妻と男の物語


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甘い香りの罠 -芙美子堕ちる-④

[2332] 甘い香りの罠 -芙美子堕ちる-④ 角笛 投稿日:2007/08/19 (日) 02:28
(4)
 右手で胸を、左手で股間を隠しながら、頬をピンク色に染めて芙美子はリビングに入った。
「着心地はいかがですか?」
「とても似合っています。素晴らしいですよ」
「手をどけてくださらないとせっかくのユニタードスタイルが見えませんよ」
「クルッとまわってください」
などと、男たちは口々に注文してきた。体が火照り頭もボーとしてきた芙美子は言われるままに手をどけて
ゆっくりとその場で回転した。男たちが生唾をゴクリと呑み込む音が聞こえた。
「スゴイ! ナイスバディですね。ところで、ううむ。乳首と乳輪が透けていますから、ニプレスを用意して
おいた方がよさそうですねえ。それと、ヘアーも少し透けていますのでアンダーショーツも必要ですね」
と石黒が外観をチェックして言った。他人から言われるといっそう恥ずかしい気持ちになり、よけいに体が
火照ってきた。体の芯から燃えるように熱い。
「外観チェックを記録しておくため、ビデオに撮らせていただきます」
と近藤が言った。知らない間に田中がハンディカメラで芙美子を撮影していた。

 「柏木さん、その場で軽くジャンプしていただけますか? どうですか、胸の先端が擦れたりしませんか?」
と石黒が訊いてきた。芙美子が跳び上がって着地するたびに、ブルンブルンとバストが上下に弾んだ。
Fカップのボリュームを存分に堪能できる躍動感であった。
「ええ、特にゴワゴワした感じはないので、このままでも大丈夫そうですわ。あっ。あんまり胸を揺らすと
トップが刺激されて変な気持ちに……」
芙美子が語尾を濁したので最後の方は誰にも聞き取れなかった。
「奥さんぐらいおっぱいが大きいとノーブラで走るのはちょっと無理かもしれませんねえ。揺れがスゴイ。
男は目のやり場に困りますねえ。いやあ、目の保養になりますわ。ねえ、みなさん」
と近藤が言うと、ほんとそのとおりですねえ、などと皆が口を揃えた。
「すみません、胸を揺すっていただいたばかりで恐縮ですが、今度は立位体前屈をやっていただけますか?
股間部分の違和感を確認してください。くい込むような感じはないですか? どうです?」
石黒は容赦がない。芙美子が立位体前屈をすると、男たちは全員、尻の方へまわって股間のクロッチ部分を
凝視しているようだった。幅狭の布地が引っ張られてさらに細くなっているのだ。
「かなりくい込んでる感じがします。サイズが小さいからかしら? あんまり見つめないでください、
恥ずかしいので……。きゃっ」
芙美子がコメントすると、
「そうですねえ、だいぶとくい込んでますから大陰唇がはみ出してますねえ。とてもエロくてセクシーですよ。
たまりませんわ」
と近藤は言ってから生唾をゴクッと呑み込んだ。
「ついでにM字開脚していただけますか? そうそう、いいですよ。素晴らしい。恥ずかしがることありません。
どうです、股間部分の感じは?」
石黒に促されて芙美子は言われるままにM字開脚のポーズを取りながら、自分は何をやっているのだろう、
と一瞬考えた。しかし、体の中心から沸き上がってくる官能に、そんな考えは吹き飛ばされた。
「んふっ。なんか、とても熱い感じです。ああ」
芙美子はだんだん制御不能になってきた。堕ちかけていると言ってよい。だから、
「奥さん、汗ですか? なんか少し濡れてきているようですよ。どれどれ」
と言って川島がクロッチ部分の湿り気を確かめに手を伸ばしてきたのを黙って受け容れてしまった。
それどころか、ああ、と嬌声をあげてしまった。
「コラコラ川島さん、抜け駆けはよくないなあ。さあ、奥さん、汗をかかれた際の感じもモニターしていただき
たいので、ちょっと体を動かしてハアハアしていただけますか? なんならお手伝いしますが……」
という近藤の言葉を聞くやいなや、男どもは一斉に芙美子の体に群がってきた。
奥さん、もう我慢できません、とか、もっと気持ちよく汗をかきましょう、とか言いながら芙美子にむしゃぶり
ついてきて、ある者は胸を揉みしだき、またある者はあそこをユニタードの上から指でいじくり、またある者は
唇に吸い付いてきた。芙美子に官能の汗をかかせる算段のようでった。半ば夢見心地状態にあった芙美子は、
「あなた、ごめんなさい。あっ。あっ。あっ。ハア、ハア。んふっ。むふぅ。あーん」
と喜びの吐息を漏らし始めていた。

 「奥さん、キスしましょ。んむん」
と囁きながら川島が芙美子の唇を奪っていた。芙美子に口を開かせ、舌をからめたり舌を吸い上げたりしながら
唇全体を舐めまわすことにも余念がない。
「あっ、あっ、あっ、あっ、んふっ」
「奥さん、いい声が出てきてますねえ。いいですよ。爽やかな汗をかいてください」
と言う石黒はユニタードの上から右の乳首を吸いつつ、左の乳首をこねくりまわしてもてあそんでいた。
近藤はクロッチ部分を引っ張ってひも状にし、ふんどしのように陰唇に食い込ませ、はみ出した大陰唇と
小陰唇を舐めている。さらに膣口に舌を滑り込ませようとしていた。田中はいつものように脚に執着していた。
太腿の付け根から膝裏、ふくらはぎ、足首へと丹念に舌わ這わせ、足の指先をチュウチュウ吸っている。
藤田はその様子をビデオに撮影しながら、左手で自分の股間をさすっている。
芙美子はハアハアと息をはずませながら、四肢を弛緩して男たちに体をあずけていた。
全身からドッと汗が溢れ出していた。近藤の部屋は、春先にしては妙に熱気を帯びた空間と化していた。
(続く)
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