妻と男の物語


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貞淑妻の火遊びから… 41

[Res: 5939] 第41話 沈粕男 投稿日:2009/01/26 (月) 23:55
達雄のアパートから帰宅した千絵子…普段通り子供達を迎え、家事に勤しんでいる…先程まで達雄に晒していた淫らな姿は嘘のような雰囲気だ…
その頃、夫の職場では…
「黒川さん」
夫(黒川)の後輩である営業の山下が声をかける。
「おお、山下君」
山下の声に黒川が振向き会話が続く…
「黒川さんの甥御さん△△大学に行ってるんですか?」
「えっ!俺にはそんな年齢の甥はいないぜ…なんで?」
山下の言葉に怪訝な表情を見せる黒川…
「だって、今日○○駅近くのアパートの部屋から出てくる奥さんを見たんですよ、だから、そこに甥御さんがいるんだと思って」
「人違いじゃないのか?」
「おかしいな、あんな綺麗な奥さん見間違うはずないんですけどね…でも黒川さんが、そう言われるならやっぱ…」
「そうだよ、うちの奴なはずないって、第一そんな所に行く用事がないもん」
「あは、黒川さんがそういうのなら、そうですね、すみません、では」
頭をかきながら山下が去っていく…千絵子の人柄を知る山下には、千絵子が゛大学生と不倫゛などという発想はない様子だ…
だが…
(千絵子が大学生のアパートから…まさか…)
山下の何気ない言葉は、ヤキモチ妬きな黒川の頭の中に一抹の不安を過ぎらせていた…
(あんなに思いっきりしたのって久々だわ…三回もしてくれるなんて達雄君…凄かったわ…若い男の子はやっぱり違うわ…)
夜も更け子供達が寝静まった後…千絵子は夫の不安を知る由もなく…昼間の達雄とのセックスを思い出していた…
(達雄君があんなに興奮するなんて…私の身体もまだまだ捨てたもんじゃないわね…)
服を捲りブラジャーをずらし露になった乳房を掴む千絵子…
(あん…昼間のこと思い出すと何か…身体が疼いちゃうわ…あん…ここに達雄君のが…あん…)
片手で乳首を弄りながら…もう片方の手をショーツの中に入れて…指で陰部を弄る千絵子…
「はぁ…はぁ…あん…」
昼間の興奮が蘇り、何とも厭らしい表情の顔から荒い息が漏れる…
そんな時…
「ただいま」
夫の声とともに玄関のドアが音を立てる…慌てて服を整える千絵子…
「おかえりなさい、すぐ食事の仕度をするわ」
千絵子は何事も無かったように振る舞う…しかし…
「千絵子珍しいな…いつもはジーンズなのに…今日はスカート履いてるんだ…どこか出かけたのか?」
先日は髪型が変わったことも気付かなかった黒川だが…山下の言葉の影響か、この夜は些細な千絵子の変化に気付いていた…
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