妻と男の物語


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二人の隠れ家 14

[7217] 二人の隠れ家 14 saemidori 投稿日:2009/08/29 (土) 16:21
妻と真里彼さんは、また体位を変え、対面座位の形になっていた。
大きく柔らかい乳房を真里彼さんに押し付けるようにもたれ掛かる妻は、真里彼さんに大きなペニスを下から突き上げられ、喘ぎ声も激しくなる。
「はあん・・・。大っきいのが、奥まで当たって気持ちいい・・・。」
周りに人がいることなど忘れて、恥ずかしい言葉を発する。
「もっと突き上げて・・・ああ~・・・。」
愛する夫の目の前で、今日初めて出会った男性とセックスしている。
嫌がるどころか、喜んで他人のペニスを受け入れ、喘ぎ声も高らかに自らも腰を振り続ける。
普段、私とするセックスでは見せない表情に複雑な心境もあったが、恍惚とした表情の妻に興奮を覚える。

妻はそのまま真里彼さんを押し倒し、騎乗位の形になり、自ら足をM字に開き、腰を上下に動かし始める。
覗き部屋からは、ペニスを出し入れする熟れたマンコが丸見えである。
妻の方から積極的に体位を変えることなんて普段でもありえない。
余程、真里彼さんのペニスが気に入ったのだろうか。
潤んだマンコで真里彼さんの太くて長いペニスを喜んで味わっている。

そんな淫乱な妻の姿を見て興奮していると、ムクムクと勃起の兆しが出てくる。
ゆうきさんの気持ち良いフェラと他人棒を受け入れ喜ぶ妻の姿を見て、興奮しているのであろう。
自分でも信じられないが、ペニスが固さを満たしていく。
更に、勃起したことで精神的な不安まで消し去ってしまった。

イクかどうかはわからないが、中折れの心配は無さそうだったので、挿入するタイミングは今しかないと思いコンドームを手にする。
前戯も無く申し訳ない気持ちが芽生えたが、挿入することを優先とし、既にペニスにコンドームを装着していた。

「挿れていい?」
「うん。」
はち切れんばかりの笑顔で応えるゆうきさん。
やはり挿れて欲しかったのだろう。
完全に固さを取り戻したペニスを溢れるほど濡れているゆうきさんのマンコに挿入していく。

射精したばかりだったので、ペニスや睾丸に痛さを感じるほど勃起していたが、突く角度や早さを変えながら、ゆうきさんの気持ち良いところを探していた。
奥の方が好きと判ると、抱き上げバックの体勢に持って行く。
後ろから再び挿入。
「あぁ~いい・・・、すぐイっちゃう・・・。」
感じてくれるゆうきさんを見て、更に興奮してピストンも早くなる。
その速度に合わせ喘ぎ声も大きくなっていく。
「イクッイクッ・・・ンフッ・・・あぁ~」
嬉しいことに私のペニスで絶頂を迎えようとしているゆうきさん。
自然とこちらも腰の動きに力が入る。

しかし、射精したばかりだからイク気配が無い。
激しい動きに体力も持たず、息が上がってくる。
辛さと快感を行ったり来たりしていた。


そんな朦朧とした状態で、周りを見渡す。
8人の男女がそれぞれ組み合いセックスをしている。
相手はここで知り合った他人。
しかもお互い愛するパートナーの目の前である。
更に部屋の周りでは一部始終を他人が覗いている。
また、隣の部屋からも快楽に悦ぶ喘ぎ声が聞こえる。

秘密の場所で性の快楽を求めて行なわれる非日常。
スワッピングや乱交と言われる非日常の光景が繰り広げられ、その輪の中に自分も参加している。

りえさんとゆうき彼が終わると、妻たちも続いて終わる。
どのカップルも体力限界までしていたようで、その場で横たわる。
先ほどまで恥じらいも無く、淫靡な姿を晒していたのに、横たわると同時に恥らいながらバスローブを被る女性たち。

最後までしていた私たちも合わせて終了する。
きっとこのまましてもイク事はないと思い、疲れたことを理由にゆうきさんから抜き去り、キスしてその場に横たわる。
心地良い疲れと気持ち良さで、そのままその場で眠りたかった。

徐々に身体を起こし、自然と元のパートナー同士で寄り添う。
そして照れながら、遊んだ相手に礼の挨拶を交わしていく。

「気持ち良さそうだったね。」
傍に戻ってきた妻に声をかける。
「うん、気持ちよかった。まだ腰がガクガクしてるもの。」
嬉しそうに応える妻。
肩を抱き寄せ、唇を重ね舌を絡め合う。

嫉妬心でいっぱいだった気持ちから安堵な気持ちに満たされ始める。
普段なら最後は自分たちでセックスをして帰るところだが、今日はもうこのまま帰宅することにした。

ラウンジに戻ると時間を気にした。
既に5時をを回っていた。
このバー自体が5時で閉店なのにそれを過ぎていた。
見渡せば、かなりの人数が減っていた。
「ごめんね。長引かせちゃって・・・。」
シャワー室の手前にいたスタッフのエルちゃんに声かける。
「あんな大勢でスワップしてたら終了の声なんて掛けれないよ~。」
「はは、ごめんなさい。」
「相当激しかったね。奥さんも頑張っちゃってたし。」
「やだ、恥ずかしい。」
「でも楽しんでもらえて良かったです。」

身体は疲れていたが、楽しさで満ちていた。
シャワーを浴び、着替えを済ませ、先ほど遊んでいたカップルさんたちとスタッフにお礼の挨拶をして店を出た。
夜も明け始め、新しい空気の匂いがした。

この興奮を抱えたまま、家に帰って妻を愛するのである。
その時は、先ほど以上に怒張したペニスで・・・。



―終―


  1. 2013/08/06(火) 15:03:11|
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二人の隠れ家 13

[7208] 二人の隠れ家 13 saemidori 投稿日:2009/08/28 (金) 18:04
真里彼さんとセックスしている妻の方に目をやると、いつの間にか体位を入れ替えていた。
妻はバックで真里彼さんに突かれながら、りえ彼さんのペニスを咥えていた。
AVでよく見る光景を自分の妻がしていることで、更に興奮がたかまって行く。

暫くすると隣で3Pをしていたゆうきさんがこちらに移動して来た。
徐に真里さんとキス。
すかさず、私の彼女にフェラされてるりえ彼がゆうきさんの股間に手を伸ばす。
6Pとかって壮絶な状態になっていた。

ここでも滅多に味わえない経験に今までにない喜びを感じていた。
同時に気分も高鳴り、正常位のまま真里さんを更に激しく突いて絶頂を迎える。
「ああ、真里さんイクよ、イクよ、おぉ!」
「いい、気持ちいい。来て来て!いっぱい頂戴!」
普段声を上げてイク事なんてないのに、珍しく異常に興奮していたのだろう。
真里さんもそれまでに無い位の喘ぎ声を上げてイッってくれた。

お互い肩で息をし、まるで短距離走でもしたような状態になっていた。
そこへ、りえ彼さんが怒張したペニスにコンドームをつけながらこちらに移動。
朦朧としている真里さんの腰を抱えそのまま挿入。
「え?ゆうきさんに入れるんじゃないの?」
そう思ったが、既に激しく腰を振っている。
真里さんも嫌がらず、一段と激しく喘ぎ声を挙げている。

となると、ゆうきさんが残ってしまうのだが、空いてる男は考えるまでも無く、自分しかいない・・・。

私の妻と真里彼。
りえ彼と真里さん。
ゆうき彼とりえさん。
興奮と嫉妬のスワッピングになっている。

しかし、今イッたばかりで、回復なんてすぐには無理である。
ゆうきさんには悪いが、そのまま息を切らしてぶっ倒れていた。

そのまま妻と真里彼さんのセックスをボーっと眺め、妻の気持ち良さそうな表情にホッとしていた。
そんな自分にニヤニヤしていたら、ゆうきさんと目が合う。
「何、そんな嬉しそうな顔してるかな?」
「え・・・いやあ。」恥ずかしかった。
ゆうきさんが寄ってくる。
「疲れてるねぇ。」
「はい。今ので死にました。お相手したい気持ちはあるけど、当分復活できません。ごめんなさい・・・。」
「いいのいいの、気にしないで」
気さくな感じが嬉しかった。しかし・・・。
「でも、ちょっとイタズラしちゃおう。」
と言いながら、いきなりフェラチオをして来た。
「うわっ!」
本気じゃないんだろうけど、起たせようと一生懸命にフェラチオをするゆうきさん。
女の意地だろうか。

でも、数分前に本日2度目の射精をしたばかり、10代の頃だったら可能であったが、中年と呼ばれるようになった今、直ぐに勃起する可能性は低かった。
それでも勃起させようと一生懸命ペニスを舐め回すゆうきさん。
私の妻もフェラは上手な方だが、それ以上にゆうきさんのフェラは気持ち良かった。
ピンサロなどでバイト経験でもあるかのようなテクニック。
舌の使い方、吸引する強さ、握っている手の動かし方、そして興奮を誘う唾液の音。
そのおかげで、やや半起ち状態になりかけていた。

