗たんたる心だ。そして、
 「何と言えばいいのかしら?」
 そう思うと嬉しいような心でもある。今日は、牛尾先生に久しぶりに会う。
 「いけないわ、いつまでもうじうじと・・・早く準備しないと」
 秀子はようやくベッドから立ち上がると、パジャマを脱いで洋服たんすから衣類を選び出した。真夏だというのに、長袖のシャツを秀子は選んだ。これも秀子の変化だろう。秀子は露出の多いモノを好んで身につけていた傾向がある。それが牛尾先生に抱かれるようになってからは、肌を隠すようなモノがほとんどなのだ。肉体を一人の男性、一匹のオスにだけさらす・・・そんな無意識の女の、メスの本能だろうか。

 とにかく今日は、柔道教室の合宿の出発の日だ。


 ~~~


 「隆っ、準備できたのっ?着替えは入れたっ?」
 「あっ」
 「何やってるの、あなたはっ。柔道着だけ持って行ってもしょうがないでしょう。向こうに泊まるのよっ」

 秀子はため息をついて、部屋に着替えを取りに行った息子を見た。すっかり、柔道に夢中になってしまっている。もう昔の息子じゃない。そして、ため息なんかついてはいけないと思うのだ。たまには一緒にお風呂に入りたい。そんな事を母親の私が思ってはいけない。そう自分に言い聞かせる。息子は、あの庭の若い芽の様に、どんどんと成長している。それを見守るのが私の、母親の役目なのよ。秀子はそう思って、細めた目で庭を見つめた。


 「ワンッ!ワンッ!ワンッ!ワンッ!」
 その時、外から犬の吠える声がした。
 「ジョニーだわ」
 秀子はハッと、壁の時計を見た。
 「いけない、もうこんな時間。隆っ!早くしなさいっ!幸彦くんが来たわよおっ!」
 
 隆が玄関を飛び出していく。
 「幸彦くんっ。おばさんっ、おはようございますっ」
 息子の声。
 「おはよう、隆ちゃん」
 「隆くんっ、おはようっ」
 「ワンッ・ワンッ・ワンッ」
 大竹夫人、幸彦少年、愛犬ジョニー。
 秀子は、戸締りを確認しながら、外のやり取りを聞いていいた。合宿・・・。これは、子供たちのためだけの、成長の日々になるのだろうか?秀子には何も分からない。戸締りを終えた秀子は、玄関を開けた。息子と幸彦少年が笑いあい。ジョニーが秀子に向かって前足を持ち上げ、大竹夫人が、朝の日差しにメガネを光らせていた。


 ~~~


 「大竹さん、幸彦くんには宿題を手伝ってもらって・・・助かりました」
 「そんな事いいのよぉ。うちの幸彦だって、隆ちゃんがいないと柔道教室に参加しないんだから。病気も最近しなくなってるのよ、原賀さん」
 秀子は大竹夫人と並んで歩きながら、前を行く息子と幸彦少年を見ていた。仲良く話しながら歩く二人。いい友達を持った。息子に対してそう思う秀子は、その友達、幸彦少年の母親に好意の目を向けたのだが・・・
 「あっ、そうそう、原賀さん。私、合宿にいけなくなったの。あなたひとりで行ってもらえるかしら。ごめんなさいね」
 「ええっ!?そんなっ、急にっ」
 
 保護者会の親御たちから、合宿の世話役に行くのは、秀子と大竹夫人の二人に決まっていた。誰も、都合が良くなかったのだ。夫が海外赴任中の秀子に白羽の矢が当たるのは仕方がなかった。だけど一人でどうしろというの?秀子は非難の目を大竹夫人に向けた。その大竹夫人はジョニーを抱き上げると、秀子に押し付けた。
 「あらあらどうしたの?ジョニーちゃん、原賀さんに抱っこしてほしいの?」
 「ちょっと大竹さん・・・ああっ、ジョニーっ、やめてっ・・・」
 顔をベロベロと舐めまわすジョニーを抱きながら、秀子は大竹夫人をにらんだ。そしてハッとした。大竹夫人の顔に暗い影が浮かんでいる。
 「本当にごめんなさいね。私、楽しみにしてたのよ。あなたと二人でお仕事ができるって。でも、主人の事でちょっと・・・」
 「ご主人・・・?」
 秀子と夫の夫婦も暗くなってしまうような関係だ。大竹夫妻にも似たような問題があるのだろうか?秀子は、きつい目をやめた。

 「あっ、牛尾先生だっ!みんなももう来てるっ!」
 隆の声に、秀子は前を向いた。学校の校門の前に、マイクロバスが止まっていて、ひときわ大きな巨体の周りに、子供たちとその親が集まっている。

 「牛尾先生・・・」
 秀子は唇が乾いてしまった。


 ~~~


 大竹夫人が、牛尾先生に頭を下げている。合宿に行けなくなった事をわびているのだろう。いいからいいからと、手をかざす牛尾先生。秀子はドキドキとそんな二人を見ていた。そして、牛尾先生がこっちを向いた。秀子は思わず、視線を落とした。秀子に向かってきた。
 「隆くんのお母さん、お一人になってしまって、迷惑をかけてしまいますな」
 「いえ、そんな・・・」
 「私もできるだけのお手伝いはします。生徒たちにもお母さんに協力するように言っておきましょう」
 「はあ・・・」

 向こうに行ってしまった牛尾先生の背中を、ようやく秀子は見た。結局、目を合わせられなかたのだ。しかし、普通の教師と教え子の母親の挨拶といえば言えるのだが。秀子と牛尾先生の間に、アナルゼックスをめぐるやり取りがあった事は、ここに集まる者達にはわからないのだ。
 「さあっ、みんなぁっ、そろそろ出発だぁっ」
 牛尾先生の太い声が響き、子供たちがバスに乗り込み始めた。
 「原賀さん、本当にごめんなさいね」
 「クウン・・・」
 ジョニーを抱いた大竹夫人が、秀子に頭を下げる。まだ暗い影が表情にある。秀子は、笑顔を作った。
 「いえ、もういいですから、大竹さん」

 「牛尾先生が運転するのぉっ?」
 生徒の誰かが、そう言った。
 「ああっ、そうだっ。先生はちゃんと免許を持ってるんだぞっ」
 生徒たちが全員バスに乗り込んだ。最後に秀子も乗り込む。一番後ろに座った秀子は、まだ頭を下げる大竹夫人に、窓越しに手を振った。バスのドアが、閉まった。

 二泊三日の、合宿の始まりだ。


 ~~~


 ハンドルを握る、牛尾先生の太い腕と大きな手。秀子は最後尾の座席から、ずっと見ていた。
 (私の肉体を抱きしめ、乳房を揉みしだいた、腕と手・・・)
 さっきの、当たり障りのない会話。もう本当に、あの逞しい体に抱きしめられる事はないのだろうか・・・。子供たちが十数人乗り込むバスの中で、そんな事を思う人妻、秀子。しかも息子も乗っているのにだ。その秀子の耳に、ガサガサッと、後ろのスペースから物音が聞こえた。怪訝に思った秀子は、後ろを向いて目を見張る。茶色の長細い紐が、パタパタと動いていたのだ。
 「ひっ・・・」
 息をのんだ秀子に、真っ黒な目が向かってきた。
 「ジョ、ジョニー・・・どっ、どうしてっ?」
 「ワンッ!」

 「あっ、犬だっ!」
 気づいた子供たちが騒ぎ出した。その雰囲気にのまれたのか、ジョニーが前の座席から後ろまで行ったり来たりと暴れだしたのだ。
 「ワンッ・ワンッ・ワンッ・ワンッ・・・」
 「ジョニーっ」
 幸彦少年が、暴れるジョニーを抱きしめた。マイクロバスが、左車線に止まる。
 「一体何事だっ!」
 運転席から立ち上がった牛尾先生の前に、ジョニーを抱きしめた幸彦少年が立った。
 「先生、うちのジョニーが、バスに乗ってたんだよ・・・」
 「幸彦、お前の犬なのか?」
 「ハッ・ハッ・ハッ・ハッ・・・」
 「うん。いつの間に乗ったのか、分からないんだよ、先生。どうしよう・・・」
 「ふむ・・・」
 
 皆が、太い腕を組む牛尾先生に注目した。その牛尾先生は、ジョニーの頭を撫でたのだ。
 「クウン・・・」
 「仕方あるまい。いまさら引き返すわけにはいかないからな。幸彦、お前が責任を持って、面倒を見るんだぞ。それと、休憩所でお母さんに電話を入れとくんだ」
 「はいっ、先生っ。あっ、ジョニーっ」
 幸彦少年の腕から飛び降りたジョニーが、秀子に向かっていった。秀子は、やっと牛尾先生と目が合った。
 「お母さん、申し訳ない。そのジョニーの面倒も、見てもらう事になってしまいましたな」
 「・・・」
 秀子は、胸が高鳴り、頬が染まっていた。ぶつかる視線が、熱く感じた。


 ~~~


 「まったく大竹さんときたら・・・」
 手洗いを済ませた秀子はぶつぶつと言いながら、マイクロバスに戻っていた。高速のパーキングに入った一行は、小休憩をしているのだ。子供たち全員が、バスから降りている。秀子はバスに乗り込んで座席に座ったすぐ後、「ひっ」と声を発した。牛尾先生が乗り込んできて、のしのしと秀子に向かってきたのだ。
 「う、牛尾先生・・・ひいっ!」
 目の前に立った牛尾先生に、秀子は更に大きな声を発した。牛尾先生のジャージのズボンの前が、大きく膨らんでいるのだ。秀子はその膨らみと牛尾先生の顔を交互に見つめた。
 
 「疲れてはいませんか?隆くんのお母さん」
 「えっ?は、はい」
 「会うのは、久しぶりですな」
 「は、はい」
 「何しろ私が、お母さんを傷つけてしまった」
 「そ、そんな事は・・・」
 「怒っては、いないのですか?」
 「そ、それは・・・」

 しばらく沈黙があり、牛尾先生が股間の膨らみをパンと叩いて言った。
 「申し訳ない、久しぶりにお目にかかって、ずっとこうなりっぱなしなのですよ」
 「ああ・・・」
 秀子は、目が吸い寄せられる。巨大な膨らみに、吸い寄せられる。
 「運転中も、隆くんのお母さんが気になって仕方がないのです」
 「そ、それは・・・あ、危ないですわ・・・」
 「ええ、危険です、お母さん」

 ギラついたオスの視線。久しぶりのそのギラギラとした視線を浴びる秀子は、女性部の分泌を止められない。スカートをはいて着て良かったと思った。パンツスタイルなら、シミができるだろう。秀子は、窓のカーテンを、閉めた。
 「う、牛尾先生」
 「何ですか?隆くんのお母さん」
 「よ、よかったら。わ、私が。お、お出ししましょうか?」
 「いいのですかな?」
 「はい」

 コクリとうなずいた秀子のプックリとした唇を、牛尾先生の親指がなでる。秀子は立ち上がった。
 「こちらに、座ってください、牛尾先生」
 「うむ、お願いします」
 立ち上がった秀子と入れ替わるように、どさりと座り込んだ牛尾先生の股間に、秀子は跪いて入り込んだ。牛尾先生が腰を持ち上げると、
 「失礼します」
 そう言って秀子は、ジャージをずり下げた。ボクサーパンツの膨らみが、先走りで濡れきっている。
 「失礼します」
 もう一度そう言って、秀子はパンツをずり下げる。

 ブルンッ!バチンッ!

 「ああ、あああ・・・」
 秀子は、バネのように牛尾先生のヘソを叩いた巨根に、思わず涙ぐむ。
 (ああ凄い・・・ああ太い・・・ああ大きい・・・ああっ久しぶり)
 秀子は牛尾先生を、うるんだ瞳で見上げた。牛尾先生は秀子の黒髪をなで、「うむ」とうなずく。
 「失礼、します・・・チュッ」
 秀子は先走りで濡れる亀頭に、チュッとキスをした後、本能のままにむしゃぶりついていった。


 ~~~


 マイクロバスの回りには、休憩中の人たちが歩いている。観光、仕事、色々目的はあるだろう。だが誰一人、この白いマイクロバスの中のことは分かるまい。教師と教え子の母親が乗っているのだが・・・。やっていることは想像もつかないだろう。久しぶりに会ったオスとメスが、必然のようにしている行為を。

 「うんぷ・うんぱ・うんぱ・・・まはあっ・・・うんっ・うんっ・うんっ・・・」
 ぶじゅ・ぐじゅ・じゅぶる・じゅるう・ぶぶ・ぐぶじゅ・・・
 「うむうっ、隆くんのお母さんっ、たまらんっ」
 「んぱっ・うんぱ・んぱっ・・・ぷはあっ・・・くぷっ・くっぷ・くっぷ・・・」

 牛尾先生は秀子の高速で上下する頭を握り締め、秀子はスパートを開始した。射精が迫っているのだ。射精が近い時、牛尾先生は秀子の肩をさすり始める。それを熟知している秀子。
 (飲んでさしあげるのっ!)
 しかし、牛尾先生は、新たな夢を持つオスだ。秀子の頭を引き離した。
 
 ジュポンッ!
 音を立てて秀子の唇から飛び出す巨根。
 「あはあっ、先生・・・きゃあっ!」
 立ち上がった牛尾先生は、秀子と入れ替わり、秀子の顔を座席に押し付けるように、秀子のお尻を鷲つかんだ。スカートをまくり上げる。
 「大きくて柔らかいですなあっ!隆君のお母さんのお尻っ!」
 「ひいいっ!」

 秀子はのけぞった。パンティーの上から、お尻の穴が強く圧迫されたのだ。ぐいぐいと押され、コスコスとこすられる。
 「嫌っ牛尾先生っ、駄目っ・・・はああ・・・」
 「たまらないっ、隆くんのお母さんのアナルっ」
 牛尾先生は秀子のアナルを下着の上から愛撫しながら、巨根をしごき続ける。秀子の下着はぐっしょりと濡れ、大きなお尻はクネクネとうごめく。

 「くひい・・・あはあ・・・」
 秀子は信じられなかった。キュッとすぼまる肛門から、甘美な気持ちよさが全身に徘徊していくのだ。そんな・・・そんな・・・どうして・・・混乱する秀子のパンティーをずり下げた牛尾先生が、吠えたっ!
 「うぐうっ!!」

 ドバッ!ドバッ!ドバッ!
 「うぐうっ!うぐうっ!うぐうっ!」
 牛尾先生の巨根から勢い良く放たれる精液が、真っ白く大きな秀子のお尻に飛び散る。熱い熱い精液のぬくもり。久しぶりのその熱さに、秀子はお尻を高々と持ち上げた。
 「ひいい・・・」
 お尻の割れ目に流れ込んだ精液が、秀子のアナルに伝った。秀子ははっきり感じた。気持ちいいと!混乱する秀子の感情の中で、アナルが感じたといえばいいのだろうか?
 



 「はあはあはあ・・・お母さん、そのままお尻を持ち上げていてください。掃除をします」
 シャッシャッシャッと、ティッシュをとる音が、秀子に聞こえる。混乱に戸惑う秀子は、動こうにも動けない。
 「もうそろそろ子供たちが戻ってくる。そのままじっとして。急いで掃除しますから」
 「あはあん・・・」
 秀子のお尻の上をドロドロと流れる精液を、牛尾先生が拭いていく。そして、割れ目がむっちりと開かれた。
 「ああんっ、駄目ですぅっ、先生・・・」
 「ここも綺麗にしないと、隆くんのお母さん」
 「ああっ・・・はああっ」

 精液にまみれる肛門を拭かれる。秀子は屈辱を感じているだろうか?いや、閉じられたカーテンを握り締め、窓に爪を立てる秀子。屈辱じゃない。
 「すぼまっていますな。隆くんのお母さんのアナル・・・」
 牛尾先生は秀子のパンティーを元に戻した。屈辱じゃなければ何なのかは、秀子が模索する事なのだろうか?その為の合宿なのか?
 「たまらない射精でしたよ、お母さん」
 ただ、今の秀子は、抱きしめる牛尾先生に抱きつくだけだ。


 ~~~


 「みんなそろったかっ!」
 「はいっ、先生っ!」
 全員が手を上げるのを見て、牛尾先生はうむとうなずいた。
 「しっかり休憩は取れたかっ!?」
 「はいっ!牛尾先生はっ!?運転大丈夫っ!?」
 「ああっ、俺も休憩時間に、すっきりしたぞっ!」
 
 牛尾先生が、運転席に座って、マイクロバスが動きだした。秀子は、横にいるジョニーを見てふと思ったのだ。
 「ねえ隆、幸彦くん、さっきの休憩の時、ジョニーも一緒だったの?」
 「ううん、ジョニーはいなかったよ。バスに残っていたんじゃないかなあ・・・」
 「!」
 振り向いてそう言う二人に、秀子はジョニーを見下ろした。
 「ハッ・ハッ・ハッ・ハッ・・・」
 「ジョニー、あなたまさか・・・」


 目的地まではもうすぐだ。
 
 
 
 
 
  1. 2013/07/28(日) 19:57:57|
  2. 息子の先生
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息子の先生7・いざ、合宿へ①

[8925] 息子の先生7・いざ、合宿へ① tttt 投稿日:2010/02/20 (土) 13:23
 『初めての男になりたい・・・』
 そう言った牛尾先生を、秀子は顔を上げ、どういう意味なのかと見つめた。牛尾先生が、秀子から目をそらしたのだ。「えっ?」と、秀子は思った。いつもギラついた野獣の様に、視線を突き刺してくる牛尾先生なのに。大きな瞳を開いて牛尾先生を見つめる秀子を、牛尾先生が抱きしめた。再び厚い胸板に顔をうずめた秀子は、牛尾先生が話す声を聞きながら、
 (やっぱりどこか違う・・・)
 そう思っていた。

 「大きなバスタブですな。私と隆君のお母さんが一緒に入っても余裕がある。ご主人が特別に、建築士に設計してもらったと言っていましたな」
 「ええ・・・」

 話をそらしている・・・。そう、秀子は感じた。そして、そんな牛尾先生と秀子・・・何かしら、かつて一度、こんな状況を経験をしたことがあるように、秀子は感じるのだ。

 「きっとご主人は、こう思っていたのでしょう。二人が入っても余裕があるバスタブで、隆君のお母さん、あなたとこうして抱き合いたいと・・・」
 「そ、そんな・・・」
 「さっき私にしてくれたように、潜望鏡フェラチオ、潜望鏡パイズリ、それにもっと色んな事をこのバスタブの中でやってみたいと」
 「そんな事、ありませんわ・・・」
 「いいや、そうに違いない。してあげたのですか?ご主人には、このバスタブでフェラを、パイズリを」
 「し、していません・・・そんな事」
 「一緒には入られるのでしょう?」
 「それは・・・ずっと、昔の事です。主人はもう私なんか・・・」
 「ほう・・・」

 やはりいつもと違う。秀子はそう思う。いつもは、言葉の攻撃はもっと、執拗で次々とくり出され、秀子を追い詰めながらも濡れさすという高級なテクニックなのだ。それが、沈黙となっているのだ。しかも話題が変わる始末になっている。

 「それはそうと、隆君のお母さん。夏休みに入ると、柔道教室の合宿がありますが、その時は保護者会の方にお世話になるかもしれません」
 「ええ。その件は、大竹さんと話を進めてますわ」

 八月に入ってすぐ、柔道教室の合宿で、海辺の町に行くことが決まっている。保護者会の誰か数人が世話係で行く事になるのだが、それを今、大竹夫人を中心に話し合っているのだ。そんな事よりも・・・と秀子は思う。
 (やっぱり、おかしい。いつもの牛尾先生と違う)
 そして秀子は気づいた。ああっ、あの時みたい、と。秀子の人生で、唯一の時。



 ~秀子が処女を喪失したのは、十九歳の時だ。相手は、高校時代から交際していた同級生の恋人だった。大学は別々の門へと進んだが、離れない事を誓い合っていた。大学生になった二人は大人になった気分になり、その瞬間へと進んでいく。一人暮らしを始めた恋人の部屋に招かれた秀子は、いつもと違う恋人の雰囲気にどうしていいか分からなかった。ただ、どうして雰囲気が違うのか、それだけは分かった。言い出そうとして言い出せない恋人の緊張感。狭いアパートの中の二人。秀子も緊張した。ついに、女の世界が開かれる時がきたのかと、固唾をのんで恋人を見つめ。立ち上がった恋人を、迎え入れた~



 (まるで、あの時の雰囲気みたい・・・)
 だが秀子は思う。女の世界が開かれるなんて・・・と。実際に開かれたのは、秀子が機能的に処女を喪失してから、二十年も経ってからなのだ。そして、機能的でなく精神的に、その世界を開いたのは、今こうして秀子が抱きついている相手、牛尾先生。秀子は思う。この二十年、秀子が経験してきた事は、今にして思えば全部、ままごと遊びだ。猛々しく豪快で逞しいこのお方との交わりが、火柱を噴き出し燃え続ける太陽だとしたら、これまでの男性遍歴は、何度も何度もすってもつかない、イライラしてくるマッチのようだ。
 『私は隆君のお母さんとのセックスで、やっと本物の経験をした気がする。童貞を捨てた気分だ』
 牛尾先生は、こう言ってくれた。それは、秀子もまったく同じだ。秀子は牛尾先生とのセックスで、やっと処女を失った気持ちなのだ。三十九歳にしてようやく処女を卒業し、女として花開いたのは、息子の学校の副担任の先生で、柔道教室の師、牛尾先生とのセックスでなのだ。

 秀子は再び顔を上げ、牛尾先生を見つめた。


 ~~~


 「あの、牛尾先生・・・先ほどの、初めてって・・・いったいどういう意味なのでしょう?」
 「うむ、それは・・・」

 私だって、牛尾先生に抱かれてやっと、初めて女になれたのですよ。秀子はそう言ってもいいと、思っていた。だがやはり、様子がおかしいのだ。何かを言いかけて、口の中に飲み込んでいる。どうして?この豪放な男性が、どうして?秀子は、見つめ続けた。

 「それは・・・隆君のお母さん、あなた次第によるのです」
 「え?」
 「つまり、そこを使った事がないというのが前提でして。そして、お母さんが許可してくれないと話にならない」
 「えっ?」

 まったく意味が分からない言葉に、秀子は眉間に皺を寄せた。牛尾先生は、湯船に浮いてゆらゆらと揺れる秀子の豊満な乳房を見つめながら、秀子の背中を撫で回しているが、秀子と目を合わさない。
 (おかしいっ!絶対におかしいっ!)
 秀子は、牛尾先生の頑丈な肉体が、湯船に頼りなく揺れている様に見えた。だが、きっと、噛み合う肉体と肉体というのは、数十億分の一の確立で、この世界の人口の中であるものなのだろう。その一方の男が意を決して、一方の女の薄い肩をつかんだ。

 「私は、隆君のお母さんの、ここが欲しいのです」
 牛尾先生の熊のような手が、湯船の中の秀子の大きな双球を撫でつける。
 「ああん、先生・・・」
 まだ分からない秀子。その秀子をやっと見つめ返す、オス。
 「お母さんのここが、どうしても欲しいのです」
 「え?えっ?ええっ?」
 牛尾先生の太い指が、秀子の柔らかい尻肉の割れ目に入っていく。秀子は一瞬の出来事に、ポカンとしてしまうのだが、でも、その部分の感触だけは、はっきり過ぎるほど強く感じてしまう。牛尾先生はごく軽く、さわっと触れただけなのに。それはそうだろう。触られた事がないのだから。常識では触られる所でもない。

 ツン・・・
 と、肛門に何かが触れた。牛尾先生の指が、お尻の穴に触った。そう分かるまで、数十秒は掛かっただろう。その間、秀子の大きな瞳は泳ぎ、焦点が定まったのを見計らって、牛尾先生がまた触れたのだ。
 ツン・・・ツン・・・
 「ひっ、ひいぃっ!!」
 穏やかに揺らめいていた湯面が、バシャバシャと荒れた。秀子はエビのように後ろに下がり、牛尾先生を驚愕で見つめた。いや、にらんでいた。
 
 「なっ、何をなさるんですかっ!」
 「落ち着いてください、隆君のお母さん」
 「ここが欲しいって・・・どうして私の、変な所を触るんですかっ!」
 「それは、お母さん・・・」

 秀子は、全てをさらけだしているはずの牛尾先生の前で、腕を組んで胸を隠すように身をちぢめた。冷静では、なかったのだ。しょうがない。メスの才能と本能にあふれかえる秀子でも、しょうがない。肛門は排泄する器官であって、受け入れるアナルではないのだから。だから、牛尾先生の叫びも、今のところは理解ができないのだ。
 
 「私はっ、隆君のお母さんとっ、アナルSEXがしたいのですよっ!まだ誰も入った事のない、お母さんのアナルに入りたいっ!私がお母さんのアナルに入る初めての男になりたいっ!それが私の新たな夢だっ!それとも隆君のお母さんっ、あなたはアナルを使ったことがあるのですかっ!?初めてではないのですかっ!?」
 「嫌あぁっ!」

 秀子は、涙を流して、湯面に顔がつく程にうな垂れた。感情の血液である涙。子宮から全身に流れる感情の涙を、秀子は牛尾先生のおかげで大量に流してきた。肛門から全身に発信される感情の涙は・・・?歓びなのか、恐怖なのか、快感なのか、身の毛もよだつのか・・・?今いえるのは、秀子は才能と本能にあふれる最高のメスという事だけだ。
 
 「そ、そんな・・・わ、私には理解できません。牛尾先生のおっしゃる事が。こんな所を使った事があるかなんて・・・そんな・・・ひどいです」
 「やはり、怒ってしまわれましたか。私は教師失格ですな。もう、隆君のお母さん、あなたとも続かないのかもしれないですな。あなたに嫌われてしまった」
 「え?」
 「私は、奈落に落とされた気分だ。だが、アナルはまだ使った事がないという事が分かって、それだけはホッとしましたよ。さて、もう学校に戻らないといけない。今日はもう、お母さんも気が乗らないでしょう。そのままで結構。しかし、今後は・・・」
 「う、牛尾先生・・・」

 ザバリ・・・
 牛尾先生が立ち上がった。威きり勃つ巨根は、湯をしたたらせている。その巨根は、秀子が離れられない巨根なのだ。そうなのだろう、秀子。秀子よ、そうなのだろう?どうするのだ?
 湯船で放心状態の秀子を尻目に、牛尾先生が浴室から出て行った。すりガラスに、体を拭く牛尾先生の巨体が映っている。
 (私の役目なのに・・・)
 秀子は、そう思っていた。
 (お体を拭いた後、おフェラをしてお出しになってもらうのが、私の役目なのに・・・私の、仕事なのに・・・)

 牛尾先生の巨体の影が、すりガラスの向こうから消えた。牛尾先生が、出て行った。


 ~~~


 ミーンッ・ミーンッ・ミーンッ・・・シュワシュワシュワシュワシュワシュワ・・・ミーンッ・ミーンッ・ミーンッ・・・シュワシュワシュワシュワ・・・

 庭の木から、途切れることなく夏のセミが騒いでいる。騒げば騒ぐほど静けさを感じるのが不思議ね、秀子はそう思った。
 「あなたの方が、よっぽど騒音よ、ジョニー」
 「ワンッ、ワンッ、ワンッ」
 秀子の足元にまとわりつく、愛犬ジョニー。秀子はジョニーをメッとにらみつけた。
 「クウン・・・」
 「はいはい、ちょっと待ちなさい。先にあの子達に、ジュースを持っていくから。あなたの牛乳はその後ね」
 「ワンッ」

 秀子はお盆を持ってキッチンから出た。その後をジョニーがついて来る。居間に入ると、隆と幸彦少年が肩を並べて勉強している。二人は、夏休みの宿題を一緒にしているのだ。まあもっとも、隆が幸彦少年に教えてもらっているのだが。秀子は二人の前にお盆を置いた。
 「進んでる?」
 「はい、おばさん。でも・・・」
 幸彦少年が、頭をかかえている隆を見た。
 「幸彦くん、頭が良すぎるよ。もうちょっと、ペース落としてくれないかなぁ。分数がわかんないんだよ。ちょっと休憩してゲームしようよ」
 「こら隆、馬鹿言うんじゃありません。大体あなたが、合宿に行く前に宿題を全部終わらせたいって、幸彦くんに頼み込んだんでしょう。もっと真面目にやりなさい」
 「だってさぁ・・・」
 「まったくこの子は・・・」

 秀子は鼻息を荒くして、腕を組んで息子を見下ろした。その秀子に、ジョニーが絡みつく。
 「ワンッ・ワンッ・・・」
 「ああっ、そうだったわね」
 キッチンに戻る秀子。ついて行く愛犬ジョニー。秀子は冷蔵庫から牛乳を取り出すと、お皿に注いだ。
 「ハッ・ハッ・ハッ・ハッ・・・」
 ジョニーは尻尾を振りまくって、秀子を見上げている。そして、秀子が目の前に置いたお皿に、顔を突っ込んだ。そのジョニーの頭を撫でる秀子の顔は精気がない。

 秀子は、この二週間、牛尾先生と会っていない。保護者会に理由をつけて参加していないし、牛尾先生も家庭訪問にやって来ないのだ。不安でしょうがない。立ち上がって、外の庭を窓から見た。夏の日差しに植物が焼けそうに萌えて、虫たちが飛び回り這いまわっている。輝く生命にあふれている。今の秀子の心の中と、まったく別の世界のようだ。
 (私も、あの夏の庭のように、輝いていたはず・・・)
 まぶしい日差しに、秀子は目を伏せた。
 (どうしたら、いいのよ?)

 「ワンッ!ワンッ!」
 秀子は愛犬ジョニーを見下ろした。
 「ねえジョニー、どうしたらいいと思う?」


 柔道教室の合宿は、あさってだ。


 
 
  1. 2013/07/28(日) 15:03:01|
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息子の先生7・日常②

[8858] 息子の先生7・日常② tttt 投稿日:2010/02/14 (日) 12:14
 ―木曜日―

 「さあっ、隆くんのお母さんも・・・」
 「は、はい、牛尾先生・・・」
 秀子は、全裸で仁王立つ牛尾先生の、その鋼の肉体の前で、服をぬぎ始めた。ここは秀子と秀子の夫の寝室だ。家庭訪問にやって来た牛尾先生は、出迎えた秀子を玄関でいきなり抱きしめ、唇をむさぼった。そしてお姫様抱っこでかかえ上げると、この寝室まで運び込んだのだ。秀子を降ろした牛尾先生は上から下まで衣類をあっという間にぬぎ去った。牛尾先生の訪問から今まで、三分も経っていない。
 「隆くんのお母さん、美しい肉体だ・・・」
 「は、恥ずかしいですわ、先生・・・」
 天を突くように反り返る巨根をゆっくりしごきながら、ギラついた目で秀子を見おろす牛尾先生。下着だけになった秀子は、その視線にハニカミながら、細い両腕を背中にまわし、ブラのホックを外した。プツン・・・

 たぷんたぷんたぷん・・・
 クネクネと、パンティ-を下ろす仕草で、豊満すぎる乳房が揺れる。小さく丸まったパンティ-から片足ずつ抜いた秀子は、一糸まとわぬ姿で、目をふせハニカミながら、牛尾先生の前で直立した。
 「隆くんのお母さん・・・前よりも、グラマラスになられた・・・お母さんのスリーサイズは?」
 「えっ?」
 牛尾先生が、秀子の薄い肩に手を置き、細い腕をすりすりと撫でながらそう聞いてきたのだ。長身の牛尾先生を見上げた秀子は、顔を赤らめて下を向いた。
 「何cmなのです、その大きな乳房は。細い腰は。ぷりぷりのお尻は」
 「そっ、そんな事・・・」
 「言うんです、お母さん」 
 「はあんっ・・・」
 牛尾先生が、秀子の乳首をつまんだ。秀子最感の性感帯のひとつ、ピンクの小粒な乳首。節くれだった親指と人差し指が、可憐に勃起した乳首をクリクリクリとはさみ倒す。硬い爪が、ピンピンピンと、乳首をこそばす。牛尾先生の太い腕にしがみついた秀子は、白いのどを反らした。
 「くふうっ・・・はああん・・・」
 「言わないと、家庭訪問になりませんよ、隆君のお母さん。私とお母さんの家庭訪問は、肉体の話し合いですからな。さあっ、言って下さい、お母さん」
 「そっ、そんな、はううっ」
 
 秀子の内ももに、愛液が伝わっている。秀子が言わないのは、今のところ言わないだけだ。ほんの、ほんの少しの羞恥があるだけだ。早く鎧のような肉体で抱きしめて欲しい。早く猛々しい巨根に奉仕したい。その思いが圧倒的に強い今の秀子は、小さな羞恥など、少しためらっただけで取りのぞく事ができるのだ。
 「秀子の胸はぁ・・・きゅ、94cmですぅ」
 「何CUPですかな?」
 「ああっ・・・じ、Gカップですぅ」
 「ふむ」
 「秀子のウエストはぁ・・・ご、 59cmですぅ」
 「ほう」
 「秀子のお尻はぁ・・・きゅ、90cmですぅ、牛尾先生ぃ」
 「なるほど・・・」

 牛尾先生はまるで品定めするように、顎を撫でながら秀子の裸身を見つめる。その、厳しいプロの様な視線に、秀子は身をもじもじとさせていた。
 「それはいつ測ったのです?」
 「も、もう、十年以上前です。まだ二十代の時に」
 「なるほど。私も柔道家として、お母さんの体調管理に頭が下がる思いですよ。その素晴らしい体型をずっと維持しているとは」
 「恥ずかしい」
 「だが、今お母さんが言ったサイズは、私がお母さんを抱き始めた頃まででしょうな。今は、変わっている。隆くんのお母さん、あなたもそう思っているのではありませんか?」
 「そ、それは・・・」

 それは秀子の実感だった。衣服がきつく感じる。ブラが、窮屈に感じる。最近秀子は、それに悩んでいたのだ。
 「私は体育の専門家だから分かるのですよ。隆くんのお母さんは、間違いなく発育している」
 「そんな、発育だなんて・・・ああんっ」
 牛尾先生が、秀子の乳房をすくう様に、タプンと手のひらにのせた。
 「Gカップではおさまらないでしょう。この乳房は」
 「あくう・・・」
 熊のような手で、牛尾先生は秀子の尻肉をわしづかんだ。
 「90cmよりも大きいはずだ、この弾力のお尻は」
 「ああん・・・先生ぃ」
 「一度、身体測定をやった方がいいでしょうな」
 「し、身体測定だなんて・・・うふんっ」

 「さあっ、隆くんのお母さん。家庭訪問を始めましょうっ」
 秀子を離した牛尾先生が、豪快に言って、秀子の主人のベッドに乗り上がると、ごろんと大の字になった。巨根が、血管をうき立たせてそびえている。秀子の大きな瞳はうるみ、プックリとした唇は濡れている。秀子は、這うように主人のベッドに上がり、大股を開いた牛尾先生の下肢の間に進んだ。


