妻と男の物語


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弄妻堕夫ⅩⅥ 「人間廃業」①

[11479] 弄妻堕夫ⅩⅥ 「人間廃業」① ライフシェア 投稿日:2010/11/14 (日) 03:37
弄妻堕夫ⅩⅥ 「人間廃業」①

一旦、チコは出て行きました。
ボールに入ったドッグフードに戸惑います。
屈託のないアクトの顔が浮かんできました。
誰もいない檻の中で周りを見渡し、
「フーッ」と大きく息を吐いたあと、
智美はボールに顔を突っ込んで食べ始めました。
昨夜は『アクトに促されたから食べた』と自分に言い訳していましたが、
今朝は違います。
拒む強い意志が消失していました。
空腹に耐えかねたわけではありません。
人として生きることへのこだわりが感じられなくなっていたのです。
虚無感なのか、何なのかよくわかりませんが、
『もう、どうでもいい』という思いが智美を支配していました。
人としての尊厳を自ら捨てた瞬間でした。
智美はドッグフードと水をあっという間に平らげ、
指の使えない手で口元を拭いました。

モニターの前にはMAYAとミドリがいます。
「もう完全に人間廃業ね。」
「こんな楽しい光景は初めて。」
「あのドッグフードには、ラシックスを入れたの。
 それ以外に精神安定剤は常に投与してあるわ。」
「ラシックス?」
「ええ、即効性の利尿剤よ。
 十分ぐらいしたら我慢できなくなるはずだわ。
 ちょうど、お散歩にいいかなっと思って。」
「面白いっ、ウフフフ・・・」

しばらくして、智美のところにチコが戻ってきました。
「あらら、どうかしたかしら・・・
 震えてるの?」
「オッ、オシッコ、漏れそうです。」
智美は四つん這いの格好で股間を押さえています。
「昨日みたいにここでしちゃダメよ。
 掃除が大変なんだから。
 食器を片づけるから、しばらく我慢しなさい。」
「もっ、もう、我慢できません。
 ガ・マ・ンの限界です。」
「ちょっと、待って、待って、・・・
 今、お外に連れて行ってあげるから。」
チコは慌てて、檻の鍵を開けて、
智美を外に出し、
首輪にリードを繋ぎました。
「さぁ、早く行きましょう。」
ところが四つん這いの智美はさっさと動けません。
もう我慢の限界に近いようです。
スローモーな動きです。
何とか、廊下を抜けて、庭に出ました。
「ここはダメよ。
 あの電柱のところの溝に跨ってするのよ。」
「もっ、もっ、漏れる。」
「もうちょっと、我慢しなさい。」
何とか、電柱のところにたどり着きました。
側溝があり、
それに跨るとチコの許しが出ました。
「いいわよ、出しなさい。」
智美は「アアァー」と声をあげて放尿を始めました。
『ジャーーーーー』
すごい勢いでオシッコが出ました。
四つん這いの格好だからでしょう。
オシッコはきれいに放出されずに足を伝っていますが、
止めることもよけることもできません。
「あらーっ、元気いいわね。」
『ジャーーーーー』
「すごいわ。
 どれだけでるの?」
『ジャーーーーー。』
「ハァーッ。」と思わず声が出てしまいました。
「まぁ、すっきりしたみたいね。
 ウフフッ、可愛い。」
智美は真っ赤になりました。
「オシッコは出たけど、ウンチは出ないのかな?」
「出ません。」
「それはダメね。
 便秘は健康の大敵だから・・・。」
「出ないなら、お浣腸をするように言われてるの。
 お尻をこっちに向けなさい。」
「ゆっ、許して。」
「何を言ってるの。
 今、しないで後で粗相してその迷惑を被るのは私なんだから。
 わがままは許しません。」
チコは四つん這いの智美の背中に後ろ向きに乗り、
両足でお腹を抱えるようにして智美を暴れさせません。
日頃、犬の扱いで得た技でした。
間髪入れずにノズルの長い使い捨て浣腸を手際よく根元まで肛門に差し込みました。
「奥にしっかりと薬液を注入しましょうね。」
『プュッー。』
「ほおら、入ったわ。」
「アンッ。
 アアンッ。」
智美はすぐにやって来るであろう便意を嘆きます。
『ズルッ』と使い捨て浣腸を抜いたと思うと、
ポケットからもう一個を取り出し、
再度、肛門に差し込みました。
「イヤッーーー。」
「ああら、一個だと思ったの。
 甘いわ。
 しっかり出してもらわないとね。」
『プュッー。』
「二個目も注入完了。」
「アアンッ。
 アアンッ、アンッ、アンッ、・・・。」
智美は泣き出しました。
大粒の涙が地面を濡らします。
「感傷的になっていられるのも束の間よ。
 すぐに出したら許さないからね。」

