妻と男の物語


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混浴露天風呂での目覚め 8

[Res: 4893] 第8話 沈粕男 投稿日:2008/10/11 (土) 13:33
秋の一泊旅行に出かけた弘光と美香、
「いい景色ねー素敵」紅葉の綺麗さを満喫している。
弘光がふと時間を確認する、時計は午後三時を示している、宿に向うにはまだ早い時間だ…
(よし、ここで美香を混浴へ誘おう!)
先日弘光が誘った時、美香にはまだ混浴へのためらいがあった…しかし今の美香には紅葉の絶景が開放感を与えている様子だ、それが弘光には゛チャンス゛に映った…
「美香まだ時間あるし、せっかく来たんだ、露天風呂に入って行こうよ、ほら準備もして来たんだ」
車に乗り込むと、弘光は美香にタオルの入った袋を示す。
「そうね…時間あるし、あなたが調べたように綺麗な所なら悪くないかもね」
やはり美香には旅が与える開放感が存在していた、また美香の温泉好きも後押しして弘光に肯定的な返事をする。
美香の返事に気を良くし、弘光は車を発進させる。
弘光の車は細い山道を進む、゛渓流沿いの紅葉が楽しめる露天風呂゛ということもあり、目的の露天風呂は、人里離れた山奥にある…「うわー本当に凄く綺麗ね」
美香の言葉どおり、山奥に進むにつれ観光場所とは比較にならないくらい紅葉が素晴らしい…この絶景から、まさか目的地の露天風呂が絶景とは裏腹な゛もうひとつの顔゛があるとは、二人が気付く余地は無い…
絶景を満喫しながら弘光の車は山道の行き止まりの狭い駐車場に到着する。
(やはり、平日だし地元の人間しか来ていないんだな)
他に二台止まっている地元ナンバーの車を見て弘光は思った、そして…
(これは今行けば男が入浴してるな)
二台の車の雰囲気から、弘光は推測する。
(とうとう美香の裸が他の男に…)
推測が隣りで絶景に見とれる美香を余所に、弘光に異様な興奮を与えた。
「行こう」
そね興奮を押さえ、弘光は美香の背中を押す。
「うん」
もう美香にはためらいは無い、弘光の腕を掴み歩き出す。
゛露天風呂→゛と書かれた駐車場脇の看板から五分程歩いた所に目的の露天風呂があった。
入り口の衝立に…
『泉質保持の為、水着・タオル着衣での入浴はご遠慮ください』
との貼紙がある…つまりタオルの使用は制限されているとのことだ…
美香に、この貼紙と三人の男が入浴する姿が再びためらいを与える。
入浴を躊躇するような様子の美香に、
「大丈夫だよ」
弘光は興奮を悟られないよう美香を脱衣所へ導く…
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