妻と男の物語


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貞淑妻の火遊びから… 42

[Res: 5939] 42話 沈粕男 投稿日:2009/01/28 (水) 20:17
「たまにはスカート履いてもいいじゃない、それにどこにも出かけてないわよ、さああなた食べて」
自分がスカートを履いてることに夫が気をとめたことには驚いたが、昼間の行動を怪しまれないよう想定した言葉で答えながらダイニングテーブルに夫の夕食を用意する千絵子…
「そうか…」
淡々と答える千絵子に黒川は職場での同僚の山下の目撃談を切り出せない…だが…
(そんなはずは…千絵子は出かける時しかスカートを履かないはずだ…)
黒川の中に疑念が存在していた…
「でもなあ千絵子…ほら後輩の山下っていたろ、彼がお前を○○駅の近くで見たっていうから…」
その疑念が黒川にこの言葉を口にさせた…
「えっ」
゛夫の同僚が目撃していた゛このことが千絵子に動揺を与える…
(そんな…山下さんに見られてたなんて…でもここは…)
しかし千絵子は動揺を隠しながら答えていく…
「人違いじゃないの…私本当に今日はどこにも行ってないわ」
「本当か?千絵子がスカート履くなんて…どこか出かける時だけじゃないか」
゛タイトスカートを履く妻゛普段とは違う千絵子の服装が与える疑念に黒川は食い下がる…
「別に出かける時だけじゃないわよ」
「いいや、そうだ」
「しつこいわね…大体出かけるにしても私いつも車よ…そんな○○駅の方に行く訳ないじゃない!」
食い下がる夫に動揺はしているが…後めたさからか逆に必死に抵抗する千絵子…
「そんなにムキになって否定しなくてもいいじゃないか…何か怪しいな」
千絵子の゛逆ギレ゛気味な様子に益々疑念を抱いていく黒川…
「何が怪しいのよ…何か不愉快だわ…私お風呂入ってくるから!」
千絵子はこれ以上喋ればボロが出ると思い…゛夫の不快な言葉に機嫌を悪くした゛という感じで浴室へ向かう…
(いい過ぎたかな…あの千絵子が浮気なんて…ありえないよな…)
浴室に向かう千絵子の後ろ姿を眺めながら疑惑から後悔の念に変化していく黒川…
(でも何故なんだ…今日の千絵子…やけに…)
千絵子の腰から尻のラインが妙な゛美熟女゛のフェロモンを発していた…
そんな自らの身体の色気に気をとめることなく…
(いけない…つい動揺してムキになっちゃたわ…別に達雄君とのことがバレた訳じゃないし…堂々としてないと…本当にバレちゃうわ…)
先程の自分の態度を諌めながら服を脱ぎ出す千絵子…夫が深く追及しなかったためか…達雄のアパートから出てきた所まで目撃されていたとは思っていなかった…
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