妻と男の物語


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誠実な人(2) 4

[Res: 4287] Re: 誠実な人(2) イワタ 投稿日:2008/08/03 (日) 22:06

もちろん、私は、その先の出来事を知っていました。
そして、「全てを知っている」と権藤さんを無碍も無く静止することも出来ました。
しかし、私は、敢えて、それをしませんでした。
償いとして、全てを告白させようという意地の悪い気持ちと、権藤さんの口から語られる情事を聞いてみたいという気持ちが、それを思いとどまらせたのです。
思えば、あの瞬間、止めに入らずに覗いていた心の奥底と関係があるのかもしれません。

「はぁぁ・・・。」

権藤さんは、深いため息をつくと、小さな声で続けました。

「私は・・・奥様を抱いてしまったのです。」

私は、目をそらさず、権藤さんの顔を見つめました。

「奥様の健気な奉仕にも、私は、射精することができず、射精に至らない自分に対する葛藤のようなものを感じました。独りよがりな葛藤です。」

権藤さんは、私から視線をそらすように、再び目を閉じます。
それでも、彼はありのままを言い続けます。胸のうちを振り絞ります。

「回復した分身に、射精、そして、女体という更に至上の喜びを与えたいという衝動、今そばに居る奥様を抱いてみたいという欲望、全てが入り混じったとき、思わず、『奥様を抱かせてください。』と口にしていました。私は、なんとか奥様を言いくるめようと、必死でした。」

こんな気持ちで、あの場に居たのかと・・・、衝撃的でした。

「優しい奥様は、私の無理な願い事を、旦那様にはもちろん秘密の上、ゴムをつけるという条件と引き換えに、承諾をしてくださいました。悪いのは私です。奥様の優しさに付け込んだのも同然です。」

権藤さんの話は止まりません。罪悪感からか、全てを告白しなければならないかのように喋り続けます。

「恥ずかしいからと、パンティだけを脱いだ奥様の中に私は挿入しました。奥様の中は、暖かく、私のペニスを優しく包み込みました。まるで、再び、童貞を失ったような気持ちでした。引き抜こうとすると、私のイチモツに奥様が絡み付いて、腰砕けになりそうでした。突き上げる度、服の上からも乳房が揺れるのがわかり、しばらくすると、奥様の頬がうっすらと桃色に染まって、じんわり汗を吹き出していく様子に益々欲情してしまいました・・・。」
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