 ~~~


 「失礼します、牛尾先生・・・チュッ」
 「おおうっ、お母さんっ」
 大の字で寝る牛尾先生の下肢の間に、猫のように這いつくばった秀子は、巨根に指を絡めると、先走りで濡れる亀頭にチュッとキスをした。そして、フェラチオ奉仕が始まる。
 「んぷんぷんぷ・・・ぱはあ・・・うんっうんっうんっ・・・まはあ・・・くっぷくっぷくっぷ・・・あはあ」
 ぐじゅる・ぶじゅる・じゅじゅー・じゅぶるー・・・
 キツツキの頭のように、激しく上下する秀子の顔。秀子は息をするのも惜しむかのように、赤い舌を竿や亀頭に絡めた。小さな手で握りしごく巨根の硬さに、秀子は涙ぐむほどに感動してしまうのだ。握り締めると、その硬さで弾き返されそうに感じる。たくまし過ぎる。そう感動した。
 
 今までの男性経験では、早くしごくと折れそうに思って頼りないか、あっけなく果ててしまっていた。その中には、秀子の主人も含まれている。
 (でも牛尾先生は違うのっ!牛尾先生のおち○ぽは全然違うのっ!)
 ぎゅうぅっと強く握り締め、しゅっしゅっしゅっと早くしごいても、ビクともしない大木のよう。秀子の女の燃え上がりをいくらでも受け止めてくれるようだった。果敢に男性に挑んでいくのが、こんなにも気持ちいいことなんて・・・。秀子はそう思い、手を、口を、舌を、躍動させた!
 「あっはあ・・・先生ぃ・・・はぷっはぷっはぷっ・・・うんぷうんぷうんぷ・・・」
 秀子はショートヘアーだが、それでも髪の毛が垂れて、唇に絡んでくる。秀子は巨根をしごいていないほうの手で、髪の毛を耳の裏にかき上げながら、夢中で顔を振った。その秀子の前髪を、牛尾先生もかき上げてくるのだ。秀子のフェラ顔を見るためだろう。秀子が視線を上げると、牛尾先生は、秀子の主人の枕を後頭部に頭をもたげ、奉仕の秀子をじっと見ている。牛尾先生と目が合った秀子は、恥ずかしさをを隠すために頬をすぼめたて、さらに速く顔を振った。秀子の唇からの淫音が寝室に満ちている。
 じゅぶぶっ・ぶじゅぶっ・ぬじゅぶる・・・
 
 「袋もして下さい、隆くんのお母さん」
 「ぷふぁい・・・ふぇんへい・・・」
 シーツに顔がつくほど、牛尾先生の股間にもぐり込んだ秀子は、水風船のような玉袋に吸い付いた。掃除機のような吸引がさらなる淫音を立てる。
 じゅぶぶぶっ・じゅぶぶぶっ・・・
 「おおうっ、凄いっ。お母さんっ」
 秀子は玉袋に吸い付き舐めながら、竿を夢中でしごいた。潜り込むように顔を伏せているのだ、大きなお尻が高々と持ち上げられている。激しい手コキのため、お尻がクネクネとうごめく。そのお尻に、牛尾先生のギラついた視線が痛いほどに注がれている事を、秀子ははっきりと感じていた。たまらず秀子は顔を上げた。
 ジュポンッ!秀子の唇から、勢い良く巨根が飛び出す。

 「今度は胸で、やらせていただきます、牛尾先生・・・」
 秀子は、身を前に乗り出して、右の乳房をゆっくりと、そり上がる巨根の上に降ろしていった。鉄のような勃起が、柔らかな脂肪に埋もれていく。今度は左の乳房を降ろしていく。右、左、右・・・。その秀子を満足そうに見つめる牛尾先生。頭に敷いているのは、秀子の主人の枕だ。
 「たまらない柔らかさですな、隆くんのお母さん。ご主人にも、そうしてあげてるのですかな?」
 「いっ、いやっ。しゅ、主人にはこんなに一生懸命に、し、しませんっ。恥ずかしいっ」
 照れくささを隠すように、秀子は体を左右に振り出した。秀子の豊満すぎる乳房が、振り子のように左右に揺れる。揺れる乳房が、巨根に当たる。
 「牛尾先生ぃ、秀子ぉ・・・」
 今度は谷間にはさむようにして、秀子は牛尾先生の腰の上を前後に滑り出した。大きなお尻がくねり、細腰がくびれる。
 「牛尾先生ぃ、秀子ぉ・・・」
 「分かっていますよっ、隆くんのお母さんっ!素晴らしい女性だっ、あなたはっ!」
 「嬉しいっ」
 「さあっ、一緒にやりましょうっ。隆くんのお母さんっ」
 「えっ?」

 止まった秀子は、牛尾先生を見つめた。
 「どうしました?私の言ってる意味が、お母さんなら分かるでしょう」
 「で、でも・・・」
 「どうしたのです、隆くんのお母さん」
 「秀子、は、恥ずかしいですわ」
 「まだそんな事を言っているのですか。さっき言ったでしょう、私とお母さんの家庭訪問は、肉体の話し合いだと。さあ、私の顔をまたいで」
 「は、恥ずかし・・・」
 「さっさと、またぎなさいっ!」
 「ひいっ!先生っ!」

 忠実な犬が飼い主に命令された時のように、秀子はきびきびと体を回し、お尻を牛尾先生の頭の方へ移動させた。そして、牛尾先生の顔をまたいだ。濡れそぼる秀子の女性部は、牛尾先生の顔にその分泌をしたたらせる程にに近い。69だっ!牛尾先生が、秀子の大きなお尻を両手でわしつかんで、思い切り開いた。むっちりと、開いたっ!
 「ひいぃっ!」
 女性部に、デロデロと舌が這い回る快感で、秀子はのけぞった。牛尾先生が秀子のお尻を顔に押し付けている。牛尾先生の舌が、クリトリスを狙う。膣口に入り込む。
 「ひいっ、くひぃっ・・・」
 秀子は目の前の巨根にむさぼりついていった。69の位置から見る牛尾先生の巨根は圧巻だ。何しろそり上がる方から見ているのだから、咥えているのだから。秀子は顎が外れそうなほどの男根の力を感じながら、頭を振り倒した。

 牛尾先生に顔をまたげと一喝された秀子は、歓びに満ちていた。今までの経験で秀子は、恥ずかしい性の方法を男性に大声で命令された事はない。仮にあったとしたら、気の強い秀子は言い返していただろう。だが牛尾先生には違った。素直に従い、肉体が歓びで震えた。それは、牛尾先生が秀子の女を花開かせた屈強なオスだという事がある。そして、その屈強なオスが、秀子の大きなお尻の下で、息も絶え絶えになっているのだ。秀子のお尻にしがみつくように、秀子の女性部への攻めを中断している。
 これが、肉体の会話・・・。秀子は輝きいっぱいで、巨根を攻めた。メスに命令するオス。そのオスを性技でまいらせる。素直に弱さを見せるオス。弱さを見せてくれる逞しいお方。
 「ううぅ・・・隆くんのお母さん・・・」
 射精が近いっ!秀子はスパートしたっ。なんてスピードなんだ、秀子の顔の動きは。激しい上下運動で、豊満な乳房は牛尾先生の下腹にムニュムニュと潰れている。顔に柔らかいお尻、下腹に乳房。巨根に、生温かい唇。柔らかな攻撃に、牛尾先生が、ついに吠えた。

 「隆くんのお母さんっ、出るっ!出るぅっ!」
 「ふむうぅっ」
 「うぐうっ!」
 「くむうっ」

 秀子は爆発を、喉で受け止めきった。これが家庭訪問。教師と教え子の母親の、肉体でする家庭訪問だ。


 ~


 カランカラン・・・
 おけの音が、浴室に響いた。秀子はおけに溜めたお湯に石鹸の泡をたっぷりと立て、タオルをつけた。
 「失礼します、牛尾先生」
 「悪いですな、隆くんのお母さん」
 「いえ・・・」
 秀子は泡立てたタオルで、牛尾先生の圧倒されるような分厚い肩をこすり始めた。肩、腕、胸・・・
 「先生、お背中を・・・」
 「はい、お母さん・・・」
 牛尾先生の後ろに回った秀子は、大きな背中をタオルでこする。秀子は力をこめて牛尾先生の背中を洗った。その為、豊満な乳房がたぷたぷと揺れるほどだ。再び前に回った秀子は、丸太のような太もも、毛むくじゃらのすね、そして大きな足と洗っていく。最後に、力なく垂れ下がる男根に手を伸ばした。
 「うむう・・・」
 牛尾先生が思わずうなっている。秀子は陰毛を泡立て、男根を持ち上げて玉袋まで丁寧に洗った。

 秀子が牛尾先生をうかがうと、目をつぶり、こぶしを握り締め、口を一文字に結んでいる。秀子の前で腰かけ椅子に巨体をのせている牛尾先生は、申し訳なさそうにひかえている侍のようだ。
 (このお方が、私に69を強要した方なのかしら?私のスリーサイズを無理矢理に告白させた方なのかしら?)
 セックス後、お姫様抱っこにかかえ上げられて浴室に運ばれた秀子は、牛尾先生の体を洗う事を申し出た。牛尾先生が、また早漏に終わってしまったと、意気が消沈していたからだ。
 「シャワーを使いますね、先生」
 「かたじけない」
 秀子は筋肉の肉体にシャワーを勢い良く浴びせた。股間の男根には、持ち上げて下から玉袋を流したり、陰毛は泡が残らないようにシャブシャブと手でかきわけながらシャワーを掛けた。
 「隆くんのお母さんのお体も、今度は私が洗いましょうか?」
 「いいえ、息子の先生にそんな事させる訳にはいきませんわ。自分でやりますから、先生は湯船につかっていて下さい」
 「分かりました、お母さん」

 
 
 牛尾先生が、湯船の中から、体を洗う秀子を荒い息で見つめている。秀子が羞恥を感じながらも、オスの前で体を洗う事ができるのは、牛尾先生が弱さをさらけだすからだろう。
 (どうしてあんな風に、申し訳なさそうに・・・)
 秀子の顔と胸に射精した牛尾先生は、秀子に早漏の詫びを入れて頭を下げた。
 (あんな激しい腰使いで、私は気持ちよくてたまらなかったのに、どうして・・・)
 秀子は、男性の不思議さを、ギラギラと秀子を見つめる牛尾先生から学んでいるような気がしていた。それは、どの男性からも、主人からも思わなかった事だ。
 (意気消沈していたのに、もう興奮して私を見ている)
 強さ、硬さ、そして一方で、弱さ、柔らかさ。それが男性なのかもしれない。そのどちらもさらけ出すのが、本当の男性なのかもしれない。秀子は、牛尾先生を見つめた。
 「牛尾先生、私もそちらに行くので、目をつむっていてくれませんか。バスタブをまたぐのが恥ずかしい・・・ いいえ、恥ずかしがっては、いけないのでしたわね、先生」
 うなずいた牛尾先生が浸かるバスタブを、秀子はまたいだ。



 「牛尾先生、どうぞ」
 「わかりました」
 ドアから顔を出して呼びかけると、湯船の牛尾先生がザバリと立ち上がった。ドアを開いた牛尾先生は、濡れた体のまま脱衣所に上がった。その牛尾先生の体を、秀子はバスタオルで拭いていく。学校に戻らないといけないという牛尾先生に、このまま待っていてくれと、秀子は先に上がって自分の体を拭いた。それから牛尾先生に上がってもらったのだ。この前のように、息子がお世話になっている学校の先生に体を拭いてもらう訳にはいかないと、そう思っている秀子。
 「いい女だ」
 「!」
 秀子は牛尾先生の小さな呟きを聞いて、肉体が熱くなった。今まで、そんな俗なストレートな言い方をしなかった。『素晴らしい女性』そんな風に、教え子の母親へ対する教師の言い方だったのだ。

 いい女・・・いい女・・・いい女!

 男が女に伝える最高の賛辞のように、秀子はとらえた。花開いた秀子から花粉が舞い散るように、秀子は汗をかくほどに懸命に牛尾先生の体を拭いた。
 (私っ、いい女なのねっ!嬉しい・・・うれしいっ!)
 跪いている秀子は瞳を輝かせて、牛尾先生を見上げる。
 「牛尾先生、学校に戻られる前に、もう一度、出されていかれますか?」
 「うむ、お願いしてもいいですかな?隆くんのお母さん」

 秀子はニコリとうなずくと、先ほどの潜望鏡フェラチオ、潜望鏡パイズリで猛り狂っている巨根に指を絡め、唇を尖らせた。
 「チュッ・・・」


 ~~~


 月曜日、木曜日・・・月曜日、木曜日・・・
 
 秀子の喜びの日常が流れる。学校で、秀子の家で、続いていく。学校では保護者会の後、秀子が牛尾先生の元へと忍んで行く。秀子の家では、秀子の主人のベッドでセックスをした後、お風呂場で牛尾先生の体を秀子が洗う。湯船で絡み合い、脱衣所で、仁王立ちフェラチオですっきりしてもらった後、学校に戻ってもらう。そんな無言の決まり事が、牛尾先生と秀子、教師と教え子の母親の間でできあがっていた。今日もそうだ・・・

 秀子は湯船の中で、牛尾先生の体の中に入り込み、分厚い肩に顔をもたせ掛けている。その秀子の背中を牛尾先生が大きな手で撫でてくれるのが、秀子は好きだった。
 (もうそろそろ、学校に戻られる時間ね。脱衣所で、頑張らないと・・・いっぱい、出していただかないと・・・)
 秀子は、脱衣所での牛尾先生を思うと、顔が赤くなる。牛尾先生は、秀子に仁王立ちフェラチオをさせる時、全身鏡、スタンドミラーを使うのだ。奉仕中の秀子の真横に置いて、秀子に奉仕中の姿を見せる。時には、秀子の真後ろに置いたりするのだ。そうすると、秀子には、鏡に映っている自分の姿が見えない。それは、見せられるより恥ずかしいのだ。秀子には見えないが、牛尾先生には、鏡の中の秀子の後姿が見えるのだから。
 『美しい背中だ、お尻がくねってますよ、隆くんのお母さん』
 それを繰り返し言う、牛尾先生。そして恥ずかしさを消すためにフェラに夢中になる秀子。
 
 「隆くんのお母さん、私はね、お母さんに中出しして夢がかなったが。また一つ、大きな夢ができましたよ」
 「大きな、夢・・・」
 秀子は、牛尾先生を見つめた。
 「私は、隆くんのお母さん、あなたにとって初めての男になりたいのです」
 「・・・?・・・」


 秀子の流れる日常に、新たな波が生まれた。

 
  1. 2013/07/28(日) 10:05:22|
  2. 息子の先生
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息子の先生7・日常①

[8752] 息子の先生7・日常① tttt 投稿日:2010/02/07 (日) 11:34
 朝、秀子は目覚めると、枕元に置いてある体温計を腋にはさみ、十分ほど布団の中でじっとしている。体温計は一分もするとピピッと音を鳴らすが、それ以上はさんでいないと正確な体温が測れない事を秀子は知っている。秀子の主人との子作りのために知った知識だが、今はその知識が違う男性、違う目的で生かされている。
 牛尾先生が妊娠の可能性が低い時に、秀子に中出しするためだ。息子、隆の学校の副担任の先生。そして柔道教室の師。教え子の母親の秀子が、その男性を中に受け入れ、射精までさせるためなのだ。
 秀子は起き上がると、腋にはさんでいた体温計の液晶数字を見た。そして、ベッドの奥にある鏡台の前に座る。引き出しから、ノートを取り出した。グラフに、測った体温を点で書きこみ線を結ぶ。ノートは、新しいものに変えようかとも思った。だが、主人とのために計っていた記録の後から続けていく事にした。主人そのものを、完全に切り離してしまうような気がして嫌だったのだ。不倫への背徳感はまるでないが、主人を見捨てられない気がしていた。
 (私と主人は夫婦。そして、牛尾先生と私は・・・?)
 秀子はこの問いに、答えられる時がくるのだろうか?

 「まだ、安全期ではないわ・・・」
 毎日の記録で線を描くグラフを見て、秀子はそうつぶやいた。そして、鏡を見つめる。ほほを両手ではさみ、撫でる。自然と微笑が出ているのだ。
 「あなた、綺麗よ・・・」
 鏡の自分自身に、秀子は語りかける。毎朝そんな事をしているのだ。その代わり秀子は、オナニーをしなくなった。鏡の自分の姿を見て、うっとりとしながら顔を撫でたり、豊満な乳房を触ったりを、飽きずにしている。その代わり、肉体の内側から悶々と湧き出すものを鎮める為に自慰をする習慣がなくなった。しなくても平気になった秀子。家事も手がつかないほどだったのに・・・。

 肉体の内側から悶々と湧き出して、秀子を悩ませていたものは、愛液として体外に流れださずに、白い肌艶、胸やお尻のふくらみとして代謝しているのかもしれない。女として花開いてからの秀子は、肌の白さと艶が輝きを増し、ただでさえ豊満な胸とお尻が少し大きくなったかもしれないのだ。秀子自身が、ウエストはそのままなのに、服の胸とお尻の部分を少しきつく感じているのだ。
 「ふふっ・・・」
 秀子は鏡台の前に座り、少女のような含み笑いをする。思い出しているのであろう。日常の習慣になっていく、月曜日と木曜日の事を。


 ~~~


 ―月曜日―

 ピンポーン・・・
 チャイムの音で、身支度を整えていた秀子は外に出た。門の外に、大竹夫人が立っている。
 「大竹さん」
 「こんにちは、原賀さん」
 なぜか意地悪っぽく口の端を持ち上げている大竹夫人に首をかしげながら、秀子は門の外に出た。そして、
 「ひいぃっ!」
 と身をすくめた。大竹夫人の背後から、小さな茶色の物体が飛び出して、秀子の足元に絡みついてきたのだ。
 「ワンッワンッワンッワンッ・・・」
 「いっ、犬っ!?嫌っ!おっ、大竹さんっ!」
 絡み付いてくる子犬を避けるように、秀子は足踏みをしながら大竹夫人を見た。変わらず意地悪な笑顔を浮かべている。してやったりと言った感じだ。
 「これこれ、ジョニーちゃん。大人しくしなさい」
 「ジョ、ジョニー?」
 大竹夫人がしゃがんで、子犬の背中を撫でると、愛犬ジョニーはようやく止まった。だが秀子を見上げながら振る尻尾は、生き物のように地面をパタパタと打ち続ける。秀子もしゃがんだ。
 「ラブラドール・レトリバーの男の子よ、原賀さん。ジョニーって名前なの」
 「大竹さんが飼っているのですか?」
 「そうよ。最近ね。ほら原賀さん、頭を撫でてあげて。あなたに会うのを楽しみにしてたんだから、この子」
 「楽しみ・・・」

 「ハッハッハッハッ・・・」
 秀子は真っ黒な目で見つめてくる子犬の頭にそっと手を伸ばした。感動するほどの柔らかな毛の感触。この愛犬ジョニーと、これから長い長い付き合いになっていくとは、その時の秀子は知らない。
 「きゃっ。ジョニーっ。やめてっ」
 前足を上げて、秀子に再び飛び掛ったジョニー。秀子の顔をべろべろと舐めまくる。
 「ジョニーったらっ、ちょっとっ、大竹さんっ、やめさせて下さいっ」
 「フフフ・・・」
 ジョニーにやられる秀子を、大竹夫人は不敵な笑みを浮かべて、しばらく見つめていた。その笑顔には、この子は毎日、あなたの家の塀に放尿するのが日課なのよ。そう言っているようだ。
 「さあっ、もたもたしてないでサッサと行きましょう、原賀さん」
 大竹夫人にリードを引っぱられた愛犬ジョニーが、秀子から離れた。秀子を振り返りながら、スタスタと歩く大竹夫人に引っぱられている。

 「な、なにがもたもたよ・・・」
 秀子はこぶしを握り締めて、大竹夫人の背中をにらんだ。


 ~~~


 「ジョニーちゃん、ここで待っててね。一時間ほどだから」
 「クウン・・・」
 小学校の武道場の近くの木につながれた愛犬ジョニーは、秀子を見上げて鼻を鳴らした。
 「人見知りする子なのに。原賀さん、あなたにだけは違うわねぇ」
 「私にだけ・・・」
 吸い込まれそうな程、黒く澄んだ子犬の目を、秀子は見つめた。母性愛が湧き出てくる。それは、隆に対するのものと同じだ。
 「ごめん、待っててね」
 ジョニーにそう言って、秀子は大竹夫人を追いかけて、武道場に入って行った。

 柔道教室の保護者会は、毎週月曜日に実施される事になった。一時間ほど、柔道場の掃除をするだけの事だが・・・。今日はその初日なのだ。秀子と大竹夫人以外にも、数名が参加している。畳や壁や窓ガラスを、ほうきや雑巾を手に持った主婦が分担して掃除をしている。そして、この武道場の主が入ってきた。
 「やあっ、これは皆さんっ!申し訳ありませんっ!」
 ジャージ姿の牛尾先生が、ずんずんと畳の上に立った。秀子は全身の血が沸騰していくような気分だった。他の主婦にとっては、ただの子供の学校の先生に過ぎない。皆一様に挨拶をしている。秀子にとっては違う。子供の先生、それだけではない。抱かれ、初めての絶頂を体験させられ、肉体を花開かされた男性なのだ。
 「原賀さんも、ありがとうございます」
 「はっ・・・そんな・・・」
 秀子の元に挨拶に来た牛尾先生を、見上げた。ジョニーと向かい合っていた時の母性が消え、メスの本能が秀子の肉体を支配する。抱きしめられたい衝動に駆られる。秀子を見下ろす牛尾先生が、意味深くうなずいた。秀子もうなずき返す。まわりの主婦は、うなずきあった教師と教え子の母親の真意を読み取れるはずがない。ただの挨拶とお礼に見えただけだ。

 秀子にとって幸運なのは、保護者会に一緒に来るのが、大竹夫人だという事だ。掃除が終わり、皆が解散した後、大竹夫人も愛犬ジョニーの姿も消えていた。思いつきの突発的な行動をとる大竹夫人が、毎週月曜日、秀子にはその時だけ助かる行動になっていく。ひょっとしたら、担任の安田先生の所にでも押しかけているのだろうか?しかし秀子にとってはそんな事はどうでもいい。秀子は、誰もいなくなった武道場に引き返した。男子ロッカー室に入る。そしてその奥の部屋。指導員室と札が掛かっている、その部屋のドアノブを、秀子はゆっくりと回し、そしてドアを開いた。
 「う、牛尾先生・・・」
 腕を組み仁王立つ牛尾先生の元へ、秀子は吸い寄せられるように近づく。
 「隆くんのお母さんっ!」
 「ああんっ!」
 数日振りに食べ物にありついた猛獣のように、牛尾先生が秀子に飛び掛った。きつく抱きしめ、秀子の唇をむさぼる。応じ返す秀子。学校の教師と教え子の母親。学校でも、オスとメス。

 「さあっ、隆くんのお母さんも」
 「は、はい」
 秀子を離した牛尾先生が、ジャージを脱いでいく。その牛尾先生の前で、秀子も焦る手でブラウスを、スカートをはぎとっていくのだ。SEXの、肉弾戦の準備をする教師と教え子の母親。教師である牛尾先生の褐色の肉体は、服を脱ぎながらこんな音を立てているようだ。
 『ムキムキ・・・ブルンッ!バチンッ!ギンギンギンッ!』
 教え子の母親である秀子の真っ白な肉体は、こんな音だ。
 『むちむち・・・たぷたぷ・・・プルプルプル・・・くねくね』

 「隆くんのお母さんっ!」
 「先生っ、牛尾先生っ」
 威きり勃つ巨根をそびえさせる牛尾先生の足元に、秀子が跪いた。巨根に指を絡ませた瞬間、
 (もうこのおち○ぽと離れられない!)
 そんな事さえ思ったのだ。
 「チュッ・チュッ・チュッ・チュッ・・・」
 パンパンに膨らんだ亀頭に、朱唇を尖らせて何度もキスをした後、秀子は巨根を奥まで飲み込んだ。
 「はむうぅ・・・」
 「おおうっ、お母さんっ、たまらない」

 高速で前後する秀子の小顔。タプンタプンと揺れる豊満な乳房。クネクネと蠢く細腰と大きなお尻。太い竿に絡みまくる赤い舌。
 「うふんっ・うふんっ・うふんっ・・・」
 牛尾先生は快感に浸りながら腕を組み、仁王立つ。これ程、仁王立ちフェラチオが似合う男女がいるだろうか?もちろん、教師と教え子の母親ではいない筈だ。

 「んぱんぱ・・・ぱはあっ、はあはあ・・・牛尾先生ぃ、一度、秀子のお口か胸でお出しになりますかぁ?ああん・あうん・・・」
 秀子は、握りしめた巨根を下に向け、亀頭を乳首にこすりつけながら、そう聞いた。
 「うむうっ・・・隆くんのお母さん、残念だが今日はこの後、授業が迫っているのです。短時間でお母さんをイカせる事ができるか・・・。今日はどうなのです?生理の方は、どうですか?」
 秀子は、牛尾先生を見上げ、本当に申し訳ない顔をした。
 「今日は、駄目な日です。牛尾先生、お外で、我慢なさってくださいませんかぁ。その代わり、先生のお好きなところ何処でもぉ。秀子の顔でも胸でも何処ででも、お受けしますからぁ」
 「隆くんのお母さんっ!」
 「きゃあっ!」

 秀子は軽々と、ベッド仕様に背もたれを倒されたソファの上に放り投げられた。飛びかかって来る牛尾先生。女性部に、牛尾先生の二本の指が突き刺さる。
 「くひいっ!」
 乳首を含まれ、なぶられ、噛まれる。クリトリスを圧迫され、転がされる。Gスポットをこすられる。秀子最感の三大性感帯。秀子が叫んだ!
 「秀子漏れちゃうぅっ!」

 ブシュッ!ブシュッ!ブシュッ!

 壮絶な潮噴きを終えた秀子の股間に、大砲を握り締めた牛尾先生が割り込む。待ったなしだ!
 「いきますよ、隆くんのお母さん」
 「ちょ、ちょっとだけ休ませ・・・ああんっ!」

 ズンッ!!

 「あひいぃっ!」
 ぱんっぱんっぱんっぱんっ・・・
 「あんっあんっあんっあんっ・・・」
 豪快なピストンを繰り出す牛尾先生のたくましい腰の左右で、秀子のすらりとした脛と足首がぷらぷらと揺れる。タップンタップンと豊満な乳房を波打たせる秀子が叫ぶ。
 「気持ちいいっ!秀子気持ちいいっ!」
 ズンッズンッズンッズンッ・・・
 「何処がいいのですっ!?隆くんのお母さんっ」
 「秀子のおま○こぉっ!牛尾先生のおち○ぽで一杯になってぇっ、秀子のおま○こが気持ちいいですぅっ!ああんっああんっああんっ・・・」
 「ぐうぅっ、なんておま○こだ・・・申し訳ないっ、お母さんっ」

 直前まで腰を振り続けた牛尾先生は、猿のような素早さで秀子から抜いて横に飛んだ。そして、秀子の顔の真上で巨根をしごく。咆えたっ!
 「うぐうっ!」
 ドバッ!びちゃっ!
 放たれた精液が秀子の顔に、つむったまぶたに、鼻の穴に、プックリとした唇に飛び散る。秀子は痛いほどの勢いを感じていた。強烈な匂いが秀子の鼻腔を埋め尽くす。
 怒馬っ!媚茶っ!
 「うぐうっ、うぐうぅぅ・・・」
 巨根の照準を秀子の豊満な胸に向ける牛尾先生。精液をかけられて、秀子の乳房はプルプルと震えて喜んでいるようだ。
 「うぐうぅ・・・」


 
 「申し訳ありません、隆くんのお母さん。前回のようには行きませんでしたよ。情けない」
 牛尾先生が、精液まみれの秀子の顔と乳房をティッシュでぬぐっていく。ようやく目を開くことができた秀子は、ダラリとした目の前の男根を見つめた。
 (牛尾先生の猛々しいのが、こんなになって・・・)
 「失礼します、牛尾先生。はむぅ・・・」
 「おおうっ、お母さんっ、たまらんっ」
 
 秀子のお掃除フェラチオは本当に丁寧だ。玉袋、竿、雁首、亀頭、尿道。隅々まで舌を使う。時折、柔らかくなった男根が痙攣するのが、たまらなく嬉しく感じてしまう秀子なのだ。秀子の黒髪を撫でながら、牛尾先生が語りかけてくる。
 「今度の木曜日に、また家庭訪問にうかがいますよ。いいですね?隆くんのお母さん。そこっ、おおうぅ・・・」
 秀子は、お掃除しながら、こくりと頷いた。
 「んぷんぷ・・くぷちゅくぷう・・・はむはんはぷ・・・」


