妻と男の物語


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薄い壁(17)

[7236] ボー太 薄い壁(17)~ 投稿日:2009/09/01 (火) 14:58
~番外編~

横山です。
そろそろ私の心情、お話しておかなければなりませんかね?
初めて由佳さんを見たときですか?そぉですね..一言で言えば、イイ女だなって思いました。
何と表現すればいいのか..そぉ、よく「男好きのするカラダ」っていう表現があるでしょ?
由佳さんのカラダって、そんな感じなんですよ。もちろん裸を見たわけではないんですが、でも
間違いありません、そそるカラダです..
確かにね、香織のほうがスタイルは良いんです。パッと見た印象では香織に目が行くでしょうね。
それも間違いありません。でも由佳さんは、うぅん、難しいなぁ..イイ女なんです(笑)
香織のことですか?香織もイイ女ですよぉ。でもちょっと完璧過ぎるんですよ。隙が無いんです。
よく私の言うことを聞くし(笑)、先ほども言ったようにスタイルも抜群です。新田さんが夢中に
なるのも分かります。香織をあんなふうに開発したのは私です。美人って、意外と男に従順だったり
するんですよ。そしてMです。それも付き合い初めから分かっていました。
よく「寝取られ願望」って言うでしょ?私は違いますよ、「寝取らせ願望」なんです。全て私の
コントロール下において知らぬ男を妻に宛がい、そして受け入れる妻を見るのが好きなんですよ。
堪りませんねぇ、あの瞬間は。香織が唇をヌメッと..そぉ、知らない男のチンポを咥える瞬間は。
ただ、やっぱりイイ女、完璧な女は飽きますね。普通のセックスでは物足りなんです。だから時々
他の男をスパイス代わりに利用するんですが(笑)
由佳さんの話に戻しましょう。由佳さんと何度か接していくうちに、あぁこのコはMだな?って
分かりました。匂いですよ、由佳さんのオンナの匂い..言葉の端々、言動、そしてあのスケベな
身体。男に媚びてる、なんて言ったら彼女も怒るでしょうけど。まぁ二人になったとき甘えてくる
タイプでしょうね。
え?擬似セックスですか?よぉ~く聞こえてました。こんなアパートで、声が筒抜けなのを知って
いてですよ?あんなヤラしい声上げて..それだけでもM確定じゃないですか?(笑)
私ね、いつも由佳さんと挨拶したり話したりするとき、ちょっとイヤラしい目付きで身体ジロジロ
見てたんです。もちろんワザとですよ。そうやって免疫を付けさせて、例えばあの晩、土曜のこと
ですが、スンナリとエッチな雰囲気へと持って行けるような準備をしてたんです。
そして私たちの作戦..お互いの妻を褒め合うことで、由佳さんの嫉妬心に火を点けることに成功
しました..意外と簡単でしたね(笑)
彼女、新田さんに隠れて身体触られても拒否しないんですよ(笑)もぉ確信しましたね..
これはヤれるって。