一分もしないうちに智美は身体を震わせ始めました。
「ウウウウウウウ・・・」
「薬が効いてきたようね。
 でも、まだ、出しちゃだめよ。
 あと、五分は我慢しなさい。」
「ごっ、五分。」
そこにMAYAとミドリがやってきました。
智美は気絶しそうになりました。
そんな我慢できるはずがありません。
すでに智美のアナルは開いたり、閉じたりしています。
開こうとするアナルを智美は必死で戻していたのです。
それを止めたら、どんなに楽なことか・・・
時間はちっとも進みません。
「もっ、もう、げっ、限界です。
 ごっ、ごめんなさい。
 出るぅ、出ちゃうぅーーー。」
『ジャァーーーー。
 ブチュッ、ブリッ、ブリッ、・・・
 ブリブリブリブリ・・・』
まず薬液が飛び出し、
次に便秘のために固くなった固形物、そして、柔らかくなったウンチが飛び出しました。
「臭―――い。
 ちょっとは遠慮しなさいよ。
 息が出来ないわ。」
ミドリが顔を顰めます。
『ジャーーーッ、ジャーーーッ。』
そして、再び、オシッコも漏らします。
利尿剤の効果です。
「犬畜生なんだから、仕方ないわ。
 ウフフ・・・」
MAYAは厭味ったらしく言います。

すでに腸内の便はすべて出切ったようですが、
便意はおさまりません。
アナルからピンクの直腸が裏返るようにはみ出し、
開きっぱなしで時々、閉じますが、
すぐに開ききった状態になります。

「出切ったようだわね。
 それにしても下品な格好。」
「このまま中に入れたら、部屋が汚れてしまうので、
 洗ってやって。」
「じゃ、チコさん、よろしくね。」
二人は去って行きました。

その光景を外人女性二人と大きな犬とハナが木陰から覗き見していました。
一人の外人はヴェガですが、
もう一人は中年の痩身でブロンドヘアの女性で名前はカミラ、
そして、大きな犬はシベリアン・ハスキーのロックです。
ロックは獣姦の嗜好の女性を満たすために調教された犬でしたが、
飼い主の極度の加虐性による虐待で、
従順性に欠け、ときどき凶暴性を発揮する問題犬でした。
それを動物愛好家のカミラが引き取って世話をしていたのです。
動物愛好家と言えば聞こえはいいですが、
実態は変質者でした。
自身に獣姦嗜好はありませんが、
ロックはカミラにとっては息子でした。
牝の犬との交尾には目もくれず、
人間の女性との交尾をしたがるロックに対する愛情が歪んだかたちで現れた結果でした。

顔つきがオオカミのようで、
まるでヤクザのような眼光を放っています。
グレーと白の毛足の長いアクトよりに一回りも二回りも大きい犬です。
「ハァハァハァハァハァ・・・」
「気ニ入ッタヨウネ。
 ヨッ、ヨカッタ。
 コラッ、ソンナニ引ッ張ラナイ・・・
 今ハダメヨ。
 モウ少シ我慢シナサイ。」
今にも襲いかかって行きそうなロックをカミラとヴェガは必死で抑えていました。

チコはアナルやお尻や太腿に排泄物をつけたままの智美を洗い場に引き連れて行きました。
「風邪をひかれちゃ困るのでお湯にしてあげるわ。
 大サービスよ。」
実のところ、洗うチコも手が冷たくなるため、
お湯を使いたかったのでした。
まずはシャワーで全身についた汚物などの汚れを流し、
スポンジに犬用シャンプーを髪の毛と全身にも同時につけてきれいに洗ってやります。
普段、犬を洗うのと同じ要領です。
バスタオルで拭いて、
髪の毛はドライヤーで乾かし、
ゴムで一つにまとめて完成です。
「さぁ、きれいになったわ。
 まぁ、こんなもんね。」
「・・・」
「何とか、おっしゃい。」
『バシーッ』
チコはお尻を引っ叩きました。
『ジャーーーッ』
「あらら、また、オシッコしちゃった。
 オ○コの締まりがないわね。」
「ご、ごめんなさい。」
「感謝はないの?」
「あっ、ありがとうございます。」
「ばーか、お尻降って、笑顔でワンッて言うんだよ。
『バシーッ、バシーッ、バツーッ、・・・』
「ワッ、ワンッ。」
「まっ、ちょっと笑顔とは言えないけど、
お尻をセクシーに振ったので許してあげましょう。」
「いっぱい、オシッコしたから、
 喉が渇いたでしょう。
 これを飲みなさい。」
喉が渇いていた智美は顔を突っ込んでゴクゴクと飲みました。
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