 ~~~


 「ワンッワンッワンッ・・・」
 「きゃあっ・・・ああっジョニーっ・・・」
 家路を歩く秀子に、後ろから愛犬ジョニーが絡み付いてきた。どうして?と振り返ると、大竹夫人がメガネをキラリと光らせて立っている。
 「大竹さんっ」
 「原賀さん、先に帰っていたと思っていたのに・・・私は安田先生とお話をしていて、遅くなったのよ」
 じっと見据えてくる大竹夫人に、秀子は、買い物に行っていてよかったと、心底思った。他にどんな言い訳も思いつかない。買い物袋を持ち上げて、声を張り上げる。
 「か、買い物に時間が、かかっちゃったんです」
 「そうなの・・・」
 
 大竹夫人が、秀子の顔から目を離さないで近づいたきた。
 「原賀さん、あなた・・・」
 「え?」
 「あなた、雰囲気が変わったわね。先週とは、別人みたい」
 「そ、そんな事ありませんわっ、ねえ、ジョニー」
 秀子は愛犬ジョニーの元にしゃがみ込んだ。ジョニーの黒い目が鏡のように、牛尾先生の言葉を秀子に思い起こさせる。SEXを終えた後、互いに向かい合って服を着ていた時だ。
 『あれから、グラマーさが増したようですな、隆くんのお母さんは。素晴らしい肉体だ。おま○こもだ。締め付けが凄かった。私はまた、鍛錬に磨きをかけなければなりませんな・・・』
 牛尾先生の絶賛の言葉に、秀子は真っ赤になって言葉を返せなかった。ただ、
 『では木曜日の家庭訪問で』
 という牛尾先生にかろうじて、はにかんで頷いただけだ。

 「ワンッ」
 ハッと我に帰り、秀子は愛犬ジョニーの顔をはさんだ。
 「そんな事ないよねぇ、ジョニー」



 原賀秀子、39歳。今彼女は、日常を謳歌している。
 

  1. 2013/07/28(日) 05:50:07|
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息子の先生6・花は開いた、種は芽生えた④

[Res: 8669] Re: 息子の先生6・花は開いた、種は芽生えた④ tttt 投稿日:2010/01/31 (日) 08:55
 「隆くん、僕のところ最近犬を買いだしたんだ。ラブラドールの雄だよ。ジョニーって言うんだ。こんど見においでよ」
 「う、うん・・・」
 隆は幸彦少年と家路を歩いていた。本当は今日だけは、柔道教室を休みたかった。隆は、両手に植木鉢をかかえている。咲いた花を、早く帰って母親に見せたかったのだ。
 「それにしても今日の牛尾先生、お話が長かったよね」
 「う、うん・・・」
 今日は幸彦少年も柔道教室に参加した。少年の言う通り、牛尾先生は教え子を集め、長々と訓辞をしたのだ。
 『夢を持てっ』
 牛尾先生はそう声を張り上げた。
 『夢を持って、それを乗り越えろっ』
 そう言って、こぶしを握り締めていた。あんな牛尾先生はめずらしい。隆はそう思っていたのだ。
 「ごめん幸彦くん。先に帰るよ。お腹すいちゃった」
 「そう。じゃあまた明日」
 手を振る幸彦少年に構わず、隆は走り出した。

 今日隆は学校で、幸彦少年に母親の話をした。母親と一緒にお風呂に入るのが嫌いだと言った。だが本当は違う。母親にオッパイを押しつけられるのが嫌だと言った。だが本心ではない。本当は、あまり入らなくなった今でも、毎日母親とお風呂に入りたいのだ。本当は、母親のスベスベで、柔らかいおっぱいに顔をくっつけるのが大好きなのだ。つい最近まで、秀子は隆とお風呂に入ると、乳首を含めと言っていた。あなたは赤ん坊の頃いつもそうしていたのよ、そう言って、含ませていた。隆が乳首を含むと、秀子は体をピクンと反応させる。その反応が何か隆には分からない。だが隆は、母親のその反応が好きだった。
 (今日は僕から言ってみよう。きっとお母さんは、喜んでくれるはずさ。一緒にお風呂に入ってくれるさ)
 隆は、母親の大きくて柔らかい乳房の感触を思い出しながら、門の中に駆け込んだ。

 「ただいまあっ!お母さんっ、ただいまあっ!」
 隆は、玄関に靴を放り投げるようにして、家に上がりこんだ。夕食のいい匂いがする。
 (お母さんは台所だっ!)
 隆はキッチンに走りこんで、手に持つ植木鉢をかかげた。
 「お母さんっ、見てよっ!花が咲いたんだっ!僕が咲かせたんだよっ!見てよっ、お母さ・・・」

 隆は、言葉を失って、たたずんだ。
 (お母さん・・・だよね?)
 そう言いかけて口をつぐんだ。一瞬家を間違えたかと思ったが、そんな訳はない。目の前のエプロン姿の、ニコニコと優しい笑顔の母親が、まるっきりの別人に見えたのだ。
 「綺麗に咲いてるわね。これ、私の好きな花よ。貸して、キッチンに飾っておくわね」
 「う、うん・・・」
 「お腹すいたでしょう。さあ、お風呂に入りなさい」
 「う、うん・・・」

 隆は何も言わず、キッチンを出た。母親は一緒にお風呂に入ろうかとも聞かなかったし、自分からも言えなかった。それどころか、言ってはいけない気さえしたのだ。脱衣所に入ると、いつもと雰囲気が違っていた。何も変わったところはないのに。洗濯機に山盛りにシーツが詰め込まれているくらいだ。浴室に入り、湯船につかると、ますます違う雰囲気が、湯気と一緒にもわっとしているのだ。その雰囲気の中、隆は思った。お母さんはもうきっと、一緒にお風呂に入ってはくれない。それは当たっている。秀子と隆の母子が、ともに湯船につかる事はもうやってこないのだ。
 「うっ、うっ、うううっ・・・」
 隆は膝をかかえて涙を流した。その涙が何かは、隆には分からない。だが、悲しい気持ちの隆が流す涙は、悲しい涙じゃないのだ。


 種が地面から小さな小さな芽を出すように、隆は少年の階段を、一歩上がった。
  1. 2013/07/27(土) 19:49:18|
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息子の先生6・花は開いた、種は芽生えた③

[8669] 息子の先生6・花は開いた、種は芽生えた③ tttt 投稿日:2010/01/31 (日) 08:26
 足首を牛尾先生にむんずとつかまれ、高々と持ち上げられる。下肢をV字開脚で開ききられても、秀子に激しい羞恥が襲ってこない。それどころか、へその下あたりから、ふつふつと喜びが沸き起こってくるのだ。秀子は失神から目覚めて、ようやく思い出した。秀子の人生で最も激しく燃えるSEXをして、牛尾先生の射精と同時に気を失ってしまったのだ。気を失っている間に見た夢。乳白色の温泉に気持ちよく使っていた夢。あの気持ちよさが今、秀子の体内に満ちている。失神する直前、秀子の内側のマイナスの思いが飛び出していっていると、バックで牛尾先生に怒涛のピストンをされながら秀子は思った。まったくその通りだ。失神から目覚めて、秀子は今、なんとも言えない爽快さに満たされつつ、温かい歓びで充満していた。それは全て、牛尾先生の精液で一杯の秀子の子宮から出ている・・・秀子はそう実感して、泣いた。

 「ああ・・・私の中が・・・うう・・・」
 「隆君のお母さん、なんて綺麗なおま○こだ」
 「私の中が・・・ああ・・・」
 「SEXのすぐ後だからでしょうな、元々は綺麗なピンクだが、いま少し充血している。小さくて可愛らしいビラビラだ。クリトリスは大きくて愛撫がしやすい。私は濃い陰毛が好きでね。お母さんはまさに濃いですなあ、陰毛が。だが剛毛じゃない。細くて柔らかい陰毛だ。私の理想にぴったりだ、隆君のお母さんのおま○こは」
 「いっぱい。私の中が、いっぱい・・・」
 「うむ。そうです、お母さんのおま○こから、たっぷり溢れていますよ。私の精液が、たっぷり流れ出している」

 牛尾先生が、V字に持ち上げていた秀子の両下肢を下ろした。そして、
 「うおおおっ!」
 と、両こぶしを握り締め、雄たけびをあげたのだ。寝室の壁が震えるほどの、雄たけびであった。
 「うおおおっ!うおおおぅっ!」
 秀子は涙を流しながら、歓喜の雄たけびを繰り返す牛尾先生を見上げていた。最後まで勝ち残った高校球児がグラウンドに群がって叫びながら飛び上がる。まさにそんな喜びを、目の前のオスは体全体で表現している。秀子は泣きながらそれを見つめ、秀子の体内に満ちる温かさと爽快さにひたっていたのだ。
 (この温かさは、牛尾先生の精液。この爽快さは、いっぱいの精液で満たされて私の冷たい気持ちが出て行ったから・・・ねえ、あなたは今、どう思っているの?)
 秀子はその時、最近思いだぜなかった主人の顔を、はっきりと思い浮かべる事ができた。
 (遠い海外にいるあなた・・・私はあなたのベッドで、この男性に抱かれて何もかもから開放された気持ちでいるの。ねえ、あなたは今・・・)

 「きゃっ・・・」
 牛尾先生が、秀子の顔の両側に手をついて、秀子をのぞき込んでくる。秀子は大きな瞳をうるませ、牛尾先生を見つめた。唇が、自然と開いてしまう。
 「ありがとうございました。隆君のお母さん」
 「牛尾先生・・・」
 「こんな事を言うとおかしいかもしれませんが、私は今日、童貞を捨てた気分ですよ。隆君のお母さんとのSEXで、やっと本物の経験が出来た気がするのです。夢がかなった。あなたのおかげですよ」
 「先生、牛尾先生、ああん・・・」

 開いた秀子の唇に、牛尾先生が舌をもぐり込ませてきた。熱いキスをしながら自然と、互いの手が絡み合っていく。秀子は牛尾先生の大きな手と、指の一本一本まで絡み合った手を握り締めた。深いキスに夢中になりながら、主人の顔を思い出している秀子。
 (あなた、ごめんなさい。この猛々しい男性にくらべると、あなたとのは、ままごと遊びだったは。ごめんなさい)
 秀子は、本心から謝罪しているのだろうか?いや、そんな事はないだろう。秀子をおおっていた厚い絨毯のベールは、花開いた秀子自身が、突き破ってしまった。結婚している。主婦。夫がいる。そんな事はもう足かせではない。自分の肉体を花開かせた男性に出会う前に、結婚していた。背徳は、そんな解釈として飛んで行ってしまった。

 「隆君のお母さん、お願いがあります」
 「え?」
 秀子の唇から離れた牛尾先生が、秀子の横に回ってきた。そして、あお向けの秀子の後頭部に手を差し込み、秀子の頭をもたげる。秀子の目の前には、だらりとした巨根。
 「掃除を、してもらえませんか?ティッシュで拭こうかと思ったのだが、味気なくてね。できたら今後、隆君のお母さんをイカせる事ができたら、ご褒美としてそのかわいらしい唇で掃除をしてもらえたら、どれ程はげみになるか」
 秀子は牛尾先生の言葉に、震えるほど喜びを感じた。『できたら今後』・・・これからも、花を開かす事ができる!秀子は、白い指を巨根に絡めた。
 (ああっ!鋼鉄のようだった牛尾先生のおち○ぽが、こんなに柔らかい)
 秀子は、垂れ下がった巨根に、愛情さえ感じた。全てを吐き出し、疲れきってしまった様な男根を、優しさで包んであげたくなったのだ。
 (私の中に出してくれたから。いっぱい、出してくれたから。だから、こんなに柔らかくなって・・・)

 「はむう・・・」
 秀子は、牛尾先生の萎えた男根を含んだ。勃起している時のフェラチオとはまた違う。威きり勃っている時は、巨根は秀子の必死の愛撫にぐいぐいとそり返るようだった。萎えている時は、秀子の優しい愛撫にピクピクと痙攣している。
 (かわいいっ!)
 秀子はお掃除フェラチオをしながら、ほほえんでしまっていた。そんな秀子がこう言うのは、必然だ。ちゅぽんと音をたて、男根を口から離した秀子は、
 「牛尾先生、秀子、いつでも、こう致しますから・・・はむう・・・うふん、うふん、あふん」
 長いまつげを伏し目がちにそう言うと、秀子はまた、お掃除フェラを再開した。
 「隆君のお母さんっ、私が早漏に終わってしまっても、こうしてくれると言うのですかっ!」
 秀子は男根を含みながら、コクンとうなずいて、それに答えた。そして、夢中に舌を絡める。ペロペロと根元から亀頭、尿道までチロチロと清めていく。ダラリとした男根を持ち上げて、玉袋にも舌を這わせた。ネバネバがこびりついていた雁首は特に丁寧に舌先を使った。最後はたっぷりと口に含んで、吸引する。
 「んぱんぱんぱ・・・うふん・くふん・ふうん・・・」
 「くうぅっ、たまらんっ」
 男なら誰でも分かるだろう。射精後のこそばゆい様な快感。きれい好きの秀子のお掃除フェラは、高級ホテルの清掃のように丁寧なのだ。牛尾先生が鳥肌を立てているのを見て、秀子は本格的にフェラチオをしてしまいそうな勢いだ。そんな秀子から、牛尾先生が離れた。

 ちゅぽんっ・・・
 「ああ、牛尾先生・・・」
 「ふー・・・これ以上は腰が抜けてしまいそうですよ、隆君のお母さん。さあ、今度は私の番だ」
 「きゃあっ」
 ベッドから降りた牛尾先生は、秀子をお姫さま抱っこで抱え上げた。そのまま、開け放たれた寝室のドアに向かう。
 「あの、牛尾先生」
 秀子は牛尾先生の太い首にしがみつきながら、そう聞いた。
 「今度は私が、隆君のお母さんをきれいにしてさし上げますよ」


 ~~~


 秀子をお姫様抱っこで抱えながら、牛尾先生は廊下を進む。秀子は、まさかと思った。その場所に行ったら、どんな気持ちになるのか?そう思った。その場所もまた、秀子の主人が毎日のように使っていた場所だ。主人が気に入っていた場所なのだ。牛尾先生はその場所に、のしのしと入って行く。脱衣所に入って、ドアが開いていた浴室に入った。
 「隆君のお母さんが気を失っている間、お湯をためておいたのですよ。勝手に使って申しわけない」
 牛尾先生がゆっくりと、秀子の体を降ろす。秀子はそっと足をついて立った。秀子の主人のお気に入りの浴室。そこに他の男性に連れてこられる。新たな背徳感が芽生えるのではないか?そんな気持ちが、秀子が立った瞬間、一瞬にして消えた。

 ドロリ・ドロリ・ドロリ・・・

 秀子が立った瞬間、秀子の膣から牛尾先生の精液が流れ出したのだ。内ももを伝ってドロリドロリと流れていく。
 「ああっ、あああっ」
 秀子は牛尾先生にしがみついていた。膣に収まりきれないほどの大量の精液が、内ももを伝って足首まで届く感触。受精をしたっ!その事を最も感じた瞬間だ。外に流れ出して、受精の喜びを感じてしまう不思議さ。最高のSEXをした喜びを、膣から外に流れ出した精液で再確認してしまう秀子。背徳など、彼女にはもう・・・
 「まだ腰がふらついていますな。隆君のお母さん、私につかまって」
 「牛尾先生・・・ああん」
 先に浴槽に入った牛尾先生に導かれるように、秀子はバスタブをまたいだ。湯船の温かさが、足から全身に広がる。湯船に体を沈めていく牛尾先生に引き込まれるように、秀子も湯船につかっていく。40度の湯船の温かみに包まれた秀子は、牛尾先生を見た。この浴室もバスタブも、風呂好きの主人が設計士に頼んで特別に大きめに作っているのだ。そこに、主人以外の男性と、SEX後に一緒に入っている。それでも、性交をともに堪能した男性と、40度の幸せな温かさにバスタブで包まれているような気持ちなのだ。秀子は牛尾先生を見た。

 「牛尾先生、私は、これでいいのですか?」
 「何がですかな、隆君のお母さん」
 「主人のベッドで、私は牛尾先生に抱かれて、生まれ変わったような気持ちなのです。それにここ、この浴室は、私の主人が特別に建築家の人に設計してもらった、主人のお気に入りの場所です。その場所で私は、すごくホッとしている。こんな事で私は・・・」
 「不倫だと、言うのですか?隆君のお母さん。悪い事をしていると、そう言っているのですね?」
 「は、はい」
 「私はこれからも、隆君のお母さん、あなたを抱くつもりです。もしお母さんがご主人のことを考えて抵抗するようなら、力づくでその体を奪うでしょう」
 「せ、先生・・・」
 「ただ、お母さんしだいでは、そうはしません。私は、男として半分、教師として半分、あなたとSEXしたいのです。隆君とのお母さんとのSEX、人間の素晴らしさを私は学べるのです。教師として成長できる気がするのですよ。教え子たちに、人間の素晴らしさを教える事ができる。そんな教師を私は目指しているのですから。あなたを抱く事で、私は男として成長し、教師として学べるのです」
 「牛尾、先生・・・」
 「だから隆君のお母さん、もしあなたが、私とのSEXがつまらないとおっしゃるのなら、私はこれから何もしませんよ。お母さんがそんな気持ちなら、学ぶ事は何もない」
 「そ、そんな。つまらないなんて・・・」
 「これでも、不倫ですか?私の隆君のお母さんへの気持ちは、不倫ですか?」
 「それは・・・」
 「こちらに来てください」

 牛尾先生が、大股を開いて、両手を開いた。大きな体の中に入って来い、秀子にそう言っているのだ。入っていきたい。それが秀子の気持ちだ。これまで、牛尾先生に焦らされながら、最後の関門は秀子が口走ってきた。だが秀子は思った。この瞬間は、導いて欲しいと。その思いが、伝わる。
 「こっちに来なさいっ!隆君のお母さんっ!」
 「ひいっ・・・」
 牛尾先生の怒声のような大声が、浴室にこだました。それを待っていたかのように、秀子は牛尾先生の中に、飛び込んだ。きつく抱きしめられ、抱きつき返した。唇をむさぼられ、舌を絡み返した。激しい抱擁で、湯船が揺れる。
 「隆君のお母さん、私はあなたを、これからも抱きたい。お母さんは、どうですか?」
 「私も、秀子も、抱かれたいです。牛尾先生にっ、抱かれたいですぅっ」
 「お母さんっ」
 「先生っ」

 じゃぷ・じゃぷ・じゃぷ・・・
 激しい抱擁で、湯船が揺れる・・・


 ~~~


 秀子が本当に牛尾先生から離れられなくなってしまうのは、ここからだ。牛尾先生に抱きついていた秀子に、硬い突起物が当たった。
 「あっ・・・」
 牛尾先生から離れた秀子は、牛尾先生と見つめあう。牛尾先生はまるで、イタズラがばれた男の子のように、頭をかいている。先ほどの威厳は、おかしいほどに消えていた。
 「ふう、面目ない。えらそうな事を言っておきながら、この有様です」
 「きゃあっ」
 牛尾先生が秀子を後ろに押して、自身の腰を持ち上げたのだ。復活した威きり勃ちが、潜望鏡のように湯面から現れた。
 「教育を語っておきながら私は・・・怒らないで下さい、隆君のお母さん。ほらこいつも、頭を下げているでしょう」 
 牛尾先生は亀頭をつかむと、グイッと下に倒した。秀子から見ると、頭を下げているように見える。
 「まあっ!」
 そして秀子は、花開いた秀子は、笑った。裸の女が裸の男に笑ってしまうのも、花開いている証拠だ。そしてそんな女は、男に奉仕してしまうものなのだろうか?
 「ふふっ、ふふふふっ・・・」
 くすくすと笑ってしまう秀子は、牛尾先生を見上げた後、唇を尖らせた。
 「失礼します。牛尾先生」
 「おおうっ、隆君のお母さんっ」

 ちゅっ・ちゅっ・ちゅっ・・・
 牛尾先生の亀頭に、三度キスをした後、秀子はフェラチオを開始した。
 「うぷっ・うぷっ・うぷっ・んぱっ・んぱっ・んはあ・・・」
 そしてパイズリ。牛尾先生の巨根をはさんで揺らす豊満な乳房で、湯面が揺れまくる。
 「あふん・うふん・あふん・・・」
 またフェラチオ。パイズリに切り替わる。フェラチオだっ。パイズリっ。

 バシャッ・バシャッ・バシャッ・・・
 秀子の激しい顔の動きと、豊満な乳房の動きで、秀子の主人お気に入りのバスタブから、湯船がどんどんこぼれていく。潜望鏡フェラチオ、潜望鏡パイズリ。風俗で行われるテクニックを秀子が知っている訳がないが、秀子ならできるのだ。それが秀子のメスの才能だ。家庭訪問に来た教師と一緒に風呂に入り、湯船の中でフェラチオ、パイズリ奉仕する教え子の母親。そんな関係の教師と教え子の母親は、他にいないはず。だがそれは背徳ではない。見ろっ!秀子の輝きを見れば分かるではないかっ!
 「隆君のお母さんっ、ご主人とも一緒に風呂に入るのでしょうなあっ」
 「んぱんぱ、ぱはあ・・・昔だけですぅっ・・・うんぷうんぷ・・・」
 「その時は、ご主人にもこうしてあげていたのですかなっ?」
 「その時はあ・・・でも主人は私ともう一緒になんかぁっ・・・うんっうんっうんっあはあうふうくふん・・・」
 
 バシャッバシャッバシャッ・・・湯船がこぼれ続ける。それは秀子の輝きの津波だ。


 ~~~


 「隆君のお母さんっ!もういいっ!もうこれ以上はっ」
 「ああんっ、牛尾先生っ・・・」
 牛尾先生は秀子を引き離した。
 「ふうっ・・・もうこれ以上は、またお母さんを抱きたくなってしまう。もう学校に戻らないといけない時間だ」
 「先生・・・」

 バシャリと牛尾先生が立ち上がった。そり上がる巨根からも、水滴が滴っている。秀子は圧倒された。
 「出ますか?隆君のお母さんも」
 「あっ、はい・・・」
 「立てますか?」
 「はい」
 浴室から出る牛尾先生の後姿に、秀子はめまいがしそうだった。
 (岩のよう。山のよう)
 そう思った。

 脱衣所に上がると、牛尾先生がおもむろにバスタオルを手に取ったのだ。そして、秀子を包んできた。
 「ああっ、そんなっ、いけませんわっ、牛尾先生っ」
 「なに、やらせて下さい。しかし、あらためて思う。惚れ惚れとする美しい体だ。柔らかい体だ。隆君のお母さんは」
 「ああんっ。ああっ、ああっ、あはあ・・・」
 牛尾先生がバスタオルで、秀子の肉体を上から拭いていく。乳房、乳首。女性部まで、ごしごしと水滴を取っていくのだ。
 「あん、あん、ああんっ・・・」
 秀子は牛尾先生の分厚い肩に手をついて、快感に震えていた。牛尾先生のバスタオルの手が、細腰に回る。お尻をごしごしとふき取りながら、割れ目に入り込んだ。
 「くひぃんっ!」
 秀子は一瞬、牛尾先生の肩に爪を食い込ませていた。バスタオルの生地が、秀子のお尻の穴、アナルに触れたからだ。その時の秀子の爪の痛さを、牛尾先生が心にとどめてしまうのを、秀子は知らない。

 「さあ、これでいいでしょう。では私も自分で」
 「駄目ぇっ!私が、秀子がお拭きしますっ!」
 秀子は牛尾先生からバスタオルを奪うようにして、牛尾先生の背中に回った。湯船で牛尾先生の威厳とユニークに触れた秀子は、牛尾先生から秀子の体を拭いていなくても、最初にそうしたかもしれない。
 (岩のようなお背中。この背中に私はしがみついていた。たくましいお腰。この腰で私は揺らされた)
 秀子は牛尾先生の前に回った。
 (この胸で抱きしめられた・・・ああっ、そして、これっ。このもの凄い、おち○ぽっ)
 牛尾先生の前にひざまずいた秀子は、巨根を丁寧にぬぐった後、牛尾先生を見上げた。湯船で温められたからか、巨根を目の前にしてか、秀子の肉体は桜色に染まっている。瞳はうるんでいた。

 「牛尾先生、まだお時間は、ありますか?」
 「どうしてです、隆君のお母さん」
 「こ、こんなになってしまっていては、学校に戻られても、気が散ってしまうのでは・・・」
 「それはそうですな」
 「私・・・秀子っ、急ぎますから。一生懸命っ、急ぎますからぁっ!だからっ・・・はむうっ・・・うぷっ・うぷっ・うぷっ・うぷっ」
 「うおおっ!隆くんのお母さんっ!ありがたいっ!」

 カッチ・カッチ・カッチ・カッチ・・・
 脱衣所の壁にかけられている時計が正確な秒針の音を刻む。秀子の高速のバキュームフェラ。その小顔の前後の動きは、カッチの間に2回の速さだ。
 ぶじゅ・ぶじゅ・ぶじゅ・・・
 秒針の音と、唾液の音が脱衣所に刻まれる。
 ゴトッ・・と、秀子の横に、牛尾先生が全身鏡を置いた。脱衣所に置いてある、秀子が使っている全身鏡だ。
 「!」
 鏡に映る秀子。ひざまずいて、口を大きく開けて、唇をめくらせて、唾液を滴らせて、乳房を揺らしまくって、顔を振り倒している。巨根が口に出入りしている。
 (綺麗っ!私、綺麗っ!)
 巨木に絡みつく美しい花。秀子は自分自身をそう思った。顔のスピードが増す。
 「隆くんのお母さんっ!たまらないっ!」
 「ふむうっ!くむうっ!」
 牛尾先生が腰を使いだしたっ。イマラチオだっ!秀子の上半身が、柳のように揺れる。牛尾先生の腰使いに合わせて、体を揺らす。壮絶な仁王立ちフェラチオ!こんな教師と教え子の母親が他にいるわけがない!
 「くむうっ!ぶふうっ!ふむんっ!」
 「出るっ!隆くんのお母さんっ!出しますよっ!」

 ドバアッ!
 「うぐうっ!」
 「ふむうっ!」
 
 「んぐ・・・ぱはあ・・・はあはあはあ・・・」
 吐き出された全てを飲み込んだ秀子は、ぺたんと座り込んだまま、牛尾先生を見上げた。
 「はあはあはあ・・・牛尾先生、はあはあはあ・・・」
 涙と唾液と精液にまみれる秀子の顔に、美しいほほえみが浮かぶ。その秀子を、しゃがんだ牛尾先生が抱きしめた。
 「隆くんのお母さん・・・」
 抱きしめてくるオスの精液を、日に三度受け取った。胸の谷間で、膣で、口で・・・精液にまみれた秀子。どうしてこれほど美しいのか。
 (牛尾先生のおち○ぽをしゃぶる私、綺麗だった・・・)
 秀子自身がその自信にあふれているからだ。


 ~~~


 ドサ・・・
 脱衣所から再び抱えられて、秀子は夫婦の寝室に運び込まれた。この時、横たえられたのは、秀子のベッドだ。牛尾先生は、一度寝室を出ると、居間に脱ぎ捨てていた自分の衣類を持って戻ってきた。そして、ベッドに寝る秀子の横で、衣類を身につけ始める。
 「隆くんのお母さん、今日は長い一日だった。あなたも疲れたはずだ。しばらくそこで、寝たほうがいい。隆くんはこの後、柔道教室がある。帰ってくるのは、六時前でしょう」
 服を着終えた牛尾先生が、しばらく黙って秀子を見下ろしたあと、秀子にも意外な事を聞いてきたのだ。
 「お母さん、あなたは、ご主人の事を、嫌っているのですかな?」
 「えっ?」
 何を急に・・・。秀子はそんな表情で、牛尾先生を見上げた。牛尾先生の目は落ち着いている。その目が、何度もうなずいている。秀子は下を向いて、考えてみた。
 (嫌ってなど、いない・・・)
 「私はね、隆くんのお母さん。なんとなく、ご主人の気持ちが分かるのですよ。お母さんの肉体に触れなくなった理由が」
 「え?」
 秀子はもう一度、見上げた。
 「ご主人は確か、かなり年下だったとか・・・。年上の女房。しかも、隆くんのお母さん、あなたのような美しく豊満な女房。しかも極上の名器の持ち主だ。年下のご主人は、あなたを、もてあましてしまっていた。そう思うのです。私だって今日、もし早漏に終わっていたら、もうお母さんに近寄れなかったでしょうな」
 「・・・・・・」
 「だが私は、乗り越えた。私はこれからも、隆くんのお母さんを抱くつもりですが、それは謙虚な気持ちなのです。これからも、挑ませていただきたい。お願いしますっ!」
 「ああっ、牛尾先生・・・」

 牛尾先生が、直角に体を曲げて、深々と礼をした。そして、出て行った。最後に見た牛尾先生の目は、確かに燃えていた。秀子は、はっきりと見たのだ。ガチャンと、玄関の音がした。ついに、帰っていかれた。
 (牛尾先生の言う通りかしら?確かに私は、主人を嫌ってなどいない。でも冷えているのは事実)
 「ああ・・・」
 秀子は向かいの主人のベッドを見て、思わずうめいた。まるで戦場の後だ。シーツはまくれ上がり、枕は何でこんな所にと思う、部屋の隅に転がっている。ぐじゃぐじゃのシーツはベトベトに濡れている。ベッドの下の絨毯がよれているのは、ひょっとしたらベッド自体が、少し動いたのではないか!?