~本編~

二人の唾液が混ざり合う音。悶えた声を時折発しながら、堰を切ったように唇を求める妻を眺め
ながら、これは夢か現実か?..私は固まったまま、ジッと観察するのみでした。
「んん、激しいなぁ由佳さん、フフフ」
「ん..はぁん、んん!..ん、あぁ..興奮しちゃう」
首を後ろに曲げ、横山さんの頭に腕を回しながら、おねだりするようにキスを求めます。
「生のオッパイ、弄ってもいいですか?」
イヤラしい表情で、私に了解を求める横山さん。私が黙ったままでいると、窺っていた妻は深い
溜息をつきました。横山さんが妻のうなじへ手を添えると、結ばれた布の端を解きました..
「あぁ..」
肩口から胸元の膨らみへ、布切れがハラリと滑り落ちます。妻の乳房が視界に飛び込みました。
「グフフ、美乳ですね?..由佳さん」
「...」
「新田さん、弄りますよぉ..」
私の顔を見ながら、ゆっくり、ゆっくりと、掌を動かし始めました。
「あぁ、やっぱりナマだと感触が違いますよぉ、フフ、由佳さんのオッパイ」
「んん!..はぁ、はぁ..あ、んん..」
胸を弄られ、それを目の前で旦那に見られているという心情を、妻は艶やかな喘ぎ声で表します。
「おぉ、乳首がこんなに..由佳さん、立ってますよ」
「い、いやぁん..はぁはぁ、ダメ、感じちゃう..」
妻と横山さん、二人の視線が私を交互に見つめます。私はどうすることもできませんでした..
とうとう舌先で乳首を刺激し始めました。ジュルジュルと音を立てて責め立てます。
「由佳、気持ちいいか?..フフ、今夜の旦那は誰?..由佳?」
横山さんの呼び捨てでの問い掛けに悶える妻。
「あぁ..んん、はぁはぁ!..横山さん、よ..はぁはぁ!気持ちいい..あなた」
場の雰囲気が妻を大胆にさせていきます。
「何でも言うこと聞くんだったね?由佳」
「え、えぇ...はぁはぁ、は、はい、聞くわぁ」
「何でも?..」
「はぁはぁ!..何でも..」
「フフフ、イヤラしいことでも?」
「あぁん、イヤラしい、ことでも..聞きます..はぁはぁ」
横山さんがニヤッと笑いました。
「新田さん、由佳さんこんなスケベなこと言ってますけど?」
「...」
私は始終黙ったままです。横山さんに握られたペースとはいえ、妻の大胆な発言に気が動転気味
でした。
「身体が疼きっぱなしみたいですね?由佳さん」
「え?えぇ..はぁはぁ、私、乱れちゃうかも、スッゴく..横山さん、いい?」
妻も気分が高揚するのか、あり得ないリップサービスを披露します。
「じゃあもっと、本格的に突入しますか?」
そう言うと、妻を軽々と抱え上げ、隣の広いスペースへと連れていったのです。
私は呆気にとられました。困惑した顔で、妻もされるがままです。
淫らな格好で床の絨毯に投げ出された妻。胸がはだけて丸見えです。
「新田さん、ここに座って..そぉそぉ、そこで見ててください」
妻のお尻をグイッと持ち上げ、太ももに垂れる布を腰のほうへと手繰り寄せました。無抵抗です..
「どぉですか?スケベな身体でしょ?..うちの妻は」
横山さんが得意気に言いました。四つん這いにされた妻が「うぅん..」と悶えます。
「見ますか?..由佳のスケベっ振りを、グフフ」
「はぁん..恥ずかしい」
身体をザワザワと撫でられながら、身体が勝手に反応するのでしょう、媚びるようにお尻を振る妻。
ここまできて私に止める勇気などありません。逆に早く見たい衝動に駆られてしまい、思わず腰を
浮かせました。
「まず何を見ます?」
「うぅ、それじゃ..フェラチオ..フェラチオを」
「..あぁ、あなた」
恥ずかしい格好のまま、切なげな視線を寄越す妻が溜息を吐きます。
「フフフ、上手いですよぉ、うちの由佳は」
大の字に寝そべりながら、横山さんは妻を顎で促します。散々逡巡した妻は、意を決したように
四つん這い歩きで男の真上まで移動したのです。私は股間を熱くしました。
「いつも通り、思いっきりしゃぶるんだぞ..由佳」
自分の演技にニヤけた顔をする横山さん。すっかり夫婦交換を愉しんでいます。
「ホ、ホントに?..」
「もちろん..さぁ、香織に夢中の旦那に見せつけたら?..フフ」
「あぁん..横、横山さんは?」
「由佳さんに決まってますよ、何なら離婚して由佳さんに走ろうかなぁ?」
妻がハニカミの笑顔を覗かせました。決まりです..

横山さんは穿いていたズボンを自らズリ下げ立派な肉棒を妻へ見せつけると、視線を逸らして
しまう妻の顔を、両手で覆うように固定しました。そして小声で囁きます。
「感想は?..」
「..大、大っきい..嘘みたい」
妻はそう言って微笑みました。そして肉棒に手を添えます。私を見ました..
「おしゃぶり、しちゃうから..いいんでしょ?」
私は堪らず、コクコクと頷きました..
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