妻と男の物語


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潜在意識12

[2338] 潜在意識12 未熟者 投稿日:2007/08/21 (火) 22:42
山田は団地の空き地に車を止めた。
宅地にされているが売れ残ったのだろう。
丈の長い草が生えている。
時計を見ると9時28分と表示されて
いる。
「まだ早いな」つぶやくと同時にFMラジオの
スイッチを入れた。
全く音は聞こえない。周波数の合ってないラジオ
の雑音さえもしない。
「何も聞こえないな」山田はスピーカーから何の
音も聞こえないことに一抹の不安を覚えた。
「気長に待つか」
山田は窓を少し開け、タバコに火をつけた。
タバコを吸い終えるとシートを倒して仰向け
になるとうとうととし、そのまま眠りこんだ。
「ブォーン」という音で目を覚ました。
車のデジタル時計は10時22分を表示している。
スピーカーから「ゴー」「ブォーン」と音がする。
「何の音だろう?」
山田は音の正体を探ろうと耳をそばだてた。
あまり大きな音ではないが鳴り続いている。
「ヒューン」という音とともに消えた。
「掃除機だ。スイッチ切ったときの音だ」
「そうか、掃除をしていたんだ」
山田は倒していたシートを戻しボリュームを
目一杯に上げた。
パタンとドアを閉める音が聞こえた。
パタパタとスリッパで歩く音がする。
音がだんだんと大きくなってきた。
「カチャ」ドアノブをまわす音がした。
今までの倍以上の音がするため
上げていたボリュームを下げた。
スリッパで歩く音やカチャカチャと
何かが当たっているような音がする。
「ブォーン」再び掃除機の音が今度
は轟音のように聞こえる。
「最初の掃除機の音は小さかった。ドアを閉める
音もそうだ。だんだんと大きくなっていった
スリッパの足音とギュギュと軋む音がしていたのは
階段を登る音だ」。
山田は音を聞きながら、推測を始めた。
「そうか、2階にあるのか」
「2階なら可能性は高いな」
15分ほど轟音は続いた。
ドアを閉めると音がして、
階段を下りる足音がした
後は、また静寂が戻ってきた。
「家の外でも結構いけるな」
山田は2週間前に自分住むマンションで
テストした。
マンションの駐車場から少し車を移動させ、
FMラジオの周波数を合わせて自分の部屋の
テレビの音を確認した。
54ミリ×85ミリ、厚さ6ミリ、
半径15メートルの会話に対応。
山田はネット販売で買った
小型発信機のテストに満足した。
翌日、山田はテストをした
小型発信機を持って出社した。
富士子は昼前に自費出版の
依頼者宅へ出かけた。
食事を終えた山田は
まだ誰も居ない職場に戻ると
富士子の机の下のダンボール箱の
原稿の下あたりに発信機を入れた。
富士子が発信機を見つけても、
自分が入れた証拠はない。
後はいつ富士子がダンボールを
持って帰るかだ。
山田は期待と富士子が発信機を
見つけはしないかという不安に
心臓が高鳴った。
(つづく)
  1. 2012/09/20(木) 20:48:01|
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潜在意識11

[2323] 潜在意識11 未熟者 投稿日:2007/08/10 (金) 22:41
「おはようございます」
富士子が皆に挨拶して出社してきた。
昨晩のチャットでの会話を思い出す。
「昨日はあれからオナニーしたのかな?」
「欲求が溜まってるのならいつでも相手するのに」
山田は椅子に座っている富士子の後ろ姿を見つめながら
心の中でつぶやいた。
「○○出版社の大森です」
あちこちの電話で会話が聞こえる中、山田
の耳には富士子の声だけが鮮明に聞こえる。
午後から自費出版の依頼者宅に校正紙を届ける
ようだ。
富士子はプリントアウトされた校正紙を持って
大型のコピー機があるコピー室に向かった。
山田はデザイン室に行き、表紙デザインを持って
部屋に帰ってきた。
部屋の入口そばにあるコピー室で大森が悪戦苦闘
していた。
「どうしたんですか」
「用紙が詰まってしまって、取れないの」
機械部分の蓋が開けられたコピー機を覗き込んだ
まま富士子は答えた。
パンツスーツを履いた尻が山田の目の前にある。
背中にはブラウス越しにブラジャーの線も見える。
山田はパンティーのラインがくっきりと出ている
尻から目が離せなっかた。
「私が見てみましょうか」
「すみません」
富士子は屈めていた体を伸ばし、振り向いた。
目の前の富士子と目があった。
山田は許されるならこのまま抱きしめたいと
思った。
「あった、あった」
山田は機械の奥に詰まってるコピー用紙
を見つけた。
破れて残らないように慎重に引き抜く。
富士子は時おり山田の横にしゃがんで様子
を伺う。
腕を奥に差し込むため山田は体を横向き
にすると、富士子の顔が目の前にあった。
「大丈夫?取れそう?」
富士子が心配そうに声をかける。
「取れました」
山田は蛇腹のように縮れたコピー紙の破片
を引き抜いた。
「ありがとう、山田さん」
富士子は山田に礼を言った。
「でも、どうしてなんです?これって自費
出版の校正紙ですよね。コピーなんて取らなく
ても製作へ言えば何枚でも持ってきますよ」
「そうなんだけど、最初の原稿はこうして取って
おかないと手直しなどでデータが残らないでしょ」
「大森さんはいつもこうして残してるんですか」
「全部じゃないけど、大口のお客さんのはね」
「凄い量になるでしょ。どこに保存してるんです?」
「発行後1年だけ保存してるの。机の下のダンボール箱
に入れて、ある程度たまったら家に持ってかえって保管
してるのよ」
「凄いな。出来上がってからのクレームって多いですからね」
「そうなのよね。そんなときのために取っておけば役に
立つかもしれないから」
富士子は再びコピーをとり始めた。
「へー、この箱ですか。たくさん入ってますね」
取り終えたコピーを箱に入れようとしたとき
山田が富士子の机に来て、下にあるダンボールの
箱のを覗き込んだ。
「そろそろ持って帰らないと」
富士子は箱の重さを確認するように手で揺すった。
「これだ」山田は閃いた。
(つづく)
  1. 2012/09/20(木) 16:46:22|
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潜在意識10