 牛尾先生が、このベッドが見えるように、わざと秀子を秀子のベッドに戻したのかは分からない。たぶん、せっかく綺麗になった体を、秀子の主人のベッドの濡れたシーツの上に戻せないと思ったからであろう。とにかく秀子は、その戦場の跡に乱れ咲いていた自分自身を見たくなった。牛尾先生が主人の事を語ったからかもしれない。自分自身を、見たくなって、ベッドから起き上がった。立ち上がり、鏡台の前に立つ。
 「うええ・・・うえええんっ・・・」
 そして秀子は、また泣いた。再び膣から流れ出す精液。そして、鏡に映る、白い花。

 
 主人のことを考えていた自分を鏡で見て、苦しい背徳を思わなかった。逆に美しいと思った。それが嬉しくて、少女のように泣いた。
 
 

 
  1. 2013/07/27(土) 15:11:23|
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息子の先生6・花は開いた、種は芽生えた②

[8657] 息子の先生6・花は開いた、種は芽生えた② tttt 投稿日:2010/01/30 (土) 14:10
 どの生物界・・・昆虫類、魚類、鳥類、爬虫類、両生類そして、人間以外の哺乳類の交尾は、早いものであろう。メスに挿入して、あっという間に終わってしまう。それは、交尾の最中は危険だからだ。いつ敵に襲われるか分からない危険をはらんでいるからだ。だから、交尾は子孫存続が目的で、快楽を求めてのものではない。人間以外は・・・

 ただ、人間の交尾・・・セックスも、基本は早いものなのである。オスは、メスよりも早く果ててしまうものなのだ。それは人間も、敵から身を守るという本能を備えているからであろう。
 だが人間のオスは、とりわけ屈強なオスは、その本能を乗り越えようとする。メスよりも長く持続し、メスを完膚なきまでに果てさそうと欲望する。

 屈強なオスは・・・この説明だけでは足らない。最高のメスにありついた屈強なオスは、というべきだろう。


 ~~~


 「うぐうっ・・・うぐうっ・・・うぐうぅっ・・・」
 ドバッ!ドバッ!ドバッ!

 うつぶせに突っ伏して気絶している秀子の、マシュマロのような白い大きなお尻の山に密着している、牛尾先生の褐色のがっしりとした腰が、電気ショックを与えたように痙攣している。牛尾先生の巨根は、秀子の最奥の子宮めがけて、膣内で爆発している。

 射精しているっ!牛尾先生の巨根が、秀子の膣の中で精子を吐き出しているっ!

 ドバッ!ドバッ!ドバッ!どばっ!どばっ!どばっ!怒馬っ!怒馬っ!怒馬っ!ドバッ・どばっ・怒馬っ・どばっ・怒馬っ・・・
 「うぐうっ!!」
 牛尾先生の腰がびくんっ、びくんっと、秀子のお尻の上で痙攣しているのは、ドバ怒馬と、射精しているからだ。

 ビクンッ!ビクンッ!ビクンッ!びくんっ!びくんっ!びくんっ!毘駆んっ!毘駆んっ!毘駆んっ!ビクンッ・びくんっ・毘駆んっ・びくんっ・毘駆んっ・・・
 「うぐうっ!うぐうぅっ!」
 牛尾先生は、秀子の主人のベッドのシーツを握り締め、歯を喰いしばっている。戦いに対して恐ろしいほどの強さを誇る牛尾先生も、この瞬間だけは敵に、簡単に倒されるのではないか?何なのか?早漏というオスの本能を乗り越えた牛尾先生は、今圧倒的に弱い状態だ。

 秀子の膣内に射精する凄まじい快感?人間の男なら、射精の快感は分かりすぎるほど分かるはず。だけども、射精の方法、場所によって快感の幅は、天と地ほどの開きがある。牛尾先生の巨根が射精している場所は、稀有なる名器、『秀子のおま○こ』なのだ。

 「うぐうぅっ・・・」
 それにしても、何回いつまで、どば怒馬ドバと射精し、びくん毘駆んビクンと痙攣しているのだ?射精の精子の量というものが、男なら誰でも分かるだろう。三四回痙攣すれば、終わるのが普通だ。普通の男だ。並みのオスだ。

 だが牛尾先生は、真っ白なくびれる豊満な秀子の背中にのしかかるように、何度も何度も痙攣して射精している。秀子の膣に放たれる精子の量たるや、計り知れない。
 屈強なオス、牛尾先生だから?それは大きい。それと・・・

 最高のメスにありついたからだ。屈強なオスの牛尾先生が、最高のメス、秀子にありついたからだ。牛尾先生が、苦悶の顔で弱い状態になっているのも、秀子の膣壁の嵐のようなうねりの快感に攻められているからだ。いつまでも痙攣射精しているのは、秀子の膣内の大地震のような柔らかい震動に攻められているからなのだ。

 「うぐうっ・・・」
 黒い髪と白い肌と細いくびれと柔らかい豊満の最高のメス・・・秀子。失神中の彼女の膣は、そこだけが生き物のようにざわめき続け、牛尾先生の巨根を活火山のように噴火させている。砂漠で遭難していた人間に水筒を渡した時のように、白いマグマをゴクゴクと呑み続ける。

 最高のメス、原賀秀子。そして、屈強のオス、牛尾先生。この二人のSEXを漢字で表現すると、『肉弾戦』と書けばいいのだろうか?

 膣の肉の動きに相反して、気を失っている秀子の表情は、穏やかだ。微笑さえ浮かべている。
 「うぐぅ・・・」
 牛尾先生の痙攣が、ようやく止まった。


 ~~~


 秀子は、夢を見ていた。なんとも心地のいい夢だ。乳白色の温泉につかっている夢。その温泉は、底からボコボコと温泉が湧き、湯面で人の顔ほどの大きな気泡となって弾けている。
 
 ボコボコボコボコ・・・ブクブクブクブク・・・

 底から湧き出す温泉は秀子のお尻に当たり、それが気持ちいい。湯面ではじける大きな気泡は、白いしぶきとなって秀子の顔や胸に飛び散る。それもまた気持ちいい。

 (ああっ・・・幸せ・・・)

 夢の中の温泉につかる秀子は、微笑を浮かべ続けていた。


 ~~~


 「ふーっ・・・ふーっ・・・ふーっ・・・」
 牛尾先生は、射精を終えた。そして、まだ秀子の中に入れたまま、何度も息吹を出している。肉弾戦を終えて、消耗した体力を整えているのだろうか?そして、ゆっくりと腰を引いていく。

 ズルリ・・・

 秀子の染みひとつないお尻の白さと、牛尾先生の巨根の浅黒さの対比は、圧巻だ。白いお尻の割れ目から抜き出された萎えた男根。萎えた状態でもその大きさは、並みの男性の勃起した性器を凌駕するのではないだろうか?
 「うむう・・・」
 と、牛尾先生は、秀子の中から抜く時にうめいた。きっと最後の最後まで、もの凄い吸引なのだろう。だらりとした巨根と、白いお尻の割れ目とに、長い糸が引いている。

 柔道家として、数々の猛者と戦ってきた牛尾先生。あらゆる締め技の猛攻をくぐってきている筈だ。その牛尾先生が経験したもっとも手強い締め技は、まれなる名器『秀子のおま○こ』が繰り出す、肉のざわめきではないだろうか?

 牛尾先生の表情は、きっとそう思っている筈だ。

 「ふーっ・・・ふーっ・・・」
 と、抜いた後も息吹を出す牛尾先生は、膝立ちで秀子を見下ろしている。汗を滴らす顔は、満足げだ。目が澄んでさえいる。並の男では決して満足させれない最高のメス・・・秀子を三度も絶頂失神させたのだ。そしてたっぷりと、たっぷりと中出した。言葉にならないであろう。

 太平洋を単独ヨット航海した。チョモランマを単独登頂した。そんな冒険家が、今の牛尾先生のような表情をするのではないか?

 「ふーっ・・・」
 牛尾先生の息吹がおさまった。そして、大きな手で、うつぶせの秀子の鏡のような背中を撫でだす。その手つきは、自身を苦しめた敵への尊敬のようにも見える。いつくしむ様に、ゆっくりと撫でている。
 細くくびれた腰から、お尻へのラインを何度も撫でる。その手つきは、細さと大きさのギャップを畏怖しているように見える。
 大きなお尻の双球を両手でつかむ。その手つきは、この世のものとは思えない柔らかさへの驚きのように見えるのだ。

 ムニ・・・
 牛尾先生が両手で、秀子のお尻の割れ目を開いた。そして、じっと見つめながら、ゆっくりと数回うなずいた。達成された夢の跡を見ているのだ。今、牛尾先生はこの瞬間を、誰にもどんな敵にも邪魔されたくないであろう。

 ギシ・・・
 秀子の主人のベッドをきしませて、牛尾先生がベッドから降りた。仁王立ちで、まだ失神している秀子を見下ろしている。うつぶせの秀子はくびれて豊満だ。薄い背中から盛り上がるお尻は山のようだ。ベッドに潰れる乳房は、体の外にはみ出している。その秀子をしばらく見下ろしていた牛尾先生は、くるりと向きを変え、原賀夫婦の寝室から出て行った。


 ~~~


 ボコボコボコッと勢い良く湧き出していた温泉が止まって、秀子は大きく深呼吸した。
 (もうそろそろ出ようかしら?)
 そう思いながら、全身をマッサージするようにゆっくりと撫でる。
 (いい湯だったわ。ほんとに、気持ち良かった・・・)
 
 ザバリ・・・
 秀子は温泉から出た。秀子の夢は、そこで途切れる。うっすらと開かれた秀子の目に、ぼんやりとした風景が映りだす。
 (何処かしら?ここは・・・あれは、私のベッドじゃないの・・・)
 うつぶせに寝ているシーツが、ベトベトと濡れている事に気づいた。
 (私、全裸だ!)
 しかも、股の間が、異様にぬるぬると温かい。

 ガチャリ・・・
 ドアが開く音がして、秀子はその方向を向こうとした。体を起こそうとしたが、力が入らない。腰が抜けているのだ。
 「えっ?」
 秀子は思わず奇声を発していた。たくましい褐色の太ももが、のっしのっしと目の前に歩いてきたのだ。両腿の間には、ぶらんぶらんと重そうな男根と玉袋が揺れている。その太い男根はヌメ光っていた。
 「ひっ・・・」

 「気がつきましたか?隆君のお母さん」
 「ああ・・・」
 上からの野太い声に、秀子はようやく事態が飲み込めだした。ビデオテープを巻き送るように、記憶をたどった。
 (私・・・この人と・・・)
 秀子は力が入らない体で、必死で上を見上げた。うむっとうなずくオス。腕を組む男は豪快な笑顔だ。
 (牛尾先生っ!)

 「きゃあっ!」
 秀子が記憶のパズルを組み合わせる前に、牛尾先生が秀子の肉体を軽々とひっくり返してしまった。仰向けにひっくり返された秀子の豊満な乳房が、ぷるんっぷるんっと弾む。
 
 ギシン・・・
 ベッドのスプリングをきしませて、牛尾先生が再び、秀子の主人のベッドに乗りあがった。そして、秀子の細い足首を両方とも、むんずとわし掴んだのだ。
 
 「ひいぃっ!」
 両下肢をグイイッとすごい力で持ち上げられて、秀子は悲鳴を上げた。V字開脚だ。足をばたつかせようにも、腰が抜けている。たとえ抜けていなくても、牛尾先生の剛腕にはかなうまい。

 「嫌ぁっ・・・」
 「隆君のお母さん。しばらく、このまま・・・。このまま、私の夢の跡を鑑賞させてもらえませんか?」



 夢の跡・・・白い液体にまみれる、ピンクの女性部。秀子の、女性部。
 
  1. 2013/07/27(土) 10:07:34|
  2. 息子の先生
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息子の先生6・花は開いた、種は芽生えた①

[8591] 息子の先生6・花は開いた、種は芽生えた① tttt 投稿日:2010/01/23 (土) 15:00
 「ああっ、ジョニーちゃん。駄目よ、ここは原賀さんのお宅なんだから」
 大竹夫人は、愛犬につないでいるリードを軽く引っぱった。最近飼いだしたラブラドール・レトリバーのオスの子犬は、散歩に連れ出すと必ず、原賀秀子の家の塀で放尿するのだ。秀子の家を見ると、勢い良く尻尾を振りだすのが不思議でならない。
 (自分の縄張りだとでも、思っているのかしら?この子は)
 愛犬ジョニーの頭を撫でながら、大竹夫人は秀子の家を見つめた。ハッハッハッ・・・と舌を出しながら、ジョニーも秀子の家をじっと見ている。
 (うちの子供たちは、みんな、原賀さんのところへ引き寄せられるわね。幸彦もしょっちゅう、隆君のところへ遊びに行くと言うし)
 そう思いながら、大竹夫人は自分自身の事を考えた。一番秀子に近づいているのは、自分じゃないのか?

 (原賀秀子さん・・・)
 大竹夫人は、その小柄な女性を思い浮かべた。まるで陽だまりのような女性だ。美しい。でも厭味な美しさではない。女の自分にさえ、安心感を感じさせる。ホッとさせる人。いつも急に押しかけたり電話したりして、迷惑ではないかとも思うが、そうせずにはいれない人。頼りにしてしまう人。ここに引っ越してきてから、すぐに友達になってくれた。
 (私のことを、お喋りな女だと思っているに違いないわ。でも、ここに越してくる前は、そうではなかったのよ、原賀さん)

 ジョニーが家に来てから、幸彦も私も、家の中もだいぶん明るくなった。そう思いながら、大竹夫人は愛犬ジョニーの前にしゃがんだ。
 「ハッ・ハッ・ハッ・ハッ・・・」
 「ねえジョニー、あなた、ひょっとして原賀さんに会いたいの?ここにジッとしてるのはその為?」
 「ワンッ」
 「そう・・・それなら、今日、ご紹介しようかしら。いるかしらねえ?原賀さん」

 立ち上がって、秀子の家の門の呼び鈴に向かった時、手に握るリードが、グンと引っぱられた。振り返ると、ジョニーが四肢を踏ん張って後ずさりしている。
 「どうしたのよ、ジョニー。原賀さんに紹介してあげるって言ってるのよ」
 大竹夫人が呼び鈴を指でまさに押そうとした時、
 「ウーッ・・・」
 と、ジョニーがうなり声を出したのだ。大竹夫人は、呼び鈴を押す指を引っ込めた。愛犬ジョニーの目は、
 『絶対ベルを押したら駄目だよっ!』
 と言ってるように見えたのだ。

 「ああっ、ジョニーっ。そんなに引っぱらないでっ」
 まるで大竹夫人を、秀子の家から引き離すかのように、愛犬ジョニーが駆け出す。大竹夫人はジョニーに引っぱられながら、秀子の家を振り返った。よく手入れされた庭と、清められた門前は、秀子そのものに見えてしまうのだ。ジョニーを紹介するのは、また今度にしよう。そう思った。
 穏やかな昼下がり。大竹夫人以外にも、何人もの主婦が、道を歩いている。静かなたたずまいの秀子の家の中で起こっている出来事は、誰も想像できないだろう。

 家庭訪問に来ている教師と、教え子の母親が、激しく燃えるセックスをしているなど。今まさに、四つん這いの教え子の母親を、教師が巨根で後ろから貫いているなど。この穏やかな日差しの下、誰もわかる訳がない。

 愛犬ジョニーは、一体何がわかったのだろうか?
 

 ~~~


 ペチペチペチ・・・
 「なんて見事なお尻だ。隆君のお母さんのお尻は、たまらない」
 ペチペチペチ・・・
 牛尾先生は、秀子の尻肉の感触を楽しむように、平手でペチペチと軽く軽く叩いている。秀子の肉のたっぷり詰まった、みずみずしいお尻の肌は、軽く叩いてもいい音を立てる。
 ペチペチペチ・・・
 「このスベスベとした肌。それでいて、シットリとしていて、吸い付きそうだ。それにこの柔らかさ。指が埋まっていきますよ、隆君のお母さん」
 「ああんっ、駄目ですぅっ。牛尾先生ぃっ」

 ムニィッ!と、お尻を左右に拡げられて、秀子は身をのけぞらせた。
 (嫌っ、丸見えっ!あそこがっ!あそこをっ、またご覧になっているっ!嫌っ!)
 「ふーっ・・・ため息が出る。お尻の穴まで美しいですなぁ。隆君のお母さんのヒップは、見事だ」
 「嫌ですっ!そんなに拡げないで下さいっ!見ないで下さいっ!お尻の・・・お尻の穴なんてぇっ!」
 「呼吸をしているように、ひくついていますよ。お母さんのアナルは」
 「嫌ぁっ!」

 秀子のアナルに突き刺さる、ギラギラとした視線。その可憐な菊門は、秀子の女性部と牛尾先生の巨根の結合部の上で、ピクピクとけいれんしている。
 今ようやく花開いた秀子。そして、やっと秀子を達っしさせ、オスの役割を果たせる事ができた牛尾先生。この今の二人に、本来は排泄器官である女性の肛門を、どうこうしようと言う余裕はない。秀子は激しすぎる羞恥に身悶え、牛尾先生は、秀子の肉のうねりに脂汗を浮かべていた。

 「うむぅ・・・隆君のお母さんのおま○こ、バックだと一段と、締りがきつくなる。うねうねとざわざわと、私のち○ぽに絡み付いてくる。これはたまらん。だが、やっとお母さんをバックで貫く事が出来たのだ。長年の夢がかなったのだ。私はね、隆君のお母さん。あなたをバックで貫きながら、こうしたかったのです。この大きな大きな乳房を、後ろから入れながらこうしてぇ・・・」
 「あくうぅ・・・あはあぁ・・・」
 四つん這いの秀子。豊満すぎる乳房は重量感たっぷりに揺れて、乳首がシーツに時折触れている。大きいっ!その両の乳房に、秀子の背におおいかぶさる様に、牛尾先生が両手を回してくる。 
 「あふうっ・・・はああん・・・気持ちいいん」
 バックスタイルで挿入されながら、乳房を揉み込まれる。秀子最大の性感帯の一つ、ピンクの小粒な乳首を攻められる。クリクリクリ・・・ビンッビンッビンッ・・・
 牛尾先生は、まさに積年の思いがこもったように、じっくりとたっぷりと、秀子の豊満を、小粒を後ろから攻める。秀子はのけぞりながら、涙を流し続ける。もう、許していた。

 はあはあはあと、耳元に聞こえる荒い息。熱く硬い筋肉の感触。滴り落ちてくる汗。膣を押し広げる巨根。子宮に届く男性の根。熱く硬く巨大なモノにのしかかられているが、威圧的ではない。包み込まれているようだ。のしかかっているモノが、ぼんやりとと浮かんでくる。熱く硬く巨大で、牛尾先生ぴったりのモノ。
 秀子は乳房をもみくちゃにされながら、もう許していた。いやっ、欲しかった!牛尾先生の最後の望みが、自分の体内で結実するのを、もう、許し認め望んだ!
 (でもどう言えばいいのっ!)
 『はっきり言えばいいのよっ!』
 秀子の子宮の声だろうか?秀子の頭の中で絶叫していた。
 『突いてっ!そして・・・出してっ!』

 「隆君のお母さん、あらためてお願いします。このまま中に、出させてもらえないでしょうか?」
 「そ、それは・・・あくう・・・」
 「隆君のお母さん、私はあなたを、男として肉体だけ見ていたのではありません。教育者として、母親のあなたを見ていた。私の長年の教師生活の中でも、あなたは尊敬する母親だ。隆君を見ているとわかる。あの子が真っ直ぐに育っているのは、あなたの様な母親がいるからだ。そのあなたをこうして、バックで入れて、乳房を揉みまくった。それだけでも十分だが・・・だが、出したいのですっ!隆君のお母さんの中に、出したいのですっ!」
 「う、牛尾先生ぃ・・・」
 「私は若い頃、オリンピックに出るのが夢だった。その夢はかなわなかったが・・・。だがその夢をはるかに超える夢が、あなたに初めてお目にかかった時、生まれたのです。あなたを抱いて、イカせて、中出しする。充実した夢だった。その夢が目の前まで来ている。駄目ですか?隆君のお母さん。私の夢はっ、かないませんかっ!?」
 「牛尾先生ぃ・・・秀子ぉ・・・」
 「そうですか。それならば仕方がない。もうここで引き下がりましょう。抜きますよ、お母さん」
 
 ずぬりゅ・・・
 「ひいっ・・・」
 牛尾先生が、腰を引いた。膣壁が、巨根でえぐられる。亀頭が、膣口まで出た。
 「駄目ですっ、牛尾先生ぃっ!」
 出していいです。それが言えないのは何故か?
 「抜かないで下さいっ、牛尾先生っ!」
 それは、欲しくて欲しくてたまらないからだ。秀子はそんな女性だ。一番欲しいものこそ、そう言えなくなる。困った性癖だと、ずっと思っていた。婚期が遅れたのも、子供を生むのが遅かったのも、その為かもしれない。
 「抜いちゃ嫌ですぅっ!」
 「どうすればいいのですっ!?隆君のお母さんっ!」
 「突いてくださいっ!秀子をめちゃくちゃにぃっ、突いてくださいっ!牛尾先生のおち○ぽでぇっ!突いてくださいぃっ!」

 出して欲しい。それが言えない自分自身を、もう壊して欲しい。秀子は叫んだ。

 「秀子のおま○こをっ!牛尾先生のおち○ぽで突いてくださいぃっ!」
 「隆君のお母さんっ!うおおぉっ!」

 牛尾先生が、片膝を立てて、深く秀子の細腰を抱え込んだ。ピストンが、始まった


 ~~~


 ぱんっぱんっぱんっぱんっ・・・          
 はじける尻肉の音
 「あんっあんっあんっあんっ・・・」                                  ずばんっ!ずばんっ!ずばんっ!   
 揺れまくる豊満な乳房                  
 汗だくの褐色の肌                      
 「あはんっ!くはんっ!ふあんっ!」
 はじける尻肉の音
 細腰を引き付ける太い腕        
 ぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっ・・・                       
 「あんっあんっあんっあんっあんっ・・・」     
 くねる細腰       
 「もう駄目ぇっ!」       
 紅潮する白い肌
   
 白いお尻を撃つ逞しい腰                 
 ずばんっ!ずばんっ!ずばんっ!ずばんっ!     
 「隆君のお母さんっ!」」                        
 躍動する筋肉
                              
 「あうんっ!あはんっ!はうんっ!ひあんっ!」 
 揺れまくる豊満な乳房        
 振り乱される黒髪
                            
 細腰を引き付ける太い腕
 ぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっ
 はじける尻肉の音        
 「あんっあんっあんっあんっあんっあんっ・・・」
                                         
 揺れる乳首のピンクの残像
                        
 ずばんっ!ずばんっ!ずばんっ!ずばんっ!ずばんっ!                 
 「くひんっ!あひんっ!ひあんっ!あはんっ!あはんっ!」     
 くねる細腰                
 ゆがむ美しい顔
                             
 はじける尻肉の音
 ぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっ・・・
 「秀子もう駄目ぇっ!」
 揺れまくる豊満な乳房
 「あんっあんっあんっあんっあんっあんっあんっあんっあんっあんっあんっあんっあんっあんっ・・・」


 ~~~


 「壊れちゃうぅっ!秀子ぉっ壊れちゃうぅっ!」

 ブオーッ!シュッシュッシュッ・・・ブオーッ!シュッシュッシュッ・・・
 秀子の背におおいかぶさる、熱く硬く巨大なモノ。牛尾先生にぴったりなモノ。それをはっきりと、秀子は揺れはじける肉体で感じた。

 それは、蒸気機関車だ。
 シュッシュッシュッ・・・ブオーッ!ブオーッ!シュッシュッシュッ・・・

 もうもうと白い蒸気を吐き出して、車輪を猛烈に回転させる蒸気機関車が、秀子の肉体のレールの上を走っている。秀子ははっきりそう感じた。温かい。現代の列車と違い、蒸気機関車は温かい。そして、エネルギーを、パワーを、外に吐き出す。秀子の内にその温かさとパワーが入ってきた!

 牛尾先生の蒸気機関車ピストン!秀子の乳房がはねる!尻肉が波打つ!細腰がのけぞる!秀子の真っ白な豊満の肉体が、壊される!


 ~~~


  ・・・ギッシギッシ・・・
 乳房がちぎれるほどに突かれ揺らされる秀子は、腕で体を支えきれない。ベッドに顔を突っ伏した。
  ・・・ギッシギッシ・・・
 シーツに触れる秀子の耳に、聞こえた。
  ・・・ギッシギッシ・・・
 スプリングの音なんかじゃない。頑丈なベッドの枠組みが激しくきしむ音が、聞こえた。主人とのセックスでは決して聞こえなかった音。
  ・・・ギッシギッシ・・・
 秀子の肉体の内に、充満し始めたのは、快感?歓び?牛尾先生が吐き出す蒸気?もう全部だろう。
  ・・・ギッシギッシ・・・
 秀子の目から鼻から口から、膣以外の穴という穴から、何かが飛び出て行く。膣から入ってくる熱いエネルギーに押し出され、飛び出ていく。秀子が感じていたそれは、秀子がこれまでに背負ってきた、冷たいもののように、秀子は思った。
  ・・・ギッシギッシ・・・
 『夫との関係』『体の弱い息子』『夫のいない家』『成長し、次第に離れていく息子』『自分を見てくれない夫』そんな冷たい思いが、飛び出していく。そして、もっともっともっと熱い熱い液体が秀子の中に注入された時、それらの冷たい思いが、全て飛び出して行ってくれる。秀子は、そう思った。

 ギッシ!ギッシ!ギッシ!ギッシ!ギッシッ・・・
 「牛尾先生ぃっ!出してくださいぃっ!」
 「何をですかぁっ!隆君のお母さんっ!うおおっ!」
 「秀子のおま○こにぃっ、牛尾先生のお精子をっ、お出しになって下さいぃっ!」
 「いいのですねぇっ!隆君のお母さんっ!」
 「秀子の中をもっと一杯にぃっ、もっともっと一杯にぃっ!牛尾先生のお精子で一杯にして下さいぃっ!」
 「ぐおおっ!」

 もうしばらく牛尾先生の蒸気機関車ピストンが打ち突けられたあと、突っ伏していた秀子がのけぞった。
 「いっちゃうぅっ!」
 狼の遠吠えのような、秀子の叫び。
 「きゃおおおぉっ・・・」
 秀子は膣内で真っ白な爆発を感じた後、失神した。オスの断末魔のうめきを聞きながら、目の前が白くなって、意識が途絶えた。ただ、秀子の子宮だけは感じていた。白い爆発の音を。


 
 ドバアッ!ドバアッ!ドバアッ!
 「うぐうっ!うぐぅっ!うぐうぅっ!」
 
  
 
 

  1. 2013/07/27(土) 05:53:55|
  2. 息子の先生
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息子の先生6・体位乱舞繚乱③

[8535] 息子の先生6・体位乱舞繚乱③ tttt 投稿日:2010/01/17 (日) 13:50
 誰でもそうだが、就寝時、眠りに落ちる瞬間を覚えている人はいないだろう。ただ、無性に幸福感を感じている人は多いのではないだろうか?
 秀子は身をもって学んだ。絶頂し、失神する時は、眠ってしまう時と同じで、その瞬間を覚えていないと。だけど、何十倍もの幸福感に包まれると、その豊満な肉体に身に染みるほどに記憶してしまう秀子。

 「いっちゃうぅっ!」

 そう絶叫した秀子は、目の前が真っ白になり、頭が胴体から切り離されて飛んでいったように思った。そこからは、記憶がない。
 「うぐうぅっ・・・」
 という、獣の咆哮を遠くに聞こえていたような気はする。再び目を覚ました時、それは牛尾先生のうめき声だと、秀子は気づく。秀子の顔のすぐ上に、牛尾先生の顔があった。ぼんやりと、秀子は牛尾先生と見つめ合う。

 荒いオスの息。熱く硬い筋肉の感触。それが秀子をたまらなく安心させる。何が起こったのか、聞いてみたい。そう秀子は思った。
 「う、牛尾先生・・・わ、私・・・」
 「隆君のお母さん。何が起こったのか、分かりますか?」
 秀子は黙ったまま、首を左右に振った。
 「イッたのですよ。隆君のお母さん。あなたはイッたのです」
 「い、イク?」
 「そうです。私とのセックスで。お母さんは気をやったのです。そして失神してしまったのですよ。イク瞬間の隆君のお母さんは、とてつもなく美しかった。私はお母さんを抱きながら感動しましたよ。そして、イク瞬間のお母さんのおま○こ。猛烈な締め付けだった。私はあれに耐えたのです。ほらっ」
 「ああんっ」

 牛尾先生が、腰を軽くズンと前に押しやった。その瞬間、秀子の目から涙がどぼどぼと流れ出す。いや、秀子はずっと泣いていたのだ。小川が激流に変わるように、糸のような涙が、滝のように次から次へとあふれ出した。
 (抱かれている。私はまだ、この逞しい男性に貫かれている)
 膣が目一杯に開かれている。子宮が熱く息づいている。下腹部からの喜びが、全身にめぐる。涙は感情の血液だ。女の感情は、脳よりも子宮がつかさどっている。猛々しい巨根が秀子の子宮に届き、そこから金色の喜びが血液となって体中を巡り、涙となって秀子の瞳からあふれ出す。

 ずっと泣いていたのは。背徳の涙ではない!

