妻と男の物語


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私の足元で…49

[Res: 2068] 私の足元で…49 わくわく 投稿日:2007/07/02 (月) 12:39

桜井のネルトンの真似事を見て、少しばかり笑う早紀です。
が、直ぐに現実に引き戻され、私の顔が浮かんで来てしまいます。
「やっぱり、なおに悪い…」
この早紀の心境の動き、桜井も少々困惑気味です。
一旦気を許したと見えて、直ぐ私を思い出し、後戻りする…。
いつもの桜井なら、そんな微妙な女心を見せられても、相手に乗っかって腰を振って来ました。
が、早紀には、対応の仕方が違うようです。
やはり、桜井の早紀に対する気持ちは、本気なのかも知れません。
早紀に対しては、ゆっくりと説き伏せようとしています。

「ねえ、今だけは古のことを忘れて俺だけ見つめて」
「でも…」
「もし、古が起たなくなったとして、早紀がそこまで気にする必要があるのかなあ。
早紀のせいじゃないと思うけれど。
それに起たないとしても、一過性のものだよ。
きっと…」
「…」
「ねえ」
ベッドに並んで腰を下ろしていたふたりですが、桜井に引き寄せられ抱きすくめられる早紀です。
「こっちを向いて」
あらためて見つめあい、唇を寄せ合います。
もう何度目のキスになるでしょう…。
少し立つと、早紀の舌も動くようになります。
「ん、ん、ん」
私を忘れようとしてか、早紀は夢中で舌を絡ませます。
桜井は、そんな早紀を寝かせ、乳房の上に手を置きます。
そしてゆっくりと、乳房を揉み始めます。
とその手が、浴衣の上からブラジャーの感触を捉えます。
(どうせ脱ぐのに…)
とは、男の身勝手な言い分です。
脱いだ下着を再び着けて、男に身体をゆだねるのは、女のたしなみ、乙女の恥じらいです…。

桜井の手が、早紀の浴衣の帯を解きます。
あわせが、はらりと落ちます。
現れたのは、淡い青のブラジャーです。
もう、あの夜の時のように、周りに気を遣う必要はありません。
片手では収まらない乳房を覆います。
「…」
ため息です。
「背中を上げて」
と、ホックを外します。
両の乳房が露になり、桜井はまじまじと見つめます。
桜井にとって、落ち着いての対面はこれが初めてです。
一昨日、暗がりで許してくれた乳房は、明かりの下では釣鐘型の整ったものでした。
「綺麗だよ…」
思わず出た、正直な感想です。

片肘で体重を支え彼女の上になり、顔中にキスをします。
ガラスを扱うように、顔の部分ひとつひとつに丁寧に触れます。
髪の毛を梳き、耳朶を舐めて甘く噛み、耳元で熱く熱く囁きます。
「早紀しか見えない…」
頬を挟み、鼻の頭を合わせ擦り合せます。
目の前には、早紀の大きな瞳があり、キラキラ濡れ輝いています。
「可愛いよ」
「うふ」
「何がおかしいの?」
「だってさっきから、誉め言葉ばかりでくすぐったいの…」
「いや?」
「ううん。
嬉しい。
でも恥かしい…」
「早紀の、そこが可愛いんだ」
もう一度、キスをします。
軽く、唇を触れるだけの。
鬢のほつれ毛に唇を寄せるとそのまま下がり、舌先で首筋を舐めました。
「あああ」
仰け反る身体。
早紀の手が、シーツを掴みます。
桜井は、早紀の鎖骨にも舌を這わせ、舌裏の柔らかいところで舐めます。
ピクッピクッ。
「どうしたの?
ん~?」
興奮で上ずって、桜井の声らしくありません。
「分らない。
くすぐったい…。
でも、気持ち良い…
「ねえ、手を頭の方にやってごらん」
「え?」
「脇の下を舐めるから」
「いや。
恥かしい…」
「ねえ、上げて」
窪みが露になり、産毛の様な腋毛があるだけです。
桜井は、片方ずつ丁寧に舐めながら早紀を見ます。
腕で顔を蓋い、目を隠しています。
その仕草が可愛くて、思わず片方の乳房に手を当てて乳首を指の間に挟み回し揉みます。
柔らかで、きめ細かな手触り。
乳首を挟んだ指を、微妙に動かします。
「あっ、あっ」
早紀の身体が弾みます。
桜井はたまらず、乳首を口に含みます。
「あん。
だめ」
「綺麗だよ」
「恥かしい…」
反応が、一々初々しいのです。
桜井のペニスは、痛々しいほど大きくなりながらシーツに押し付けられています。
シーツに触れた鈴口が、水分を吸い取られ、布にくっついてしまっています。
ペニスが動く度、くっついたところが引きつられます。

