妻と男の物語


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混浴露天風呂での目覚め 3

[Res: 4856] 第3話 沈粕男 投稿日:2008/10/08 (水) 21:30
六年前の夏、河原にて弘光と美香の職場のバーベキューが行われた。
「どうぞ」
並んでバーベキューをつつく弘光と三上に、美香が缶ビールを差し出す。その時の美香の表情は、職場では見ることの無かった笑みに満ちたものだった。
(この女でも、こんな表情見せるんだ…)
弘光の視線は、再びクーラーボックスに向う美香の後ろ姿に向う。
クーラーボックスから缶ビールを取り出そうとする美香の尻が、弘光達の方に突出した感じになる。
「彼女なかなかいい尻してるな…」
三上が弘光に耳打ちする。
三上の言葉に、ピッチリとしたジーンズを穿いた美香の尻を凝視する弘光…この時弘光の心の中に、何か美香に感じるものがあった…
「そういえば弘光よく彼女と話してるじゃないか、どうだ?彼女と付き合ったら?彼女よく見ると可愛いし、なあ?」
三上が弘光に言葉をかける。
「話してるっていったって、あの女いつも俺に書類の文句言ってるだけだぜ」
缶ビールをグィと飲む弘光。
「でもなあ、端から見てると何かお前らお似合いだぜ、営業の連中皆そう言ってるぜ、なあ、今日は彼女と親しくなれるチャンスだぜ、弘光彼女に何か持ってたりして、きっかけ掴めよ」
ニヤリとしながら弘光に肘打ちする三上。
「大きなお世話だ」
三上の言葉に何か不貞腐れた感じで缶ビールを飲み干す弘光。
しかし、その日弘光は何度か美香の方に視線を向かわせる…他の同僚達との会話の中で見せる美香のチャーミングな笑顔…まめに飲み物を配ったり、気遣いを見せる美香…更には酔いが深まり、屈む美香の胸元や、突出した美香の尻…弘光は完全に美香を意識していた。
(普段は澄まして仕事してるけど…彼女にも可愛い所あるし、気遣いも出来るし、また色気も少しあるんだな…)
この日、弘光は素直になれなかったが、美香に完全に惹かれて行った…
それから弘光と美香は付き合い始め、やがて結婚するのだが…それはさておき…
その日の退社後、家路への途中…
(そうだ三上に…美香を抱いてもらおうか…あいつなら美香に魅力感じてるから…)
弘光の脳裏に美香と三上とのセックスシーンが駆け巡る。
゛三上のペニスに悶え悦ぶ美香…゛
弘光の股間が熱くなる。
そんな考えも…
「お帰り」
美香の顔を見ると何故か消え去った…やはり、まだまだ弘光の中には美香を他の男に委ねることに躊躇があるのだった…
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