妻と男の物語


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混浴露天風呂での目覚め 6

[Res: 4856] 第6話 沈粕男 投稿日:2008/10/09 (木) 22:24
「履歴に混浴の露天風呂があったけど…そこも行くつもり?」
旅行の行き先も決まった所での美香の言葉。
(うわー美香から混浴のことを切り出されるとは…)
弘光は言葉に詰まる…
(まさかストレートに゛美香の裸を他の男に見せたいんだ゛なんて言えないし)
上手く切り返せず困惑する弘光…やっとのことで…
「○○温泉は混浴の露天風呂もあるって聞いたことあるから…ついでに調べただけだよ…」
なんとか取り繕う弘光。
「ふーん、まあいいか」
心配していた程、美香はこだわりは無いことに、弘光は安堵した…その夜ベッドの中で横で寝静まる美香を眺めて…
(ああ…さっきは何で美香に上手く言えなかったんだ…だめだな俺…)
弘光は後悔と伴に自己嫌悪に陥っていた。
その週末の夜…ベッドの上での夫婦の営み中…
「すまん…美香…俺…」
再び、勃起不全に陥る弘光…
「いいよ…あなた…無理しないで…」
勃ちの悪い弘光に気遣う美香…
先日の会話の中で、美香を上手く誘えず、実現が難しくなったことが影響してるのか?その翌週も弘光は゛不能゛な状態になる…そのまた翌週も…
(いかん、やっばり美香を混浴に誘って刺激を受けないと…)
変な危機感が、弘光を襲う。
とうとう旅行の数日前に弘光は意を決して、美香に切り出した…
「なあ美香…○○温泉の混浴露天風呂のことなんだけど…」
弘光の言葉に、
「えっ、まさか本当に行きたいなんて言うんじゃ」
美香は少し驚きながら答える。
「まあ…あそこ景色綺麗らしいし、せっかく行くんだから…」
弘光のどこか少し後ろめたさがあるような雰囲気に美香は、
「あーさてはあなた、風景より、入ってる女の人の裸を見たいなんて思ってるんじゃない?」
うっすら笑みを浮べ、いたずらっぽく切り返す。
「いや、そうじゃない」
ここが踏ん張り所と言うばかりに弘光は言葉に力が入る。
「もうエッチ~そう思ってるくせに、じゃあ何なのよ?」
弘光の真面目な表情とは対象に、美香は半ば呆れたような表情を見せる。
「本当違うんだ美香…正直に言うから、真面目に聞いてくれ」
どうも、弘光の態度が何か違うような感じがして、
「あなた何か企んでいるの?」
美香も弘光の様子から何かを察知したように、身構えるのであった。
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