妻と男の物語


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貞淑妻の火遊びから… 20

[Res: 5543] 第20話 沈粕男 投稿日:2008/12/08 (月) 21:16
「うふ、達雄さんいけるんでしょ?もっと飲んで」
隣りから達雄のグラスにワインを注ぐ千絵子…
「はい、いやー千絵子さんの料理美味しいですね」
「うふ、達雄さんにそう言われると嬉しい…」
二人の間の蟠りはすっかり消えている様子だ…だが…
(千絵子さんの谷間…見えてる…それに何か千絵子さんいい匂い…いかん…この前のこともあるし…)
目に入る千絵子の胸の谷間と…漂う石鹸交じりの何ともいえない千絵子の女の匂い…達雄に妙な意識を植え付けていた…
やがて食事も終わり…
「片付けるわね…」
千絵子は立ち上がりキッチンに向かう…
(ああ…千絵子さんの腰のライン…たまらん…でも…)
空いた皿を運ぶ千絵子の後ろ姿に艶めかしいものを感じる達雄…だが先日の自ら迫った時の千絵子の反応がブレーキをかけてしまう…
(達雄さん…どうかな…今日は私を…)
そんな複雑な達雄の心を余所に…皿を洗いながら゛何か゛を達雄に期待する千絵子…
「達雄さん…私…少し酔っちゃったから…もう少し休んでいっていい?」
皿を洗い終え…ベッドに腰掛ける千絵子…どことなく達雄を誘うような目…そして゛美熟女のフェロモン゛を達雄に対し発散している様子だ…
「えっ、あ、はい…」
千絵子の何か淫靡な雰囲気に戸惑いを見せる達雄…
「ありがとう…ねえ…達雄さんもここに座らない?」

達雄にもベッドに腰掛けるよう促す千絵子…ワインの酔いが自分の願望を後押しするように積極的にさせている…
「でも…」
千絵子から顔を反らす達雄…
(そんな…俺…またこの前みたいに千絵子さんに…)
何か先日千絵子に拒まれたことが達雄を消極的にさせる…
「あら、ひょっとして達雄さん…今、私に対してエッチなことを考えてたりして…そういう時の男の人って、何かそういう後ろめたいような態度とるのよね」
「そんなことないですよ…千絵子さん…」
千絵子の言葉に゛図星゛な感情の達雄は動揺する…
「あら達雄さん…何か怪しいな…」
そんな達雄を意地悪な笑みを浮べ見つめる千絵子…
「俺…ベッドの上で千絵子さんの隣りに座ったら…この前みたいに…」
千絵子から顔を反らしたまま達雄は呟く…そんな達雄に…
「その時は驚いたけど…今は達雄さんに迫られこと…私…嬉しいんだけどな…」
俯きながら、千絵子は達雄を誘惑する言葉を口にする…次の瞬間…
「千絵子さん…俺…」
達雄は立ち上がり…ベッドに千絵子を押し倒し覆い被さっていく…
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