妻と男の物語


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すわっぴんぐ・もどき

[73] すわっぴんぐ・もどき NOBAうさ 投稿日:2003/11/12(Wed) 00:03
 幼なじみの聡と久しぶりに飲みに行った。
 最初のうちは、飲みながら昔の懐かしい話やたわいもない話をしていたが、そのうち話がエッチなほうに流れていった。夫婦生活のこと、回数や、やり方、感じ方などを話していたが、突然、聡が「恵子のことは、今でも愛してるし、セックスもそこそこ満足してるんだけど、なんか前とは違うんだよねぇ・・・。ドキドキ感がないっていうか・・・。」とつぶやいた。
それは俺も同じだった。妻・幸子と付き合い始めた頃、結婚したての頃は、何もかもが新鮮だった。キスの唇の感触、甘い魅惑的なかおり、柔らかな胸の弾力、可愛らしい下着、柔らかな翳り、うすピンク色の女性器、粘り気のある愛液、誘いかけるような匂い、俺を優しく包み込んで蠢めいてくれる膣の感触、そして何よりもその都度ごと見せてくれる妻の恥じらい・・・。その全てが新鮮と驚きに充ちていて、俺を魅了してくれていた。
 妻・幸子の魅力が減ったとは思わないが、5年の結婚生活のうちに、妻の許しを得てできるようなセックスは全てやり倒してしまった。次第に日々のセックスにときめきを感じられず、何かしら物足りなさをおぼえるようになっていたのは事実である。
聡と、互いの妻とのセックスのことを話しているうちに、俺は言いようのない程、気持ちが高まり、以前感じていたような懐かしいときめきを味わっていた。 聡も俺の妻・幸子の性の話を、目をぎらつかせながら、根ほり葉ほり興味深そうにきいていた。
 「いける!」俺は思った。幼なじみの聡のこの様子なら、かねてからの俺の思いを話してみても大丈夫だろう。万一、聡に断られても、酒の席での戯言とでも言ってごまかせるだろう。
 俺のかねてからの思い=それは夫婦交換。SW雑誌の「ホームトーク」を読んだときから、いずれはやってみたいと思っていた。しかし相手が必要なことでもあるし、今まではずっと胸の奥にしまっていた。その相手が今、見つかりそうなのだ。
しかし大きな問題がある。俺の妻・幸子は、容姿は古手川祐子似で、スリムで、性格も優しく、俺が言うのもなんだがそこそこイケてるほうだとは思う。でもことセックスに関しては、ひじょうにノーマルなほうで、アブっぽい行為は今までほとんどやらせてもらったことがない。もちろん、俺と付き合ったときは、処女だった。(前彼とはハードペッティングまではあったらしいが・・・)
 聡の妻・恵子にしてもそうだ。俺と聡と恵子は、同級生だったから俺にはよくわかっている。恵子は小柄で可愛いタイプだが、おとなしく真面目な女子だった。かりに聡が納得しても俺らの悪巧みに、そうやすやすと同意するはずがない。
 それに夫婦交換が深まっておかしなことになり、夫婦関係自体がこじれてしまっては元も子もない。そんなリスクはできるだけ犯したくない。
 安全かつ確実に楽しむことのできる夫婦交換!
 それが俺の計画、「夫婦交換もどき(夫婦交換の真似事)」だ!!
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