[2314] 潜在意識10 未熟者 投稿日:2007/08/05 (日) 23:15
富士子 女 自由な部分ってどういうことですか?
たかし 男 そうですね、例えば格好とかはどうでしょう?
たかし 男 ご主人と愛し合うときとは違うと思いますが?
富士子 女 そんなに違いはないと思いますが。
たかし 男 ご自分では気づいてないだけなのでは?
たかし 男 いく瞬間とか違いがあるのではないですか?
      どうです?
富士子は目を瞑って自分で慰めているときの姿を思い浮かべた。
山田の問いかけに答えるまでに少し間が空いた。
山田は富士子がその様子を思い浮かべてるのか、
答えに困っているのかじりじりとした気持ちで画面を
見据えていた。
富士子 女 そうですね。仰る通りです。
たかし 男 どのように違いますか?
富士子は返事を送るのにためらったが、チャット
だからと思い直し、文字を打ち込んだ。
富士子 女 自分でしていて達するときは腰が動いてます。
たかし 男 上下に腰が動いてるんですね。
富士子 女 そうです。
大森さんはオナニーしていて、いく瞬間には
腰が上下に動くのか。
山田はその姿を思い浮かべた。
たかし 男 ご主人とのときには感じていても動かさない
      のですね?
富士子 女 はい。
たかし 男 どうしてなんですか?
富士子 女 主人の前では恥ずかしいからです。
たかし 男 自制してるんですね。
富士子 女 はい。
たかし 男 富士子さんはセックスするときお子さん
      に聞こえないように声を抑えるだけでなく
      あらゆることを抑制していますね。
富士子 女 夫婦だからといっても全ては出せないですから。
たかし 男 夫婦だから遠慮するってことありますよね。
      時間も遅くなったきました。続きは明日、ここで
      ということでよろしいですか?
富士子 女 ほんとですね。もうこんな時間。では、明日
      来ますね。おやすみなさい。
たかし 男 おやすみなさい。
富士子はパソコンの電源を落とすと、就寝前の用を足すため
トイレに入った。
下着をずらし、便座に座り勢いよく放出する。膝で止まって
いる下着に目をやると、入浴後に履き替えたばかりなのに
割れ目の形どおりに染み跡がついていた。
山田は興奮していた。富士子の秘密を知って到底眠れる状態ではない。
お気に入りに登録しているアダルトのホームページを開いた。
沢山の女性の顔写真が並んでいる。
山田は若い女性ではなく、30歳以上の主婦を探した。
40代主婦B87W63H98さゆりとプロフィルが書かれて
いる女性の写真をクリックした。
90枚の写真が画面に並んだ。
山田は写真の女性と富士子を重ね合わせて見ていた。
「大森さんのケツもこんなにでかいんだろうな」
山田は自分で抜いて興奮は収まった。でも、なかなか
寝付けない。
「何か良い方法はないものか」
(つづく)
  1. 2012/09/20(木) 11:45:05|
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潜在意識9

