妻と男の物語


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息子の先生2・家庭訪問③

[7071] 息子の先生2・家庭訪問③ tttt 投稿日:2009/08/15 (土) 19:05
 「ひっ・・・」
 ずっしりと重く分厚い感覚の手が、秀子の肩に置かれ、秀子は跳ね上がった。牛尾先生が、秀子の肩に手を置いたのだ。
 
 「大丈夫ですか?お母さん。少しあちらで、休んだほうがいい。さあ、隆、お母さんを居間に連れて行こう」
 「はいっ!先生っ!」

 後ろから両肩を牛尾先生に押され、右腕を、息子の隆が引っ張っている。秀子は、息子の表情を見た。息子の隆は、大きな瞳を心配そうに拡げて母親を見つめ、時折、秀子の背後を見上げている。そのときの息子の瞳は、憧れの対象を見るような、きらきらと尊敬を含んだそんな目なのだ。牛尾先生を見ている目は。
 しかし秀子は思った。秀子の両肩に伝わる、怖いほどの熱気。牛尾先生の手の平の熱。その熱は、じわじわと秀子の内部に浸透してくるのだ。秀子は、恐ろしかった。この子は、隆はそんな母親の心情がわかっているのか。
 いやわかる訳がない。母親の心情ではなく、女の念なのだから。子供にわかる訳がない。秀子はそう思った。そして怖かった。

 「さあ、お母さん、そこに座って、休まれるといい。心配するな隆。お母さんは少し、びっくりして、腰の力が抜けただけだ。ほら、脈も正常だ」
 「ああっ」

 秀子の手首を、手に取り、牛尾先生はそう言った。秀子の細い手首をじっくりと熱が伝わる。肩にもまだ残る、熱の余韻。秀子は不思議だった。秀子の肩が、腕が、驚くほど軽く感じるのだ。
 豊満過ぎる乳房ゆえに、肩こりだった秀子の肩が、だるい腕が、軽い。

 「あはっ・・・先生、何を・・・あっ・・・」
 牛尾先生の手が、秀子の背中を撫でる。熱くじっとりと、撫でさする。熱く心地よくさえ感じる秀子は、熱い吐息を吐き出しそうになるのを、目の前でじっと母親の顔を見ている息子の視線に、思いとどまった。

 「先生、やめて下さい。も、もう結構ですから・・・ああっ」
 「お母さん、少し力を抜いていてください、いいですか?」
 「ひっ、ひいっ」

 なんて大きな手だ、秀子はそう思い、自分の腰が、引き付けられるのを、なす術がなかった。牛尾先生は、秀子の細いウエストを両手でグッとつかみ、両母指で秀子の腰椎をグイイ・・・と押すのだ。
 「ふんっ・・・」
 「ひいい・・・」
 牛尾先生の気合と、秀子の力が抜けた声と息。隆は、そんな母親の表情をじっと見ている。
 「お、お母さん・・・だ、大丈夫・・・?」

 母親を心配そうに見つめる、息子。自分の母親の体を、男の手が触り続けるのを不安に思うのだろう。母親を悪い男たちから救ってくれた、恩師といえ。秀子はそう思った。息子の尊敬の眼差しと、不安な瞳。しかし次の瞬間、秀子は、息子の瞳から不安が消え、輝き一色になるのを目の当たりにするのだ。
 秀子の腰が、軽くなった。抜けていた腰の力が、スッと入り。秀子は思わず立ち上がった。

 「こ、これは・・・」
 「凄おい、お母さん、先生っ!」 

 隆が、母親の背後を、紅潮した顔で見上げる。秀子は振り向いた。牛尾先生が、腕組みをして、仁王立ちになっている。

 「いかがですか、お母さん。なに、私は柔道整復の専門家でもありますからね。スポーツトレーナーでもあります。あの程度のことは何でもありません。どうだっ、隆。柔道をしっかり習うと、こんな事もできるんだぞっ」
 「先生・・・お母さんっ!」

 秀子は、少し後ずさりしてしまった。息子が、強い視線で秀子を見上てきたのだ。今までこんな目で、母親を見上げたことがあったろうか?この子は・・・。

 「お母さんっ。僕は柔道を牛尾先生に習うからねっ。お母さんが言ったように、途中でやめないよっ」
 「隆・・・」
 「それで・・・お母さんのこと治してあげるよ、先生みたいに。押し売りの人が来たら、僕がいるから」
 「隆・・・」

