妻と男の物語


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嵌ってしまって・・・ 32

[Res: 9792] Re: 嵌ってしまって・・・3 美和 投稿日:2010/05/22 (土) 01:36

「じゃあ、帰ります・・」
何か言いたげな顔で、頭を下げる拓郎くん・・
そして玄関へと向かいます・・
それを追うように私も立ち上がり、玄関へ向かいます・・

土間の手前で振り返り、
「あ、ありがとうございました・・・・」
「ううん・・また・・よかったら・・」
「えっ・・・あ、は、はい・・ありがとうございます・・・」
「・・・あ、、そ、それと・・」
「・・・・・・」
「きょ、今日のことは・・絶対、秘密ね・・・」
「は、はい・・・・」

ムラムラしていた・・・
モジモジする感じで、恥ずかしげに話す美和を見て、
興奮してしまっていた・・・
3回も出してスッキリしているはずなのに・・・
それを忘れてしまったようにドキドキとしてしまっていた・・
(やば・・・なんかすげえ興奮する・・)
なんか息苦しいような・・そんな感覚・・
ブルーのスニーカーを履いて、息を吐いた・・
(このまま帰るのか?・・)
自分に問いかける拓郎・・・
(これじゃ、帰れないよ・・・)
いつのまにか強気な自分・・・

「また・・よかったら・・」
さっきの美和の言葉を思い出した・・・


平静を装っていましたが、身体にはまだ火照りが残っていました・・
たぶん目は、まだいやらしい光を出していたのではないでしょうか・・
拓郎くんの私を見る目・・・
興奮しているのが明らかにわかりました・・・
あんな目を見せられたら・・・
なんかドキドキしてしまいます・・・
また・・すごいことになっているのね・・・きっと・・

靴を履き、もう一度挨拶をしようと振り返ると、
両膝を着いた美和が、潤んだ目で微笑みながら、
「またね・・・・」

そう言って濡れた唇に思わず見とれ、
(ゴクッ・・)と、息を呑んでしまった・・・
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