しかし、半起ちになってからが長く、徐々にこんなに気持ち良いフェラをしてもらってるのに勃起しない事が申し訳ないという気持ちが生まれてくる。
そして、起たせなきゃと気持ちが段々焦ってくる。

大概、焦りだしてから勃起した例は無い。
気持ち良いとかの問題ではなく、精神的に凹んでしまうのだ。
男が小さいというのは、こういうところで出てくる。

そんな申し訳ない気持ちもあって、ゆうきさんを見れないでいた。
勿論、焦りだしてからは、半起ちだったペニスもどんどん萎縮していく。
だから意識を変えようと反対側の妻と真里彼さんのセックスを眺めることにした。

 
  1. 2013/08/06(火) 10:13:21|
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二人の隠れ家 12

[7201] 二人の隠れ家 12 saemidori 投稿日:2009/08/27 (木) 19:36
どうやら妻は、ゆうき彼だけでは満足行ってないようである。
そう気付いた。
しかも、目の前で3Pが行なわれてるのだから、興奮しているのだろう。

その3Pを見ながら、妻の胸に手を回し乳首を攻める。
それだけで喘ぎ声を挙げてしまう。
既に下半身はびしょ濡れになっている。
そのまま音を立ててクリトリスを弄くる。

隣に座っているりえ彼さんに目配せ。
勿論、りえ彼さんも直に理解してそっと手を伸ばしてくる。

りえ彼に妻を預けるように、りえさんたちの横に寝かせる。
寄り添うように寝そべるりえ彼。
寝ている二人の足元から妻のクリトリスを攻め続ける私。

りえさんと妻二人の喘ぎ声が混ざり合って部屋中に響き渡る。
2回戦が始まり更に覗き部屋に人が増える気配を感じる。

そのまま妻を攻めながら真里さんカップルに目をやる。
相変わらず寄り添って、目の前の光景を見入っている。
そんな二人を手招きする。
一瞬驚き、断るような表情をしたが、それでも手招きを続けると、恐る恐る近寄ってくる。
どちらかというと、真里さんの方が積極的に思えた。

目の前の光景にも慣れて落ち着いてきたのだろう。
しかも、気持ち良さそうな女性らを見て自分も冒険したくなったのではないだろうか。
真里さんよりも真里彼さんを積極的にさせようと思い、私の位置に真里彼さんを導き、
妻のクリトリスの攻めを交替する。
戸惑いながらも手を伸ばし、愛撫し始める。
りえ彼さんは起き上がり、妻の顔側に腰を下ろしフェラをさせている。
いつも以上に唾液を絡め激しく首を上下させフェラをする妻。
時々口を離し、真里彼さんの攻めに反応して喘ぎ声を挙げる。

他人の女性のクリトリスを責める自分の彼氏を見つめる真里さん。
嫉妬と興奮で落ち着かないようである。
そんな真里さんの横に移動し、優しく声を掛ける。
「大丈夫ですか」
声にならない返事をし、頷くのが精一杯という感じだ。
更に続けて優しく、
「嫌だったら、言ってね直止めるから。」と言いながら、
真里さんの腰に右手を回し、左手で胸を触る。
初めは驚き身体を硬直させたが、嫌がる素振りは感じられなかった。

嫌がらないことを受け入れたと捉え、胸を揉む。
やわらかく大きな胸である。
私の妻も大きい方だがそれ以上に大きかった。
そのまま、バスローブの中に手を入れ直接触る。
既に固くなった乳首を弄ると、微かに艶っぽい声が漏れてくる。


真里彼さんはりえ彼さんと二人で私の妻を攻めるのに集中している。
りえ彼さんはフェラされながら胸を揉み、真里彼さんはクンニをしていた。

「彼氏さん、クンニまで始めちゃったよ。」
わざと嫉妬心を煽るように真里さんの耳元で囁く。
「嫉妬しちゃうでしょ?」
首を縦にゆっくり振る真里さん。
「でもそれが後で興奮に変わるから、思いっきり弾けてごらん」
言い終わると同時に唇を重ねる。
既に驚きすぎて固まっている身体をこちらに預けさせる。
初めは唇を重ねるだけだったが、徐々に抵抗も無くなり真里さんの方から舌を絡めて来る。
キスしながらゆっくりバスローブを脱がせていく。
可愛らしいショーツだけの姿になる。
唇を離し耳元から首筋に舌を這わせながら、ゆっくり身体を倒していく。
大きな胸を両手で掴み、交替で乳首を貪る。
先程までの小さな喘ぎ声がかなり大きくなってくる。
下半身に手をやりショーツの上からヴァギナに手をやる。
既に濡れているショーツが我慢していたことを証明していた。
ショーツを脱がせ、直接触り、溢れる程濡れていることに驚く。
ゆっくり指を入れ、音がわざと聞こえるようにかき混ぜる。
「こんなに濡らして、我慢してたんだね。」
「やだっ・・・」
恥らう感じが先ほどソファでの談笑時に見せていた明るい姿とまるで違うことに興奮する。
更に激しく音を立て攻め続ける。
「彼氏にこの音聞こえちゃうよ。」
「はずかしい・・・。」
何だか恥らう真里さんを相手に、普段ではありえないSキャラになっている自分がいた。
「彼氏も真里さんのこんな姿見たら嫉妬して興奮しちゃうね。」
「あん・・・」
「ほら、もっと足開いて彼氏にオマンコ見えるようにしてあげなきゃ。」
「いやっ・・・」
真里彼は、私の妻をクンニしているので実際は見ていないのだが、真里さんは、そう言われて更に恥らう。

真里さんの右手を持ち、妻にクンニしている真里彼さんの股間に持っていく。
いつ入れても良いくらい、怒張したペニスを握らせる。
明らかに私よりは大きかった。
羨ましくもあり、これで妻を気持ち良くしてもらえると思う嬉しさがあった。
突然、ペニスを握られたことに、驚いてクンニを止め振り向く真里彼さんだったが、
状況を理解して、私と目を合わせ会釈し、再びクンニに戻る。
おかしな光景である。
自分のパートナーを交換してセックスしてるのに、お互い会釈って。

左側に移り真里さんの左手に私のペニスを持ってくる。
真里さん自らそれを握り、しごき始める。
勿論、この間もクリトリスへの愛撫は続いたまま。

ちょっと体勢が苦しいが、同時フェラをさせてみようと考える。
「彼氏のフェラしてあげなよ。」
やりやすい位置まで移動して、寝ながら彼氏のペニスを咥える真里さん。
「もう一本も扱いて。」
意地悪にクリへの攻撃を強める。
「あんっ!」
真里彼さんのペニスが口から飛び出る。
「今度はこっちも気持ち良くして」
と言って私のペニスを近づける。
嫌がりもせず、ペニスを頬張り激しく舐め回す真里さん。
「左手が休んでるよ。2本もペニスがあって嬉しいでしょ。」
クリトリスへの攻めが気持ち良くなり過ぎて、フェラがぎこちなくなって来る。

自分が先にするわけにもいかないので、真里彼さんにコンドームを渡す。
渡すことで妻と最後までして良いという合図と理解してもらう。
そして自分もコンドームを掴み、真里さんに挿入する準備をする。
真里さんの耳元で囁く。
「入れたい?」
声に出さず頷くだけ。
「どっちのペニス入れたいの?」
「え・・・そんな・・・」
照れながら戸惑っている真里さん。
戸惑っている間に真里彼さんはコンドームを装着して私の妻に挿入。

「ああ、彼氏はあっちに入れちゃったよ。」
クリトリスを攻められながら、苦しそうに振り向き真里彼さんの方を見る。
「どうする。こっちのペニスしかないね。」
「・・・あん。」
「これ入れる?」
頷く真里さん。

足の間に腰を落としペニスをあてがい、ゆっくりと挿入する。
「ああ~っ。」
今までで一番大きな喘ぎ声をあげる。
「入った?」
頷く真里さん。
「何が?」
「え・・・オ、オチンチン・・・。」
いつも通り聞いて、いつも通りの反応を見て喜ぶ。
ゆっくりと腰を動かし愛液をペニスに絡めて行く。
腰を振るたび、大きな乳房が揺れる。
徐々にピストンを早めて行く。
それに合わせて真里さんの喘ぎ声も大きくなっていく。
今までのおとなしさが嘘だったような、乱れ方である。
「ああ~いい・・・イキそう・・・」
その変貌振りに、更なる興奮を味わう。
興奮とともにペニスは固さを増して行く。
怒張したペニスを上壁に当たるようにピストンを続ける。
  1. 2013/08/06(火) 05:45:37|
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二人の隠れ家 11

[7192] 二人の隠れ家 11 saemidori 投稿日:2009/08/26 (水) 19:37
いつもの交換だったら、挿入前に確認をするのだが、この日はもう何でもあれと思っていたので確認もせず、部屋の脇に置いてあるコンドームを取りに行くためシックスナインの体勢を解く。
既に挿入していたゆうきさんたちはバックの体位で楽しんでいた。
妻とゆうき彼さんは再びなのか、またフェラをしていた。
周りの様子を少し気にしながら、はち切れんばかりのペニスにゴムを被せりえさんに覆いかぶさる。
ものすごく嬉しそうな笑顔で手を伸ばし受け入れてくれようとしているりえさんに恋人のような感情を得る。
クンニした時よりも粘りのある愛液が滴っているマンコに怒張したペニスをあてがう。
りえさんの中を確かめるようにゆっくりと差し込んでいく。
挿入のタイミングに合わせて息を吐くりえさん。
りえさんも私のペニスをゆっくり確かめているようである。

