妻と男の物語


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続・混浴露天風呂での目覚め 13

[Res: 6632] 第13話 沈粕男 投稿日:2009/06/08 (月) 22:57
(え…男の人がここに…)
期待を膨らませる弘光とは違い…聞こえる男の声に…美香は戸惑いと緊張を覚える…
(いやだ…男の人に…)
見知らぬ男に自らの裸を見られる羞恥も芽生えた美香が…腰を浮かせ湯に浸かろとすると…
「美香」
湯に浸かっていた弘光が立ち上がり…
「このまま座っていてくれ」
腰を浮かせた美香を取り押えるかのように…再び浴槽の縁に腰掛けさせる…
「あなた…男の人が来るのよ…恥ずかしいよ…」
美香は身を屈めて恥じらいを見せる…
「美香…ここに来た目的…分かってるだろ?なっ、頼むよ…ここは隠してていいから…」
弘光は呟きながら…美香の股間にタオルを掛ける…
「・・・」
そんな弘光の呟きに…美香は何かを悟った感じであるが…羞恥と緊張からか無言であった…右手で胸を隠し…左手は股間を覆うタオルを押えていた…
そんな美香の恥じらいに関係なく…
「おっ、やっぱり先客がいるようだぞ」
二人の男が脱衣所に入ってきた…
(あいつらが…これから…美香を…)
美香の隣に腰掛ける弘光はチラリと…脱衣所の棚の前に立つ二人に目を向ける…
一人は短髪で髭面の恰幅の良い四十代後半と思える中年…もう一人は坊主頭でスリムな体格の二十前後の若い男…が服を脱ぎ始めていた…
「おい、そんなにジロジロ見るなよ」
中年男が、若い男を窘める声がする…混浴に慣れた感じの中年男とは違い…若い男は脱衣する手を止め、腰掛ける美香の裸体を凝視していた…
(あの若い男…美香の裸に興味を持ったのか…)
゛おい、そんなにジロジロ見るなよ゛という中年男の言葉が弘光を刺激する…横目に見る美香の身体を卑猥に映えさせる…一方…
(あの若い男の子…私の裸を…恥ずかしいよ…)
中年男の言葉は美香にも刺激を与えていた…゛夫以外に裸を見られる゛羞恥を美香に充満させている…
この時…美香も弘光も異様な興奮が湧き始めていた…
やがて脱衣を終えた二人が掛け湯をし、
「お二人さん、邪魔するぜ」
中年男の声と供に浴槽に入ってきた…
「どうも…」
美香は身を屈めて顔を俯かせたままだが…弘光は緊張気味に中年男に声を返す…すると…
(この男…確か…)
目に入った中年の精悍な顔が…弘光の記憶を蘇らせる…
(間違いない…この男…前にここで美香を…)
その中年男は以前この露天風呂にて゛美香を犯した゛一人である泰造であった…
「おっ、あんたらは…」
そんな弘光に対し、泰造も記憶を蘇らせていた…
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