[2299] 潜在意識9 未熟者 投稿日:2007/08/01 (水) 23:09
富士子はいくらチャットでのやり取りとはいえ
このまま質問に正直に答えて良いのかどうか
不安になりはじめた。
富士子 女 唐突で申し訳ありませんが、私
      退出したい思います。
たかし 男 質問が露骨過ぎましたか?
山田はあせった。
富士子 女 ある程度は覚悟してたといいますか、
      興味本位で質問されることは想像して
      いました。でもこれ以上は
たかし 男 待ってください。全て興味本位では
      ないといえば嘘になりますが、決して
      いい加減な気持ちではありません。
山田は富士子がそういうことで悩んでいる
ことに真剣に解決法を見出そうとしていたのである。
たかし 男 セックスに関することは友人でも、兄弟でも
      相談できるものではありませんよね。夫婦なら
      なおさら、聞けないし、言えないじゃないですか。
富士子 女 そうですね。
たかし 男 だから、こういう場所で本音を聞きだす。男なら
      人妻の本音を聞きたいという興味もあることは事実
      です。でも、私は誓ってそれだけではありません。
文字でならなんとでも言えるとも思うが、富士子は画面の文字から
誠実さを感じとっていた。
富士子 女 分りました。私も少し考え過ぎだったようです。
      お互いのことは分らないチャットだからこそ、普段
      話せないこと、聞けないことがオープンにできるんです
      よね。
富士子は文字だけの会話をする中で、チャットの本質を見失っていた
のだ。
たかし 男 その通りです。お互いどこの誰だかわからないのですから。
      では、本題に戻っていいですか?
富士子 女 はい。
たかし 男 ここまでお聞きして、恐らくご主人は周りの
      環境に配慮したセックスのために最後まで続かなく
      なってるのではないかと思います。
富士子 女 と言いますと?
たかし 男 男は女を悦ばせたいのです。我を忘れて悦ぶ様子
      を見たいのです。
富士子 女 声ですか?
たかし 男 それもあります。でも、それだけではありません。
富士子 女 例えばどんなことですか?
たかし 男 富士子さんオナニーしてますよね。
富士子は一瞬驚いた。
富士子 女 質問の意味が分りません。
たかし 男 分りやすく説明するための質問です。
たかし 男 答えにくいでしょうから、いいですよ。
      オナニーしてるときは富士子さんはあらゆる
      ものに対して自由な筈です。
富士子は休日の子供の居ない昼間に一人で慰めることがあった。
不意の来客や子供が帰ってきて慌てないように必ずドアの鍵を掛け
窓も閉めて、カーテンで外から見えないようにして行うので
ある。そのとき頭の中で発する言葉は決して夫には言えない
恥ずかしい言葉なのだ。言葉だけではなく、その姿も夫の前では
でるようなものではない。富士子はたかしの言う意味がなんとなく
分ってきた。
富士子 女 仰るとおりです。でも、それは
誰にも見られてないからです。
大森さん、オナニーしてるんだ。会社で見てるあの大森さんが
オナニーしてるんだ。
山田は実際に富士子のその痴態を見たよう興奮に包まれた。
たかし 男 そうですね。だから自由なんです。その自由な
      部分の一部をご主人に見せれば、途中で終わる
      ことは無くなると思います。
よし、いいぞ。大森さんのオナニーの様子が全て聞きだせる。
山田は思い通りに会話が進み、現実では聞くことなど到底できない、
富士子の秘め事を少しづつ聞き出し始めた。
(つづく)
  1. 2012/09/20(木) 06:44:16|
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潜在意識8

[2296] 潜在意識8 未熟者 投稿日:2007/07/31 (火) 22:35
たかし 男 グラマーなんですね。サイズ的には魅力的
      な方のようですね。
富士子 女 魅力的なのかどうか?
たかし 男 ご主人はいつからそうなり
      始めたのですか?
富士子 女 約1年前です
たかし 男 富士子さんは何が原因だとお思いですか。
富士子 女 最初は疲れているのだと思ってました。
たかし 男 今は違うのですね。
富士子 女 はい
たかし 男 今は何が原因と思いますか?
富士子 女 私に原因があると思ってます。
たかし 男 富士子さんに原因?
たかしは富士子を自由に抱ける富士子の夫を
羨ましいと思っている。
たかし 男 とても魅力的な富士子さんのどこに
      原因があると思うのですか?
たかしは引き締まった足首と大きく膨らんだふくらはぎ
たっぷりと肉の付いた太ももや大きく横に張り出している
富士子の尻を思い浮かべた。
「あんないい体をだけるのに」
富士子 女 魅力的ではないですよ。私
たかしはつい、第三者の立場を忘れて、日ごろ抱いてる
富士子への想いを伝えたくなる。
たかし 男 マンネリですかね?
富士子 女 マグロなのかもしれません。私。
たかし 男 そんな言葉知ってるんですね。
富士子 女 以前にここのチャットで教えてもらいました。
たかし 男 少し踏み込んだ質問しますがいいですか?
富士子 女 はい
たかし 男 富士子さんはご主人のものを舐めたりはして
      ますか?
富士子 女 いつもではありませんが、します。
たかし 男 ご主人の愛撫で十分に濡れてますか?
たかしは富士子とだんなのセックスを想像していた。
富士子 女 はい。
たかし 男 お子さんは何歳ですか?
富士子は子どもの質問になったことに少しためらった。
たかしも唐突な質問だったと思い、尋ねた理由を説明した。
たかし 男 お子さんを含めて、周りの環境といいますか、
      色々と気を遣ったりされてると思うのですが。
富士子 女 そうですね。子どもたちは上が中学1年生、
下が5年生ですから。
たかし 男 なるほど、あまり声も出せないですね。
(つづく)
  1. 2012/09/19(水) 20:43:08|
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潜在意識7