 秀子は、組み敷かれている男性に、牛尾先生に抱きついた。牛尾先生が秀子の唇に自分の唇を重ねる。秀子は下肢を牛尾先生の腰に巻きつけ、両腕を分厚い背中にしがみつかせ、唇を大きく開く。息をするのも忘れるほど、秀子は深いキスをしまくった。
 「うぶむむ・・・むぐぶぶ・・・」
 「あふう・・・くぷう・・・」
 長い長いディ-プキス。そして、唇が離れ、荒い息が顔にかかることにさえ、秀子は喜びを感じた。

 「隆君のお母さんが、気を失っている間、私は何度もやった、やったと、呟いていたのです。お母さんをイカせて、私はまだ果てないでいていられる。私は男の喜びにあふれていますよ。柔道の国際試合で優勝した時の喜びなんて、けし粒のようなものだ。隆君のお母さん、あなたとのセックスに比べたらね。本当に素晴らしい女性だ。隆君のお母さん、あなたは最高の女性だ。あなたをもっと抱きたい。突きたいっ!貫きたいっ!あなたをもっと抱きたいのですよっ!」
 「ああ・・・牛尾先生・・・」
 「構いませんか?お母さん」
 「はい・・・先生・・・」
 「ご主人のベッドですよ。いいのですね?」
 「はい、牛尾先生」

 秀子は、はっきりと言った。秀子は、真っすぐに牛尾先生を見つめてそう言った。秀子はもう、女として花開いていた。開花したのだ。それを、この後の体位で秀子は悟る。
 「牛尾先生。秀子を、もっと抱いてください。この・・・主人のベッドでっ!秀子を抱いてくださいっ!牛尾先生ぃっ!」
 「隆君のお母さんっ!」
 「きゃあっ!」

 牛尾先生が、秀子の両脇から両腕を差し込み、後ろに倒れこむように秀子の上半身を持ち上げた。牛尾先生は、あぐらだ・・・


 ~~~


 「おーいっ!隆くーんっ!」
 窓から聞こえてくる大声に、隆は振り向いた。窓辺に駆け寄って、校庭を見下ろす。花壇の所にいた担任の安田先生が、隆を見つけると手を大きく振った。
 「隆くんっ!君の花がっ、開きだしたよおっ!」
 「えっ!」
 隆は教室を飛び出した。階段を飛び降りるように駆け、校庭に向かって走った。

 「早く見てごらんっ。隆くんっ」
 隆は安田先生に目もくれずに、自分の植木鉢をのぞき込んだ。そして、感嘆の声を出した。
 「うわぁ・・・」
 (生きてる・・・)
 つぼみの先端が割れて、ぐぐっと開きだした花は、必死で生きているように、隆には思えた。母親の顔が浮かんだ。隆の母親は、喜怒哀楽のはっきりした女性だ。いつも怒って笑って時々泣いて・・・この花みたいに必死で・・・
 (でもお母さん、頑張ってるよな。お父さんが・・・今いないのに・・・)
 開ききった花の前にしゃがんで、隆は鼻をすすった。どの花の球根を選ぶかは、生徒の自由だった。隆がこの花を選んだのは。母親が好きな花だと言ったことがあるからだ。
 
 喜怒哀楽に富んだ母親、秀子の顔を、隆は何度も思い描いていた。だが隆は知らない。息子の隆には、一生見る事ができない。秀子のもう一つの表情・・・輝き。


 ~~~


 【対面座位】 

 「隆君のお母さんっ!」
 「きゃあっ!」
 秀子の体が、ベッドから浮いた。凄い力で持ち上げられた気がして、秀子は牛尾先生にしがみついた。天井が消え、壁が見えた。牛尾先生は、あぐらだ。
 「あはあ・・・深いぃ・・・」
 まるで、口から吐く息と一緒に、牛尾先生の巨根が飛び出してくるのではないか?秀子はそう思った。あぐらをかく牛尾先生に貫かれる格好の秀子は、牛尾先生にしがみつき、
 「深いですぅ、先生ぃ・・・」
 とうわ言の様につぶやく。だがそれは、苦痛のつぶやきではない。歓喜の訴えだ。性器の結合が深く、肉体の密着が高いこの体位は、今後、秀子が最も好きな体位になっていくのだ。

 「隆君のお母さん、ご主人とは、座位でよくされたのですかな?」
 「ああぁ・・・時々ぃ・・・はあぁ・・・」
 「ふむう、妬けますな。みっともないが、この牛尾、お母さんにそう言われると、年甲斐もなく嫉妬してしまいますな。いや・・・今日の私の持続力は、この嫉妬から出ているのかもしれない。さあっ、隆君のお母さん。攻めさせてもらいますよっ」
 「ああんっ、待ってくださいっ、牛尾先生ぃ。深すぎて・・・少し慣らさせて下さいぃ・・・」
 「駄目ですよ、隆君のお母さん。もうたまらんのです。柔らかな乳房を押し付けられて、たまらんのですよっ。それえ・・・それっ・それっそれっ・・・」
 「あはあ・・・ああんっ・ああっああっ・・・」

 牛尾先生が、秀子のお尻をがっしりと鷲づかんで、秀子の大きなお尻を剛腕で引き寄せる。同時に、腰を逞しく揺らすのだ。
 「あくう・・・はああ・・・うふうん・・・」
 秀子は牛尾先生の分厚い肩に両手を置き、心地よい揺れに身を任せていた。たまらない気持ちよさで、自然と微笑がこぼれる。たぷん、たぷんと揺れ続ける、秀子の豊満な真っ白な乳房。まるで、春の穏やかな海の上の小船のよう・・・秀子はそう思った。
 「気持ちいい。牛尾先生ぃ、気持ちいいですぅ」
 「ご主人とされた座位も、気持ちよかったのでしょうな」
 「違いますぅっ」

 秀子は、ぶんぶんと頭を振った。はっきりと否定する秀子。夫のベッドで他の男性に抱かれながら、夫を否定する。秀子はもう、何のためらいもなかった。

 「どう違うのです?隆君のお母さん」
 「主、主人は、私をこうして抱いてもぉ・・・動きませんでしたわぁ・・・こんな気持ちいいのぉ、牛尾先生が初めてぇ。こんなに揺れるのぉ、牛尾先生だけぇ。ああん・・・はああん・・・」

 ぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅ・・・
 たぷん・たぷん・たぷん・・・

 結合部から淫猥な音が聞こえ、秀子の乳房が、豊満に揺れる。
 秀子の夫は、動かなかった訳ではない。座位でする腰使いは、はっきり言って難しい。出来ないと言ってもいいだろう。120kgのバーベルを持ち上げる牛尾先生の剛腕と、200kg以上のバーベルでスクワットする牛尾先生の粘り腰だから可能なのだ。
 秀子は、自分の乳房が揺れる、脂肪の重みを感じていた。夫との時は決して感じなかったこの快感。乳房が大きくて良かったと、秀子は弾まされながらそう思った。
 (揺れるのって気持ちいいっ!)
 そう思い続けた。夫との時は、まるで飾り物のように感じた自分の乳房。大きなだけと、ののしった乳房。その乳房に、牛尾先生の手が食い込み、乳首に吸い付かれた。ピンクの小粒な乳首は秀子最大の性感帯の一つだ!
 「あはあっ!いいっ、気持ちいいっ!」
 「迫力たっぷりですなあ、座位で揺れる隆君のお母さんの乳房は。もっと速く揺らしますよっ。それそれそれそれっ」
 「ああっああっああっああっ・・・」

 たぷたぷたぷたぷ・・・
 ゆったり大きく揺れていた秀子の乳房が、震えるように小さく激しく波打つ。座位でのバイブピストン。牛尾先生の腰使いは、もう超人的だ。秀子のお尻を挟む太ももを、開いたり閉じたりしながら挿入の深さを調節し、腰を繰り出す。こんな事ができる男が、どれ程いるのか?

 たぷん・たぷん・たぷん・・・たぷたぷたぷたぷ・・・たぷん・たぷん・たぷん・・・たぷたぷたぷたぷたぷ・・・たぷん・・・・・・

 大きく揺らしたり、小さく波打たせたり。牛尾先生はまるで、秀子の乳房の揺れを変化させて楽しんでいるようだ。そして秀子も!揺れが快感だった!こんな美しい揺れ方ができる女が、どれ程いるのか?超人腰技を繰り出す牛尾先生に合いかなうほどに、秀子の肉体は美しく豊満で、美しくくびれている。その鋼の褐色の肉体と、白く豊満な肉体が、座位で結合しながら抱きしめ合い、豊満な乳房と筋肉の胸をつぶしあい、唇をむさぼりあう。
 
 「隆君のお母さん、腰が動きだしましたな」
 「気持ちいいからぁ。秀子勝手にぃ、腰が勝手にぃ」
 「ご主人の時も、こうやって腰を使ったのですかな?」
 「していませんわぁ。秀子、主人には腰が勝手になんてぇ。ああんっ、きもちいいっ」
 「ほら、見て御覧なさい。この体位だと、はっきりと見やすい」

 牛尾先生が、秀子の後頭部をつかんで、秀子の首を前に倒した。
 「!」
 秀子は見た。秀子の膣が、びっくりするくらい開いて、目を見張る巨根を咥え込んでいるのを、見た。そして秀子のくびれた腰が動き続けて、ぬちゃぬちゃと結合部に音立たせているのを、見た。

 「どうなっていますか?隆君のお母さん」
 「私とぉ、牛尾先生のがぁ」
 「どうなっているのですっ!?お母さんっ」
 「私のぉっ、秀子のおま○ことぉっ、牛尾先生のおち○ぽがぁ、一つになってますぅっ!ぐちゅぐちゅって、音を立ててますぅっ!」
 「そんなに腰を動かしたいならっ、こうしてあげましょうっ。隆君のお母さんっ」
 「ああんっ!」

 牛尾先生が、後ろに倒れこんだ・・・


 ~~~


 【女性上位(騎乗位)】
 
 「牛尾先生ぃ・・・」
 密着していた牛尾先生の鋼鉄の体が離れていき、秀子は両手を前に伸ばしていた。牛尾先生は、後ろに倒れこんで、秀子を上に乗せた。秀子が牛尾先生をまたいで結合している。
 「ご主人の上になった事は?隆君のお母さん」
 「時々ぃ・・・」
 「ふうむ、妬けますな、くそおっ。さあ、お母さんっ。存分に腰を使っていいのですよっ。ご主人の上でも、腰を振ったのでしょう。こうやって。こうして」
 「ああん・・・あはあん・・・」

 牛尾先生が、秀子の細腰をがっしりとつかんで、前後に揺さぶった。秀子の上半身が、柳の木のように揺れる。豊満すぎる乳房が、タプンタプンとはずむ。
 
 「ご主人の上でもこうして、腰を振っていたのですね?隆君のお母さん」
 「振ってませんっ。主人の上ではぁっ。こんなの牛尾先生の上だけですぅ。気持ちよくて腰が動いちゃうのわぁ、牛尾先生の上が初めてですぅ・・・ああんっ・・・うふんっ・・・あふんっ」

 秀子の細い腰が、グリングリンとくびれる。右回しに左回しに回転する時は、両手を牛尾先生の厚い胸板について回した。前後にスライドする時は、牛尾先生の割れた腹筋と太ももの前後に手を付いてバランスを取った。
 牛尾先生はとっくに、秀子の腰から手を離している。秀子は自分で、腰を振りまくっていた。秀子の凄まじいばかりの細腰の動きは、乗馬マシーンの機械にまたがっているようだ。サンバのカーニバルで踊り狂う、南米の女性の腰つきのようだ。

 「ああんっ!」
 そして秀子は、美しい花を見たのだ。秀子自身が目を見張るほどの美しさだった。
 秀子が使う鏡台は、三面鏡になっている。それが開いていた。秀子のベッドの奥にある開かれた三面鏡の一つに、秀子の主人のベッドが映っている。そのベッドの上に咲く、真っ白な花。

 その花は、茎が(細い腰が)揺れていた。
 その花は、果肉が(豊満な乳房が)はずんでいた。
 その花は、(秀子は)満開に開いていた。

 秀子自身が、そう思ったのだ。真っ白な花が自分だと気づいた秀子は、
 (綺麗・・・)
 そう思ったのだ。激しく腰を振る自分自身が、本当に花を開いているように見えた。開いて花びらの中に、『夫』『冷えた夫婦』『背徳』『浮気』『後悔』といった言葉をのみ込んでいる様に思えた。そして飲み込んだ言葉が、
 「ああんっ!気持ちいいっ!」
 という、本能の言葉に変わって飛び出している。太い腕が上に伸びるのが、鏡に映った。大きな両手が、秀子の弾む、両の乳房をつかむのが鏡に映った。
 「牛尾先生ぃっ!」
 
 ズドンッ!と突き上げられて、秀子の体が真上に飛んだ。もう、激震の中では、鏡は見られない。
 「隆君のお母さんっ、たまらない腰の使い方をする。もう我慢できん。教え子の母親にだけ腰を振らしては、教師の面目が立たないですからな。いきますよ。それえっ!」
 「あはんっ!」
 「それそれそれえっ!」
 「ああっああっああんっ!」

 秀子を上に乗せての牛尾先生の腰の激しさは、凄まじいの一言だ。秀子はまるで、荒馬の上のカウボーイの様に、上下に飛び跳ね、前後左右に揺さぶられる。秀子の白い肌から、汗が飛び散った。乳房は大きくはね、乳首の先からも汗が散った。その乳首を、牛尾先生が腰を使いながら、つまむ!
 「あひいっ!」
 快感にのけぞり叫んだ秀子は、頼れるものを乳房の上に見つけ、必死でつかんだ。牛尾先生の手だ。
 「握ってくださいぃっ!秀子の手をっ!牛尾先生っ握ってくださいっ!」
 秀子の手を牛尾先生が握り返してくる。秀子も強く握り締める。そうでもしないと、下からの凄まじい攻撃に、肉体がどこかへ飛んでいきそうな気がした。牛尾先生の両手と秀子の両手が、指の一本一本まで絡み合っていく。快感。秀子の肉体に充満する快感。快感!
 
 「またあっ!秀子またあっ!」
 「隆君のお母さんっ!ぐおおっ!」
 「またイッちゃうっ!秀子またイッちゃうっ!」
 
 秀子の真っ白な肉体が、のけぞった後、バタンと崩れ落ちた。
  

 ~~~
 

 ドクン・ドクン・ドクン・・・
 秀子はその音を、とても心地よく感じていた。ドクン・ドクン・ドクン・・・何の音かしら?そう思いながら、髪や背中を撫でられる心地よさに、微笑んでいる。
 「ふーっ・ふーっ・ふーっ・・・」
 荒々しい、息吹の音で、秀子は目を開けた。再び絶頂失神してしまった秀子は、牛尾先生の胸板の上に頬をくっつけていたのだ。秀子が心地よく感じていたのは、牛尾先生の鼓動だ。その牛尾先生は、息吹を発しながら、次の戦闘準備に入っている。巨根はまだ、秀子の中で威きり勃っている!

 「まったく素晴らしいイキッぷりだ、隆君のお母さんの絶頂は。嵐の様なおま○このうねりでしたよ。だがそれに、また耐えられたのですよ、私は。お母さんを抱く事で、私は男の自信が付いていく。男に自信をつかせる・・・本当に素晴らしい女性だ。隆君のお母さん、あなたは」
 「牛尾先生ぃ・・・きゃあっ!」

 牛尾先生の汗だくの筋肉の体の感触にひたっていた秀子は、叫んでいた。牛尾先生の上半身が、ぐぐっと持ち上がったのだ。再び対面座位で抱きしめられた秀子は、左の膝を抱えられた。
 「えっ?あっ、えっ?」
 抱えられた左下肢をぐいと持ち上げられ、その下を牛尾先生がくぐる。
 「えっ?えっ?」
 そして、ぐるんと体を一回転させられた。軽々とあやつられる秀子だが、驚嘆するのは、それを秀子を貫いたままやってのける牛尾先生だ。

 
 【背面座位】
 
 「ああっ、こんな格好・・・ああっはあん・・・」
 「この体位は、ご主人はしてくれたのですかな?隆君のお母さん」
 「こ、こんな恥ずかしい・・・格好ああんっ。は、初めて・・・はううっ」
 「隆君のお母さんの、この大きな乳房は、後ろから揉むのが一番揉み応えがありますなあっ。たまらない柔らかさだっ」
 「はああっ・・・駄目先生・・・恥ずかしい、牛尾先生・・・あふう」

 秀子は、牛尾先生が見えない体位に、寂しささえ感じた。対面座位のように、正面からきつく抱きしめられたい、そう思った。だが後ろからの方が、攻めるには好都合だ。自在に両手を使えるし、動きを読まれにくい。
 柔道の現役時代の牛尾先生の得意技の一つは、裏投げだったらしい。相手の後ろに回りこむのが上手かったらしいのだ。牛尾に回りこまれたら終わりだ。そう恐れられたらしいのだ。秀子も、そうだ。寂しさが、後ろから回ってくる牛尾先生の両手の攻撃に、消されていく。

 まさに、乳房をもみくちゃにされた。念入りに指をくい込まされる。そうかと思うと、手のひらにのせる様にして、ポンポンポンとはね上げる。ちゃぷちゃぷちゃぷと、波打たせるのも牛尾先生のお好みだ。そしてもちろん、乳首攻め。
 「あくうっ!」
 くりくりくりくり・・・ビンビンビンビンッ・・・
 大粒のクリトリスもっ!秀子最感の性感帯の一つだっ!
 コリコリコリコリ・・・
 「ひいっ!ひいぃっ!」

 今の秀子なら、乳首、クリトリス、膣挿入の三所攻めに細腰がくねりだすのも当然だろう。

 「隆君のお母さん、そんなに腰を振りたいなら、こうしてあげましょう」
 「ああんっ」
 「この方が、このくびれた腰と大きなお尻を振りやすいでしょうっ」

 牛尾先生は、再び後ろに倒れこむ・・・


 【背面女性上位】

 再び後ろに倒れこんだ牛尾先生は、秀子のお尻を高価な陶器を触るように撫でまわす。
 「美しいですな、隆君のお母さんの、後姿は。本当に美しい」
 「恥ずかしいっ、秀子恥ずかしいっ」
 「そう言いながら、腰が振れてますな、お母さん。ご主人にも、この美しい背中を見せながら、腰を振ったことは?」
 「嫌ぁ。こんなの、こんなの初めてですぅ。あふう」

 秀子の背中は、洋梨のような美しさだ。肩は薄く、肩甲骨が良く動いているのが見える。腰は細くくびれ、圧巻は、その細腰から大きなお尻へのまろやかなラインだ。細い腰でお尻の大きさが際立ち、大きなお尻で腰のくびれが目立った。そのお尻は真っ白で、つきたての餅の様に柔らかそうで、ピカピカと光っている。
 「恥ずかしいっ。牛尾先生、秀子恥ずかしいですぅ」
 そう言いながら、秀子の細腰は止まらない。グリングリンとくねりまくる。回りまくる大きなお尻。その動きの激しさで、結合部は丸見えだ。そして、その上も!

 「私のち○ぽと、隆君のお母さんのおま○こがつながっているのが、丸見えですよ」
 「あんまり見ないでっ、牛尾先生っ、恥ずかしいですぅ・・・ああんっあふんっ」
 「見るなといっても、これだけ腰を振られたら、見てしまうのですよ。それに、惹きつけられてしまう。私とお母さんの結合部の上・・・なんて綺麗なんだ、ヒクヒクとしている」

 秀子は、その秘部にギラついた視線を感じて、思わず身をくねった。
 ムニイッ!
 と、牛尾先生の両手が秀子のお尻を鷲つかむ。
 ぐいいっ!
 そして、肉付きたっぷりの秀子のお尻を、思い切り左右に開いた!

 「駄目ぇっ!見ないでぇっ!」
 「隆君のお母さんの、アナルっ!」
 「嫌です牛尾先生ぃっ!嫌ぁっ!」
 「綺麗なアナルだっ!皺がたまらないっ!」
 「きゃああっ!」
 「次はこの体位でしましょうかぁっ!隆君のお母さんっ!」

 秀子は、後ろからものすごい圧力を感じた・・・


 ~~~


 【後背位(バック)】

 ・・・秀子は、もの凄い圧力で前に押し出され、ベッドに突っ伏した。後ろから、がっしりと細腰をつかまれている。牛尾先生は膝立ちだ。
 
 「ご主人とバックでは・・・いや、聞かなくてもありますな。隆君のお母さんを、バックで攻めようと思わない男なんて、いるわけがない。このくびれた腰、大きなお尻。お母さんのたまらない柔らかなお尻を後ろから攻めるのは、私の夢だったのですよ。ふーっ・・・。しかし、隆君のお母さんのアナルを見て、昂ぶり過ぎてしまった。私ももう限界に近い。これが最後の攻めだ。いきますよ、お母さん」
 「ひいぃ・・・」

 秀子の細腰をつかむ牛尾先生の握力が、力を増した。
 (来るっ!牛尾先生が来るっ!)
 秀子は一瞬、肉体を壊されるような恐怖を感じた。

 
  1. 2013/07/26(金) 19:49:54|
  2. 息子の先生
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息子の先生6・体位乱舞繚乱②

[8456] 息子の先生6・体位乱舞繚乱② tttt 投稿日:2010/01/10 (日) 18:21
 「もの凄い潮噴きですな、隆君のお母さん。シーツがベトベトになってしまった。ご主人とセックスする時も、こんな風に噴いて、シーツを濡らすのですかな?」

 寡黙に秀子を攻めて、無言だった牛尾先生が口を開いた。太く低い声が、言葉の愛撫と化して、秀子を攻め始める。

 「嫌です。そんな事、していません・・・はあはあはあ・・・」
 「ほう。ご主人は、お母さんに潮噴きさせていないのですか。それでは、ご主人のベッドが潮噴きで濡れるのは、今日が初めてなんですね」
 「嫌っ!言わないで下さいっ、牛尾先生っ。お願いですっ、今からでも私のベッドに移してくださいっ」

 主人のベッドを、初めて潮噴きで濡らした・・・ただし、秀子に潮噴かせたのは、主人ではない。息子、隆の副担任の先生で柔道教室の師、牛尾先生なのだ。その生々しい現実に、秀子は顔を両手でおおった。そんな事をしている場合ではないのに。威きり勃ちを握り締めたオスが、次の行動に移りだしたというのに。
 ギシ・・・
 秀子が、ベッドがきしむ音を聞いたと思ったら、両膝がグイと左右に開かれた。目を開いた秀子は、ゴクリとつばを飲み込んで、
 「ひいぃ・・・」
 と、震える声を発した。秀子の下肢に割って入り込んだ牛尾先生は、握り締めた巨根を下に向けている。照準は、秀子の女性部であることが、秀子には分かりきっている。

 「お願いです、牛尾先生。するんなら向こうの、私のベッドで・・・」
 「確かご主人は、海外に赴任しているのでしたね、隆君のお母さん」
 「そ、そうです・・・だから、このベッドでは、おやめになって下さい。こらえて下さい、牛尾先生」
 「ずいぶんと頑丈なベッドですな、ご主人のベッドは。お母さんのベッドとは、素材が違うようだ。ご主人はこう考えていたのではないですかな?頑丈なベッドを手に入れて、お母さん、あなたを激しく抱きたいと。激しくきしんでも大丈夫なようにと。そうでしょう?隆君のお母さん」
 「そんな、そんな事・・・」
 「それでご主人は、このベッドで激しく抱いてくれましたかな?ベッドがきしむほどに、お母さんを攻められましたかな?」
 「い、嫌です、そんな事・・・」

 新婚の時、主人はこの頑丈なダブルベッドを自分用に購入した。秀子のベッドは、華奢なつくりのシングルなのにだ。どうしてこんな頑丈なものを、と、秀子は不審に思ったものだ。それが今、合点がいった。牛尾先生の語りに、秀子は納得させられてしまったのだ。
 主人は何度も、このベッドに秀子を招いた。そして挑みかかってきた。それは、ベッドがきしむ程の、激しいものだったのか?確かにきしんだ。だがそれは、二人分の体重で、自然にスプリングが立てる音にすぎなかった。頑丈すぎる作りのベッドが、かえって稚拙な夫婦の交わりを虚しくしてしまったのだろうか?主人は秀子を、このベッドに呼ばなくなっていった。秀子を、抱かなくなった。

 「主人は、主人は・・・ああ・・・」
 潮噴きからずっと、流れる秀子の涙を、牛尾先生がぬぐった。
 「確かこうおっしゃられてましたな。海外に赴任する前から、ご主人とはセックスがなかったと」
 「そんな事いってません」
 「私とのセックスの時に、そう口走られましたよ、隆君のお母さんっ。さあっ、この頑丈なベッドも、営みが行われないならただの置物だ。私とお母さんで、実用的に使おうではありませんか。私は安心したのですよ、このベッドを見た瞬間ね。鍛えた甲斐があったと。激しく強く、隆君のお母さんを抱いて抱きまくれるとっ。感謝していますよっ!隆君のお母さんっ、あなたのご主人にっ!どれだけお母さんを抱いても、壊れてしまわないベッドの持ち主のご主人にっ!」
 「駄目ですっ!牛尾先生っ!ああっ・・・」

 巨大な亀頭が、秀子の膣口を押し広げた。そして・・・

 ズンッ!!
 
 「ひいぃ・・・」
 秀子の細い声が弱弱しく、白い喉から糸のように洩れた。


 ~~~


 【正常位】

 貫かれた秀子は、牛尾先生の太い腕にしがみついていた。子宮に届くほど最奥まで貫かれ、太い巨根で一杯に膣を広げられているのだ。その圧迫感が、主人のベッドの上の不倫という背徳を、凌駕してしまう。秀子を貫いた牛尾先生が、秀子を抱きしめてきた。秀子も、大きな背中に両腕を回してしがみつく。
 「ふーっ!ふーっ!ふーっ!」
 と、秀子は耳元で、勢い良く吐き出される息の音を聞いた。牛尾先生が息吹をだして、戦いの前の格闘者のようにしている。牛尾先生にとっては、秀子とのセックスは戦いなのだろうか?その牛尾先生が、
 「いける」
 と、短い声を発して、ぎゅう、と秀子を抱きしめた。秀子の顔を覗き込む。

 「お母さんのパイズリで、先ほど出させてもらったおかげかもしれませんな。今日の私は、隆君のお母さんのおま○こに入っても、力がみなぎってきますよ。お母さんの名器に絡みつかれていても、腹の底が燃えるように充実している。いける。今日はいける。お母さん・・・」
 「ああ、いやあ・・・主人のベッドでは・・・嫌ぁ」

 秀子の唇をむさぼろうとした牛尾先生から、秀子は顔を背けた。唇は、男性の侵入から唯一、自分の意思で入り口を閉じれる部位だ。閉じられない膣を牛尾先生に貫かれた秀子は、圧迫感がじわじわと甘美な快感に変わりつつもなお、主人のベッドの上の背徳に怯えていた。だから、唇を硬く閉じ、顔を背けた。

 「奥ゆかしい人だ、隆君のお母さん、あなたは。おま○このひだは、うねうねと私のち○ぽに絡み付いているというのに。ミミズ千匹・・・たまらないおま○こだ。さあ、家庭訪問のセックスを始めましょう。お母さんの唇を、必ずむさぼってみせますよ」
 「あはあ・・・先生ぃお願いですぅ。今からでも向こうのベッドに・・・ああんっ」

 ずぬりゅ・ずぬりゅ・ずぬりゅ・ずぬりゅ・・・
 「あはあ・はうう・あくう・はああ・・・」
 牛尾先生の腰が、秀子を奥まで貫いたまま、大きくローリングしだした。激しく打ち付けられる、そう身構えていた秀子は、予想外の動きに肩透かしを食らう。だが、牛尾先生の腰のローリングは大きく、右回り左回りに回転し続け、膣をかき乱されるその感覚に、秀子は飲み込まれていくのだ。まるで巨大な渦潮に、頼りなき船が飲み込まれていくように。

 右回り・左回り・・・延々と続く回転運動。
 ずぬりゅ・ずぬりゅ・ずぬりゅ・ずぬりゅ・・・
 「ああっ・あふう・くああ・はあうう・・・」
 「いきなり腰を振ったんでは、隆君のお母さんのおま○この、三段締めにやられてしまいますからな。こんな腰使いは、嫌いですかな?ご主人はどんな腰使いをされてました?お母さん」
 「嫌ですぅ・・・主人の事はぁ・・・ああん・あはあ・はあう・くはあ・・・」
 ずぬりゅ・ずぬりゅ・ずぬりゅ・ずぬりゅ・・・
 
 (主人は、こんな腰使いしていない)
 秀子はそう思いながら、牛尾先生にしがみついていく。秀子の下半身ごと引きずるように回転する牛尾先生の腰はダイナミックだ。
 (主人の腰つきは・・・腰つきは・・・?????」
 ずぬりゅ・ずぬりゅ・・・
 「あはあ・あふう・・・」
 膣をかき乱される渦のような快感を、秀子は感じていた。主人の腰使い?という疑問が、牛尾先生の腰使いが、牛尾先生のが、と、頭の中で反すうされていく。

 それは、仕方がないであろう。秀子が抱きついている牛尾先生は、秀子を一目見たときから、仮想秀子とのセックスを思い描いていたオスなのだ。それは秀子の主人が秀子を抱かなくなった時期と重なる。秀子の主人は秀子から離れていき、牛尾先生はずっと秀子を見て牙を研いでいた。過去二度、秀子の豊満すぎる肉体に敗北しながらも、さらに体力を整え挑んでくる。
 腰を思い切り回転させ、秀子の膣をかき乱しているのは、そんな相手だ。秀子は快感の渦潮に飲み込まれながら、何から逃げているのかが、分かりかけてきた。

 「あはあ・・・牛尾先生ぃ・・・あふう・・・」
 「まだまだあっ。ここであわてては駄目だ。次は奥でなくて、ここですよ、隆君のお母さん。うむう・・・」
 「あはあぁ・・・」

 牛尾先生が、腰をグイッと引いた。亀頭が膣壁をえぐる感覚に、秀子はのけぞる。そして、膣口まで引き抜かれた時、
 (抜かれるっ!抜いちゃ駄目っ!)
 そんな事を思ってしまっているのだ。抜いて、秀子のベッドに運んでくれる。そんな事は、考えなかった。
 「ああんっ、牛尾先生、まって下さいぃ・・・」
 「どうしたのです、隆君のお母さん。私が抜くとでも思いましたかな?それ、こうするのですよ。こうして、それ」
 「ああっ・ああっ・ああっ・ああっ・・・」

 ぐじゅ・ぐじゅ・ぐじゅ・ぐじゅ・・・
 牛尾先生は、長大な巨根を握り締め、亀頭で秀子の膣の入り口を掻き乱すのだ。
 「入り口だけでも、熱いですなあ、お母さんのおま○こは。ご主人は、こんなち○ぽの使い方をしていましたかな?隆君のお母さん」
 「ああっ・あうっ・あうっ・あふっ・・・主人は、主人は・・・こんな事は・・・ああっ」
 「していないのですな。どうです、こんな風にされるのは、お母さん」
 ぐじゅ・ぐじゅ・ぐじゅ・ぐじゅ・・・
 「ああっ・くうっ・あくっ・はうっ・・・」

 牛尾先生はまだ、ピストン運動をしていない。だが秀子は、
 (気持ちいいっ!入り口って気持ちいいっ!)
 そう思い、セックスの創意工夫の幅広さに感動さえ覚えていた。ふっと、ある男性が頭をかすめる。終わって背を向ける男性・・・
 (ああ、主人だわ・・・セックスって、こんなに気持ちいいのに。どうしてあなたは背を向けていたの?)

 ズンッ!
 「あふうっ!」
 牛尾先生がまた、奥まで貫いた。秀子を抱きしめ、語りかける。
 「さあ、そろそろ腰を使いましょうか。だが始めから飛ばすと、隆君のお母さんのおま○この、巾着締めには、ひとたまりもないですからなぁ。まずはこうして・・・ふんっふんっふんっふんっ・・・」
 ぱぱぱぱんっ・ぱぱぱんっ・・・
 「はわわわわっ・あわわわわっ・・・」

 牛尾先生はピストンを使い出した。だがそのピストンは、小刻みだ。秀子を奥まで貫いたままで、まるでバイブレーションのような腰使いだ。バイブピストンとでも言えばいいのか?秀子の豊満な肉体が、その振動でプルプルプルと震える。秀子の喘ぎも、
 「はううううっ・はあわわわわっ・・・」
 と震える。
 ぱぱぱぱぱんっ・ぱぱぱぱぱんっ・・・
 「ふんっ・ふんっ・ふんっ・ふんっ・・・」
 「あわわわわっ・はわわわわっ・・・」

 決して楽な腰使いではない。鼻から息をふんふんと出しながら、腰をバイブレーションさせる牛尾先生の鋼の肉体は、汗びっしょりだ。牛尾先生の強靭な足腰だからこそ出来る技であろう。その証拠に、
 「はわわわわっ・・・」
 と震える喘ぎを出しながら、牛尾先生にしがみつく秀子は、
 (凄いっ!凄いっ!)
 と感動していた。
 (主人と比べものにならないっ!)
 そう心で叫んでいたのだから。秀子の主人のベッドなのにだっ!
 
