妻と男の物語


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続・混浴露天風呂での目覚め 12

[Res: 6632] 第12話 沈粕男 投稿日:2009/06/07 (日) 21:13
「あん、私上せちゃいそう」
暫く湯に浸かっていた美香が立ち上がり…浴槽の縁に腰掛ける…
(ああ…でもやっぱり…)
嗜みからか股間はタオルで隠しているが…弘光しか居ないせいか…上半身は露にしている美香…そんな浴槽の縁に腰掛ける開放的な美香の姿に…弘光は慰めていた自らの願望を再燃させていく…
(あの佐藤課長に嫌味言われながらも、休み取ってまで来たんだ…やっぱり美香が他の男に…)
弘光の脳裏に昨日の職場の風景が思い浮んできた…
゛決算は終わったとはいえ、総会はこれからなんだよ、それを有給とは…野沢君はまだ総務の仕事分かってないね~でもしょうがないか、有給は君の権利だからね~゛
嫌味を吐く…頭は禿げ眼鏡をかけた神経質げな佐藤の顔が浮ぶ…そして…
゛そうだ!君が有給取るなら代わりにあの可愛い奥さんに来て欲しいね~その方がよっぽど僕助かっちゃうな~゛
弘光のプライドまで傷つける佐藤の言葉が弘光の脳裏を駆ける…
(ああまで言われたんだ…何とか美香の…この白い身体を…他の奴に…)
弘光は腰掛け絶景を堪能している美香の上半身を見つめる…控え目に膨らむ白い乳房…そしてその中に存在する…程よい大きさの…やや褐色を帯びる横楕円気味の乳輪と…いつも自らの愛撫に反応する感度が良い乳首…
(ああ…美香のこの胸を誰か…ああ…あの佐藤でもいい…)
そんな美香の小振りな乳房を見つめながら…弘光は他の男…佐藤が美香の乳房を弄ぶ妄想に耽っていく…そんな妄想により…腰掛ける美香の身体が弘光の目には何か卑猥に映っていた…
「本当、いい景色ね最高だわ、もっと天気が良ければいいのにね」
開放感に満ちているのか口数が多くなってきた美香…
(そうだ…今日はあいにくそれほど天気が良くない)
美香の言葉に、妄想に耽っていた弘光は我に帰り空を見上げる。
(さっきと比べて雲が多くなってきたし暗くなってきたな…このままでは、ここにはそんなに長くは…山の天気は変わりやすいと言うしな…)
下り坂な天気が゛淫靡な目的゛達成を弘光に不安視させていた…
そんな弘光の不安など知る由もない…浴槽の縁に腰掛け佇む美香を一瞥し…
(頼む…誰でもいいから早くここへ)
男の入浴客が少しでも早く出現することを…弘光は願う…
暫くすると…何やら足音が谺する…そして…
「車が停ってたし、誰か入ってるぞ」
男の声が聞こえた…
(良かった…ようやく…誰かが…)
聞こえる男の声が…弘光に゛淫靡な安堵゛を与え…願望が叶う期待を膨らまさせていた…
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