[2268] 潜在意識7 未熟者 投稿日:2007/07/24 (火) 00:03
山田は会社から帰宅すると、いつものように
ビールと弁当で夕食を済ませ、風呂に入った。
「まだ、8時過ぎかよ」
風呂上りのビールを飲みながら、約束の時間を
じりじりとした想いで待っていた。
 昼間会社で富士子を見たとき、山田自身の
感覚はいつもと違うと感じた。
富士子はには分らないが、自分と富士子は
例えチャットの中とはいえ、繋がっている
という思いに包まれていた。
 10時になって山田はパソコンのスイッチを
入れ、富士子に教えたチャットを開いた。40室
ある部屋には2人しか待機者は居ない。
たかし 男 47 既婚 富士子さんここです。
待機メッセージを入れて11時が来るの待った。
富士子 女 入室されました。
富士子が入室した11時を10分ほど過ぎた
頃だった。
たかし 男 こんばんは
富士子 女 こんばんは
たかし 男 来てくれたんですね。ありがとう。
富士子 女 約束しましたから。
山田の心臓は高鳴っていた。キーを打つ指もなぜか
ぎこちない。
たかし 男 こういうチャットの約束を守る人なんて
      珍しいですよ。
富士子 女 そうなんですか。でも約束は約束ですから。
山田は富士子の真剣な気持ちにある種の興奮を覚えた。
「チャットの会話なんて皆適当なこと言ってるのに、大森
さんはチャットをしたことがないから、真剣に捉えてるんだ」
そのことが、山田を興奮させる理由なのだ。
たかし 男 ところで、昨日のあのチャットは悩みを相談
      したり、打ち明けるチャットで、主にレスで
      悩む人が集まる場所だったんですが、富士子さん
      の悩みって何ですか?
富士子 女 はい、そうですね。私の場合、完全にそうなってる
      訳ではないのですが
たかし 男 そうなってる訳ではない。と言いますと?
富士子 女 これから先そうなるのかなと心配で
富士子と夫の秘め事を聞きだせると思った瞬間
山田の肉棒が硬くなった。
たかし 男 富士子さん、露骨な質問になりますが
      いいですか?
富士子 女 はい
たかし 男 レスまでにはなっていない。つまり、だんなさん
      とはセックスはしてるのですね?
富士子 女 してると言いますか、でも、途中までなので
たかし 男 なるほど。それは富士子さんのほうなのか、
      だんなさんのほうなのか、続けることが出来なく
      なるのはどちらですか?
富士子 女 主人のほうです
たかしは男が途中で立たなくなる原因を自分にあてはめて
考えた。そして、面と向かっては決して聞けない富士子の
プライベートな部分を質問しようと考えた。
たかし 男 失礼ですが、富士子さんの体つきって痩せ型、
      それともポッチャリ型のどちらですか?
富士子 女 痩せてはいません。
たかし 男 念のため、失礼だとは思いますが、3サイズ
      教えてもらないでしょうか?
富士子 女 それが関係するんですか?
山田はまずいと思ったが、冷静を保ち、質問した理由を
説明した。
富士子 女 中年になって痩せてるとみすぼらしいって
      分るような気がします。なるほど。
富士子 女 上から86、66、93
すげー、93もあるのか。いいケツしてるもんな。
山田はあらためて富士子のスリーサイズを聞いて
納得した。
「よっし、いいぞ、大森さん。どんどん質問するからね」
山田は心の中で呟いた。
(つづく)
  1. 2012/09/19(水) 16:41:53|
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潜在意識6

[2260] 潜在意識6 未熟者 投稿日:2007/07/22 (日) 15:35
長く投稿できませんでした。長期の出張だったもので、すみません。厳しいお叱りもあるようで。