 「ふうーっ・・・さあ、隆君のお母さん。もう少し腰を大きく使いますよ」
 「あはああ・・・牛尾先生ぃ・・・あっ、あっ、ああんっ・・・あっ、あっ、ああんっ・・・あっ」

 二度浅く突き、奥まで貫く。牛尾先生はそれを繰り返した。
 二度浅く突く。ずっ、ずっ。奥まで貫く。ずずんっ。
 ずっ、ずっ、ずずんっ・・・ずっ、ずっ、ずずんっ・・・
 「あっ、あっ、ああんっ・・・あっ、あっ、ああんっ・・・」
 浅く突かれる時は、Gスポットを狙われて、電流のような快感が走り、その後奥まで貫かれると、頭蓋まで衝撃が伝わった。
 「ううむぅ・・・隆君のお母さんのGスポット。ここを攻めるのはリスクが高いのですよ。何しろカズノコ天井ですからね。だが、虎穴に入らずんば虎児を得ず。ここを攻めなければ、最高のセックスが出来ませからな。家庭訪問した意味がないっ。いきますよっ」

 ずっ、ずっ、ずずんっ・・・ずっ、ずっ、ずずんっ・・・
 「あっ、あっ、ああんっ・・・あっ、うっ、あふんっ・・・」
 そして、単調な二浅一深に、変化が加わる。
 ずっ、ずずんっ・・・ずっ、ずっ、ずっ、ずずんっ・・・
 「あっ、ああんっ・・・あっ、あっ、あっ、ああんっ・・・」

 奥を突かれるかと思えば、浅くえぐられる。浅いえぐりかと思えば、奥を貫かれる。
 「あっ、あっ、あっ、あっ、ああんっ・・・あっ、ああんっ・・・あっ、あっ、ああんっ・・・あっ・・・いいっ!気持ちいいっ!・・・あっ、あっ、あっ、ああんっ!気持ちいいっ!」

 秀子ははっきりと、そう叫んでいた。その時、牛尾先生が、秀子の唇をむさぼってきたのだ。秀子は、唇を開いた。牛尾先生の舌を、迎え入れた。激しく絡み合う、秀子と牛尾先生の舌。
 「うむぶぶ・・・むふう・・・」
 「はむう・・・あふうう・・・」
 腰の動きを止めた牛尾先生が、秀子を抱きしめ秀子の唇をむさぼる。汗だらけの牛尾先生にしがみついた秀子は、唇を思い切り開け、唾液さえ飲み込んだ。顔を左右に押し付け合い、抱きしめあい、むさぼりあう。
 牛尾先生が、顔を離した。舌と舌につながる唾液の糸。見つめ合う、秀子と牛尾先生。

 「気持ちいいですか?隆君のお母さん」
 「はい牛尾先生・・・気持ちいいですぅ・・・」
 「お母さん、あなたは素晴らしい女性だ。これから、隆君のお母さんを、激しく強く、突いて突いて突きまくります。いいですね?」
 「牛尾先生・・・」
 秀子は、コクリとうなずいた。
 「このベッドで、ご主人のベッドで、いいのですね?全力をだしても」
 「牛尾先生ぃ・・・秀子、秀子・・・」
 「どうしました?お母さん」
 秀子は、叫ぶ前に大きな瞳をつむった。すると、まぶたの裏に、終わった後、イラついて隣でタバコをふかす主人がはっきりと見えた。秀子は・・・叫んだっ!
 「秀子っ!主人を忘れてしまうくらい激しくされたいですぅっ!牛尾先生っ!」
 「隆君のお母さんっ!うおおおっ!」

 ズバンッ!ずばんっ!ずばんっ!ズバンッ!
 「ああんっ!あうんっ!はうんっ!はあんっ!」

 猛烈なピストンだ!ピストンの距離は膣口から子宮の奥までと、長い。ピストンのスピードは、一秒間に二回は奥を突いている。ピストンの破壊力は、秀子の豊満すぎる乳房が、嵐の海のように揺れまくっているのを見れば分かるだろう。ダプンッダプンッと音がしそうなくらい弾み揺れている。
 牛尾先生は歯を喰いしばり、秀子の細腰をがっしりとつかんで、その激烈ピストンを繰り出す。秀子はもう、糸が切れた操り人形のようだ。両手を頭上に投げ出し、ガクガクとしている。牛尾先生が、その力ない秀子の小さな両手を、握り締めてきた。
 (ああっ、うれしい・・・)
 その大きな手の感触に、秀子はそう思った。力が入らない秀子は、必死でその手を握り返す。ぐぐっと、指の一本一本が、絡み合っていく。

 ずばんっ!ズバンッ!ずばんっ!ずばんっ!
 「あうんっ!くはんっ!はうんっ!ああんっ!」

 気持ちいいとかどうか、秀子は分からなくなっていた。牛尾先生の無尽蔵のスタミナピストンの激動の中、はっきり見えていた主人の姿がかすんでいく。何から逃げているか、分かった。主人から逃げているのではない。主人との冷え切った生活から逃げているのでもない。そんな主人と冷えた生活から逃げようとしていた自分自身。いやな自分だった。主人の顔さえ忘れている自分。これでも隆の母親なのだろうか?その秀子自身から、秀子は逃げたかったのだ。生まれ変わりたかった、そう言ってもいい。
 主人の姿が完全にかすんで消えた。秀子は、牛尾先生の手を強く握り締める。未体験の快感が、足の先から頭のてっぺんまで充満した。主人の冷たい姿は、忘れてしまいたい。だけど、そう思ってしまう秀子自身から、生まれ変わりたい。その秀子を破壊するがごとく、牛尾先生のピストンが加速した。
 「牛尾先生ぃっ!」
 秀子は、生まれて初めての言葉を、絶叫した。経験がなくても、その言葉が自然と出たのだ。
 「いっちゃうぅっ!」

 「隆君のお母さんっ!うおおおっ!」
 「秀子ぉっ!いっちゃうぅっ!」
 
 
  1. 2013/07/26(金) 15:04:04|
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息子の先生6・体位乱舞繚乱①

[8442] 息子の先生6・体位乱舞繚乱① tttt 投稿日:2010/01/09 (土) 13:04
 「牛尾先生嫌ですっ!こっちは主人のベッドですっ!抱くのなら私のベッドで抱いてくださいっ!牛尾先生お願いですっ!離してくださいっ!嫌あっ!ああっ!ああっ・・・・・・あはあっ・・・主人のベッドでは・・・嫌あ・・・はああ・・・あふう・・・」

 秀子は、身をくねらせて暴れた。秀子は、人妻として十年間、貞淑に夫に仕えてきた女性であろう。そして母親として九年間、隆を世間の目に恥じないような躾をしてきた女性であろう。主婦として母親としての基盤が、秀子の女性としての自信を作ってきたと言える。その基盤が粉々に割られるような事態に直面して、秀子は暴れた。

 主婦・・・夫のベッドで、夫以外の男性に組み敷かれている。
 母親・・・その男性は、息子の隆の副担任の先生で、柔道教室の師、牛尾先生。

 「やめて下さいぃ・・・牛尾先生ぃ・・・ああっ、ああっ、あはあぁ・・・」

 秀子は暴れた。顔を振り、腰をくねらせた。秀子の女性としての基盤を、その根底からくつがえされる様な恐怖に、暴れた。秀子は夫と結婚してから、十年もつぼみだった。女としてつぼみだった。つぼみが開いてしまうのは、植物界では大変な一大事業なのかもしれない。つぼみが開く前、茎全体が大きく揺れるように、秀子は暴れた。暴れたのだ、牛尾先生に両腕を万歳の格好で押さえつけられても、それから逃れようと暴れ暴れ・・・

 「あくう・・・駄目ぇ牛尾先生ぃ・・・うあん・・・」

 ・・・暴れる、今も、暴れる。秀子の全身に駆け抜ける、電流のような快感に、秀子は身をくねらせて暴れた。秀子の真っ白な豊満乳房の頂点に、牛尾先生が吸い付いている。牛尾先生は秀子を万歳の格好で押さえつけ、動きが少ない。だが、牛尾先生のすぼまる頬の中では、激しい動きが繰りひろげられているのだ。秀子の乳首を舌でまわし、転がし、弾き、つつき、そして甘噛み。
 秀子最弱の性感帯のポイントの一つ、ピンクの小粒な乳首。秀子の両腕を押さえているため、攻撃の手段は、口だけの牛尾先生。だが秀子にはそれで十分だったのだ。一体何分間続くのか。一点集中の、乳首への口撃、舌攻め、歯技。

 「はあはあはあはあはあはあ・・・・・・」

 秀子はのけぞった。あまりの快感の時は、荒い息しか出来ないものだ。豊満な乳房を持ち上げながらのけぞり、白い顎を反らせ、息を荒げる。くびれた腰がブリッジのようにベッドから浮き上がる。
 そして、牛尾先生が秀子の両腕を離した。そして、口攻めしていない方の乳房をわしづかむ。両腕を解放された秀子は、逃げたのか!?十年間の夫との基盤を守るため、逃げたのか!?九年間の息子との基盤を残すため、暴れたのか!?

 「あはあんっ!牛尾先生ぃ・・・」
 
 秀子は暴れた。牛尾先生の分厚い肩に小さな手を食い込ませ、身をくねらせた。熱い筋肉の感触にしがみつき、快感に暴れた。
 秀子は逃げた。そう、秀子は逃げていたのだ。秀子自身が、快感に身悶えながら、
 (私は逃げている!)
 そう深く深く実感していた。何から逃げているのか・・・?それが分かるのは、もうすぐだ。

 「くはあんっ!」

 快感の第二の大波に、秀子は跳ね上がる。乳首を攻めていた牛尾先生が、するすると下に移動した。秀子最大の性感帯のもう一つのポイント、大粒のクリトリス。そこの攻めを開始したのだ。
 ぐいいっ!秀子のみっちりとした太ももがM字に一杯まで開かれ、さらされた女性部に、牛尾先生が顔を埋めた。秀子の大粒のクリトリスは、牛尾先生のすぼまる頬の中で、嵐の様な攻撃を受ける。舌で転がされ、弾かれ、回され、つつかれ、そして甘噛み!

 「あはんっ!くふうっ!ああっああっああんっ!」

 秀子は、夫のベッドのシーツを握り締め、のけぞった。快感の発信地点が乳首からクリトリスに移って、下半身が燃えるように感じる秀子。
 牛尾先生は寡黙だ。柔道の試合中のように、攻めに集中している。牛尾先生は現役の選手時代、守りより攻めの柔道を得意としていると、言われていたらしい。同時に数箇所の攻めは、得意とするところだろう。一方で、寝技の牛尾と恐れられた選手でもあるらしい。その牛尾先生が、動き出した。秀子の股間から顔を上げ、秀子の下肢を上手く押さえ込みながら、体を秀子の右横にずらしていく。横四方固めだ。これなら、秀子の二大性感ポイントを同時攻めできる。
 
 「あひいぃっ!」

 牛尾先生が寝技のスペシャリストでなければ、秀子はベッドから落ちているかもしれない。離れている快感の発信源が、つながったのだ。乳首とクリトリス。跳ねて悶えた。水揚げされたばかりの魚のように、ピチピチとくねりまくる。その秀子を巧みに押さえ込む牛尾先生。
 秀子の右側に位置取った牛尾先生は、左手と口で、真っ白に揺れる乳房を攻める。乳首への攻めは凄まじいばかりだ。そして右手は、秀子の濡れた女性部を被う様にとらえている。クリトリスを手のひらで圧迫し、爪の先で優しく転がした。

 「はあはあはあはあ・・・・・・」

 体内を駆け巡る快感。秀子は荒い息しか出来ない。秀子は知った。快感があまりに体内にあふれると、身悶えも出来ないのだと。強すぎる快感は、肉体には危険なのだと。だから激しく呼吸をするのだと。
 牛尾先生の攻めはまだまだだ。攻めの牛尾と恐れられたらしい柔道家、牛尾先生。右手の中指が、秀子の膣に入った。ぬぷり・・・
 「あうん・・・」
 入ったと、秀子は思った。奥へ進んでいる、そう思った。ハアハアと息荒い秀子は、その侵入した指が、そこをとらえられたら危険だと、頭の中で察知していた。だが身悶えもできない息荒いだけの秀子は、待ち受けるしかできない。
 (あ、指が止まった)
 秀子は、膣内の状況がはっきりと分かる。
 (駄目、曲げちゃ駄目。指を曲げちゃ、駄目)
 
 「あひいぃっ!」
 牛尾先生の中指が、クイッと曲がった瞬間、秀子は叫んで、その後、歯を喰いしばった。激しい尿意が快感とともに下腹部を熱くする。
 秀子最感の性感帯の第三のポイント、Gスポット。牛尾先生の中指がとらえたのは、そこだ。

 なんという、器用な動きをする牛尾先生の右手なのか。牛尾先生は、組み手争いが上手いと言われていたらしい。相手の襟や帯に、指を自在に絡ませていった柔道家らしいのだ。その牛尾先生の指が、秀子のGスポットとクリトリスを同時にとらえる。中指と親指で、ぐりぐりと挟むように摩擦する。それだけじゃない、同時に乳首乳房も舐められ揉まれているのだ。
 三点攻め。秀子はたまらないだろう。秀子は、荒い息の間に、必死に歯を喰いしばった。迫り来る熱い尿意が何であるか、分かっていたのだ。
 (駄目、できない。駄目、主人のベッドで・・・駄目、潮噴きなんて、駄目ぇっ)

 牛尾先生の、秀子の三大性感帯攻めは、止まらないっ!攻める攻める攻めるっ!
 「洩れちゃうっ!秀子洩れちゃうぅっ!」
 秀子が叫んで、牛尾先生が秀子から離れた。力抜け、大の字の秀子を見下ろす牛尾先生は、獲物を冷静に見つめるライオンやトラのようだ。ピクピクと痙攣する鹿のような秀子は、その勢いだけは激しかった。膣から放射線を描く、潮噴きっ!

 ぶしゅうっ!ぶしゅうっ!ぶしゅうっ!
 
 我慢に我慢をして放尿する、その何十倍の開放感に、秀子の目から涙が伝わる。
 (駄目・・・主人のベッドが・・・駄目・・・)
 ぶしゅう、ぶしゅう、と止まらない潮噴きに濡れていく主人のベッドのシーツが、秀子の頭に映写されていた。
 (駄目、止まってぇ・・・)
 だが、シーツを濡らしているのは、潮噴きだけじゃない。秀子の涙だって、目尻りから伝わり、シーツに落ちているのに。

 秀子を、秀子の夫のベッドに押し倒してから、牛尾先生はまだ、一言も発していない。その牛尾先生は、力なく横たわって勢い良く潮噴く秀子を見下ろしながら、猛り狂う巨根を握りしめていた。

  1. 2013/07/26(金) 10:18:41|
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息子の先生6・家庭訪問、再び③

[8362] 息子の先生6・家庭訪問、再び③ tttt 投稿日:2010/01/04 (月) 17:45
 幸彦少年は、家庭科の時間で作ったホットケーキを、皆と一緒に食べれている事にホッとしていた。
 (きっと、おばさんが学校に電話してくれたからだ)
 そう思って、秀子の優しい笑顔を思い出していた。だが幸彦少年は、早くこの時間が終わってほしかった。家庭科の担当の、村田先生が時折、幸彦を冷たい視線でにらんでくるのだ。若くて綺麗な女の先生だとは思うが、幸彦少年は大嫌いであった。なぜか、少年のやる事なす事に、いちいち難癖をつけてくるのだ。
 幸彦少年は、秀子の家の門前で、秀子に抱きついてしまった。その時の柔らかさに少年はびっくりしたものだ。温かくて、柔らかくて、とてもいい匂いがして、思い返すと、村田先生の冷たい視線から守ってくれるような気がした。少年は目をつむって思い返した。秀子の胸の柔らかさを。


 ~~~


 秀子の震える指が、ブラウスのボタンを全て外した。豊満を包むブラジャーが、オスのギラついた視線にさらされる。
 「さあ、隆君のお母さん。そのブラウスを取ってください」
 「恥ずかしいですわ、牛尾先生・・・」
 秀子は、そう言う秀子は、細い腕を上げて、ブラウスの袖から腕を抜いていく。そして、パサリと、ブラウスを床に落とした。羞恥で、両腕を交差するように胸を隠した。
 「美しい肌ですな。真っ白だ。さあ、お母さん、スカートも脱いで」
 「ああ、見ないでぇ、牛尾先生ぃ」
 その訴えは無駄だと、秀子は分かっている。牛尾先生は、右手で巨根をしごきながら、ギラギラとまばたきもせず、秀子を直視しているのだ。ジジジ・・・と、秀子はスカートのファスナーを下ろすと、ストンと、床にスカートを落とした。腿をぴたっと合わせて、パンティーの局部を隠す。見られている事にも羞恥したが、下着の局部が濡れて、腿に伝わるのがあまりにも恥ずかしかった。
 「なんと見事な下半身だ、隆君のお母さんは」
 「恥ずかしい・・・」
 「恥ずかしいものですか。むっちりとした太ももにスラリとしたすね。たまらないバランスだ。たまらない。さあっ、下着も取ってくださいっ!」
 「いやあ・・・」

 脱いでいくごとに賞賛される。秀子の手が止まらないのは、その為だろうか?プツン・・・と秀子は両手を背中に回して、ブラのホックを外した。肩ひもがハラリと落ちる。カップを両手で支えながら、ゆっくりと外していく。そんなゆっくりの動作でも、秀子の乳房は迫力たっぷりに飛び出した。ぼろんっ!たぷたぷたぷ・・・
 「恥ずかしいっ」
 「さあっ、次はパンティーですよっ!お母さんっ!」
 「ああっ、いやあ・・・」
 豊満を手で隠す暇もなく、秀子はパンティーに手をかけた。最大の羞恥。大きなお尻ゆえ、張り切ったパンティーだ。どうしてもクネクネと腰をくねらせないと、下げていく事ができない。しかも上半身をかがめるため、豊満な乳房がたっぷりと揺れてしまうのだ。小さく丸まったパンティーを片足ずつ抜いていく。その後どうすればいいのか?全てを取り去って、真っ直ぐに立つことなど・・・
 「見せてくださいっ!隆君のお母さんのっ!素晴らしい体をっ!」
 「ああっ、駄目ぇ・・・」
 「何処も隠さないでっ!お母さんっ!」
 「嫌ぁ、先生ぃ・・・」

 秀子は、立った。隠さずに、両手を後ろ手に組んで、立った。オスの視線に、体が燃えそうだった。そして、賞賛の言葉に、震えた。

 「なんて美しいんだ。隆君のお母さんは。失礼だが、お母さんはクラスのお母さん方の中でも、最も年が上のはずだ。だが最も美しい。最も若々しい」
 「嫌ですわ。いつまでもこんな格好・・・」
 「その大きさで、その張り具合。美しくてたまらない乳房だ。後ろを向いてくれませんか、お母さん」
 「恥ずかしい・・・」
 「隆君のお母さんは、陰毛が濃いですな。それがまた、私好みだ」
 「いやっ!」
 
 塗れそぼる陰毛を見透かされたようで、秀子はくるっと向きを変えた。だがそれは、牛尾先生の望む事だ。
 「そうそう。お母さんの後姿が見たいのです」
 「嫌ぁ・・・」
 「見事なくびれだ。そしてそのお尻。大きくて、張りがあって、プリッと上を向いていますなあ。たまらない肉付きだっ。たまらないボディーラインだっ。お母さんっ!」
 「ひいっ!」

 牛尾先生が迫る気配に、秀子は振り返った。押し倒される。そう思った時、牛尾先生が頭を下げた。秀子に一瞬、悪い予感が走った。申し訳なかったと謝罪して、帰ってしまうのではないか。そう、今の秀子には、昔の牛尾先生の対応は、悪い予感になっているのだ。次の瞬間、秀子は歓喜する。
 「隆君のお母さん、一度処理してもらえませんか?お母さんを今すぐ触りたいが、もう限界に近い。美しいお母さんを見ていただけで、果てそうになっているのです。もう私は、やせ我慢しませんよ。素直にお願いします。でないとまた、恥をかいてしまう。さあお願いです。お母さん、処理をして下さい」
 「ああっ、先生ぃ。牛尾先生ぃ」

 秀子は、崩れるように跪いた。


 ~~~


 「うふんん・・・くぷうぷ・・・うふうふん・・・」
 じゅぷ・ぐちゅ・ぶじゅる・じゅじゅる・・・

 秀子のフェラチオは、まさに、むさぼりつくようだった。仁王立つ牛尾先生の巨根をいきなり咥え込むと、激しく頭を前後に振った。

 「ぱはあっ・・・はあはあはあ・・・うむうっ・くむうっ・・・」
 ずぶぶぶっ!ずぶぶぶぶっ!

 巨根を口から離すと、休むまもなく、股間にもぐりこんで、玉袋に吸い付いた。すごい吸引の音だ。牛尾先生の下肢が痙攣しているのがわかって、秀子は興奮した。

 「うむふっ・くむはあ・・・はぷはぷあ・・・ぶふう・・・んぱんぱ・・・」
 ぶちゃぐちゃじゅぶじゅじゅくちゅむちゅ・・・

 淫猥な鼻息。淫猥な唾液音。手はしごき。口はくわえ。咥えなかったら舌を絡めた。前後に、回るように、激しく動く秀子の顔。すぼまる頬。めくれる唇。前髪をかき上げられると、よけいに燃えた。

 「隆君のお母さんっ!胸で果てたいのですよっ!」
 「んぱはあっ!牛尾先生っ!そこにお座りになってぇっ!」

 ギシッときしんだ音を立てて、牛尾先生がテーブルに座った。秀子は、まるで追うように、牛尾先生の股ぐらに飛び込んだ。
 「隆君のお母さんっ!」
 「牛尾先生っ!」

 寄せて挟んだっ!


 ~~~


 家庭科の時間が終わって、廊下に出た幸彦少年は、前を行く隆を追いかけて並んだ。
 「隆くん、おばさんに、ありがとうって言っておいてね」
 「え?お母さんに?どうして?」

 幸彦は、昼休みに学校を出て、秀子に玉子をもらった事を話した。だが、直接に秀子の家に向かったとは言わなかった。たまたま家の外に出ていた秀子に、偶然会ったと言った。実際は、少年は真っ直ぐに秀子の家に向かったのだ。自分の母親に言うと、ややこしくなるのが分かっていた。
 「そうだったんだ。わかったよ、幸彦くん、言っておくよ」
 「うん」
 そして少年は、秀子に抱きついた事も言わなかった。秀子の胸の、温かく柔らかい感触を思い出すと、隆に悪いような気がしたが、次の隆の話に、少年は胸が苦しく感じた。それが、嫉妬だとは、理解できる筈もない。
 「ねえ幸彦くん。幸彦くんって、お母さんと一緒にお風呂に入ったりする?」
 「え?も、もう、しないよ」
 「だよね。僕はね、最近まで一緒に入ってたんだけど。すごく恥ずかしくなってきて、もう入ってないんだ。でもお母さんは、一緒に入ろうって、誘うんだ。嫌だって言うと、僕が入ってる後から、入ってきたりするんだよ。すごく嫌なんだ。だってさあ・・・お母さん、オッパイがすごく大きいんだよ。湯船の中で僕の顔に押し付けてきたりするんだ。やめてほしいよ」
 「・・・・・・」

 幸彦の顔は真っ赤だ。そして、なぜか胸が苦しかった。苦しさを消そうと、秀子の胸の感触を思いだそうとした。温かくて、柔らかい・・・


 ~~~


 「温かくて柔らかいですなあっ!隆君のお母さんのパイズリっ!」
 「あんっ・うんっ・うんっ・あふんっ・・・牛尾先生ぃ・・・」
 
 ぬっちゅぬっちゅ・・・ぬっちゅぬっちゅ・・・

 「もう出そうだっ!お母さんっ!」
 「牛尾先生ぃっ、いつでもぉっ」
   
                    ぬっちゅぬっちゅ・・・ぬっちゅぬっちゅ・・・

 「しかし私はっ、出す資格がありますかなあっ!?二度も早漏で終わった私がっ、お母さんの胸でっ」
 「牛尾先生っ、構いませんからぁっ!私のをっ、秀子の胸で存分にぃっ、お出しになって下さいっ」
 「隆君のお母さんっ、かたじけないっ!」
 「あん・あん・あん・あん・・・」

 ぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅ・・・

 秀子は、膝を使って上下に弾むのをやめ、強くはさんだ乳房を、左右交互に小刻みに速くゆすりたおして、巨根を摩擦した。スパートだ。

              ぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅ・・・

 牛尾先生の先走りと秀子の唾液と二人の汗が混ざり合った淫猥な音の中、牛尾先生が吠えた。
 「うぐうぅっ!」
 「あはあんっ!」
 ドピュルッ!どぴゅるっ!
 噴水のように、秀子の寄せた谷間から、白い液体が飛び出して、秀子の顎にぶつかった。秀子はまた、膝を使って弾みだす。うめき、秀子の肩をつかむ牛尾先生が、愛おしくさえ感じた。牛尾先生のがっしりとした股ぐらが、びくびくと痙攣しているのが、嬉しかった。だから弾んだ、挟んだ、弾んだ。
 「おおうう・・・お母さん・・・凄い・・・うむうう・・・」


 ~~~


 「ああん、先生・・・」
 秀子がパイズリをやめたと言うより、動き続ける秀子を、牛尾先生が制止した。秀子の豊満の谷間に、どろどろと垂れ流れる大量の精液。秀子の顎、頬と、飛び散っている。
 「はあはあ・・・隆君のお母さん・・・凄すぎる・・・はあはあ・・・くそうっ、お母さんにここまで情熱的にされては、今日は失敗できないっ」

 ぱんっ!ぱんっ!

 牛尾先生が、両手で自分の頬を思い切り叩いた。何度も叩いた音、秀子を見下ろし、ティッシュの箱から、何枚も取り出して、秀子の胸を拭きだした。丁寧に自分の吐き出した精液を拭きながら、ひとり言のように語りだす。

 「私は選手時代、ああやって頬を叩いて、気合を入れて試合にのぞんだものです。隆君のお母さんとのセックスは、それ以上に気合がいる。ふう・・・さあっ、お母さんっ!」
 「きゃあっ!」

 秀子は叫び声を出していた。体が浮き上がったのだ。そして、目の前にある、牛尾先生の太い首にしがみついた。秀子は、牛尾先生にお姫様抱っこで、抱え上げられたのだ。のっしのっしと、秀子を抱えたまま、居間を出る牛尾先生。廊下を進む。
 「う、牛尾先生、一体・・・」
 「ふふふ、お母さん、さっき学校に電話した後に、失礼だが確認させてもらったのですよ」
 「か、確認?」
 「そうです。ここですな」
 「あっ!いやっ!何を!?ここはっ!」
 「ここですなっ!御夫婦の寝室はっ!」
 
 ばんっ・・・
 牛尾先生が、秀子を抱えたまま、ドアノブを回し、ドアを開いた。物凄い腕力だ。だが秀子には、そんな事に驚く余裕もない。ここは、夫婦の寝室なのだ。秀子は牛尾先生を必死で見つめた。
 「せ、先生っ。ここで、どうするつもりなのですかっ?」
 「ほう・・・ベッドが二つですな。ご主人とは、別々で、寝ておられるのですな?」
 「お願いです。居間で、居間に、お布団を運びますから」
 
 圧倒的な腕力で抱え上げられている秀子は、なかば観念した。この猛々しい男性は、訴えを聞き入れてくれないだろう。それならばせめて・・・うな垂れる秀子・・・

 「御主人とご一緒に寝る時は、セックスをするときだけですか?」
 「嫌です、そんな事・・・」
 「お母さんが、ご主人のベッドに行くのですな」
 「そんなこと・・・」
 「ご主人のベッドは、どっちです」
 「そ、それは・・・」

 観念した秀子は、それならばせめてと、牛尾先生を見つめていた。
 「わ、私のベッドは、そ、そっちです・・・だから、牛尾先生・・・」
 秀子は、向かって右側のベッドに顔を向けた。
 「わかりました、お母さん」
 牛尾先生がそう言って、秀子は息を吐いて目を伏せた。ついに、抱かれる。しかも夫婦の寝室で。だがら、せめて・・・

 その瞬間、思いの寄らぬ方向に、秀子の体が向いた、秀子の顔が向けられた。
 ドサッ!
 秀子の体が、ベッドの上でバウンドする、揺れる天井を見ながら、秀子は絶叫した。

 「嫌ぁっ!こっちは主人のベッドですぅっ!嫌ああっ!せめてっ、せめて私のベッドでぇっ!嫌ああぁっ!!」
 
 
 
  1. 2013/07/26(金) 05:51:53|
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息子の先生6・家庭訪問、再び②

[8349] 息子の先生6・家庭訪問、再び② tttt 投稿日:2010/01/03 (日) 11:48
 牛尾先生が、目の前に立った。玄関のドアから半身を出していた秀子は、牛尾先生の存在に圧倒されていた。
 (お体が、一回り大きくなったんじゃないかしら?)
 こう思った。衣服を身にまとっているその内側から、筋肉の迫力が伝わってくるのだ。

 「家庭訪問に来たのです。申しわけないが、入れてもらえますかな?隆君のお母さん」
 「は、はい・・・」

 半身分だけ開いていたドアを、秀子は最後まで開いた。誰もが、閉めて鍵を掛ければいい。そう思うだろう。蛇ににらまれた蛙、という表現があるが、これは恐怖から身動きが出来ず、相手の意のままになってしまうことだ。
 このときの秀子は違った。牛尾先生の太い低い声に、ドアを開けてしまった秀子だが、恐怖からそうなったのではない。逆に、なんともいえない安堵感が、秀子を包んでいた。とっさに、信頼できる先生として、牛尾先生を思い浮かべた秀子。そして今、幸彦くんのことを相談しよう、と思っている。
 二度、セックスをした相手。もう何度も、フェラチオとパイズリで奉仕した相手。唇をむさぼりあった相手。肉と皮膚と唾液で触れ合った相手だからこその安堵感。きっとそうだ。そして秀子は、秀子ならではのとらえ方で、目の前の巨漢に安堵感、信頼感を持っているのだ。
 (この猛々しいお方が、私の中であっけなかった・・・)
 このとらえ方は、今後も秀子の大事な部分を占めていく。

 牛尾先生が、ズイと、玄関に入り込んだ。
 カチャン・・・
 そして、玄関をしめたのは、牛尾先生だ。秀子を見つめながら、後ろ手で、ドアを閉めた。


 ~~~


 「上がらしてもらって、構いませんかな?」
 「は、はい。先生・・・」

 秀子は丁寧に、スリッパまで、牛尾先生の前に用意していた。大きな足が、スリッパに入り込む。牛尾先生がついに、家の中に入った。
 秀子はその牛尾先生に見下ろされ、手のひらで胸を押さえた。秀子は不思議だった。高鳴る動悸。顔が火照った。それでいて不思議な安堵感。牛尾先生のギラついた視線が、秀子の唇と、むっちりと盛り上がる胸に絡まってくる。
 秀子はその時点で、抱かれていたといえるだろう。ギラついた視線に安心さえ覚えるのは、その証拠だ。いつ抱きしめられ、唇をむさぼられるか・・・秀子は身構えた。これまでの牛尾先生が、そうだったから。
 だが、牛尾先生は、落ち着いていた。ギラついた視線の中にも、時折、澄んだ目を秀子に見せていたのだ。その理由・・・秀子は、牛尾先生の言葉に聞き入ってしまう。

 「お美しいですな、隆君のお母さん。そのグラマラスな体もたまらない。以前の私なら、玄関に入った途端、お母さんに飛び掛ってしまっていたでしょうな。だが私は、反省をしたのです。二度の失敗でね。私はこの一週間、この体をいじめ鍛えぬきました。鍛錬に鍛錬を重ねましたよ。もちろん、お母さんに立ち向かうには、肉体面だけでは駄目だという事は、分かっている。だが柔道家の私には、そうする事で精神面も鍛えられるのですよ。激しく鍛え上げた後は、大事な試合前でも不思議と落ち着けたものです。今はそんな気分ですよ。いや、若い時以上だ。心が澄んでさえいる。これほどの鍛錬をしたのは、選手時代以上だからですかな」

 牛尾先生の体が一回り大きく感じたのは、本当だった。本当に鍛え上げられている。そしてそれが、自分のためだという事に、その男性に、秀子は思わず涙ぐんでしまうのだ。そして、次の牛尾先生の行動に、心がほぐれ、とろけてしまう。