19歳の、早紀の若々しい身体は、桜井を夢中にさせます。
まだ2度目の、それも1度目は忙しない中での肌あわせでしたから、なにもかもが新鮮なようです。
張りのある、双の乳房。
固くなって、上を向いた乳首。
その乳首が愛おしくて、甘噛みをします。
「あうっ」
身体が、ビクビクと、早紀は敏感になっています。
しばらく乳房を愛撫し、なだらかなラインに沿って舌を腹部へ移します。
へそを中心に、舌で渦巻きを描きます。
「あう」
甘い声です。
浴衣を完全に脱がせ、うつぶせにさせます。
「えっ」
一昨日は、お互いの性器を合わせはしましたが、見せ合ったわけではありません。
恥かしいだろうと、パンティーは着けさせたままにします。
背中全体を擦ると、首から尻まですうっと、一本の線を引く様に舌で背骨をなぞります。
「あああん」
声と共に、尻全体の筋肉がきゅっと締まるのが分ります。
「だ、だめ~」
パンティーの上から尻たぶを掴み、左右に分けると、
「いやっ」
奥は、どうなっているのでしょう。
それは、後でのお楽しみにしたようです。

桜井は、再び早紀を仰向けにさせると、身体を足元に移動し足の指を口に含みます。
「えっ!?
汚い…」
「平気だよ」
「でも…」
「早紀のは汚くないよ。
どこだって舐められるよ。
もしかしたら、こう言うの初めて?」
「はい…。
足の指は…」
「俺に任せて」
指と指の間にも、舌を入れます。
「はあああ」
汚いところを舐められていると言う思いと、気持ち良さの狭間で混乱しているようです。
桜井は、このように色々寄り道をしながら、彼女の中心へと舌と指を進めます。
「ねえ、脚を開いて」
「恥かしい…」
「脚の内側を舐めたいから」
少しだけ、脚が開かれます。
その隙間に身体を入れ、匍匐前進の様な体勢で先に進みます。
桜井の身体に割られ、早紀の脚の開きは自然と大きくなります。
大腿に近づくと、視線の先には彼女の大事なところを被うパンティーがあります。
花園の辺りには、じんわりとシミがにじんでいます。
ここでパンティーを脱がせるよりも、キスをしながら脱がせた方が良いだろう…。
桜井は、そう考えます。
しばらく内腿を舐めて、彼女の横に並びます。
「可愛いよ」
「ふふん」
髪の毛を撫でながら、キスをします。
手を這わせ、乳房に道草をします。
その悪戯な手をへそへ移し、そのまま下腹部のなだらかなラインにそってパンティーのゴムをくぐらせます。
強く舌を吸い、彼女の恥かしさを紛らわせます。
指は茂みに到達し、かき分けるようにしてえっちな指3兄弟で円を描きます。
あそこの入り口に触れた指先は、しとどに濡れます。
その指で、敏感なクリトリスを擦ると、
「あっ、あっ」
耳朶を噛んで
「好きだよ」
空に伸びた早紀の手が、桜井の悪戯な腕を掴みます。
「んんん」
口を外し
「ああ」
クリトリスの位置が明確になり、集中して攻め立てます。
「あっあっ。
ダメッ」
大きな声です。
腕を掴んだ手に、力が入ります。
キスを求めて、早紀の顔が桜井の顔に近づきます。
口を合わせると、舌を絡めて来ます。
舌が痛くなるほど、思い切り吸いこみまれます。
指の動きを激しくすると、
「あっ、あっ。
ダメ、ダメッ」

指の動きを止めると、肩で息をします。
指で早紀の複雑なヒダをかき分け、ゆっくりと進みます。
濡れたあそこを捉え、中指を入れます。
「あん」
(なんて熱いんだ…)
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