では続きです。

2時間程で全ての資料が見つかり、富士子たちは職場
へ戻った。
資料探しで時間が潰れたため、
富士子は退社時間を2時間過ぎて帰宅した。
富士子より1時間早く退社した山田は、
部屋に入るなりパソコンのスイッチを入れた。
たかし 男 47 既婚 噂を聞いてここへ来た人。初めての方
歓迎。お互いの悩みを話しあいませんか。
昨日と同じメッセージで待つことにした。
富士子はいつも通り無事1日を終えたことを
一隆にメールした。
子ども部屋の扉からは光が漏れていないことを確認
すると一階のリビングに降りた。
昨日と同じチャットのページを開く。
既に待機者で一杯になっていた。
富士子は昨日のチャット相手である
中年おやじの名前を探したが無かった。
「居ないわ」
相変わらず他のメッセージは露骨なものが
多く、入る気になれない。さっとメッセージ
を目で追っていると、
たかし 男 47 既婚 噂を聞いてここへ来た人。初めての方
歓迎。お互いの悩みを話しあいませんか。
というメッセージに目がとまった。ソフトなメッセージで
2回目ということもあって富士子は昨日ほど
緊張もせず入室した。
山田は昨日のようにテレビを見ながら
時間をつぶしていた。
冷蔵庫からビールを取り出し、パソコン
の前に座わると入室状態になっていた。
富士子 女 入室されました。
山田は入室者の名前を見て一気に興奮した。
「大森さんか?」
相手の顔は見えないチャットの世界。偶然で
同じ名前だけなのかもしれない。
山田には確信があったが、名前だけでは断定
できない。
頭の中では冷静になろうと思っても、心臓が
激しく鼓動を打つ。
たかし 男 こんばんは
富士子 女 こんばんは
たかし 男 47歳既婚です。よろしくお願いします。
富士子 女 こちらこそよろしくお願いします。
たかし 男 失礼ですが、何歳の方でしょう。よろしければ
      お教えください。
山田はこれまでに何度も相手の年齢を確認することはあったが、
今日ほど緊張して確認したのは初めてだ。
富士子 女 42歳です。
「間違いない」山田は確信を持ったが、まだ決定打ではない。
早く本人であるか確認したい衝動にかられるが、相手に不信感
を抱かせて、退室されると二度と会話できなくなる。
たかし 男 既婚の方ですよね?
富士子 女 既婚です。
たかし 男 だんなさんとか、お子さんは大丈夫ですか?
山田は一つひとつ確信に迫っていく。
富士子 女 子どもは寝てます。夫は単身赴任中で、居ません
      から大丈夫です。
山田は確信した。名前、年、単身赴任。
「大森さんだ」
途端に山田の肉棒が硬くなった。
顔は見えないがその分お互いの本音や
うまくいけば普段、決して口にはできない
言葉や話を聞きだすことができるからだ。
山田はそれでも100パーセントの確証を得る
ため次々と質問した。
専業主婦ではなく、今は派遣として会社勤め
してることまで突き止めた。
よし、この質問で確定だ。
たかし 男 よろしければどんな仕事をされているのか、
      職種だけでも教えてもらえないでしょうか?
富士子 女 出版の仕事です。
山田の頭に富士子の姿が浮かんだ。
相手が富士子であることが確実に
なった途端、山田はさらに緊張した。
2日前にコピー室に忘れていた校正紙を
富士子から手渡されるとき、富士子のもう一方
の手に握られていたメモ書きを見て、山田は
必ず富士子はここに来ると予感していた。
その予感は的中し、富士子に自分の存在を
知られずにチャットをしているのである。
いつもなら平気で下ネタの話題に持ち込む
山田だが今日は相手が富士子だけにいつもの
ようにいかない。
富士子には自分が同じ職場にいる山田だと
いうことは絶対に分らないと思っていても、
無意識のうちに顔を合わせて会話している
気持ちになる。
1時間ほどのチャットでの会話はほとんどが
お互いの趣味の話や音楽、映画などごく普通の
会話だけで終わってしまった。
だが、山田は明日も富士子とチャットで話す
約束はとりつけていた。
「やったー、大森さんをゲットしたぞ」
チャットを終えた山田はチャットの中だけ
ではあるが富士子を射止めた気持ちになって
いた。明日の夜11時に山田が指定した別の
チャットで待ち合わせしたことが山田にとって
最高の喜びだった。

(つづく)

  1. 2012/09/19(水) 11:39:48|
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潜在意識5