 「しかし、心が澄んでいるといっても、ここはまだまだ修行が足りませんなあ。お母さんを一目見た瞬間から、ほら、この通りですよ。がはははっ!」
 「ひいっ・・・」

 牛尾先生が、驚くほど大きく膨らんだ、ジャージのズボンの前を、ぽんぽんと手で叩いて見せたのだ。秀子は、「きゃっ」と、両手で顔をおおっていた。がっしりと、その秀子の細い肩を、牛尾先生が両手でつかんだ。
 「ひっ・・・」
 「隆君のお母さん。家庭訪問にきたんです。まずは、隆君のことなど、学校のお話をしましょうか」
 「は、はいっ・・・牛尾先生、こちらへ・・・」

 逃げるように居間へ向かった秀子には、『まずは、』という言葉が聞き取れていなかった。


 ~~~


 「今度、隆君には、昇級審査を受けさそうと思っています」
 「昇級審査?」

 秀子と牛尾先生は、居間のテーブルに、向かい合って座っている。牛尾先生の前には、秀子が入れたお茶から、湯気が上がっている。それを旨そうに飲む、牛尾先生。秀子は軽い感動を感じていた。
 「隆君のお母さんが入れるお茶は、旨いっ」
 そう言われると、嬉しくてうつむいてしまう。主人にも、言われた事がない言葉だ。

 「昇級審査は、市民体育館で他校の生徒が入りまじって行われますが、隆君なら心配ありませんよ。きっと、ずば抜けているでしょうな」
 「あ、あの子が・・・」
 「お母さん、隆君は、素晴らしいダイヤモンドの原石かもしれない。体格は大きくならないかもしれないが、小よく大を制す、そんな選手になれるかもしれない。私は確信しています」
 「あの子が・・・信じられません」
 「ふむ、まあ今はまだ、柔道を楽しむ段階でいいのですよ」

 秀子は、気がかりだった事を、聞いてみた。そう・・・まるで普通の家庭訪問だ。今のところは。

 「あの、牛尾先生。それで、勉強のほうは、どうなのでしょうか?隆は・・・」
 「ふむ。それは私も心配していた事なのですが・・・驚きましたよ、お母さん。小テストなどやっているのですが、むしろ成績が上がっているのです。隆君は、勉強のほうも集中している。これには、幸彦くんの存在が大きいですなあ」
 「幸彦くん!?」
 「ええ。幸彦くんは、柔道教室に時々顔を出しているのですが、その時に隆君が教えてあげてるのですよ。受身や投げ技などをね。その代わりに、成績のいい幸彦くんに、勉強を教えてもらっているみたいなのですよ、お母さん。お互いが、刺激しあっている。まったくあの二人は、素晴らしい友情で繋がっていますよ。あの二人を見ていると、教師としてワクワクしてきますよ。あの子達が、将来の日本を変えるのではないかとね・・・大袈裟ですかな?がはははっ!」

 秀子には、目に見えるようであった。隆と幸彦少年の友情が。かって、隆の誕生日会で、これからも友達でいてねと、幸彦少年に訴えた秀子。間違っていなかった。そう思うと胸が熱くなった。そしてハッとした。そうだわ!幸彦くんのこと!牛尾先生に言わないと!
 「あの、先生・・・」
 秀子は、牛尾先生が訪問する直前の事を、包み隠さず話してみた。牛尾先生の表情は、完全な真摯な教師だった。

 「ふむ。そんな事が・・・村田先生ですな、その女の先生というのは。ふむ、困ったものだ。あの先生は、生徒への好き嫌いが激しい人でしてね。あってはならないことなんだが。特に幸彦くんには強く当たっているようなのですよ」
 「そ、そんな・・・幸彦くんにだけって、どうして?」
 「それは、分からないのです・・・ふう、とりあえず、私から電話をして見ましょう。一人だけ食べさせないなんて事は、絶対にさせませんから、安心してください。ちょっと待って下さい。携帯を・・・」
 「電話なら、家のを使ってください、先生っ」

 ごそごそと、内ポケットを探り出した牛尾先生に、秀子は申し出た。ガバリと立ち上がって、電話があるキッチンに向かった牛尾先生。キッチンから、牛尾先生の話し声が聞こえてくる。電話のあり場所を、牛尾先生が熟知しているなんて事には、およびつかなかった秀子は、居間のテーブルで座って安心していた。
 (もう大丈夫。牛尾先生に任せていたら。良かったわ、家庭訪問をして。隆のこと、知らなかった事を知れた。本当に良かった)

 家庭訪問があってよかった。母親の立場からのこの想い。ほっとしている秀子は、次の瞬間から、女の立場として向かいあわなけらばならない。電話を終えて、居間に戻ってきた牛尾先生と。


 ~~~


 「安心してください、お母さん。古いベテランの女性教師に、村田先生の授業に立ち会ってもらうように手配しましたから」
 「ありがとうございます。牛尾先せ・・・」

 秀子が見上げた牛尾先生の目が、ギラギラとこれまで以上にギラついている。その視線が、秀子の全身にねっとりと絡み付いてくるのだ。
 「ああ・・・」
 秀子はうなった。ガバリとトレーナーを脱ぎ去った牛尾先生。鍛え抜かれた鎧の肉体に、ごくりと生唾を飲み込んだ秀子。ずるりっ!いっきにジャージのズボンを下ろす。パンパンに膨らんだビキニパンツ。ブルンッ!ばちんっ!ためらいもなくビキニを下ろすと、一度下を向いた巨根が、バネの激しさでへそを打った。巨根っ!堂々と、全裸で仁王立つ牛尾先生。
 (凄い・・・)
 秀子は、何度もそう思ってしまった。

 「隆君のお母さんっ!」
 「きゃあっ!」

 飛び掛ってきた牛尾先生の物凄い腕力で、軽々と立たされた秀子は、唇をむさぼられた。舌を、ねじ込まれる。
 「うぶぶ・・ぶぶぶ・・・」
 「ふむう・・うむふう・・」
 もう秀子は、一切の抵抗をしなかった。唇を開き、赤い舌で迎え入れた。いっそうに鍛え抜かれた筋肉に酔いしれ、腹部に当たる熱い威きり勃ちに、女性部が分泌した。

 「隆君のお母さん。これからは、私とお母さんの、家庭訪問をしましょう」
 「ああ、それは・・・」
 秀子は否定はしない。ただ・・・
 「どうしました?お母さん」
 「あ、あの・・・な、な、中には・・・」
 「中出しの件ですな。分かっています。お母さんの悪いようにはしません。悪いようには。さあ、隆君のお母さんの、美しい体を見せてください。さあっ」

 牛尾先生が、一歩下がった。そして、
 「ご自分で、脱いでもらえませんか?見せてほしいのです。その美しい体を」
 「ああ、そんな・・・」

 ギラギラと見ている男の人の目の前で、服を脱いでいく。激しい羞恥・・・その中に、美しいと何度も称えられる体を見て欲しい。圧倒される筋肉の肉体を前にして、秀子はかすかにそう思った。そのかすかな思いが、秀子の手を動かす。秀子は、ブラウスのボタンに手をかけた。
 「そ、そんなに見ないで下さい、牛尾先生・・・は、恥ずかしいですわ」

 教師と教え子の母親の、家庭訪問が始まった。
 

  1. 2013/07/25(木) 19:46:36|
  2. 息子の先生
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息子の先生6・家庭訪問、再び①

[8342] 息子の先生6・家庭訪問、再び① tttt 投稿日:2010/01/02 (土) 18:05
 翌日の朝、また、電話が鳴った。
 ジリリリン・・・と鳴り響く電話の前で、秀子は立ちすくんでいた。受話器に伸ばした手が、震えて止まる。なにも、取らなくてもいい。でも、違う人かもしれない。他の大事な用件かもしれない。秀子の震える指先が、受話器を捕らえた。そうよ、違う人よ、きっと・・・
 「おはようございます、隆君のお母さん。私です。牛尾ですよ」
 「・・・・・・」
 「もしもし、お母さん。どうですかな?生理の状況は?」

 切ればいいのに、切れないのだ。受話器を耳に押し当てて、震える秀子。受話器から、牛尾先生の声とともに、しきりに何かがこすれる音が聞こえる。受話器を持たない手で巨根をしごいている・・・秀子はそう思った。そしてそれは、思った通りなのだ。
 「はあはあ、やはり、隆君のお母さんと電話で繋がりながら、ち○ぽをしごくのは、ひと味違いますなぁ」
 「も、もう、くだらない事で、で、電話しないで下さい」
 「そうそう、声を聞きながらだと、オナニーも格別だ」
 「ふ、ふざけないで、下さい」
 「隆君のお母さん、私は真剣なのです。お母さんと協力してのセックスを、続けたいと思っているのですよ。どうしても、お母さんに体調の管理をしてもらわないといけない。私もただ闇雲に、中出しすると言ってるのではないのです。そんなチャンスは少ないでしょう。ちゃんと外出しもします。いや、外の方が多い。だからこそ、中に出せるチャンスに、集中したいのです。名器の持ち主の隆君のお母さんを満足させる事ができるのは、その時ぐらいしかないかもしれない。協力してもらえませんか?お母さんの、生理の周期は、どのくらいですか?安定はしてますか?」

 なんと言う状況なのだろうか?まるで、妊娠を計算する夫婦のような状況だ。でも電話の相手は、違う。息子の学校の、息子の隆の副担任の先生なのだ。隆の柔道の師なのだ。だが、そんな状況にもかかわらず、秀子はサッと頭をめぐらせていた。
 秀子の生理は、周期が安定している。初潮の時からそうだった。妊娠した時と、隆を産んで数ヶ月以外は、驚くほど安定している。その時不意に、夫との夫婦関係が、秀子によぎった。

 秀子は、隆一人ではなく、もっと子供が欲しかったタイプだ。安定している生理周期で、確立の高い日まで計算できた。毎朝、体温を測り、ノートにグラフまでつけていたのだ。それを夫に見せた。すると、露骨にイヤな顔をされた。それでも秀子は、それを習慣づけて、夫に見せた。協力して、子作りをしたいと思っていたのだ。そのうち夫は、ノートに目もくれなくなった。体に触らなくなった。セックスレスが、始まった。秀子はノートを引き出しの奥深くにしまった。
 (どうして・・・?)
 秀子は暗い日を過ごす様になっていた。
 (夫婦協力して、子供を作りたいと思っていただけなのに・・・)

 「隆君のお母さん。お母さんが妊娠してしまわないように、お互いに協力をしてセックスをしようじゃありませんか」
 「ああ・・・」

 そして、秀子に協力を強烈に求めるオスが現れた。目的はまったくの逆だが、『互いに協力して』という響きが、秀子の中心を熱くさせてしまう。
 その中心とは、秀子の子宮だろうか?秀子の子宮が、性的に満足させてもらえなかった男性たちでさえ、中出しに歓びを感じた事を覚えているのだろうか?今の電話の相手は、そんな男性たちとはケタが違うという事を、秀子は本能で分かっているに違いない。だから子宮が熱くなって、女性部が濡れだしているのだ。
 その牛尾先生が、中出しを求めて協力をうながしている。

 「隆君のお母さん、今朝もグッショリですな。お母さんのおま○こ」
 「い、イヤ。ち、違います」
 「入れさせてもらいますよっ!」
 「駄目っ!牛尾先生っ!」
 「それえっ!」
 「あはあんっ!」

 秀子は、近くにあった椅子に、ドスンと座り込んだ。のけぞって、乳房を揉んでしまう。ズッチュズッチュと、えぐりえぐられる結合部が、鮮明に見えた。それは牛尾先生の巨根と、秀子自身の女性部だっ。

 「くそうっ、たまらんっ。隆君のお母さんのおま○こっ!出そうだっ!」
 「駄目ぇっ!先生っ、中ダメですうっ!ああんっ!」
 「今日は安全ではないのですな!?お母さんっ」
 「今日は駄目ですぅっ!あふう・・・ふああん」
 「それなら今日は、真っ白な大きな乳房に出させてもらいますよっ。いきますよっ!それっそれえっ!」
 「ああんっ!先生早くお抜きになって・・・ああんっ!うふんっ!」
 「うぐうっ!」
 「はううん・・・」

 また明日かけますと切れた電話の横で、秀子は椅子に深く背を持たせ、ぐったりとしていた。セックスの後の余韻が、秀子を包んでいた。テレホンセックスでも、秀子はそれだけ感じていたのだ。
 秀子は、ふらふらと立ち上がって、廊下に出て、ある部屋に入った。そこは、夫婦の寝室。ベッドが左右に二つある。向かって右が、秀子のベッドだ。そのベッドの向こうの奥に、鏡台がある。秀子は、三段ある真ん中の引き出しを、引いた。そして、ノートを取り出した。
 ペラペラとめくる。綿密に書かれたグラフ。どの月も、ほぼ正確な曲線を描いている。それを見ただけで、秀子は現在の自分の状況を、把握してしまった。

 秀子は、すでに、安全圏に入っていた。


~~~


 秀子が電話を取って切れないのは・・・いや、切れないのではなく、切らないのだ。秀子のメスの本能が、自分を性の高みに昇天させる程の強力なオスを見つけたから。それと、本能という大げさな言い方をしないまでも、秀子が一人の女性として、協力をしてほしいという男性の呼びかけに対する、ささやかな喜びがあるのかもしれない。
 とにかく秀子は今朝も、牛尾先生とのテレホンセックスに感じていたのだ。

 「ぐううっ、なんて締まりだっ!隆君のお母さんの、おま○こっ!それそれえっ!」
 「ああくうっ・・・あはんっ、うはんっ・・・牛尾先生っ!」
 「もう出しますよっ、お母さんっ。今日はどっちですっ?中ですかっ!外ですかっ?」
 「お外にぃっ!牛尾先生ぃ、お外にぃっ」
 「なら今日も、安全ではないのですなっ」
 「ああんっ・・・」
 「どうなのですっ?なぜ答えないのですっ?隆君のお母さんっ」
 「あくう・・・それはあ・・・」

 秀子は、妊娠の可能性が低い周期に入っている。だが、嘘をつけばいいのだ。でもそれができない秀子。何故っ!?嘘をつけない秀子の性癖?それもあろう。

 (燃えるようなセックスをしたいっ!!壊れてしまうようなセックスをやってみたいっ!!)

 隠しようのない秀子の本心だ。したことがないそんなセックスをしてみたい。秀子の本心なのだ。昨晩、一人、例のノートを見返してみて、秀子は自分の内側を見た気がした。子作りのためにあんな緻密なノートを作ったというより、男女力を合わせてとろける燃える性交がしたかった。だからあんなノートを作っていたのだわ、私は。でも、夫はそれを無視した。そして今、それを強烈に求めるオスが、受話器の向こうで興奮の荒息を吐いている。
 
 たまらないっ!!私もう、たまらなく、セックスがしたいのっ!!

 「あはあ・・・牛尾先生ぃ・・・駄目ぇ・・・」
 「分かりましたよ、隆君のお母さん。正直なお方だ、あなたは」

 牛尾先生が、冷静な口調に戻り、秀子は肩透かしを食らったように、受話器をまじまじと見つめた。テレホンセックスにはまり込んでいた証拠だ。
 「あ、あの・・・」
 「今日は、安全日なのですね、お母さん」
 「そ、それは・・・」
 「分かりました。電話では、ここまでにしましょう。今日の正午過ぎ、家庭訪問にうかがいます。今日は授業の都合がいいのですよ。タイミングがいい。その後は、分かっていますね?」
 「そ、そんな、急に・・・あっ!」

 ツーッ・ツーッ・ツーッ・・・
 聞こえてくる通話音に、秀子はしばらく立ちすくんでいた。


 ~~~


 秀子は何度、家の中をぐるぐると回っただろうか?やって来る。牛尾先生が、やって来る。家庭訪問にやって来る。家庭訪問といっても・・・  
 (牛尾先生の家庭訪問は、私を抱いて、私の中に精液を出すための、家庭訪問)
 秀子はもう、それを求めさえしている自分自身が、もう分かっていた。だが、秀子を押しつぶしそうな恐怖。背徳という、山の様な大きな後悔が、きっと待ち受けている。それが怖い。
 (逃げよう。逃げたらいいのよ)
 秀子は、玄関で靴をはいた。もう12時を過ぎている。牛尾先生がいつ来るかわからない。外に出て、門扉に向かった。そして、秀子は、運命を見たのだ。

 「おばさん・・・」
 「ゆ、幸彦くん・・・」

 なんということであろうか?いや、これは秀子にとって、必然だったのか?幸彦少年が、泣きそうな顔で、門の前をウロウロしていたのだ。秀子を見つけると、安心したように泣き出す始末だった。
 「ど、どうしたの?ねえ、幸彦くん、一体、どうしたの?」
 秀子が門の外に出て、幸彦少年の肩に手を置くと、少年は秀子に抱きついてきた。秀子の豊満な胸に、少年の顔が埋まる。母性が、秀子の内からあふれ出した。実の息子ではないが、不思議と、実の息子ほどに愛情を感じてしまう少年。秀子は、少年の肩を抱いて、門の中、そして玄関の中に招き入れた。
 「ねえ、話してみて、幸彦くん。どうしたの?」
 秀子はしゃがんで、幸彦少年の顔をのぞき込んだ。優しく微笑む。その秀子を、少年が、しゃくり上げながら見返した。
 「午後の家庭科の時間で使う、玉子を忘れちゃったんだよ、おばさん。家庭科の女の先生が、すごく意地悪なんだ。大嫌いな先生なんだ。昼休みに取りに帰るっていったら、駄目だって言うんだよ。で、出来た料理を僕だけ食べたらいけないって言うんだ。立って見とけって、言うんだ」
 「まあ・・・」
 「悔しいから、学校から出てきちゃったんだよ。どうしよう、おばさん」
 「ちょっと待ってなさい」

 秀子は、幸彦少年を玄関に待たせて、キッチンに向かった。冷蔵庫を開けて、玉子を取り出し、袋に入れる。無性にイライラした。少年が言う、女性教師に対してだ。防犯の問題もあるのだろう。取りに帰るのはいけないとしても、一人立たせて、食べさせないというのはどういう事だろうか。イライラを通り越して、怒りが沸いてきた。
 そして、自分の家に帰らずに、秀子の元へやってきた少年に、たまらない愛情を感じた。それと同時に、少年の複雑な感情が読み取れて、胸が痛むのだった。きっと、あのお喋りな大竹夫人が、学校と問題を起こすのが分かっているんだわ。それで家に戻らずに、私のところへ・・・
 秀子には、ある人物がすぐに思い浮かんだ。

 「幸彦くん、これ。この玉子を持って、学校に戻りなさい。大丈夫、心配しないで。私が、学校に電話しておくから。大丈夫よ、信頼できる先生にしか話さないから。ね。その女の先生に、その先生から、言ってもらうから」
 「おばさん・・・」

 何度も少年の頭や頬を撫でてあげる秀子。少年は、秀子の微笑みに安心したのだろう。うなずく秀子にうなずき返して、玄関を飛び出て行った。少年を見送った秀子は、電話をかけるために、キッチンに向かう。

 ある人物とは・・・牛尾先生だ。秀子の胸にぱっと浮かんだ先生。あの先生にさえ言えば大丈夫。秀子はそう思った。
 秀子にとって、とっさに、信頼を思い浮かべる男性。そんな男性は、秀子の女の花を咲かせる可能性を持っている。そしてその男性は、秀子が掛けようとする電話の先にはいない。受話器を手にとって、やっとそれに気づいた秀子は、愕然とした。

 幸彦少年がやってこなければ、この音は聞かなかったはずだ。
 ピンポーン・・・
 玄関のチャイム。秀子はゆっくりと、ドアを開けた。

 「隆君のお母さん。家庭訪問に来ました」

 ギイ・・・
 こちらから何も言わないのに、門扉を開けて、牛尾先生が入ってくる。
 のし・のし・のし・・・

 
 
  1. 2013/07/25(木) 15:05:36|
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息子の先生6・受話器②

[8313] 息子の先生6・受話器② tttt 投稿日:2009/12/30 (水) 18:15
 「聞こえていますかな、隆君のお母さん。お母さんが安全日な日に、家庭訪問としてうかがいします。そしてお母さんとセックスをして、中出しをすると言っているのです」
 「・・・・・・」

 秀子には、ちゃんと聞こえていた。だが、返事はできなかった。それはそうであろう。こんな電話が、世にあるのであろうか?秀子は小学三年生の息子を持つ母親である。そしてその息子の副担任の先生から何かしらの電話をもらった。生徒の母親に連絡があって電話をする教師。それを受けとる母親。これは、珍しくともなんともない。よくある事だろう。しかし今、秀子が耳に当てている電話の内容は・・・

 ・生徒の母親の生理状況を問いただす
 ・安全日、つまり妊娠の可能性がない日に家庭訪問をする
 ・生徒の母親の肉体を抱いて、中出しをする

 この三点を突きつけているのだ。受話器の向こうの、教師は。
 秀子が言葉を発せないのも無理はない。世間ではありえない内容の電話が、降りかかっているのだから。

 「ああ・・・ひょっとして隆君のお母さんは、中出しの意味が、分からないのですかな?」

 秀子の脳裏に、猛々しい巨根が、ビクビクとけいれんしながら大量の精液を猛烈な勢いで放出する映像が、鮮明に映った。
 なぜ鮮明なのか?何度も見ているからだ。そう、何度も目の前で、この電話の相手の教師の巨根が炸裂するのを。その爆発を、秀子の膣内で望んでいる。そういう事だ。秀子には分かっていた。ちゃんと、分かりきっていた。

 その教師・・・牛尾先生が、低く太い声で話し出した。


 ~~~


 「いいですか?隆君のお母さん。中出しとは、お母さんのおま○この中に、私の精液を出すと言ってるんです。もちろん生でです。コンドームなど使いません。直接、お母さんの子宮めがけて、私のち○ぽが精子を放つのですよ。分かりますかな?」
 「わ、わ、わ・・・分かるも何も、ないでしょう。ふ、ふ、ふざけないで下さい」
 
 秀子はやっと、言葉を出した。秀子の体が震える。とんでもない事を言う牛尾先生に対する怒りではなかった。秀子は、たまらなく恐ろしかったのだ。そもそも、もう秀子は牛尾先生と肉体の関係がある。フェラチオもパイズリも奉仕している。とんでもない事とは、牛尾先生に対して言えないのかもしれない。
 ただ、それは外に出していたからだ。牛尾先生は直前に抜いて、体外に精液を放っていた。飲んだ事はある。だがそれは受精とはいえない。そう、秀子は今まで、受精していなかった。だから、息子の先生との背徳の不倫も、主人への懺悔も後悔も、透ける絹のように薄かったのだ。それが急に、厚い厚い絨毯のようになって、秀子にのしかかり、秀子の目の前を暗くするほどに、恐ろしくさせた。

 夫以外の男性の精子を膣に受ける。その相手は息子の隆の副担任で柔道の師。浮気。不倫。精液を中に放たれる。受精。背徳の相手と受精。主人への裏切り。息子の恩師と。外じゃなく中。子宮めがけて。
 めまぐるしさに秀子の体が震えた。今までの行為が、恐ろしく思えて、震えた。だが、受話器は耳から放せなかった。電話を切れなかった。それは、震える秀子の内のメスが、秀子にのしかかる厚く重い絨毯のベールが裂けた時にやって来る、想像もできない結末を望んでいるからだろうか?

 「ふざけないでとは・・・隆君のお母さん、私は大真面目ですよ。教え子の母親に、教師として真面目に向かっているつもりです。私と同じように、朝からオナニーをしないと身が持たないお母さんを、教師として何とかしてあげたいのです」
 「いやっ!おっ、オナニーなんてっ・・・」
 「それには中出ししかないのですよ、お母さん。分かってください。私も、なかなか決断はできませんでした。はばかられる事には間違いない。しかし私の身にもなっていただきたい。隆君のお母さんの、おま○こ。あの蠢きざわめき、きつい締まり、ヌメヌメとした温かさ。とても、外に出す事を計算して立ち向かえる代物ではないのですよ。とてつもない名器だ。だから決意したのです。私が決意した『アレ』とは、中出しのことですよ。中に出す事に決めておかないと、思い切りピストンができないのですっ!分かってくださいっ、お母さんっ。いやっ、そのぐらいの意気込みがないと、ピストンすらできないっ。前回の私がそうですよっ!」

 教師と教え子の母親との会話としてふさわしくないとしても、なんという熱意であろうか。秀子は、まだ恐ろしさに震えていたが、じわじわと潮が満ちるように、秀子の内部から分泌しているのだ。分泌する理由は、経験として秀子が知っているからだろう。主人からも他の男性からも、性的に満足はしたことがない秀子だが、膣内に男性の精を注がれた時は、女の喜びが子宮からふつふつと沸いたものだ。その経験があるからだろう。そしてその相手が、秀子の肉体を激しく揺らした、秀子の膣を開ききる巨根の持ち主、牛尾先生なのだ。
 あの勢いある大量の精液が子宮に飛び散れば、私はどうなってしまうの?恐ろしさの渦中で、秀子はかすかに、そう思った。

 「それに、私の究極の願望でもあるのです。女性として美しく、母親として聡明な、隆君のお母さん、あなたのような人の体内に精を放つっ!男のっ、私の夢だっ!」

 夢だっ!その野太い叫びが、秀子の頭の中で何度もこだました。セックスする事に、夢だとはっきりと付け加えられた事などない。そして分泌し、揺れる。だが、まだまだ秀子は厚い絨毯をかぶり続ける。それを取り去ろうとする、牛尾先生のエネルギー。

 「ちょうどいい。隆君のお母さん、練習をしておきましょうか。リハーサルですよ」
 「れ、練習?リ、リハーサル?」
 「そうです。オナニーをしていたのですからね、二人とも。ちょうどいい。それに隆君のお母さんの、そのしびれる声を聞きながらしごくのも、たまらない」
 「な、いったい何を、言ってるんですか?」
 「はあはあはあ・・・さあ、隆君のお母さん。今私が握っているち○ぽを、今から入れますよ。さあ、足を開いて下さい。おま○こを見せてください。はあはあはあ・・・」
 「い、いや・・・」
 「はあはあはあはあ・・・」


 ~~~


 牛尾先生の荒い息。そして受話器の向こうで、衣服がこすれる音が、秀子の耳に聞こえる。巨根を、こすっている。秀子のまぶたに、はっきりとその光景が浮かんだ。はっきり浮かんでしまったのだ。牛尾先生の巨根が、迫ってくるのが。

 「さあっ、もっと開いて、お母さん。おおっ!ぐっしょりですなあっ、隆君のお母さんのおま○こっ!」
 「いやです、違います・・・ああんっ・・・」
 「いきますよ、お母さん。ううむ、入り口だけでも、たまらない感触だ。ヌメヌメとしている。お母さんのおま○こは」
 「いやっ、やめて下さいっ。牛尾先生、ああっ、駄目・・・はああ・・・あふう・・・」

 女として、まだつぼみの秀子。その内部には、つまりに詰まった、あふれるばかりのメスの本能があることを知らない秀子。
 メスの本能・・・秀子は受話器に耳を当てながら、乳房を揉んでいた。膝を開いていた。濡れそぼる下着に、指を押しつけてていた。
 メスの才能・・・はっきりと浮かび上がる、結合部。巨根が女性部に侵入しようとするイメージが、秀子には、はっきりと見えた。

 「入れますよっ!隆君のお母さんっ!」
 「いやあっ!」
 「それえっ!」
 「はうんっ!」
 「凄い締まりだっ!お母さんのおま○この中わあっ!うむう、たまらん」
 「はうう・・・くはあん・・・あふう・・・」

 秀子は、腰掛けるイスの背にのけぞった。濡れる下着を、ヌチュヌチュとせわしなくこすっていた。熱い息が、洩れまくっていた。感じていたっ!テレホンセックスに、秀子は感じていたっ!

 「いきますよ、隆君のお母さん・・・それ・それ・それっ・それっ・それっそれっそれっ・・・」
 「いや先生、牛尾先生、だめぇ・・・あん・あん・あうん・あふん・ああっああっああん・・・」
 「もういかんっ!出そうだっ!お母さんっ、出しますよっ!おま○この中に、出しますよぉっ!」
 「駄目ぇっ!中は駄目ですぅっ、牛尾先生ぃっ!」
 「安全日なのでしょうっ、今日はっ」
 「違いますぅっ。今日は駄目ぇっ!」
 「もう駄目だっ!どこに出せばいいのですっ!?隆君のお母さんっ!」
 「秀子のぉっ、顔でも胸でもぉっ、牛尾先生のお好きなところにぃっ!だから中は駄目ですぅっ!今日は駄目な日ですぅっ!」
 「抜くから顔を上に向けて下さいっ!お母さんっ!」
 「牛尾先生っ!」
 「出るっ・・・うぐううっ!」
 「あはあっ!」

 イスの背にもたれ、顔を上に向けた秀子に、受話器の向こうのオスのうめきと、ガタガタとした何かがぶつかり合う音が聞こえる。
 (お出しになってる。牛尾先生が、私の顔に、お出しになってる)
 秀子は、顔に精液の熱ささえ感じた。鼻に精液の濃い匂いさえ感じたのだ。
 (すごい量・・・凄い・・・)
 受話器を持たない秀子の右腕が、だらりと垂れた。
 (セックスを、またしたのね、私。牛尾先生と、また。良かった、お顔に、お外に出してもらって)

 秀子がイメージのセックスに気づいたのは、ティッシュで顔を拭いて、それに精液がついてないと気づいたときだ。秀子は自分自身に愕然とした。本当に、膣に巨根の違和感さえあったからだ。

 「はあはあ・・・隆君のお母さんとのセックスは、今日もたまりませんでしたよ」
 「いや、私・・・違います。セックスなんて、していません」
 「今日は仕方がなかった。だが、安全な日は、中に出さしてもらいますよ、お母さん」
 「そんな、やめて下さい。牛尾先生の、隆の先生のを直接なんて、駄目です」
 「おっと、もう時間がない。授業に遅れてしまう。それでは、また明日、お母さんの生理の状況を聞くために、電話をしましょうかな」
 「いやです、先生。電話なんてもう・・・あっ」

 ツーッ・ツーッ・ツーッ・・・
 響く通話音。秀子は、また、恐ろしさがよみがえってきて、体が震えた。牛尾先生の声が消えて、自分の置かれている状況がまざまざと目の前によみがえって来るのだ。また熱い絨毯がおおってくる。母親。息子の学校の先生。主人。不倫。背徳。
 「中に、直接なんて・・・だめ、ぜったい駄目・・・」
 
 秀子は、ガチャンと受話器を戻した。今にも受話器が、鳴りそうな気がして、目が離せなかった。
 
 

  1. 2013/07/25(木) 10:14:59|
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息子の先生6・受話器①

[8247] 息子の先生6・受話器① tttt 投稿日:2009/12/27 (日) 11:59
 「いってきまぁすっ!」
 「車に気をつけなさいよっ、隆っ・・・聞いてるのぉっ!?」
 背中にランドセルをはずませる息子の隆の姿が、角を曲がって消えた。秀子はいつも、隆を見送る時に思う。事故に遭いはしないか?転んで怪我はしないか?変な人に声をかけられたりはしないか?我が子を思う気持ちで、毎朝、胸が一杯になるのだ。
 
 カシャン・・・
 「ふう・・・」
 秀子はため息をついて、門扉の中に入って、門扉を閉めた。そして最近は、子を思う母親の気持ちの中に、別な感情がまざっているのだ。それが毎朝、秀子にため息をつかす。
 隆が元気一杯に向かったのは、学校。息子はそこで、勉強したり友達と遊んだりしている。その場所で、自分はセックスをした。秀子は、自身が小学生だった頃を思い返してみる。多感な少女時代、学び遊び、多方面に好奇心のアンテナを伸ばしていたあの頃。学校の片隅で、裸で交じり合っている大人たちがいるなんて、思いもしなかった。思いもしなかったなんて・・・当然の事じゃない。秀子は唇を噛んだ。学校って、そんな場所じゃないじゃない。

 ガチャン・・・
 玄関をしめて、秀子は家に上がった。そして、あの時の映像が頭を駆け巡る。学校でセックスをしたという後悔から、いつもその映像に行くのだ。
 『もう駄目だっ!くそうっ!うぐうっ!』
 まったく攻める腰使いを使わないまま、抜いて、しごいて射精する・・・牛尾先生。
 『私は口だけの男だ。お母さんの顔や胸に出す資格もない』
 牛尾先生は、顔ををゆがめながら、私のお腹に射精していた。あの顔のゆがみは、射精時の快感でだろうか?違う気がする、と、秀子は思う。それでは何?

