妻と男の物語


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人妻、事務員Ⅰ-4

[Res: 8390] Re: 人妻、事務員 エルモア 投稿日:2010/01/06 (水) 18:13

「とうぜん警察には連絡しますよ、あなた結婚されてますよね」
弥生の指輪を見て小林は言いました。
「はい、それが」
「それじゃ奥さんと呼ばさせてもらいますね、警察が来てもその商品の指紋の採取とかありますけど、奥さんそれ先程触られましたよね、まあ鞄に入れる前に既に触れているはずとはおもいますが、意味がわかりますか」
「そんな」
「素直に認めて下さい、そうすれば悪い対応はしませんから」
「信じて下さい。私、盗んでなんかいません」

「奥さん、制服姿ということは、今は仕事中ですか、その事務服見覚えあるな」
(何なの、この人私じゃ無いと言っているのに)弥生は徐々に苛立ってきていました。

「確かあそこの建材を扱っている会社の人ですね」
何故かその店長の小林は弥生の務め先を当てました。
「まいったな、同じ組合の関係者じゃないか」


一度小林は席を立ち部屋から出て行きました。
[Res: 8390] Re: 人妻、事務員 エルモア 投稿日:2010/01/06 (水) 18:14
(一体なんなの、ただ身の潔白をしようとここに連れてこられたのに、まるで犯人扱いじゃない、いったいどうすれば)弥生は考え込みました。

しばらくすると小林が帰ってきました。
「それじゃ話の続きですがなぜこのコンドームを盗んだんです」
「だから、私は・・・」
「確かに女性ですから買いにくいとは思いますよ」
「そんな・・・」
「奥さん自宅のコンドームが無くなったのに気付いて買おうと思ったけど女性なので恥ずかしいから盗んだと、ま、そう言うところですか、奥さんその歳でもまだ恥ずかしいんですね」
勝手な推測をし、訳の分からない事を言う小林に半分厭きれていましたが弥生は(そうだ、家にはまだスキンが残っているはず、それを判ってもらえば私がこんな物を必要じゃ無いと理解するはずだわ)
「あの、自宅にはスキンが置いてあります、だから私が盗む必要などありません」

「へーなるほど、自宅にあるのに盗んだって事は、御主人には知られたくない理由があるんですね」
(また、この人は何を言ってるの)
「奥さんなかなか綺麗ですよね、他に男が一人や二人居てもおかしくはありませんね、浮気相手との品物が必要だったんですね、それで自宅の物を使うと御主人にバレるかもしれませんからね」

この男は何を根拠に言っているのだろう、多分何を言っても信じて貰えないと弥生は思いました。
「コンドームなんてホテルいけばあるでしょう、それともホテル以外の場所が奥さんの好みなんですか」
むちゃくちゃな理屈を並べる小林に弥生は、
「何を言っているんですか・・・・それじゃ、どうしたらいいんですか、警察ですかそれともお金を払えばいいんですか」

「お金を払う。と言う事は認めましたね、でもお金を払えば許されるとでも思っているんですか」
別に弥生は認めた訳でもなく、この場からただ去りたいだけでした。
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