[2083] 潜在意識5 未熟者 投稿日:2007/07/03 (火) 23:32
「大森さん、お昼一緒に食べませんか」
校正紙とにらみ合ってる富士子に山田が声をかけた。
「いいわよ、おいしいところなら」
山田と富士子は会社から離れた場所の
パスタの店に入った。
「大森さんのご主人って単身赴任中ですよね」
「そうなの」
「お子さんはお嬢さんがお二人でしたよね」
「うん、そうよ。なに、どうしたの」
「いえ、意味はないんですが」
「いいわよ、趣味は日本文学で片端から読み漁ってる」
「好きな食べ物はお蕎麦」
「いやー、もう参ったな」
山田と富士子は顔を見合わせて大声で笑った。
食事を終え、店を出るとき
「40年生まれの42歳」
二人はまた大声で笑った。
会社に戻ると山本が午後からの二人のスケジュール
を聞いた。
「地下の資料室でこのリストにある本と資料を
探して欲しいのですが」
富士子も山田も来客は無いので「いいですよ」と答えた。
富士子は山田と山本、女性社員の二人とともに
地下倉庫に向かった。
山本はそれぞれに資料リストのメモ用紙
を渡した。
「家庭医学の資料だわ。Aの棚の300番か」
富士子は一番奥の棚に向かった。
A列の棚は長さが短い分、高さがある。
300番は棚の最上部から一段下から始まっている。
富士子は脚立に上がって資料を探し始めた。
富士子が脚立に登って探しているAの棚のそばには
長テーブルが置いてある。
いち早く資料のスクラップを見つけ出した
山本が長テーブルに座って目的の資料のページ
を探し始めた。
山本の頭上斜め前では富士子が資料探しに熱中
していた。
「おー、あったぞ、あったぞ」
山本が最初の資料を探し出した。
「もう見つけたんですか」
富士子は下にいる山本に声をかけた。
山本は富士子の声に顔を上げた。
そこにはきゅっと締まった足首
から白く膨らんだふくらはぎと、
スカートの奥に少しだけ見える
太ももがあった。
山本は脚立に上がっている富士子を
ずっと見ていたかったが、他の部下
が居る手前、それは出来なかった。
しかし、富士子のことが気になる山本は
時折、思案にふける姿を装い顔を上げた。
すると今度は富士子が脚立の上で背伸びを
した。ふくらはぎの筋肉がきゅっと固まり、
スカートに包まれた尻の肉がきゅっと動く。
山本は許されるなら今すぐ富士子の下半身
に抱きつきたいと思った。
富士子は自分に割り当てられた資料を探し
出し、山本の居る長テーブルに置いた。
「ひとつだけ見つからないのがあるんです」
「どの資料」
山本は富士子の持つリストに目をやった。
「これなんです」
リストを手渡された山本は
「ごめん、これはAの棚じゃなかった。
山田君が探してるFの棚だ」
「山田さんにこれもお願いしちゃ悪いから
私が探してきますね」
富士子は山田の居るFの棚に向かった。
「山田さんお邪魔しますよ」
「はい、どうしたんです。大森さんはAの棚では」
「こっちの棚の資料が間違ってAになっていたの」
富士子は10段ある棚の一番下を探すため、しゃがんだ。
棚の反対側には山田が立って資料を探している。
棚に並んだ資料の隙間から富士子の
しゃがんでいる姿が見えた。
山田は自分も下の棚を探すふりをしてその場に
しゃがんだ。
山田の顔は棚の資料で隠されて富士子からは見えない、
同じように富士子の顔も山田には見えない。
山田は富士子がしゃがんでいるほぼ真正面
にしゃがんでいる。
富士子は資料を探すため、しゃがんだまま
上半身を左右に動かしている。山田は富士子の
動きを資料の隙間から覗いていた。
大きく富士子の上半身が右に動いた。
上半身を支えようとして富士子の二つの
膝が開いた。
むっちりとした白い太ももの奥に薄い
ブルーの逆三角のパンティーが見えた。
山田は凝視し続けていた。
「おい、山田君」
山田は肩をぽんと叩かれた。
驚いて立ち上がると山本が立っていた。
「はい、なんでしょうか」
「電話だ、内線がかかってる」
山田は山本にうながされて資料室の入り口
にある電話器に向かった。
(つづく)

  1. 2012/09/09(日) 06:33:12|
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潜在意識4