 悔しさ・・・

 それに満ちていた。秀子は高校野球が好きで、テレビでよく見る。負けてしゃがみ込んでしまう高校球児たち・・・全身全霊の挑みが散って、ただ悔しさに溺れて泣いている。あの時の牛尾先生は、それに似ていた。

 ガタ・・・
 秀子はキッチンのテーブルの椅子に腰かけた。
 「あはあぁ・・・どうしてですかぁ?牛尾先生ぃ・・・うふう・・・」
 秀子のオナニーが始まる。秀子のオナニーは、もう毎日の習慣のようになってしまっている。そんな習慣も、やがて、終焉していくのだが、まだつぼみの秀子は、自身で慰めないととても家事ができないのだ。秀子は自分でも大きいと思ってしまう乳房を、服の上から揉んだ。股を開いてスカートに手を入れ、もう濡れている下着を指で押した。
 「どうしてそこまでぇ・・・あふう・・・うふん」
 悔しさに満ちた顔で射精し、背を向けて不甲斐なさをにじませていた、牛尾先生。それは、全力で私の体を抱いていることへの裏返しだ。秀子はそう思った。あの高校球児たちのような、全力のプレー。そんな気持ちで私のこの肉体を抱きしめる。
 「先生ぃ・・・そこまでして・・・ああっ・・ああん・・・」

 カタカタカタカタ・・・
 オナニーの快感に揺れる秀子の体で、テーブルの上の食器やしょうゆやソースのビンが音を立てる。秀子は下着に手を入れ、濡れそぼる茂みを這った。膨らんだ豆をとらえた。クリトリス。
 「ああんっ、牛尾先生っ、あうんっ」
 大粒のクリトリスは、ピンクの小粒な乳首と並ぶ、秀子最大の性感帯のポイントだ。秀子はそこを転がした。
 「ひああっ、くうぅっ・・・」

 ぐしゃ・・・
 秀子は、下着の中の手と反対の手で、テーブルの上に置いてある新聞紙を、握りつぶしていた。
 全力で私を抱こうとして、失敗すると、背を向けて悔しがる・・・そんな事、主人はしてくれた?他の男性は?
 「あうん・・・先生だけぇ・・・あはあ・・・」
 終わって、背を向けていたのは一緒。でも悔しがってなんかいない。まるで義務を終えたかのように、寝息を立てていた。時には、タバコをふかして、めんどくさい事が終わったかのように、気持ち良さそうに煙を吐き出していた。でも牛尾先生は・・・
 『隆君のお母さんは、良すぎるんです。お母さんを満足させるには、アレしかない。私は決意しました』
 まるで次への戦いに挑む戦士のように、こぶしを握り締めていた。
 「あふん・・・牛尾先生ぃ・・・くはあ・・・」

 カタカタカタ・・・ぐしゃ、ぐしゃ・・・
 「ああっ・ああっ・ああっ・・・」
 オナニーが佳境に入った秀子は、浮気をしたことへの後ろめたさがまったくないのだろうか?秀子は夫を裏切ったのだ。秀子の主人にとっては、妻を寝盗られている。そんな自覚が、秀子にはないのだろうか?
 『アレしかない。お母さんを満足させるには』
 今の秀子には、その牛尾先生の言葉だけが渦巻いていた。一体、何を言いたかったの?
 そう、その『アレ』が、秀子に浮気、不倫、背徳の現実を突きつける事だとは知らずに、指を動かす秀子。

 そして、それを知らせる、音が鳴り響いた。


 ~~~


 ジリリリリンッ!
 電話が鳴ったのだ。
 「はあはあはあはあ・・・」
 秀子は、受話器を見た。このままオナニーを続けたい。そんな気持ちの秀子を、受話器がむしょうにひきつける。とらないといけない。そんな気持ちをわき起こす。
 ジリリリリンッ!
 「ああん・・・」
 秀子は、下着から手を抜き、テーブルに両手をついて立ち上がった。ふらふらと電話に近づき、鳴り止まぬ受話器を、取った。

 「はあはあ・・・は、原賀です・・・はあはあ」
 「もしもし、隆君のお母さんですね?私です。牛尾です。今、学校からかけているのです。柔道場ですよ、あの時の」
 「!」

 秀子は、受話器を落としそうになった。秀子の丸い大きな目は、さらに大きく見開かれた。言葉が出ないし、思考が停止した。
 
 「お母さん、動揺しているようですな。椅子が近くにあれば、腰掛けたほうがいい」
 「ああ・・・」

 秀子はまるで、受話器から洩れる声にあやつられる様に、椅子を引き寄せていた。そして、ストンッ、と、落ちるように腰掛けた。

 「ずいぶんと、息が荒い。何をされていたのです、お母さん」
 「はあはあ・・・そ、それは・・・はあはあ」
 「ひょっとして、オナニーですかな?」
 「!」

 秀子は、家には誰もいないのに、股をギュッと閉じていた。スカートのすそを、なおしていた。そして、唇を噛んで息を殺した。

 「どうやら、当たっているようですな」
 「そ、それは・・・」
 「朝からそんな事をしていると、恥ずかしがる事はありませんよ、隆君のお母さん。実は私も今、ち○ぽを握ってしごいているところなのですよ」
 「なっ・・・」

 止まっていた秀子の思考が、動き出した。恐ろしいほどの巨根が、浮かび上がる。殺していた息が、再び荒く吐き出されてしまうのだ。

 「隆君のお母さん、私は毎朝、授業前に、お母さんを想ってち○ぽをしごいているのです。そうしないと、授業に身が入らなくてね。一度抜いておかないと・・・そう、これなんです」
 「え?・・・はあはあ・・・」
 「私はね、お母さん。猛烈に反省し、そして分析しました。私は柔道の選手時代、負けることはあまりなかったのだが、一本勝ちができなかったりすると、なぜできないか徹底的に分析したものです。あの時の隆君のお母さんとのセックス。私は、お母さんを甘く見ていましたよ。なさけない。お母さんのフェラとパイズリで、一度抜いてもらっていればよかったのです。男のプライドがあったのですなあ。そんな事をしなくても、お母さんを悦ばせる事ができると。私が、甘かったのです。逆にお母さんは、素晴らしい。あのおま○この締まり蠢き。素晴らしすぎる」

 秀子は、学校に行く息子を見送ったばかり。そして牛尾先生は、授業前の学校。その教師と教え子の母親が、電話で話している内容は、互いが交じり合った時の事だ。そんな電話の応答が、他にされている場所、人があるだろうか?いるだろうか?
 いや、応答といっても、秀子はほとんど言葉を発していない。ただ、迫り来る予感に、胸をドキドキと苦しいほどに高鳴らせていた。
 『アレしかない』

 「隆君のお母さん。覚えていますか?私は決意したといったでしょう。お母さんを満足さすためには、アレしかないと、言ったでしょう。それを伝えたくて、電話をかけたのです。お母さん。お母さんは今日、生理がありますかな?」
 「ええっ!?」
 「お母さんの、生理の状況を聞いているのです。そして、安全日には、家庭訪問にうかがいます。その日にお母さんをまた、抱きます。そして、中出しします」
 「!!」

 

 原賀秀子、39歳。言葉を失うオスの宣言に、肉体の奥が熱く小さく燃えたのを、秀子は気づかなかった。
 
 
  1. 2013/07/25(木) 05:54:20|
  2. 息子の先生
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息子の先生5・オスの焦り②

[8201] 息子の先生5・オスの焦り② tttt 投稿日:2009/12/23 (水) 19:40
 ぐいぃっ!
 「ひいぃっ!やめて下さいっ、牛尾先生っ!開かないでぇっ!見ないでぇっ!」
 ぐいっ!ぐいぃっ!
 「濡れて、ひくついていますよっ。隆君のお母さん」

 M字開脚。丸見えの秀子のおま○こ。ぐいぐいと、秀子の両膝をつかんで、左右に開く牛尾先生。あまりの羞恥に、さらされた女性部に両手を重ね合わせる秀子。
 びちょ・・・
 女性部を隠そうとする手の、その手のひらに、生温かい濡れすぎた感触が伝わる。陰毛までぐっしょりだ。秀子は、自分の体内からの、その生温かい分泌に驚き、羞恥した。しかし女性部は、求めているのだ。秀子にはそれが分かっていた。濡れてひくつく女性部は、男性器を求めているという事。つまりそれは、秀子が男根を求めているという事。

 ぬち・・・
 「ひい・・・」
 牛尾先生が、女性部を隠している秀子の手の甲の上から、構わず巨根の亀頭を押し付けてきた。右手に握るその巨根を、まるで、秀子の手を貫通させてでも膣に入れるという風に、ヌチヌチと押しつけてくる。
 牛尾先生の恐ろしい腕力なら、秀子の手を取り払うのは簡単だ。だが、そうしないのは、教え子の母親への、教師としての自覚か?それとも、じらしか?ともかく秀子にとっては、それはじらしだった。
 女性部・手・巨根
 手をとってしまえば、もう、穴と突起があるのみなのだから。しかも濡れて濡れまくる穴と、猛り狂う突起だ。いっそのこと取り払ってくれればっ!秀子の内面に渦まくその言葉を、秀子が口に出せるわけがない。膣から出る愛液のように、口からそんな言葉を言えない。

 言えない・・・言えない・・・言えないっ!

 牛尾先生の顔が、息がかかるほど、秀子の顔に近づいた。


 ~~~


 「手をどけてください。隆君のお母さん」
 「いけませんわ、牛尾先生。お口と、胸だけだって、約束でしたわ・・・」
 「リベンジさせて下さい。前回の早漏のリベンジを、させてほしいのです」
 「いけません、先生。学校でそんな事・・・」
 「学校でセックスは、いけませんか?しかし私のち○ぽは勃起し、お母さんのおま○こはぐっしょりと濡れているのですよ。セックスをしたいと言う事でしょう。私は隆君のお母さんと今ここでセックスがしたいのです。お母さんもそうでしょうっ!?濡れまくるおま○こは、その証でしょうっ!?」
 「いやあ・・・違いますぅ・・・」
 「パイズリで、擬似セックスをしていたじゃありませんか、お母さんは。この可愛らしい唇で、ち○ぽ、おま○こ、と口にしながら、パイズリをしていたでしょう?」
 「いやっ、言ってませんっ、そんな事っ」
 「おま○こにち○ぽが入っていると言いながら、パイズリをしていましたよ。あんな風に、私のち○ぽで、おま○こを摩擦してほしいのでしょう?そうなんでしょう隆君のお母さん」
 「違いますぅ・・・ああんっ!」

 チロリ・・・
 牛尾先生の舌が、秀子の乳首をくすぐった。先端をちょっと舐めただけだ。それだけでビクンッと快感が走る秀子。秀子最感の性感帯のひとつ、ピンクの小粒な乳首。女性部を両手で隠しているという事は。その敏感な突起を息荒いオスに差し出しているという事。
 
 腕力より簡単な事なのかもしれない。秀子の手を男の力でもぎ取るより、女の快感ではじけ飛ばすほうが。ツンと上を向く勃起した乳首。息をかけるだけで感じてしまうほどの秀子の性感帯だ。そこを、牛尾先生が、甘噛みした。秀子は、ひとたまりもない。
 カリ・・・
 「きゃはあんっ!」
 めり・・・
 「ひいぃっ・・・」

 はじけとんだ秀子の両手。さらけだされた、濡れた女性部。膣口に先端がめり込んだ巨根。そしてっ!


 ~~~


 そして、牛尾先生はそこで止まった。
 「!?・・・」
 秀子は牛尾先生を見た。秀子の大きな瞳はこう言っている。どうして?と・・・
 貫いてくれれば、良かったのに・・・そんな秀子の瞳。秀子は恐ろしいほど敏感になっていた。ほんの先っぽだけ入っている亀頭に、自分の女性部が絡み付いていっているのが、分かってしまうのだ。男性器を飲み込もうと蠢く自分の女性器。欲しい・・・

 欲しいっ!言えないっ!欲しいっ!

 「どうしました?その顔は。隆君のお母さん」
 「ああ・・・こんなこと・・・ああ・・・」
 「セックスは駄目だと、お母さんがおっしゃるので、せめて入り口だけでも味わいたいのですよ」
 「ああ、そんな・・・」
 「ほう。そんな、とは、どういう事ですかな?」
 「だって・・・ああ・・・」

 言えないっ!

 「さあ、そろそろ、ち○ぽをしまいましょうか。授業に戻るとしましょう」
 「ダメッ、先生っ!」
 敏感な秀子は、離れようとする巨根に、自分の女性器が吸い付くのが分かる。膣の入り口のその蠢きに、子宮が反応するのが分かる。子宮から、秀子の脳に、メスの伝令が走る。

 言いなさいっ!

 「牛尾先生ぃっ!ひとおもいにしてぃ、して下さいぃっ!」
 「何をですかっ!?隆君のお母さんっ!」
 「入れてぇっ下さいぃっ!」
 「何を入れるのですっ!?」
 「おち○ぽぉっ!牛尾先生のっおち○ぽぉっ!」
 「どこに入れればいいのですかっ!」
 「おま○こぉっ!秀子のおま○こぉっ!」
 「セックスですよ!?隆君のお母さんっ。それはセックスですよっ!?」
 「牛尾先生のおち○ぽをっ、秀子のおま○こに入れてくださいっ!牛尾先生っ、秀子とセックスして下さいぃっ!」

 ズンッ!
 「あはあぁっ!」
 「うむう・・・お母さん・・・締まる・・・」

 抱きしめる牛尾先生。抱きつく秀子。貫いた巨根。絡みつく膣壁。
 「いっぱいぃ・・・」
 膣を広げきられる圧迫感。前回のセックスで呼吸困難になるほどの、体が割れるような衝撃だった。そのショックを一度経験済みの秀子の豊満な肉体は、柔軟な豊満ボディだ。圧迫感を喜びで受け入れている。
 「あはあ・・・牛尾先生ぃ・・・いっぱいですぅ・・・」
 秀子は、両腕を牛尾先生の太い首にまわして抱きついた。両下肢を、がっしりとした牛尾先生の腰に巻きつけた。

 牛尾先生の鋼の体に、むちむちの秀子は喜びでしがみついた。局部ではそれと同じだ。牛尾先生の、固い硬い巨根に、秀子の柔らかい膣の壁が、生き物のように絡みついている。

 うねうねと絡みつき。ざわざわと波打ち。きゅっきゅっと締め付ける。
 うねうねざわざわきゅっきゅっ・・・生き物のような秀子のおま○こ。

 (来るっ!またあれが来るっ!)
 秀子はしがみつきながら思った。激しいピストン。
 (また私の体が揺れるのねっ!ああっ!早くっ!)
 きゅうっ・きゅうっ・・・と膣を締め付けるほどに、秀子は力をこめて筋肉の肉体にしがみついた。
 (この逞しいお体で、あの腰使いが、来るっ!)

 牛尾先生の鋼の肉体を凌駕する、秀子のマシュマロのような肉体。そして、オスの、焦り。


 ~~~


 「隆君のお母さん・・・うむう・・・なんておま○こだ・・・じっとしてても動いている。くそう・・・」
 「ああん・・・牛尾先生ぃ・・・あふう・・・」
 「くそう・・・私としたことが・・・くそう・・・」
 「先生ぃ・・・あはあ・・・」
 「お母さん・・・申しわけない・・・くそう・・・くそうっ・・・くそおおぉっ!!」

 じゅぽんっ!
 「ああんっ!」
 「隆君のお母さんっ!うぐうぅっ!」
 
 びちゃっ!びちゃっ!びちゃっ!
 秀子は、目を見張った。信じられない光景が、目の前で繰り広げられていた。
 一度も腰を使わなかった、ピストンをしなかった牛尾先生が、巨根を女性部から抜き去ると、猛烈にしごきながら秀子のお腹に向けて射精しだしたのだ。

 歯を喰いしばり、がくがくと体をゆすりながらしごき、射精する牛尾先生のゆがんだ顔。秀子は呆然と見た。後になって、その光景を女の心に思い起こすのだが、その時はただ呆然としていたのだ。入れられたきり、一度も体が揺れることなく、牛尾先生は抜いて射精している。
 どぴゅどぴゅと放たれる精液の勢いは凄いものだった。お腹に向けているのに、顔にまで飛んでくる。だが、オスの誇りが感じられなかった。メスに刻印をかけるオス、ではなかった。

 「うぐう・・・お母さん・・・うぐう・・・」
 牛尾先生の動きが、止まった。


 ~~~


 「先生・・・牛尾、先生・・・」
 秀子は、牛尾先生の背中に語りかけた。射精を終えた牛尾先生は、秀子に背を向けるように、あぐらをかいて座り込んだのだ。
 「あの、先生・・・」
 「そこにティっシュがあります。それで私の出したものを拭いて、そして、もうお帰りください。隆君のお母さん」
 「え?」
 「私は口だけだ。私など、お母さんのその美しい顔に、大きな白い胸に出す資格もない。せめてお腹に、出さしてもらいました。さあ、早く拭いてください」

 秀子のくびれたお腹に放出された大量の精液。強烈な匂いを放つそれを、秀子はふき取った。ティッシュを何回も取り出した。牛尾先生の背中は、頼むから言う通りにしてくれ、そう語っているように、秀子には思えた。秀子はまだ、呆然としていた。

 「柔よく剛を制す・・・柔道にあるこの言葉。その意味が良くわかりました。隆君のお母さんの、白いからだと温かいおま○こは、まさにこの言葉を体現している。私の完敗だ。お母さんは良すぎる。申し訳ありません、私はいたらない教師だ・・・くそう・・・」
 牛尾先生が、頭をガクリと垂れた。それは、秀子に向かわずに、秀子に頭を下げているようだった。
 「もう、服を着て、お帰り下さい。一人にしてもらえませんか」
 「先生・・・」
 「お願いします。私は、決意をしました。隆君のお母さんを満足さすには、アレしかない。しかし今は、情けない自分を一人になって反省したいのです・・・お帰り下さい、隆君のお母さん」
 「・・・・・・」


 ~~~


 「あっ、お母さんだっ」
 「おばさんっ」
 「原賀さん・・・」

 秀子が振り返ると、息子の隆、幸彦少年、そして担任の安田先生が立っていた。秀子は、ついに黙り込んで一言も発しなくなった牛尾先生を尻目に服を着ると、夢遊病者のように柔道場を出て、校門に向かっていたのだ。まだ呆然としてた。その秀子に、隆と幸彦少年が駆け寄ってきた。
 「どうしたの?おばさん。牛尾先生は、帰ったって言ってたよ」
 「お母さん?聞いてる?」
 「え?ええ。忘れ物をしてね、取りに戻ったのよ。それだけよ・・・」

 「大竹さんは、先ほど帰られましたよ。私とずいぶん、あれから話をしましてね。今は、課外授業が終わって、教室に戻るところだったのですよ」
 子供二人の後ろから、安田先生が話してくる。純真な子供二人と、優しい顔つきの青年に対面され、秀子は急に羞恥がこみ上げてきた。秀子の肌には、精液と愛液、先走りが乾いてこびりついている。服を着ていても、そんな自分が三人の前では立っていられなかった。そんな秀子の前に、隆が植木鉢を差し出した。

 「お母さん、僕が育ててるんだ。もうすぐ咲くと思うよ」
 膨らんで、咲きかけのつぼみ。 秀子は、子供たちが考えもしなかったことを、瞬間的に思った。

 花開く前の女の肉体。射精寸前の男根。


  1. 2013/07/24(水) 19:48:25|
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息子の先生5・オスの焦り①

[8163] 息子の先生5・オスの焦り① tttt 投稿日:2009/12/20 (日) 18:01
 「あはん・うふん・はうん・あふん・・・」
 (私、どうしてこんなに、感じる声を出してしまうのかしら?)
 「あうん・ううん・くはん・くうん・・・」
 (愛撫をしているのは、私のほうなのに。感じちゃってる)
 「いいっ・いいっ・いいですうっ!牛尾先生ぃっ!ああん・ああん・ああん・・・」

 ぬちゅっ・ぬちゅっ・ぬちゅっ・ぬちゅっ・・・
 秀子が膝を使って体を上下するたびに、秀子の乳房の谷間から、ぬちゅぬちゅと卑猥の音が洩れた。その音が秀子の耳に入ると、秀子はもっと夢中になって、巨根をギュウウッ・・・と強く挟み込む。そして肉体をはずます。またヌチュヌチュと音がする。そして、
 「はあん・はあん・くはん・はうん・・・」
 と、まるで性交をしている時の声を、秀子は出してしまうのだ。確かに秀子の豊満な乳房は、性感帯の一つだ。が、それ以上に、視覚が秀子を感じさせていた。
 
 巨根をギュッと乳房にはさんで、膝を伸ばし体を持ち上げる。すると、真っ白な谷間の中に、パンパンに膨らんだ亀頭が隠れる。今度は、膝を曲げて体を沈める。すると、柔らかな谷間から、充血した亀頭が顔を見せる。
 
 ぬちゅっ・ぬちゅっ・ぬちゅっ・・・
 体を持ち上げる・沈める・持ち上げる・・・
 ぬちゅっ・ぬちゅっ・ぬちゅっ・・・
 亀頭が隠れる・顔を見せる・隠れる・・・
 ぬちゅっ・ぬちゅっ・ぬちゅっ・・・
 「ああん・あふん・あうん・・・」

 秀子はリズミカルに肉体を上下にはずませながら、自ら寄せてはさんでいる乳房を、見て感じ、あんあんと声を出した。見て、感じているのだ。乳房の谷間で、巨根を摩擦していると言うより、乳房の谷間という性器を、巨根が出入りしている。そんな風に、秀子に錯覚させていた。
 豊満の谷間に見え隠れする巨根はまるで、秀子の膣に出たり入ったりしているように、秀子は思ってしまう。乳房に伝わる巨根の熱が、乳房を引っ掻くような雁首の大きさが、まるでセックス中の結合部を目の前で見ているような気にさせられる秀子。
 (大きなおち○ぽが、私を貫いているぅ・・・)
 その巨根の持ち主は、

 ぬちゅっ・ぬちゅっ・ぬちゅっ・ぬちゅっ・・・
 「ああん・ああん・ああん・ああん・・・いいですうっ!牛尾先生ぃっ!」


 ~~~


 「パイズリが、そんなにいいのですかな?隆君のお母さん」
 ぬちゅ・ぬちゅ・・・
 「あはあぁ・・・先生ぃ・・・あん・あん・あん・・・」
                        ぬちゅ・ぬちゅ・・・
 「私のち○ぽをはさむのが、そんなに感じるのですかな?お母さんは」
       ぬちゅ・ぬちゅ・・・・
 「ああ、だって、ああ、まるで・・・」
                    ぬちゅ・ぬちゅ・・・
 「まるで、何ですか?隆君のお母さん」
     ぬちゅ・ぬちゅ・・・
 「ああ、まるで牛尾先生のが、私の中を」
                             ぬちゅ・ぬちゅ・・・
 「私の何がですかっ!?お母さんっ!」
       ぬちゅ・ぬちゅ・・・
 「ああっ、先生のおち○ぽがぁっ!私の中をっ出入りしているみたいですぅっ!」
                ぬちゅ・ぬちゅ・・・
 「私のち○ぽが、隆君のお母さんの何に出入りしている見たいなのですかっ!?」
  ぬちゅ・ぬちゅ・ぬちゅ・・・
 「ああん、そんな事いえませんわぁっ!」
                             ぬちゅ・ぬちゅ・ぬちゅ・・・
 「それならば、実際にソコに入れてみましょうかぁっ!私のち○ぽを、お母さんのソコにぃっ!」
      ぬちゅ・ぬちゅ・ぬちゅ・・・
 「それだけは駄目ですぅっ、先生っ。ああっ、言いますぅっ。言いますからぁっ!」
                      ぬちゅ・ぬちゅ・ぬちゅ・・・
 「隆君のお母さんのっ、そのたまらないパイズリは、まるでどうなんですっ!?」
            ぬちゅ・ぬちゅ・ぬちゅ・ぬちゅ・・・
 「ああ、私のお、お、お・・・おま○こぉっ!秀子のおま○こにぃっ、牛尾先生のおち○ぽがぁっ、出入りしているみたいですぅっ!ああ、嫌ぁっ!ああん・ああん・ああん・・・」
 ぬちゅ・ぬちゅ・ぬちゅ・ぬちゅ・ぬちゅ・ぬちゅ・・・
 
 『おま○こ』・・・心にも、この単語を思った事は、一度も秀子はない。その言葉を、今はじめて口に出した秀子。秀子が、今後、何度も口にする事になるこの言葉の部位からはもう、愛液があふれ、内ももに伝っている。


 ~~~


 「なんてたまらない人だ、隆君のお母さんは」
 「あああ、先生ぃ・・・あんあんあん・・・」
 牛尾先生の大きな手で髪を撫でられ、パイズリ中の秀子は、上を見上げた。そして、秀子がはさんでいる巨根の持ち主、牛尾先生の顔が、汗びっしょりなのに、不思議なほど興奮してしまうのだ。そして秀子の肉体も、繰り返されるパイズリ上下運動で、汗が滴っている。秀子の白い肌の上を、玉のような汗が浮かんでいる。牛尾先生の手が、秀子の頬に触れた。あえぐ秀子の唇を撫でてくる。
 「はむう・・・」
 秀子がその牛尾先生の指をくわえ込んだのは、無意識の行動で、くわえた指に舌を、うふんうふんと鼻息をもらしながら絡める。無意識の行動・・・。秀子の本能はもう、穴に入ろうとするモノを全て受け入れようとしているかのようだ。
 「うふん・うふん・うふん・・・」
 牛尾先生を見上げ、牛尾先生の指をしゃぶりながら、牛尾先生の巨根をパイズリする秀子。まるで、エロスの象徴だ。

 だがそんな秀子でもまだ、女として完全に開花していない。つぼみだ。秀子にはその事は、まだわからない。だが、秀子の目の前の興奮しきったオスには、分かりきっている事なのだろうか?
 あらゆる手を使おうという事だろうか?牛尾先生は、秀子を言葉で愛撫攻めする。それは見ようによっては、焦りにも見えた。

 「隆君のお母さんの言う通りだ。まるで、おま○こに入れているようなパイズリですよ。たまらん」
 「牛尾先生ぃ・・・あんあんあん・・・」
 「でもね、お母さん。お母さんのおま○こは、上下に摩擦するだけじゃない。ざわざわと蠢く名器なんですよ」
 「ああん、こうですかぁ?牛尾先生ぃ」
 「おおうっ!そうですよ、お母さんっ!」

 上下にはずむのをやめた秀子は、乳房を寄せる両手を小刻みに震わせ、タプタプタプと乳房を振動させる。谷間の巨根には、柔らかな震えが伝わっているはずだ。たまらないはずだ。
 「いかがですかぁ?牛尾先生ぃ」
 「たまらないですよ、隆君のお母さん。それにお母さんのおま○こは、三段締めの名器だ。あちこちが緩んだり閉まったりとね」
 「ああん、こうですかぁ?先生ぃ・・・」
 パフパフパフ・・・
 ギュッと強く寄せた後、ふっと緩める。それをパフパフと繰り返す。そうと思ったら、またタプタプタプと微振動パイズリだ。
 「いかがですかぁ?」
 「ううむう、たまらない」
 「牛尾先生ぃ、また秀子の乳首でぇ、させて下さいませぇ・・・ああんっ!」
 「おおうっ!隆君のお母さんっ!」

 コリコリコリ・・・ぬちゅ・ぬちゅ・ぬちゅ・・・たぷたぷたぷたぷ・・・パフパフパフ・・・
 乳首で転がす。挟んではずむ。微振動。強く寄せる緩める。秀子のパイズリテクニックのオンパレード。
 そして秀子は、
 「はむうっ!」
 と、巨根をくわえ込んだのだ。スパートするかのように、顔を上下に男根を唇で摩擦する。垂れる黒髪を、耳に指でかき上げながら、じゅぷじゅぷと、唇から音を立てまくる秀子。激しい鼻息。
 「うんっうんっうんっうんっ・・・」
 タプン・タプン・タプン・タプン・・・
 秀子の激しいフェラチオで、豊満すぎる乳房が揺れる。

 秀子は、牛尾先生の限界が近いとおもったのだ。
 (私の、私のお口で、最後まで・・・)
 秀子は飲む気でいた。いた、というより、もう義務とさえ思っていた。
 「うぷっ・うぷっ・うぷっ・うぷっ・・・」
 そして、オスが吠えた。
 「うぐうぅっ!」
 だがそれは、放出の叫びではなく、焦ったオスの更なる欲望の遠吠えだったのだ。

 ジュポンッ!
 秀子の唇から、男根が飛び出した。秀子は、宙に浮いた気がして声を出していた。
 「きゃあっ!」


 ~~~


 ドサッ!
 秀子は、自分の体が何度もバウンドして、天井が揺れるのを見た。そしてその揺れがおさまると、牛尾先生の汗だくの顔がぬっと現れたのだ。状況が、次第にのみこめてきて、秀子は、いけない、いけないと、無言で首を振った。牛尾先生に向けて、無言で首を何度も振った。とっさには声が出なかったのだ。
 「隆君のお母さん。やはり辛抱できませんな、私は」
 「ひっ、ひい・・・」

 牛尾先生の巨根を咥えて夢中で顔を振っていた秀子は、フェラチオを中断させられ、ソファの上に物凄い腕力で投げ出されたのだ。そして今、牛尾先生に組み敷かれている。
 バタンッ!
 倒れてベットになるようになっているのだろう。牛尾先生がソファの背もたれを放り投げるように後ろに倒した。そして、さらに身を乗り出してくる。右手に握られるは、ぬめ光る巨根っ!
 
 「だ、駄目・・・牛尾先生・・・約束が違う・・・」
 「我慢できません。私は隆君のお母さんを満足さすためにトレーニングをかさねてきたのです。させてもらいますよ。それにこの濡れまくったおま○こっ。教え子の母親のこんなになったおま○こを、このままにしておくのは、教師として失格ですよっ」
 「そっ、そんな・・・だっ、だってここは・・・」

 ここは学校・・・
 
  1. 2013/07/24(水) 15:16:58|
  2. 息子の先生
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