 「よく言ったぞっ!隆っ!」
 牛尾先生が、息子の頭をがっしりとつかみ、そして、
 「見せてやれよ、隆。お母さん、さっき言ったでしょう。息子さんは非常に体に柔軟性があって、柔道にむいてると。さあ、隆、座って足を広げてみろ。さあ、お母さん、息子さんの背中を押してみて下さい。びっくりしますよ」

 秀子は、牛尾先生の導くまま、股割りの格好の息子の背に立ち、息子の肩に手を置いた。そして、気づかなかった。きっと、息子の隆の、母親への優しさの発言や、労わりの瞳に、牛尾先生の男の手の熱気を忘れていたのだ。このすぐ後、物凄いオスの熱を放つ、牛尾先生がすぐ後ろに立っていることを、思い知る秀子だった。
 秀子は、隆の両肩を軽く押した。すると、息子の上半身が、股の間に倒れこみ、ぺったりと床に付いたのだ。感動だった。

 「す、凄いわ、隆。こ、こんなにべったり。なんて柔らかいの。凄い凄い、すご・・・っ!!」
 「ねえ、先生。ほんとに、そんなに柔らかいの?柔道にむいてる?先生」
 「ああ、そうとも隆。凄い柔らかいぞ。いいぞぉ、柔らかいぞぉ」
 「っ!・・・っ!!」 

 秀子は、唇を噛んだ。耐えた。声を出すのを耐えた。驚きの声を出すのをではない。快感の声をだ。いや、息さえ吐けない。吐けば声が出てしまう。息子が密着するほどの距離なのだ。いけない。
 乳房を揉みしだいてくる熱。牛尾先生の、力強い両手の揉み込み。
 
 「柔らかいぞぉ、隆。柔らかい」
 「本当?先生。ねえ、お母さん、もっと押してみてよ」
 「っ!!・・・っ!!」

 息子の背中を押す秀子の背にかぶさった牛尾先生は、両手を前に回し、秀子の豊満な乳房を、ムニュリムニュリと、揉みしだくのだ。秀子は驚愕する暇もなかった。快感が、突き抜けた。牛尾先生は、乳首さえ、摘まんでくる。ブラと服の上からとはいえ、秀子の乳首は勃起し、電流のような気持ちよさが突き抜け、秀子の手に力を込めさせた。

 「そうだよお母さんっ。強く押してっ」
 「柔らかいですなあ、お母さん。それ右も、左もっ。すごい弾力だっ、隆っ」
 「うっ!・・・っ!!」

 ぐいぐいと、秀子のヒップに、股間を押し付けてくる、牛尾先生。すごい硬さ!秀子は、自分の肉体を罵った。なぜこんなに感じるの!?こんな状況で!?悔しい!
 牛尾先生に、体をほぐされていたからか?徐々に、女の部分を引き出されていたから?やっぱりそうだったの?それとももう、私の体はこんな風に感じてしまうほど、切ない体になってしまっているの!?夫が構ってくれないからなの?
 
 ああっもうやめて離して先生っもうだめ声が出ちゃう息子に気づかれちゃうっ・・・



 「お母さん・・・どうしたの?顔が真っ赤だよ・・・また辛いの?」
 振り向いた息子が、秀子の顔を心配そうに覗き込む。牛尾先生に解放された秀子は、息子の肩から手を離した。そして、気丈に、振舞った。
 「ううん。なんでもない。お母さん、あなたの体に、びっくりしたのよ、それで・・・ひっ」

 再び秀子の肩をグッとつかんだ牛尾先生に秀子は、膝が崩れそうになるのを堪えた。そして、牛尾先生は、秀子の息子に声をかけた。低く、落ち着いた声だった。
 「隆。お前、外で遊んできたほうがいい。柔道教室の連中が、校庭で遊んでるはずだ。走り回るのもいい事なんだぞ。家でゲームばかりはよくない」

 「うん、そうするよ。お母さん、外に行ってくるよ」
 「た、隆・・・」

 息子が居間を出て、玄関の音がするのが聞こえて、秀子の膝が折れた。見上げると、牛尾先生が、仁王立ちで秀子を見下ろしている。秀子は目前の、膨らみに目が奪われた。そして、動けなかった。
 牛尾先生が、ジャージのズボンに手をかけた・・・
 
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