根元までゆっくり挿入をし、そのまま動かさずりえさんを抱きしめ、耳から首筋へとキスをする。
抱きしめてる腕を解き、胸を揉み始める。
先程より更に固くなった乳首を人差し指で弾くと、りえさんから激しい声が漏れる。
それを切欠に体を起こし、りえさんの表情が楽しめる位置にする。
愛液をペニスに絡めるようにゆっくり腰を動かし始める。
と同時にりえさんに声を掛ける。
「入ってる?」
「うん・・・っ」
「何が」
「あなたのおちんちん・・・っ」
苦しそうに、そして恥ずかしそうに微かかな小声で応える。
そんな仕草を受け、更にペニスが膨張する。
そして腰の振りを徐々に早くしていく。
「ああ~気持ちいい・・・」
更に高まるりえさんの喘ぎ声。
その声に合わせて愛液の量も増えてくる。
緩急をつけて深く入れてみたり、浅く上側を攻めてみたりして、りえさんの感触を楽しむ。
正上位から座位、バックと体位を変えていく。

無我夢中となり周りのことを忘れ、りえさんに気持ち良くなってもらう事に集中していた。
バックの体勢になった時に、全体の情景が見渡せ、そこで我に返る。
腰を振りながら妻の方を見る。
正上位の体勢でゆうき彼を受け入れていた。
いつも以上に感じている表情に、微かに嫉妬心を煽られ、同時に嬉しさを感じた。

その横ではゆうきさんとりえ彼さんが騎乗位で腰を振っていた。
どちらかといえばゆうきさんから振っている。
とてもいやらしい姿である。
我を忘れると本性が現れるのだろう。

そして真里さんカップルは、フェラの最中だった。
いつ入れてもおかしくないほどペニスは怒張していたが、やはり恥ずかしさと引っ込み思案が行動を遅くさせるのだろう。
でも、自分達のペースで遊べば良いので誰も急かしたりしない。

再び集中しようと正上位に戻す。
りえさんもかなりイキまくったらしく、朦朧とした目つきだった。
その表情が美しく、とても淫乱に見えた。
更に彼女の喜ぶところを攻める。
先程あやちゃんとしているせいで、まだまだイク気配が無い。

どうやら隣の妻とゆうき彼さんはイッたらしい。
肩で息しながらティッシュで後始末をしている。
それを気配で感じながら、りえさんに集中する。
大汗が滴り、りえさんの体に落ちる。
息切れも我慢して腰を振り続ける。
「ああ~いいっ・・・気持ちいい。イッちゃうっ・・・」
言葉にならないほどの喘ぎ声を上げ、腰をビクビクさせながら昇天していくりえさん。


りえさんがイッたことを感じて動きを止める。
そのまま、りえさんを抱きしめる。ちょっと強めに。
「はぁはぁ・・・良かった・・・?」
「うん・・・はぁはぁ・・・」
可愛い声で応えてくれる。
「はぁはぁ・・・じゃあ良かった。」
「・・・イッてないでしょ・・・」
「はぁはぁ・・・うん。でも大丈夫。」
「ごめんね。」
「はは、りえさんは悪くないでしょ・・・」
イかないのは、自分のせいなんで謝られちゃうと心苦しい・・・。
しかも、本当にイクまでやったら死んじゃう。
それぐらい息が切れて心臓がバクバクしてる。
禁煙しようかな?

そんな会話を抱き合いながらしていた。
ふと後ろを見ると、妻とゆうき彼さんも抱き合ってお喋りしていた。

依然頑張ってるのは、ゆうきさんとりえ彼さん。
今度はバックで腰振ってるし・・・。

真里さんカップルはどうやら最後まではしなかったようで、寄り添って壁にもたれてゆうきさんたちを見ていた。

「ちょっとラウンジに・・・」
どうにも喉が渇いてしまったので、バスタオルで前だけ隠してラウンジに戻る。
マスターからウーロン茶を一杯もらい一気に飲み干す。
少し落ち着いて、タオルを腰に巻き直しながらフロアの様子を見る。

人は減ったものの、まだ座らずウロウロしてる単独男性など多くの人がいた。
その奥のソファの角で人だかりが出来ていた。
どうやらそこでも遊んでる人がいるみたいだった。
誰かなと思いつつ眺めると、人の切れ間から先ほど遊んだあやちゃんが見えた。
他にも数名の女性の声がしているのは判ったが、上手く見えないので覗くのを諦める。
「あやちゃんもタフだな・・・。」
どうでもいい事を呟きながら、先ほどのプレイルームに戻っていく。

すると、ここにもタフな人たちがいた。
まだ、終わって間もないのにりえさんとゆうき彼が遊び始めている。
しかもそこにゆうきさんも混ざっていた。
二人でりえさんを攻めている。

キスするゆうき彼とりえさん。
りえさんの乳首を舐めながらクリトリスを指で弄るゆうきさん。
微かなりえさんの吐息だけが聞こえる。

りえ彼さんの横に並んで座る。
先ほどりえさんと遊ばさせてもらったので、
「ありがとうございました。」と礼をする。
「いえいえ。りえも喜んでたみたいで。」
「あっ、そうですか。りえさん素敵なんで頑張っちゃいました。」
などと会話をしていると、バスローブを羽織った妻が寄ってきて隣に座ろうとした。
隣に座ろうとするところを、腰を掴んで自分の前に座らせる。
後ろから抱きかかえラブラブなカップルがしそうな座り方。

「疲れた?」妻が聞いてくる。
「ウン、疲れた」
妻が何故その質問をしたのか、大して気にも留めなかった。
すると妻の手がペニスに伸びてきた。
  1. 2013/08/05(月) 19:53:02|
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二人の隠れ家 10

[7187] 二人の隠れ家 10 saemidori 投稿日:2009/08/25 (火) 17:50
とりあえず、周りは気にせず自分達で始めチャンスが来るまで待とうと思っていた。
妻を寝かせ覆いかぶさるように胸を愛撫する。
周りを刺激するような喘ぎ声を発する妻。
やはり、このテンポの遅さにかなり焦らされていたのだろう。
徐々にではなく、いきなり大きな声だった。
普段であれば、こちらがペースを掴む前に相手のペースに流されてしまい、気付けばセックスしていた。というくらいの速さで焦りながらのスワッピングになっているのだが、今回はパーティ目当てのカップルが多いせいなのか、ペースを作るのにやや時間が掛かり焦らされる形になっていた。
口には出さないが妻もしたくて我慢の限界だったのだろう。
案の定、アソコはいつも以上に濡れていた。
その濡れているマンコをクンニしようと体制を整えるため身体を起こしながら周りを見渡すと、りえさんとゆうき彼は抱き合いキスをしていた。
真里さんたちは、圧倒されたのかまだ固まって見ていた。
しかし、一組が進展したことに嬉しさを感じる。

そのまま、妻にクンニを始めると更に激しい喘ぎ声が挙がる。
その声にみんなの注目が集まることを少し恥ずかしく感じ、同時に優越感を得る。
ふと横を見るとりえさん達も横になっていた。
しかも、ゆうき彼さんと目が合ってしまったので焦って微笑み。
妻にも触っていいですよ。という合図を送ってしまう。

お互いにカップルなら問題が無いが、既にりえさんとゆうき彼さんは交換をしていた。
だから、自分がりえさんに触るためには、違う女の子と遊んでいるりえ彼さんの許可を得なければいけない。
そんなことを気にしてしまったので、こちらからりえさんに何かをするわけには行かなかった。
何も出来ずに妻へのクンニに集中していた。
ゆうき彼はりえさんとキスをしながら、合図通りに私の妻の胸を揉んでいた。
胸とマンコを同時に責められ、更に妻の喘ぎ声は大きくなる。

すると、まだ固くなっていない私のペニスにいきなり刺激が走る。
どこからか手が伸びてきて突然しごかれる。
見るとりえさんの手だった。
まだ、ゆうき彼さんとキスはしながらも、手は私のペニスを握っていた。
予想外の出来事に少し慌て、大きく喜んだ。
既に頭の中に許可という言葉はなくなっていた。
この部屋にいることで、何でもあり状態なのだろうと勝手に決めつけた。
といっても女性優位はこの遊びでは第一条件である。

折角の展開に身を任せることにした。
クンニを続けながら妻の手をゆうき彼の勃起したペニスへと導いた。
すぐに察した妻はゆうき彼のペニスを掴み上下にしごき始める。
そして身体を下げフェラチオが出来る位置に持っていく。
躊躇無しにゆうき彼のペニスを頬張る妻。
まるで欲しくて欲しくて堪らなかったという状態に見えた。
元々フェラが大好きな妻であったので、クンニよりもフェラという感じの体勢になってしまい、クンニがやりづらくなってしまった。
流れとしてはこのまま交換となるのが良くあるパターン。
妻をゆうき彼に任せる。


