妻と男の物語


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混浴露天風呂での目覚め 2

[Res: 4856] 第2話 沈粕男 投稿日:2008/10/08 (水) 19:55
゛美香を他の男に…゛
隠れていた願望が燻る弘光は、悶々と日々を過ごして行く…
毎日のように仕事が終わると、ネットカフェにて寝取られ系のサイトを閲覧したり…個室ビデオにて男優に犯される女優を美香に置換えオナニーしたり…
そんなことをしながら日々頭の中は…
゛どうすれば美香を他の男に…゛
また或る時は…
゛いや美香にそんなことは…きっと後悔することに…゛
弘光の中に隠れた願望の炎を焚き付ける心と、消火させる心が交差する。
そんな悶々とした思いが仕事中も頭から離れなくなってきた弘光、或る日の仕事中…
「おい、何ボーとしてるんだよ」
同僚の三上が物思いに耽る弘光に声をかける。
「いや何でもない」
ハッとして取り繕う弘光。
「どうせ美香ちゃんと喧嘩でもしたんだろ?ははは」
夫婦喧嘩は犬も喰わないぞ、というような感じで仕事に戻る三上。
三上の後ろ姿を見ながら…
(そういえば、あいつの言葉が俺に美香を意識させたんだな…)
弘光はふと美香と付き合い始めたきっかけを思いだした…
現在は美香は弘光の勤める会社を辞めているが、元々は同じ職場に勤めていた二人…当時弘光は営業部署、美香は総務部署に配属されていた…正直当初は弘光は美香に対して゛煩い女゛という意識しか無かった…
゛地元の有名大学を卒業し、語学が堪能で会計の知識も凄い新入社員゛という評判で弘光より二年後に入社してきた美香…評判通り、美香はテキパキと仕事をこなし、また先輩であろうとも物事ははっきり言える有能社員だった。弘光も総務へ提出する稟議書、領収書などについて美香に何度かダメ出しを食らうことがあった。また美香には゛取っ付きにくい゛雰囲気もあり、当時弘光は美香に好意を持つどころか、゛絶対あの女結婚出来ないな゛などと煩わしさを感じていたくらいだった。
また弘光の三流大学を留年して卒業したという経歴が、美香に対してコンプレックスを抱かせていた。
しかし、六年前弘光に美香を意識させる出来事があった…
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