[2075] 潜在意識4 未熟者 投稿日:2007/07/01 (日) 22:26
山田孝は27歳で独身だ。以前は付き合って
いた彼女がいたが一年で別れた。別れたという
より振られたのだ。
顔立ちは悪くはないが女性にとって頼りないところが
あり、年齢的にも結婚を考える女性が多く、その
頼りなさが原因で長続きしないのだ。
付き合う彼女がいなくなってからは
仕事を終えるとほとんど毎日寄り道せず、
1DKのアパートに帰っている。
コンビニで買った弁当とビールで夕食
を済ませた山田はいつもより早い時間に
パソコンのスイッチを入れ、ネット検索
した。
たかし 男 47 既婚 噂を聞いてここへ来た人。初めての方
歓迎。お互いの悩みを話しあいませんか。
40室ある部屋のうち3室だけが空いていた。
どの待機メッセージも露骨なもので、
セックスレスで干上がってる
中年の主婦を誘う内容ばかりだ。
山田は年齢を47とし、共通の悩みを
持つ者のとして既婚とした。
こういうチャットに慣れていない
女性が入りやすいようメッセージ
もソフトにした。
部屋を確保した山田はメッセージに誘われて
入室してくる女性がいたとしてもこんな時間帯
は家族がいるからあり得ないことを知っている。
「あと2時間は待たないと」
いつもこうして入室を待つ山田だが、
今回はいつも以上に胸がざわついた。
入浴を済ませ、冷蔵庫からビールを取り
出すと、パソコンの画面を覗き込んだ。
山田の部屋には誰も入室した様子は無かった。
ほかの部屋も入室になっていない。
「11時くらいだな」
山田はテレビのバラエティー番組を見ながら
時間待ちをした。
コマーシャルになったので、パソコン画面を覗く。
美奈 女 こんばんは
入室者がいた。
たかし 男 こんばんは
たかし 男 よろしく
美奈  女 よろしく
山田は美奈というハンドルネームに疑いを抱いて
いたが、会話をしてみることにした。
たかし 男 どんな悩みがあるの?
美奈  女 レスなの
彼女との会話は15分くらい続いたが、山田は
彼女を退室させた。
「ネカマだな、こいつ」
バラエティー番組が終わった。
「10時か、そろそろだな」
山田はパソコン画面に見入っていた。
Y美  女 こんばんは
二人目の入室者だ。
年齢を聞きだすと24歳という。結婚して2年目らしい。
やはりレスだという。だんなが浮気をしているようだ。
実際どこまでほんとなのか、ネカマではなさそうだが、
若い女とのチャットにはあまり興味がない。
長く続けると本命を取り逃がすかもしれない。
山田は適当なところで電話が掛かってきたといって
会話を切り上げた。
「おつかれさま。無事1日が過ごせました」
富士子は一隆にメールを送った。
「さっき帰ったところ。さっさと寝ます」
一隆からの返信がきた。
富士子は携帯の電源を切った。
いつもは一隆から緊急の連絡があった場合に
備えて電源を切ることはしないが、
今日は敢えて切った。
いつもはメールを送ったあとは寝室で本を
読んで、そのまま眠りにつく富士子だが、
1階のリビングへ降りて行った。
子供部屋の明かりは消えていた。
富士子の胸は少し高鳴っていた。
妻として、母として後ろめたさがあった。
リビングの壁際にあるパソコンのスイッチを
入れた。青白い光が富士子の姿を浮かび上がらせる。
ウェブ検索打ち込んだ。
目的のページは一番上にあった。
クリックすると入室を誘うメッセージが四角い
表の中に書き込んである。
富士子はためらった。
「なにこれ」
最初に目に飛び込んだメッセージは
「レスで眠れないあなた、気持ちよいオナニーしませんか」
いかがわしいものだとは思っていた。
それでも、もしかしたらという気持ちで覗いてみたのだ。
画面をスクロールしてみた。
中年おやじ 男 50 既婚 ここならなんでも話せます。
富士子は入室した。
富士子 女 42 既婚
チャットは初めての富士子は名前も年も偽らずに入室
した。
富士子 女 入室されました。
中年おやじ 男 こんばんわ
すぐに相手からメッセージが来た。
富士子 女   こんばんわ
中年おやじ 男 50歳のセックスレスに悩む中年おやじです。
        よろしく。
富士子   女 42歳、兼業主婦です。よろしくお願いします。
簡単な自己紹介から始まった二人の会話は
次第に富士子の実像に迫る会話に変化していった。
中年おやじ 男 仕事をされているんですか。だんなさんは単身赴任、
        そのあたりに悩みの元がありそうですね。
ソフトにじわりじわりとプライベートな質問をする。
富士子   女  実は、完全にそうなっているわけではありませんが
相手の誠実さが文面から伝わってくる。富士子は打ち明けはじめた。
中年おやじ 男 3度もですか。それも途中でだめになる。
相手の男は自分の状況を全てさらけ出し、
富士子の場合と当てはめてみた。
自分たち夫婦がレスになったのは妻に問題があったという。
相手の妻は行為中はいわゆるマグロだったという。
年とともに容姿も衰え、なおかつマグロでは男は燃えない。
富士子   女 42歳 マグロって?
手短に相手は言葉の意味を説明した。
中年おやじ 男 富士子さんはマグロだと思わないけど、良ければ
        どんな状態なのか具体的に聞いてもいいかな?
富士子は原因が自分にあるのではと悩んでいた。
聞きたいと思ってることを相手がうまくリードして聞きだして
くれるので、「はい」と答えた。
山田の部屋の入室待ち状態は1時間になろうとしている。
「11時30分か、だめだな」
山田は部屋を閉じた。入室待ちの一覧画面に戻った。
入室中になっているのは40部屋のうち3室だけだ。
中年おやじ 男 ストレートな聞き方になるけど、嫌だったら答えなくてもいいよ。
かれからの会話はろ露骨な言葉が出てくる。
相手の男は無理強いしない意思を富士子に伝えた。
中年おやじ 男 だんなさんとセックスするときフェラはしてるのかな?
富士子はためらった。相談したいことの理由が理由だけに
有る程度は覚悟していたが、文字とはいえ
返事を打ち返すことにとまどった。
少し間が空いたため、相手の男は「無理しなくていいんですよ」
気遣いの言葉送られてくる。
富士子   女 してます
富士子は正直に答えることにした。
相手も心を開いて正直に答える富士子に「答えてくれてありがとう」と返した。
次の質問を待つ富士子の心臓は高鳴り始めていた。
3分たった、相手からの質問が来ない。
5分過ぎた。
富士子   女 どうしました?何かありましたか?
5分待ったが返答がない。
退室ボタンを押すと、待ちうけ画面に変わった。富士子のいた
部屋は入室状態になっている。
「なぜかしら」
諦めてホームページを閉じた。
(つづく)