正直言えば交換して、りえさんとセックスがしたかった。
私のペニスをしごき続けるりえさんを私側に移動させ、そのまま、りえさんにフェラチオをしてもらおうと体勢を持って行こうとしたのだが、りえさんはその動きに逆らって私に覆いかぶさるように状態を起こしてくる。
いきなりフェラが嫌でそうしたのかと思った。
すると顔を耳元に近づけ周りに聞こえない声で囁いて来る。
「さっき覗き部屋で、(あなたに)触られて感じちゃった・・・。」
ドキッとした。
焦りながら、
「知ってたんですか・・・。」
何も応えず意味深な表情で微笑みながらりえさんからキスをしてくる。
その表情にもの凄く興奮し、激しいキスを繰り返す。
そこからりえさんが主になり動き出す。
首筋から乳首へとキスが移動していく。
勿論空いた手はペニスをしごいている。
想像以上に淫乱だったりえさんに興奮し、はち切れそうなほど勃起していた。
りえさんの舌が徐々に降りて行き、その怒張したペニスにキスをしてくれる。
そして期待通りにそれを頬張り激しく頭を上下させる。
唾液が絡まり、中で舌が微妙に刺激し、時に亀頭を吸い上げる。
横から舌を絡め、袋にも舌が這う。
得も言えぬ快感を味わう。

普段ならこのまま挿入に進んでしまうが、何故かまだ挿入するには勿体無く感じ、りえさんを逆に向かせシックスナインの形にする。
まだ誰にも弄られていないかったマンコだが、既にパックリと割れクリトリスが愛液に濡れ光っていた。
そこに舌を這わせ味わうように舐めまわす。
小さめのクリトリスを舌で突き、人差し指で濡れたマンコを優しく弄くる。
ペニスを咥えながら可愛い喘ぎ声を挙げるりえさん。

一際、激しい喘ぎ声を出している私の妻とゆうきさんの声には掻き消されそうなほど小さな声だが、
そのしとやかな感じが堪らなく欲情させる。
そのままでも充分興奮しているのだが、やはりそれ以上に激しい声を出して喘ぐりえさんが見たくなってくる。
愛液と唾液で溢れたおマンコに指をゆっくり挿入していく。
時折、ペニスを口から外し動きを止め快感を味わうりえさん。
先程よりは少し激しい喘ぎ声を挙げ始める。
それに気を良くした私は、指を2本にし上側を引っ掛けるように責め立てる。
暫くシックスナインの体勢でお互いの秘部を攻め続ける。

ふと自分の妻のことが気になったのだが、ちょうど私の体勢ではりえさんの脚と尻に隠れてしまいよく見えない。
それでも、激しい喘ぎ声は挙がり続けている。
そして逆側に目線を送ると、先程まで固まっていた真里さんたちが目に入る。
バスローブこそ脱いではいなかったが、前は肌蹴ていて豊かな胸とムチムチした脚が見え、
彼の股間に顔を落とし、一心不乱にフェラをしていた。
周りの雰囲気に呑まれ、やはりいやらしい気持ちが出て来たのだろう。
そんな真里さんを見て、何故か嬉しくなる。
真里彼さんはフェラされてることよりも、他3組のセックスの方に興味が行っていて相変わらず固まっていた。

  1. 2013/08/05(月) 15:08:53|
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二人の隠れ家 9

[7175] 二人の隠れ家 9 saemidori 投稿日:2009/08/24 (月) 21:05
激しいディープキスを続ける二人。
私の読みでは、ノリの良いりえさん彼であるからキスを終えた後、同じように誰かを指名するだろうと思っていた。
キスといっても人前でのディープキスはとても淫靡である。
しかも、自分のパートナーが別の人としている様子を見るわけだから、嫉妬といやらしい気持ちに火がついても不思議ではない。
だから、一通りバラバラのカップルでキスが続くことを想像し、またそれを望んだ。

しかし、この二人キスだけでは終わらず、想像以上の展開に進んで行く。
キスをしながらりえ彼さんはゆうきさんの衣装の上から胸を揉み始める。
唇を塞がれながらもゆうきさんから微かに吐息が洩れる。
何を話したら良いか判らず固まって二人を見つめる一同。
ここで誰かがくだらない事を言えばその途端に笑い声を上げてストップしてしまっただろう。
ところが、誰も声を上げずにいるので、二人はゆっくりと次に進んで行く。
胸元の上のほうから直接肌に触れていく。
シャワーの時、既にブラは外されている。
差し込んだ大きな手は左の胸を揉み出す。そして時折、服の中の指が中心で小刻みに動く。
突起した乳首を弄っているのだろう。
空いた方の手で片側の肩紐を降ろす。
しかし、形良い胸の上に引っ掛かり下には降りなかった。
キスしていた唇を離すとりえ彼さんの頭がゆうきさんの胸元に沈んでいく。
はらりと衣装が落ちると同時にゆうきさんの乳首を口に含み舌を使って舐め始める。

「ああ~~っっ・・・」
ここがラウンジということも忘れて艶声を挙げるゆうきさん。
もしくはラウンジで皆が見ているから、声を挙げたのか・・・。
それはこちらからでは判らなかった。

完璧なほどエロムードに包まれた私たちの団体の周りに更に人の輪が出来ていた。
やはり単独男性ばかりたが・・・。

既に上半身は露になりゆうきさんの形の良いおっぱいは、りえ彼さんに揉まれ、舐められ弄られていた。
そんな二人をジッと見つめるりえさんとゆうき彼さんに目を向ける。
二人の絡みを見るのもエロいが、それを見つめるパートナーの姿を見るのももっとエロい。
はたしてりえさんは今どんな心境なのだろうか、などを想像してしまうと得も知れぬエロさがある。
自分の愛するパートナーが他人の身体に興奮し自分の目の前で他人と絡んでいる。
それを止めることなく認めて見ている。
嫌々ではなくむしろ喜んでお互いがしている。
なんて不思議な世界であろう。
嫉妬と喜びが交差し、その気持ちが更にパートナーを愛おしく思わせる。

それがここでの遊びの醍醐味ではないか。
自分が他人と遊んで楽しむことより、自分のパートナーが他人と遊んでる姿を見て喜ぶ。
変態といえば変態かもしれない。
自分でも普通ではないと思っているが、悪いこととは思っていない。

しかし、私はまだ青いのだろうか、他人のセックスを見ることも嬉しいのだが、
自分も違う女性とセックスすることに喜びを感じてしまう。
まだまだ、この遊びの極域まで達していない。

周りの目を気にせず、徐々に激しさを増す二人。
胸を揉んでいた手が下腹部からアソコへと伸びていく。
嫌がるどころか、自分から脚を開き触りやすい位置へとずれて行く。
衣装の裾が捲られ透け部分が多い黒色のショーツが現れる。
ショーツの上から敏感な部分を弄くるりえ彼さん。
先程よりも大きな喘ぎ声になるゆうきさん。

すると、見ているのが我慢できなくなったのか、ゆうき彼さんが二人の邪魔にならないように、こちらに向き発する。
「止まんないみたいだね。部屋連れてきますか?」
どうやら二人が先へ進むことは嫌ではないらしい。
果たして何故そう言ったのか、見ていられないので二人を部屋に行かせたいのか。
それとも、みんなで部屋に行き自分も遊びたいのか。
そこまでは、言葉の真意が読めなかった。
しかし、二人の淫靡な雰囲気を目の当たりされ私の気持ちは後者の方であった。
少なくともゆうきさんとりえ彼さんを部屋に行かせれば、自分たちもそこで遊べ相互鑑賞程度は出来ると思った。
上手くすれば、りえさん、ゆうき彼さんも遊び始めるのではないかとまで考えた。

「そうですね。火がついちゃったみたいだし・・・。」
そう相槌をするように応えた。


ゆうき彼は立ち上がり二人の傍により、優しくゆうきさんの肩を叩き、
「部屋に行こう。」
その声にいち早く反応したりえ彼。
「そうっすね。ここじゃ邪魔っすね」
「やだ~・・・こんなに観てる人がいたの・・・」
二人とも照れ隠しをするように、妙なテンションで返事をし立ち上がる。
本来ならば、お互いに一緒に部屋に入るかどうかの確認をしなくてはならないのだが、
そんな段取りが邪魔だったのか、既に了承済みだったのか誰も何も言わず部屋へと向うカップル達。
一瞬自分達も参加してよいのか躊躇したが、雰囲気に任せて妻の手を引き着いて行く。

どの部屋か迷うことなく、一番大きな部屋に入って行く。
部屋に入るも、どういうポジションを取っていいかお互い見合わせ、指示が出るまで全員立っていた。
「えっと・・・どうしようか」
「てへへ」
「まあまあ、適当に・・・。」
照れを隠す様に、バラバラに適当なことを発する。
再びフロアで談笑していた時の雰囲気になりそうだったが、既に芽生えたエロモードを消せはしなかった。

誰が発したわけでもなく、自然と輪になるように其の場に座り出す。
並びで言うと私、右隣に妻。
その右側にりえさん、ゆうき彼さん、りえ彼さん、ゆうきさん、真里彼さん、真里さん。
あまり積極的でない真里さんカップルは、腕を組み、くっ付いたまま。

