妻と男の物語


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続・混浴露天風呂での目覚め 4

[Res: 6616] 第4話 沈粕男 投稿日:2009/06/01 (月) 20:25
(さて美香に…どう話そうか…)
翌日…この日も日曜で休日…弘光は゛自らの欲望゛を美香に話そうとするが…なかなか上手く切り出せず…朝から悶々とした気分が続いていた…
(今しかないな…)
午後になり美香がコーヒーを入れる…そして…二人はテーブルに座り取り止めもない話を続けていた…
「なあ…美香…」
話が途切れた所で、弘光がとうとう切り出した。
「ズバリ聞いちゃうけど…最近…俺…アッチの方…イマイチじゃないか…」
ぎこちない口調で弘光が話し出す…
「何よ…急に…昼間から…」
弘光の口から出た…突然の゛夫婦の夜に営み゛を思わせる言葉に美香は戸惑いを見せる…
「いや…その…美香…俺の勃ちが悪いもんで…その…欲求不満が溜ってないかって…」
美香の戸惑いに構わず弘光は続ける…
「何言ってるの…私…そんなんじゃ…やめて…あなた…」
具体的になってきた弘光の言葉に、美香は戸惑いと共に恥じらいも見せる…
「いいんだよ…美香がそうでも、美香は悪くないよ…だから…これから俺が言うことをよく聞いてくれ…なあ…美香…」
話を遮ろとする美香に食い下がるように…弘光は続ける…
「もし本当に美香が…欲求不満で我慢出来ないのなら…俺との生活を壊さない程度で…そして俺に隠さずに…」
一呼吸置く弘光…そして…
「他の男と浮気してきてもいいんだぞ…寝てきてもいいんだぞ…」
弘光は核心の言葉を口にして美香を見つめる…
「なっ何言ってるのよ、私べっ別に欲求不満じゃないし、他の男の人となんて…私…そんなこと出来ないわ…あなた…ふざけないで…」
真剣な表情で自らの顔を見つめる弘光から視線を反らす美香…弘光の゛他の男と浮気してきてもいいんだぞ…寝てきてもいいんだぞ…゛という不貞を促す言葉は、生真面目な美香にかなりの衝撃を与えたようだ…見るからに動揺している様子だ…
「俺真面目なんだよ美香…実は俺一昨日、美香が昔佐藤課長に尻を触られたって聞いて…嫉妬して…興奮しちゃたんだ…分かるだろ?ほら、前にあの山奥の露天風呂へ行った時…あの頃も俺…調子悪かったのに…お前が他の奴に犯られてるの見て…凄く興奮して…調子取り戻しただろ、だから、また美香が他の男に犯られれば…それで嫉妬して…興奮して…また…なあ…美香…」
動揺を見せるが…強く拒まない美香に迫り…弘光は更に食い下がる…だが…
「いや!そんなの!やめて!」
迫る弘光を振り払い…美香は両手で耳を塞ぎながら俯いた…
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