  1. 2012/09/08(土) 20:32:15|
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潜在意識3

[2074] 潜在意識3 未熟者 投稿日:2007/06/30 (土) 20:21
体が熱くなった、手足の先まで熱が伝わる。
熱はやがて小さな塊となり、割れ目に向かって
移動し始める。
集まった小さなは塊は一つになり大きな塊は
割れ目の奥深くに入り込んだ。すると、体
がふーっと浮かび上がり、それまでの心地良さから
苦しいほどの快感が割れ目の中で炸裂したように広がる。
浮かんでいた体は一気に地上へ落下した。
荒い息遣いが落ち着ちつくと硬い肉棒が割れ目に
差し込まれた。
体全体に熱いものが流れていた感触と打って変わり
割れ目一点だけが熱くなり始めた。
打ち寄せる波の動きは一隆の腰の動き
に変わっていた。
腰の動きとともに熱い塊が膨らみ始めた。
「あっ、あっ、あっ」
腰の動きに合わせて喘ぎ声が漏れる。
一隆の肉棒が割れ目から抜かれた。
「後ろ向きになって」
富士子はうつ伏せになると、一隆に腰を持ち上げられ
尻を突き出す格好になると、再び肉棒が差し込まれた。
パン、パンと肌がぶつかる音がする。
熱い塊が膨らみ始めた。しかしその後さらに大きな
塊にはならなかった。
富士子の割れ目は差し込まれた肉棒の硬さが
失われていることにすぐに反応した。
「疲れれてるのよ」
申し訳なそうな表情の一隆に富士子は
優しく声をかけた。
「セックスレスに悩む主婦たち」
満員の電車の中でスポーツ紙を小さく
畳んで読む中年サラリーマンの真後ろ
に立つ富士子の目に映った。
「3回目」
富士子の頭を何度もよぎる。
一隆は月曜の朝一番に会議があるからと
日曜の夜に赴任先へ帰っていた。
一隆が帰ったあと湯船の中で富士子は
「疲れてるから」「でも3度目」
「最初は硬くなるのだから不能なわけじゃない」
「もしかして私に」
最後までいけなかった昨晩のセックスと
その前2度のことが気になっていた。
「もう私じゃだめなのかしら」
「何かの障害で不能になったのなら
仕方ない。でも、その気はあるのに私に
飽きて出来ないのだったら、それは辛いな」
「大森さん、この前の原稿今週中で大丈夫かな」
山本が大声で富士子に呼びかけた。
「水曜日には上がります」
富士子は山本の机に向かって返事をした。
印刷所に校正紙を渡すと返ってこないことがあるので
予備をコピーすることにしている。
「山田さんだわ」
コピー機に置き忘れた校正紙があるのを見つけた。
雑誌の校正紙で山田が受け持ってるものだ。
富士子は見出しに注目した。
「ネットで語り合うセックスレス」
匿名で体験者同士が悩みを語り合い
富士子は記事を斜め読みした。
「山田さん忘れてたわよ」
「すみません、どうも」
山田は頭を下げて富士子から校正紙
を受け取った。
(つづく)




  1. 2012/09/08(土) 16:31:25|
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