輪になって座ったものの、お互いが見合って、誰かが先手を切るのを待っていた。
「てへへへ・・・」
恥ずかしいのか、何故か皆ニヤニヤしていた。

照れを隠すようにりえ彼がゆうきさんを抱きながら、
「ではでは・・・」とキスをし始める。
しかし、他二組はそれを見入って動こうとしない。
意外に消極的な仕草が初々しく、私としては好みに合っていて嬉しさを感じた。
しかし、私も既に火がついていたので、いつまでも彼らと同じように見ているだけではいられなかった。
私も妻を自分の前に座らせゆうきさん達に見せるようにキスをし、後ろから胸を揉み始める。

りえさん達と真里さん達を横目で気にしつつ、見せ付けるように愛撫を進める。
すると、覗き部屋の方から人の出入りする音が聞こえた。
これだけのカップルが部屋に入ったのだから、先程輪になって見ていた単独男性が覗くのは当たり前だった。

そこで思い出す。
フロアで一緒だった二人の単独男性のこと。
プレイルームのラウンジまで誘っといて、部屋に入る時は無視って可哀想な事したかな。
でも、今から他のカップルさんの許可を取れる雰囲気でもないし・・・。
ごめん。二人の単独男性さん。
などと自分を正当化するようなことを頭の端で微かに考える。

しかし、意識の重点は両隣のカップルだった。
向かいのゆうきさん、りえ彼さんはバスローブも肌蹴て横になっていた。
それに比べてまだ何もしていない二組が次に進むことを願っていた。
何とか二組も始め、交換まで出来ないかと・・・。
それでも、思うだけで何も出来ない自分が歯がゆかった。
左隣の真里さんがノリの良い女性だったら手を伸ばし誘い込み、妻を真里彼さんの方へと誘うのだが、この雰囲気に呑まれ固まっている今の二人に手を出す程の勇気を私も持っていなかった。
  1. 2013/08/05(月) 10:17:25|
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二人の隠れ家 8

[7157] 二人の隠れ家 8 saemidori 投稿日:2009/08/22 (土) 18:12
飢えたハイエナがいっぱいいる場所に飛び込んで拒否しなければ食べられてしまうのは当然。
一人が触り始め拒否が無ければ、OKと判断し全員が「触らなければ損」と続々と寄って来る。
全員窓の向こうに顔は向いてるものの意識はゆうきさんとりえさんに行っていた。
もぞもぞとする動作が激しくなり単独男性の呼吸も荒れ始める。
ところが、やはり勇気の無いところは単独男性である。肝心なところに手を伸ばそうとしない。
一向にお尻や腿、二の腕を撫でるだけである。
ここも、誰かが先陣を切ったらついていくつもりなのであろう。
嫌がらない二人を見て「触られてもいいんだ。望んでたんだ・・・。」
と改めて思ったのは、二人とも無言になっているのに気がついてからだった。
ならば、私も参加しようと両手で同時にゆうきさんとりえさんのお尻に掌をあてる。
他の男性の手が邪魔だが、それを無視して他の男性よりも大胆に触りだす。
短めの衣装の裾を捲り上げショーツ越しにもみ始める。
それでも拒否が無いので確信を持って次の行動に移ろうとした。
勿論、直に触ることである。
ショーツの上側から手を入れ尻を撫でるようにヴァギナへと指を進めて行く。
しかし、一瞬だけヴァギナに触れた途端、ゆうきさんが振り返り、「暑っつい。行こ!」
その瞬間焦って手を引っこ抜いてしまった。
ドキドキしながら、何食わぬ顔で一緒にラウンジに戻る。
焦りながら思い出す。
ゆうきさんは身体を捩って避けてしまったので触れたか触れないか程度だったのでわからなかったが、
りえさんは逃げずにいたので触ることが出来た。しかも微かだが濡れてることを指で感じた気がした。
みんなの輪に戻ると、ゆうきさんが端を切って話し出す。
「覗き部屋暑い! あの中って単独男性ばかりなんでしょ?」
「いつもそうってわけじゃないけど、今はそうみたいだね。」
「なんか勝手に触られた。」
ドキッとした。
「りえさんも触られた?」
「うん。さわさわって感じで・・・」
「そうそう。でも最後の奴はパンツの中に手を突っ込んできた。」
やばっ。相当焦った。
しかし、りえさんは、
「えっ?そんな事されたの?」といかにも自分はされてないような言い方をした。
間を空けず言い終わったりえさんと目が合った。
後ろめたかったのだろう、すかさず視線をそらし飲み物に手をやる自分がいた。
しかし、その時のりえさんの顔が頭の中に残っていた。
「やばい、バレてたらどうしよう。いや、本当のことを言わずこっちを見たということはバレてるに違いない。そんな顔でこっち見た気がする。あー、もうこの後一緒に遊ぶのは無理だろうな・・・。」
等と思い沈んだ。

やっと最後にシャワーを済ました私の妻と単独男性の一人がほぼ同時に戻ってきた。
「ふー・・・シャワー浴びると暑くなるよね。」
先程の出来事など知らない妻はそんなたわいも無い会話を投げかけてくる。

相変わらず談笑が続く。
折角、シャワーまで浴びて準備OKのところまで来たのだが、肝心な次に進まない。
しかも奥の部屋からはいい声が聞こえてきているのに。
ただ、みんな楽しそうで話が途切れることが無い。
しかし、私はりえさんに視線を向けることが出来ずにいた。


深夜3時も過ぎた頃だろうか。
妻がウトウトし始める。
夜の弱い妻にこの時間は辛いのであろう。
お酒も入り、薄暗く、シャワーを浴びてしまえば寝るのに絶妙な条件である。
それでも、熟睡しないのは「セックスしたい」という気持ちが残っているからではないだろうか。
などと勝手に想像する。

ウトウトした妻にりえさんの彼が気付く。
「奥さん大丈夫ですか?」
「あー寝ちゃった?」
周りのみんなも注目する。
「大丈夫ですよ。まあお酒入っちゃいましたからね、仕方ないですね。」
と妻を見ながら応える。
しかし、熟睡一歩手前でも、自分に視線が集まったことに気付いたんだろうか?
ふと、顔を上げこちらを見る。
「うー、眠くなっちゃうね・・・。薄暗いと。」
「そうですね。」単独男性が応える。
「運動すれば目も覚めますよ」もう一人の単独男性が腰を動かしながら言う。
あからさまで下品な言い方である。
運動=セックスと言いたいのだろう。
「あはは、運動ね・・・。」
適当に応える妻。
完全に起ききっていないのか、呂律が回っていない。
下品ではあったが、乗っかることにした。
刺激的なことすれば目も覚めるだろうと、その場を盛り上げることも含め、妻を抱き寄せ、ディープキスをする。
周りのみんながどういう顔して見ているか判らないが、かなり激しく見せ付けるように舌を絡める。
普段なら有り得ないが、こういう場所ということもあり妻もそれに応え舌を入れてくる。
会話が途切れていることに、皆が注目しているんだろうと感じ、
「結局、先陣の切欠はこちらがしないといけないのか・・・。」と思っていた。

そのまま胸を触るなどして愛撫を始めれば、その気になったかもしれないが、一旦キスで終わる。
「目は覚めた?」
「うん・・・。」
照れもあり視線を落とし飲み物を手に取る。
「あー・・・終わっちゃった…。」ゆうきさんが言った。

このままノリで押してしまおうと試みる。
「はい、次はそちら!」
りえさん彼に指を差し指名する。
ノリの良いりえさん彼だけに反応は良い。
しかし、シャワーを浴び終わった順番で適当に座っているためカップルがバラけてしまっている。
それでも「りょうかーい。」と言って隣にいるゆうきさんを抱きしめる。
一瞬驚きながらもおどけるゆうきさん。
「わたしかよー!」
「いーじゃん!」
「ちょっとだけだよ」
どうやらこの2人は、いつもこういう雰囲気になってしまうのだろう。
それをお互いのパートナーも判っている様子。
あれこれ言いながらも抱いたまま離れずにいる雰囲気はほのぼのしていて見ていて微笑ましい。
そんな2人が同時に表情を変え、どちらとも無くお互いの唇を貪り始めた。
濃厚なディープキス。
このグループの中では一番ノリも良く、エロ方向に行きたそうな2人だっただけに始めてしまえば、やはり激しく求めだす。
それを見ているりえさんのなんともいえない表情が良い。
嫉妬と興奮が入り乱れた複雑な表情が段々と興奮が高まり嫉妬よりも欲望を求める表情になる。
嫉妬さえも興奮の要素としようと受け入れる。
りえさんがそういう考えでキスする2人を見ていたか本当のところは不確かであるが、
勝手に彼女の表情を借りて妄想して楽しむ。
ゆうきさんの彼はニコニコしている。かなり寛大でここの遊びを理解しているのだろう。
そんな彼がパートナーだからゆうきさんも安心して遊べるのではないか。
  1. 2013/08/05(月) 05:46:40|
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二人の隠れ家 7

