[7051] 結婚と妻の過去と写真とオヤジ シュレックシュレック 投稿日:2009/08/12 (水) 14:20
私の妻は現在25歳。低い身長のせいかキレイというよりカワイイと言った印象の、コロコロと表情が変わる元気な妻です。
妻は私の友人の妹で小さな頃から見知っていた間柄が、恋愛関係に発展して昨年にゴールイン・・・仲の良い夫婦だと自負しておりますよ。もちろん多少のケンカはありますがね。
正直な所、この出来事には私の想像するフィクションがある為、小説としてこちらへ書き込みさせて頂こうと思いました。
知ってしまった妻の過去を文章にして、より現実味を自分自身に与える為の作業です。
ロリータ的なお話しになりますが、よろしいでしょうか?
最近は仕事していても、色々考えてしまうのです。妻の過去に何があったのか?
友人の妹から大好きな彼女へ、そして愛する妻へと変わっていった女性の秘められた過去に・・・・
また夜にでも書き込みさせて頂こうと思います。
[Res: 7051] Re: 結婚と妻の過去と写真とオヤジ シュレックシュレック 投稿日:2009/08/12 (水) 21:08
事の始まりは、結婚前にさかのぼります。
妻の両親への挨拶を済ませ(もちろん了承して頂いて)順調に式場も決まり、ウエディングドレスを選んでいる時期でした。
妻の叔母が「是非とも結婚式では和装をしてもらいたい」と提案してきました。着付けは叔母がやるからと・・・
どうしたものかと思案した結果、結婚式前に白無垢や色内掛けなどの和装写真を撮って披露宴で飾ろうという事になったのです。その撮影の際に叔母に着付けてもらおうという算段です。
親類で生まれた女の子は妻しかいないとの事で、小さい頃から本当に可愛がってもらったと感謝していた妻は、叔母に着付けてもらえる事が本当に嬉しそうで・・・余計な出費とは言え嬉しい結果となりました。
撮影をお願いする事になったのは、妻の父親の勧めで同じ地区にあった「茂木フォトスタジオ」という昔ながらの写真屋さんです。
当初、妻は「あんな町内の写真屋じゃイヤ」「同級生に見られると恥ずかしい」など、あまり乗り気では無い様子で、できれば別の場所を考えてくれと珍しく言葉を荒げていました。
義父に「もうちょっとオシャレなスタジオで・・・」と言いかけましたが、今だに妻の七五三の時の写真を店の表看板に飾ってくれてあるからと、義父の言葉に興味を持ち私がスタジオへ直接行き、私の判断で撮影日時を予約してくる事になったのです。
次の週末、「茂木フォトスタジオ」へと向かった私は、義父の言った通りの表看板にあった妻の幼い写真を確認してから、店の中へと入りました。
カウンターのようになっている場所には人影もなく、奥から人の話し声が聞こえます。
もごもごとした話し声だったので、何かの商談中かと思い店内をうろついていると、いくつかの飾られた写真の中に妻の学生時代の写真があったのです。
それは妻の顔のみを映した、大きな写真。私はその大きく引き伸ばされた妻の顔写真に、吸い寄せられるように近づいていきました。
・・・・・不思議な写真でした。写真の中の幼い妻は薄く微笑んではいましたが、「困惑」や「恥じらい」など、色々な感情が混じった顔をしていたのです。
『なんだこれは?』
その時の私のストレートな感情です。幼い少女の、これほど複雑の表情を撮れる写真家とは誰なのか?どんな人なのか?
この写真の妻はいくつなのか?なぜ顔写真が大きく飾られているのか?
「いらっしゃい。」不意にかかった声に振り返ると、そこには還暦はゆうに過ぎたであろう男性が立っていました。
「店主の茂木でございます。何かご用があるなら、お聞き致しますが・・・」
丁寧にそう言われた私の頭の中に、写真撮影をお願いするという根本的な用事が出てきません。出てきた言葉は・・・・
「この写真の子・・・不思議な顔をしてますね?・・・」
自分が店主に向けて放った言葉を自分で理解するのに時間がかかりました。私は何を聞いているのか?と我にかえった時に後悔の念を抱いてしまうくらいに、頭が働いていなかったようです。
「それはもう10年以上前に撮った写真でねぇ。たしか、この町内に住む子なんですよ。キレイな子でしょう?・・・年齢を感じさせない写真に仕上がったので、もう10年以上も飾らせてもらってます。」
そんな私の様子を、変な人でも見るかのような表情で見ている店主が返答してくれました。
「奥にギャラリーもありますので、良かったら覗いていって下さい。写真に興味がある方なら、何か参考にして頂ければ嬉しいですよ」
こちらへどうぞと手を差し出され、奥へと進むと、この店主が撮ったのか、ズラリと並んだ写真を雰囲気良く壁掛けしてあるギャラリーに通される。
ギャラリーには、店主と同年代の男性がおり、店主がさっきから話していたのは、この男かと短い挨拶を交わしました。
「私は隣の部屋にいますので、何かあれば声をかけて下さい。ごゆっくり見て頂いてもかまいませんので・・・」
そう言うと店主は、男性と一緒に隣の部屋へと入っていき談笑を始めたようでした。
『あの写真はなんだ?』
私の脳裏から消えない先ほどの妻の写真。10年以上前となると妻が中学生くらいの時の写真なのか?
グルグルと考えを巡らせていると、男性が消えた部屋から、話し声が漏れ聞こえてきたのです。
(あの写真を見ていたのか?今いる客は?)
(ん?あぁ。食い入るように見ていたから、何か感じたのかもしれんなぁ。あの写真に・・・)
(まさかっ。分かる訳がなかろう。あれがどんな写真かは・・・)
(ふふふ・・・そうじゃな。しかし和美ちゃんは元気かのぉ。)
和美?私の妻の名前です。私の鼓動が一瞬で大きく跳ね上がりました。なんの話しをしている?お前らと和美はどんな関係なんだ?
まだ何も知りえていない状況にも関わらず、怒りにも似た感情が頭を持ち上げてきました。
ゆっくりと2人がいる部屋へと近づき、会話を良く聞こうと壁に耳をあて、落ち着くように自分に言い聞かせていました。
(和美ちゃんは、もう25くらいじゃないのか?。狭い町内でも中々顔を見る事がないわい。)
(いい女になっておるじゃろうなぁ。まぁ、ワシらは写真の中で良く顔を見ているがのぉ・・・ひひひ)
いかにもという、イヤらしい笑いが部屋の中で響きました。私の心臓の音が中にいる2人に聞こえてしまいそうで、息をするのも苦しくなっています。
(見ておるのは顔だけじゃなかろう。あの顔写真の下で揺れる可愛い乳房も、たっぷりと撮らせてもらったからのぉ・・・・そんな娘だとは、あの写真からでは感じられんじゃろうて。)
(感じられたら超能力者みたいなもんじゃな。がはは・・・)
私の中の思考が、そして時間が・・・ゆっくりと止まりました。
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