妻と男の物語


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あなたは人妻01

[2866] あなたは人妻01 こーちゃん 投稿日:2007/12/11 (火) 18:37
最初に…。
これは寝取られものではありません。
それも、古い話です。
不快に思う方は、スルーして頂ければ幸いです。


私の名前は、佐藤幸一。
通称こーちゃん。
大学2年生。
遊ぶ金欲しさに、義兄の会社でアルバイト中です。

バイト先の業種は、玩具製造メーカー。
問屋からの注文を受けて、小さな町工場や内職に仕事を斡旋しています。
正社員は20名ほど。
小さな会社ですが、当時は空前の玩具ブーム、社員の平均年収は1000万円はあったでしょうか…。

もちろんバイトの私には、そんな美味しい話などあるはずもなく、時給700円でショボショボとやっていました。

いや、美味しい話がなかったわけでもありません。
酒好きの社員連中に酒の席に引き回され、河豚やスッポン、ハレンチ…、もとい、フレンチやイタリアンなど、贅沢を憶えたのもその頃です…。

私の配属先は、生産管理課でした。
オモチャの組み立ての進捗を管理する部署です。
と言っても、バイトのアンちゃんに、いきなり進捗管理では荷が重いだろう、と考えてくれたのが部品の入出庫をするセクションでした。
組み立てに必要な部品を、入出庫を通して憶えろ、と言うことだったのです。

上は、格好の青田買いと考え、私に色々教育した上で社員にしようと目論んでいたようです。


私の指導係は、生産管理課の課長の奥さんで、パートの高橋良子に決まりました。
年齢は30代後半で、2人の子どもがいました。
顔は「まんがはじめて物語」などで活躍した「岡まゆみ」似の女性で、つんとした雰囲気を湛えつつなんともいえない色香がありました。
彼女と別れて間もない欲求不満の私には、眩しい存在でした。

が、相手は課長の奥さんです。
妙な素振を見せ、あらぬ誤解を受けては義兄にも迷惑を掛けてしまう、と事務的に接するように努めていました。

ところが積極的だったのは、良子の方でした。
最初は、ありきたりな会話を交わす程度だったのですが、
「お兄ちゃんは、彼女いるの?」
良子にすれば、私は小学生と中学生の子供達のお兄ちゃんです。
「いません」
と、
「女の子と、付き合ったことはあるんでしょ?」
「いえ…」
つい嘘を付いてしまいます。
「えっ?
じゃあ、まだ?」
分かっているくせに
「なにがまだですか?」
「ほら、あっちの方…」
「えっ!
まだ、です…」
頬を赤らめながら。
それを見て
「じゃあ、処理はどうしているの?
若いから、大変じゃない?」
「ええ…」
「なんだったら、教えてあげようか?」
私は、良子の真意がつかめないでいました。


男連中はほとんどが外回り、部品係の部屋はみなと少し離れた所にあり、良子と二人きりになる機会が多かったのです。
そして良子の行動は、次第に大胆になっていきました。
仕事の指示をするふりをして、椅子に座る私の後ろに周り、背中に胸を押し付けてきたり、耳元に息を吹きかけてきたり…。

私は若い盛り、クラクラして何度その場で良子を押し倒しそうになったことか…。
「ば~か。
からかっただけよ」
そんな言葉が怖くて、踏み切ることが出来ませんでした。
会社では、背中にびっしょり汗をかきながら堪えに堪え、家に帰って想像の世界で良子を陵辱する日々が続きます。


が、もう我慢の限界に来ていました。
お願いするしかない…。

とは言え、断わられた時の、妙案が浮かびません。

イヤ、その時はその時です。
「ケセラセラだ。
あはは~」

事務所で、二人きりになった時に、思い切って声を掛けてみました。
「あの~」
「な~に?」
いつもからかように、甘い声を出します。
「教えて下さい…」

良子も初めは、事の次第を理解出来ないでいました。
が、若い私が真赤になって目の前でモジモジしている様子を見て、全てを理解します。
「良いわよ。
いつにする?」
あまりの上手い展開に、疑いさえ抱いてしまいます。
「私は、今日でもいいよ。
貴方は?」
呼び方が、お兄ちゃんから貴方に変わっていました。
  1. 2012/10/24(水) 16:39:50|
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