[7147] 二人の隠れ家 7 saemidori 投稿日:2009/08/21 (金) 15:56
「プレイルーム見に行くけど、どうします?」
既に立ち上がりながらゆうきさんの彼が皆に問う。
お互いのパートナーと顔を見合わせながら、どうするか相談している感じ。
「行こう行こう」
ノリの良いりえさんの彼が立ち上がり、りえさんの手を引っ張る。
それに合わせて真里さんカップルと私たちカップルも立ち上がる。
単独男性2名は誘ってもらいたい顔でそれぞれカップルを見ていた。
しかし、非情なもので誰も声をかけなかった。
それに気付いた私が「どうぞ」という合図を送る。

自分は先程あやちゃんとセックスしたばかりなので、もう少し休みたかった事と、
妻の単独男性との3Pが見たかった事から他のカップルの許可を得てないのに誘ってしまった。
勿論、プレイルームに行ったからと言って乱交を始めるとは誰も言ってない。
言葉通り様子だけ見て、またお喋りを続けるかも知れない。
それぞれがシャワーを浴びてバスローブを着てしまえば、スタートラインに立ったも同然なのだが、まだ、それすら出来ていない状態では、どうなるか読めなかった。
それでも一歩前進である。

プレイルーム側のラウンジに入ると人の多さに驚いた。
きっと遊び終わった人がみんな休憩をしているのだろう。
遊んでる人が部屋から出てくれば、覗き部屋にいた単独男性も出てくる。
だから、座るところもないほど人が溢れてしまうのである。
やたらと外国人が目に付いた。

そんな、たくさんの人が休憩しているところへガヤガヤと団体が来たものだから、全員の視線が集まる。
ラウンジがいっぱいで居場所がないので、どうするかそれぞれが顔を見合わせる。
「なんかいっぱいだね」
「どうするフロアにもどる?」
そんな会話をしているとスタッフルームからかずちゃんが出てきて声をかけてきた。

「今ならシャワールーム空いてますよ。バスタオル出しましょうか?女性はそのまま衣装でOKです。」
比較的経験多そうなゆうきさんが、受け答え、
「じゃあお願いします。」
男性陣はそれぞれバスタオルを受け取り順番にシャワールームを使い始める。
女性陣も同じく順番にシャワールームに入っていく。

自分達に気を使ってくれたのか、ラウンジにいた何組かが再びプレイルームに入って行きソファを空けてくれた。
もちろん、そんなカップルさん達の配慮も気付かず、後を追うように単独男性も覗き部屋に入っていった。
そのおかげで座れる場所が出来た。

また、輪になり談笑が始まる。
先程はカップルで組になって座っていたが、シャワールームから出てきた順に座っているためバラバラになっている。
私の隣にはりえさんが座っていた。
シャワーを浴び終え微かにボディソープの香りが漂いドキドキさせる。
バスローブの合わせからチラチラと見える胸のふくらみが更にドキドキを倍増させる。


先程の何組かが入っていったプレイルームの方から徐々にいい声が聞こえてくる。
その声に反応して何人かの単独男性がまた覗き部屋に入って行く。
まだ私たち団体の何人かはシャワーが終わっていなかった。
真里さんとりえさんの彼氏、一緒にいた単独男性2名と私の妻がシャワー済みの輪に加わっていなかった。
全員揃ってから各々の行動が始まると思っていたのだが、そのプレイルームから届く声を聞いて、
「他人のエッチ見たーい」
とゆうきさんがりえさんの腕を取って立ち上がり覗き部屋に行こうとした。

しかし、覗き部屋は単独男性だらけというのは予想できる。
そこに女性2名だけで入っていったらどうなるものか、それも想像つく。
単独男性に多い思い込みの暗黙ルールがあって、覗き部屋での痴漢プレーは当たり前、それを判って女性は入ってくるものだ。
だから、好き放題に触って良いと、そう思い込んでいる男性は多い。
それを彼氏が助けてあげるか、一緒になってプレーするかはそのカップルの嗜好である。

それを彼女たちが知っての行動なのかが、怪しかったので一言苦言する。
「飢えたハイエナがいっぱいいるからね。気をつけて~。」
その一言にりえさんは足が止まり、振り向いて無言で私の襟首を引っ張る。
彼氏はまだシャワー中だから、私に「一緒に来て、助けて」ということなのだろうか。
何も言わないで掴んだまま進んで行くので真意が読めない。
きっと守ってということなのだろうが、やはり私も鼻の下の伸びた男である。
自分に都合の良い考えも浮かんでくる。
『覗き部屋で痴漢プレーしよう』と誘ってくれたのかなんて考える。
どっちなんだと迷ってるうちに、覗き部屋のカーテンを開けて先頭のゆうきさんが入って行く。
やはり覗き部屋は人でいっぱいである。
単独男性のむわっとした匂いが鼻に付く。
人が多過ぎて窓が見えない。
特に小さなゆうきさんとりえさんでは見えるはずがない。

「なんかいっぱいで見えないよ・・・」
ゆうきさんがそう言うと、ここだとばかりに単独男性が奥に詰め空き場所を作ってくれる。
それに応えるように空いた場所に入っていくゆうきさん。
「あ~あ…罠に自分から飛び込んじゃったよ」
そんなことを思いながら、窓枠の前まで止まらず進んで行く。
もちろん、りえさんも私のバスローブを掴んで数珠繋ぎになっているので引っ張られ入って行く。

「うわ~、何人で遊んでるの?」
「反射してよく見えないね?」
「中の男性はみんな外国人??」
談笑している時と同じテンションで会話する2人。

とりあえずそんな2人を守るため彼女らの後ろを陣取る。
そして目を凝らし何人がこの覗き部屋にいてどういうポジションかを見回して確認する。
しかし、目が暗がりに慣れず、良く見えない・・・。

そんなことをしていると、モゾモゾと右側の男性が近寄って来る。
案の定、ゆうきさんとりえさんに痴漢プレーをしようとしているのである。
私と斜め前にいるゆうきさんの間に肩を入れ手の甲でゆうきさんのお尻を触っている。
即座にゆうきさんが嫌がれば私も動きようがあったのだが、無反応なゆうきさんにどうしたら良いか迷っていた。
すると今度は左斜め前にいるりえさんがビクッと大きく反応した。
はっきりと判らないのだが、りえさんの左側にいた男性がりえさんのお尻を触ったのだろう。
それでも拒否の表現をしない2人に、
「この子たちは痴漢プレーを望んでいるのか。」と助けてあげる側から一転参加する側に回ろうと思い始めた。

  1. 2013/08/04(日) 19:45:50|
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二人の隠れ家 6

[7132] 二人の隠れ家 6 saemidori 投稿日:2009/08/20 (木) 17:19
再度正上位に戻る。
何度かリズムを変え突きまくる。
「あ…もうおかしくなりそう…気持ちいいよ…」
「たくさんイッていいよ」
「だって、わたしイッたことないんだもん」

嘘である、いくという事がどんな風なのか知らないだけで、
現状、今の状態がイっているのだと思う。
腰はガクガクしてるし、脚には力はいってるし、充分エクスタシーを感じているはずである。

「じゃあ、いかしてあげるよ」
「イかせて……一緒にイッて…」

更に激しくピストンを繰り返す。
それでもまだいかない。
多少、遅漏ぎみもあるのと、体力が続かないことで、どうしても休み休みになってしまう。
かなり大汗をかきながら最後の力でピストンを続け頂点にたどり着く。
「ああ~いくよ!」
「いいよ、いって!…いって!…」

大放出・・・。
今までにないくらい、そうとう気持ち良いセックスが出来た。
滴るくらいの大汗をバスタオルで吹きながら横になる。
まだコンドームは付いたまま。
「大丈夫?」
言った自分が大丈夫なのかと思うが、
「うん、大丈夫…」
私の横で同じように激しい息づかいのあやちゃんが応える。

激しすぎて会話もままならない。
暫くその状態で息を整える。
やさしくあやちゃんを抱きしめキスをする。

少し落ち着きだし、会話を始める。
「あー疲れた・・・。」
「大丈夫でした?」
「うん。大丈夫・・・。どうだった満足した?」
「もう大満足ですよ。気持ち良かったです。」
「イった?」
「ん~わかんないんですよ。それは・・・」
「多分イってると思うよ。自分で気付いてないだけで。どっちにしても気持ち良いんでしょ。?」
「うん。」
「じゃ、それでいいよ」
といいながらキス。

時計がないのでどれくらい時間経ったのか判らないが、
多分1時間近くはあやちゃんと遊んでいたと思う。
ふと、妻のことが心配になる。
だからといって、終わってすぐ「ハイ、さよなら」では酷すぎる。
嘘でも少しピロートークはするべきである。
話さなくたって抱きしめてあげるくらいはしないといけない。
自分勝手だが抱きしめながらそんなことを考えていた。

「よっこらしょ。」
それでも普通より早く、わざとらしく起き上がりコンドームの処理をする。
「のどか湧いたね。」
「休憩する?」
「うん。戻ろうか」

ラウンジに戻り見回すが、そこに妻の姿は無かった。
フロアにいるのか、それとも他のプレイルームにいるのか。
やはりどうしても気になる。
「ごめんね。ちょっと妻を見てくる。」
「あ、そうだね。心配してるよ奥さん」

先にプレイルームを回った方が早いが、遊んでると思いたくなかったので、
フロアの方から探しに行った。
時間はわからないが、多分深夜2時くらいだろう。
それでも人の数は変わらなかった。
比較的私服の多いフロアをバスタオルで歩くのは少し恥ずかしかった。
最後に妻の姿を見た場所に行ったが、そこにはいなかった。


少し焦った。
店内を見回したが、人が多く見渡せない。
しかも衣装に着替えられてたら尚更暗くて判らない。

エルちゃんを探した。
エルちゃんだったら把握してるかもしれない。
バスタオルに靴という滑稽な格好はコスプレが多い中であっても浮いている。
プレイルームのラウンジだったら恥ずかしくないのだが、フロアではこうも恥ずかしいのか。
改めて実感する。
そんなことを思いながら、エルちゃんを探す。
しかし、肝心のエルちゃんが見当たらない。
カウンターにいるマスターに聞いてみる。
「マスター。エルちゃんは?」
「えっと・・・その辺にいないかな?」
マスターもわからない様子。

ええい。仕方が無い。
端から汲まなく探そう。
奥のソファから順番に目を凝らして覗き見る。
「ううっ・・・人が多すぎてわからない・・・。」
するとエルちゃんとすれ違う。
「あ、エルちゃん妻知らない?」
「奥さん?奥さんはさっきまでそこにいたけど・・・」
さっきまで?ということは遊んでないってことか。
でも今はどっか行っちゃてるってことだ。
すこし不安になりながらキョロキョロする。
「あーあそこの団体にいるよ」
エルちゃんが指差して教えてくれた。
「ありがとう」
と言い残してその団体の方に向って行く。

反対側のソファに10人程度の輪の中にいた。
男女半々くらいの割合。
ただ談笑しているだけの様子だった。
少しホッとして近寄って行く。
輪の真ん中にいて隣まで近寄ることが出来ない。
よく見ればキャミソールのような衣装に着替えている。
着替える程度でそれ以上の遊びはしてないなと、勝手に察知した。
勿論聞いて見なければ判らないが・・・。

「ああ、やっと戻ってきた」
私を見つけた妻がそう叫ぶ。
その輪の人間の視線を一斉に浴びる。
バスタオル姿が少し恥ずかしかった。

周りの人が気を利かせて妻の隣に席を開けてくれた。
「あ、すみません」
促されるようにそこに座る。
「ごめんね。あ、着替えたんだ」
後ろめたかったのか、誤魔化す様に話しかける。
「うん。もうこんなのしか残ってなくて・・・ちょっときついんだよね。」
確かにちょっと胸元がきつそうで、少しずらせばおっぱいが出てしまいそうである。
この姿を目の前にいる連中に見せていたのかと思うとドキドキと不思議な感覚が湧いてくる。
「ごめんね。探したりした?」
何故か謝る言葉が出てしまう。やはり後ろめたいんだ。
「ううん。ずっとそこで立ってたんで疲れたから、座ろうってことになって」
「ずっと2人の男性と喋ってたの?」
「そう。」
「そっか、探してるかなとか焦っちゃった」
なかなかあやちゃんと遊んでたことが言い出せない。
「ううん。単独さんと話してたんで気きかせて近寄ってこないのかと思ってた。」
「誘って遊んで来れば良かったのに」
「話が終わんなくって・・・。貴方は遊べた?」
「うん。あっちであやちゃんと・・・。」
「あやちゃん?」
「うん。前に何度かあったことあるはずだよ」
「そっか」
焦って何言ってるか自分でもわかっていなかった。


自分の言い訳に精一杯で周りを見ていなかったが、妻が話していた二人の単独男性は目の前にいた。
その2名の単独男性と3組のカップルと妻で一つの輪になっていた。
カップル3組のうち一組はトイレ待ちでお喋りしたりえさんだった。
目が合い挨拶。
「あ、さっきはどうも」
「あ、さっきトイレのところで話した人?」
「そうです。」
「彼女がパートナーなんだ」
愛想笑いして返す。

ほんとにただ飲んで楽しくお喋りして盛り上がってるだけなのか、
いずれプレイルームで遊びだすのか、この団体がどんな輪なのか掴めず暫く静観していた。
もし、お喋りだけで終わるのであれば抜け出すべきだと思っていた。
自分だけが遊んでしまって後ろめたい気持ちが大きく、妻を遊ばせてあげたかったのである。
だからと言って、この輪の雰囲気もわからず目の前の単独男性二人に、妻を連れて遊びに行くよう促すわけにはいかなかった。

飲み物を貰いしばらく落ち着いて輪の雰囲気を見ていた。
気付けば女性はそれぞれセクシーな衣装を見につけていた。
右側の大柄な真里さんなどは先程からスカートの中身がチラチラして気になって見ていた。
その隣のゆうきさんはちょいポチャだが谷間が気になっていた。
もう一人りえさんは私服の時に気になっていた大きな胸がきわどい衣装で更に強調されていた。
触りたい気持ちで一杯になり、視線は常に向いていた。

それぞれのパートナーも極普通の感じである。
話の進行を担っている単独男性2名と話が合っているのはゆうきさんとりえさんの彼氏。
それ以外は、話を聞きながら時々発言する程度だった。
ところが、話している内容は世間話程度のどうでもいい話でエロ話に行く兆しなんてなかった。

「これはこのまま談笑だけで終わっちゃうぞ。」
そんな心配をずっとしていた。
自分はあやちゃんと最高のセックスをしたので、この日の満足度は80%は超えていたが、
妻はどうなのだろうか。
和気藹々と話す姿はとても楽しそうである。

なんでもないパーティであれば、酒飲んで陽気にお喋りして楽しく時間を過ごせれば満足だが、
ここのパーティではそれ以上に求めるものがあるのではないだろうか。
自分から進んでエロ方向に持っていっても良いのだが、最初から会話に参加していないので、
様子が掴めていなかった。
もう少し輪の人数が少なければ、仕切り直し出来たかもしれないが、
これだけの人数を自分主導で動かすのは嫌だった。

単独男性も積極的に見えるが、
一向にエロ方向に持っていけてないところを見ると根性無しかもしれない。
やはり2人組みというのがいけない。2人では絶対フットワークは悪くなる。
一人の女性を落とすのに二人組んででは、
お互い同士が気にしあってけん制もして上手く行かないと思う。

「旦那サンはバスローブ着てるってことは、誰かと遊んでたんですか?」
ゆうきさんが聞いてきた。
「ええ。」
「その間、奥さんは放置なんですか。」
「あぁ、そういうわけじゃないんですよ。
先に妻が単独さんといい雰囲気になったんで邪魔しないように席外してたんですけどね。」
「いっつもバラバラに遊ぶんですか?」
「うーん・・・いつもはSWのが多いですね。
でも、今日はパーティなんで好みの単独さんいたら遊んでもいいよって」
「ってことは、ずっと話してるこの単独2人は好みじゃないんだww」
「違います。そうじゃなくって・・・。」慌てて妻が応える。
その隙をみて、何気なく皆に問いかける私。
「みなさんは遊ばないんですか。」

ちょっといい方向になって来た。
「あ・そ・ば・な・い・ん・で・す・か・ぁ・~」
ゆうきさんがりえさんの彼氏に向って問いかける。
「お前とは嫌だ!」
「なんだよー」
「はははははははっ」

駄目か。どうしても笑い話に持っていかれてしまう。
「単独さんNGなんですか。?」
その気ありそうなゆうきさんに質問。
「なんでもありかな・・・」
「おまえはな!w」
「ははははははははっ」

んー重症かも。
これ以上そういった質問するとガツガツして見えそうなんで止めました。
団体で話すのは止めて個に集中しようと。
ゆうきさんの彼に
「彼女を単独と遊ばせるの嫌ですか?」
「うちは平気だよ。ほんと何でもありなんで。」
「そうですか。彼女が単独さんと遊ぶ時、同じ部屋に入れますか?」
「うん、一緒に入るね。たまにタバコ吸いに出たりするけど」
「そうですか、この間単独さんと遊ばせた時、最初は同じ部屋にいたんですが、
何か居場所失って部屋出て覗き部屋から見てたんですよ。」
「ははっ。それも一つのプレイですよね。」
「だから、本当はSWのが落ち着きますね。
お互いの姿見て嫉妬して帰ってからのセックスで燃えるっていうね。」
「そうですね。うちらも同じですよ。帰ってから凄いですから」

さっきまであやちゃんと最高のセックスしときながらSWのがいいと来た。
なんて我侭なんだろう。
最後の質問。これで駄目だったら諦めよう。

「今日は遊ばないんですか?」
「プレイルームいっぱいなんですよね?」
「いや結構空いてましたよ。この雰囲気ですからね」
「もう2時半過ぎてるし減ってきてるのかな」
「そうですね。」
「ちょっと行ってみますか。」
望んだ展開が訪れた。

  1. 2013/08/04(日) 15:04:49|
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二人の隠れ家 5

[7117] 二人の隠れ家 5 saemidori 投稿日:2009/08/19 (水) 19:06
別々にシャワー室に入る。
念入りにペニスを洗う。
さっさと出てバスローブを纏いラウンジに戻る。
やはり男と女シャワーの時間は差が出る。
あやちゃんはまだシャワー室にいた。
自分の私服をかずちゃんに預けるのだが、案の定、文句を言われる。
「あやと遊ぶの止めて他の子と遊びなよ。あなただったら他に選べるって」
嬉しいこと言ってくれてるのだが、笑ってごまかすしかない。
「だって捕まっちゃたんだもん。」
理由にならない言い訳をし、その場を過ごす。
男の性をかずちゃんに判らせようとするほどの余裕がないので、逃げるように奥のソファに腰掛ける。

本当はたいした時間ではないのだろうが、期待している分だけ待つ時間が長く感じる。
やりたい一心でシャワーまで浴びたが、この時間少し冷静になって別のことを考えていた。
妻はどうしてるだろう。
プレイルーム側にいた私が先に来てしまってる以上、妻たちがプレイルームにいるはずが無い。
となると、まだ談笑を続けているのだろうか。
もしくは、私のことを探していないだろうか。
少し不安になり、一言断ってからプレイルームに来れば良かったと後悔した。

それにしても、変わらず人が多い。
しかも目立つのはウロウロしている単独男性。
ラウンジをウロウロしてるということはプレイルームで遊んでる人は少ないということ。
覗き部屋に入っても見るものが無いということなのだろう。
先ほど乱交していた外国人のいるグループもラウンジで談笑している。
やはりパーティの日はエロムードに成り得ないのだろうか。

そんな二つの事を別々でなく同時にぼんやり考えていた。

あやちゃんがシャワー室から出てきた。
「おまたせ。」
「うん」
無駄な会話も無く、照れながらあやちゃんの手を引いてプレイルームに入って行く。

どの部屋も空いていて使い放題なのに、一通り中を覗いて廻る。
「どこがいい?」
「どこでもいいよ」
「じゃここで」
「うん」
一番奥の角の部屋。
ちなみにここはカップルなら出入り自由である。
2箇所に覗き部屋があり、しかも手を伸ばせる小窓が下の方にある。

ごろん。
簡易的なマットに倒れこむ。
あやちゃんに向って両手を差し伸べる。
それに合わせ、微笑みながら抱きついてくるあやちゃん。
まるで恋人のようである。
誰も見てなきゃ他人同士だって恥ずかしくないのだが、既に覗き部屋からは人の気配。
早速見られてることに少し照れながら笑ってしまう。

先程の雰囲気を取り戻そうと、キスをする。
やっぱりキスが弱いらしい。
体がビクビク反応している。
その反応が面白く、すこし長めにキスを続ける。
舌と舌が抵抗無く絡み合う激しいキス。
自分の妻でもここまで激しいキスは中々したこと無い。

既に勃起状態のペニスをあやちゃんに押し付ける。
するとするりとあやちゃんの手が伸びてきて怒張したペニスをしごき始める。
こうやって自分から触ってくれるいやらしい女性が好きである。


まだキスは続いている。
そのままバスローブの上からおっぱいを揉む。
若い割に垂れてはいるが、EかFはあるおっぱいの感触を手のひらで楽しむ。
かなりやわらかい。中に何も入っていないようである。
そのうち直接触りたくなる。
キスをしながらバスローブを指でたどりゆっくりと解いていく。
瞬間、唇を離し胸から足元にかけて視線を送る。
寝てしまうと両側に流れてしまうおっぱい。決して形が良いとは言い難いが気にしない。
再び唇を重ね右手でおっぱいを揉み続ける。
唇から首筋、耳へとキスをずらして行く。
それでも喘ぎ声は高まる一方。

あやちゃんを跨ぐ様に上に乗り脚を開かせ間に入る。
そして両手で両方のおっぱいを揉む。
唇も首筋から胸へと降りてくる。
既に指で弾かれ、摘まれた乳首は固くなっている。
その固くなった乳首を今度は口に含んで舌で責め更に固くする。
おっぱいフェチである私は揉み心地の良いおっぱいにはめっぽう弱い。
執拗に攻め続ける。
あやちゃんも気持ち良いらしく喘ぎ声が更に高まってくる。
ペニスを握っていた手も今は頭の上でシーツを掴んでいる。

胸を愛撫していた手を今度は下半身に移動させる。
ショーツ越しに軽く触ったが、
「パンツ汚れちゃうから脱がしちゃおうね」
ちょっと恥ずかしくなるセリフを言いながら、堂々と脱がしに掛かる。
脱がしたショーツを端に置き、再び下半身へと手を持って行く。
信じられないほど濡れていることに、悦を感じる。
クリトリスを中心に触り続ける。
より一層快感が高まり喘ぎ声も一段と高くなり、部屋中に響き渡る。
きっとこの声を聞いて、かなりの人が覗きに来ただろう。
それでも、気にせず続ける。
あわよくば、見せ付けるように大胆に大袈裟になったりもする。

普段妻なら躊躇無く、マンコに指を入れて掻き回すのだが、
ここでの遊びの暗黙のルールとマナーで、入れるときに相手の様子を伺う。
やはり大事なところだし、傷でも付けたら大変だからだ。
指だからと言って侮れないのである。
だから、ゆっくりと表情を見ながら入れて行く。
まず第一関節。
入れて欲しくない女性だったら、ここで拒否をしてくる。
でも、あやちゃんは受け入れてくれそうだ。
第二関節から根元まで埋め込む。
そして、出し入れと言うより、中で指を掻き回す。
同時に空いた指でクリを挟み唇をあてる。

実はクンニもここでは躊躇するのである。
勿論、病気のこともあるが、それ以外に精神的な部分で気になるところがある。
自分は平気でフェラをさせるくせに、クンニは抵抗があるとは我侭の何者でもないが、
好きでもない、気に入ってもいない女性にクンニは出来ないのである。
まして、乱交の時など他の男性の唾液やペニスが付いてるところと思うと萎えなえである。

でも、あやちゃんは好きだから苦難なく舐める事が出来る。
指で掻き回され溢れ出た愛液を舌に採りクリトリスに塗りたくる。
愛液によって滑らかになったクリトリスをやさしく、時に強く舐め回す。
舌の動きに合わせるように喘ぎ声が漏れる。

唇を離し指を抜き、あやちゃんに並ぶように横になる。
言葉にはしないが、攻守交替の合図である。
しかし、あやちゃんはまだ肩を大きく上下させ息を整えている。
「大丈夫?」
「へへ、平気。いっぱい気持ち良かったよ」
更にペニスが膨張する。


ニコニコしながら、こんどはあやちゃんが攻めてくる。
乳首に吸い付きながら、
「乳首弱いんだよね。」
久し振りなのにそんなことを憶えていてくれて嬉しかった。
片方を指で擦り、もう片方を舌で舐めてくる。
そして空いた手はペニスを握り上下させている。
唇が徐々に下がりお腹から足の付け根辺りを舐めまわす。
そのまま玉からペニスへと舌が這う。
思わず吐息が漏れる。
ゆっくりとあやちゃんの口の中にペニスが埋まって行く。
根元まで咥えたあやちゃんがこちらを見る。
何故か目が合うと恥ずかしいものである。
でも、彼女はペニスを咥えたままにっこりと笑う。
そして激しく上下に首を振る。
決して上手なフェラチオとは言えないが、一生懸命な姿が嬉しいのである。

興奮も高まり、完璧な状態に勃起をしている。
怒張しすぎて少し痛いくらいである。
こちらが終わりと言うまで一生懸命しゃぶり続けるあやちゃんの肩を叩き仰向けにさせる。

部屋の端に置いてあるコンドームを手に取り、慌てながら装着する。
久しぶりと言っていいほどペニスはカチカチに勃起している。
大きさはここに集まる男性の中では自慢にならない方だが、固さなら負けない自信は持っている。
しかし、精神的に余裕がないと発揮できず、半勃ちだったり中折れだったりで不完全燃焼で終わることが多い。
だが、この日は良い感じで勃起している。

仰向けになったあやちゃんに覆い被りゆっくりと挿入して行く。
2、3度出し入れをしてから、あやかちゃんに聞く。
「入った?」
「うん。入ってる…」
「何が入ってる?」
「え…あなたのおちんちん…」
照れながら言うその表情が好きなのである。
挿入後は大概これ聞く。
徐々にピストンを激しくし、あやちゃんの喜ぶ部分を探す。
上壁にあたるように腰を合わせ、突きまくる。
最も大きな喘ぎ声を上げシーツを掴むあやちゃん。
そんなあやちゃんの可愛い表情が見れて一段と激しく突きまくる。
「あーやっぱり、この時のあやちゃんの表情が好きだな」と改めて認識する。

体位を入れ替え、あやちゃんに上になってもらうが、
慣れていないのか、あまり上手じゃない。
萎えてしまう前に再び体位を入れ替えバックになる。

後ろから激しく突く。
本来あまりバックは好きじゃないのだが、おしりが柔らかく大きいあやちゃんは、
ぶつかったときの感触が気持ちよく今までに無いくらいバックを楽しめた。

  1. 2013/08/04(日) 10:24:10|
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