妻と男の物語


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目覚めた夫婦…妻の朝帰り 104

[Res: 9337] 第104話 沈粕男 投稿日:2010/03/27 (土) 20:23
(もう…やだ…思いだしちゃう…イケナイことなのに…私…)
目にした自らの身体に付いた男達の淫靡な赤い斑点が…美香の脳裏に…昨夜の淫らかつ背徳な行為を過ぎらせ…仄かに興奮を覚えさせる…美香の目つきが微かに虚ろになっていた…その時…
(ああ…美香の身体に付いてるのは…間違いない…美香は昨夜…)
〃ガチャ〃という浴室の扉が開く音と共に…目にした美香の身体の〃キスマーク〃により…〃妻の不貞〃を確信した弘光が美香の傍らに立つ…
「あ…あなた…何よ…」
突如の弘光の出現に…美香は覚えかけた興奮を醒まされ…戸惑いが与えられる…
「美香…昨夜会ってたのは男だろ?はあはあ~アパートって…その男のだろ?ああ…美香…そこでお前そいつと…」
確信した美香の浮気に対する怒りなのか…抱く寝取られ的な性癖によるものか…弘光は異様な興奮を示し…荒々しく戸惑う美香を抱き寄せて〃昨夜の事〃を問いただしていく…
「何言ってるの…同級生の子よ…中学の時の…あなた本当よ…」
そんな弘光に…美香は弁解めいた言葉を口にする…確かに会っていたのは〃中学の同窓生達〃だ…しかし…後ろめたさから顔を反らす美香の仕草が…
「そうかもしれんが…そいつは男なんだろ?なあ美香…」
弘光の口にする〃男なんだろ〃という言葉を裏付けてしまう…
「それは…その…」
どこか追い詰められた感が伺える美香…生真面目な性格が回転の良い頭を鈍らせる…弘光に対して適当な言葉が見つからず俯くだけだ…
「そうなんだろ美香…その同級生の男の部屋で…朝まで〃イイ事〃しまくってきたんだろ…なあ、こんなことされたりしてよう…はあはあ~」
俯く黙り込む美香に…弘光は密着し小振りな乳房を鷲掴みして荒い鼻息を吹きかける…もう〃お前が男と浮気したことは分かりきっている〃という様子だ…
「ごめんなさい…あなた…だけど…」
もはや〃逃げ切れない〃という事実と…何か〃反撃の材料〃を持っているという打算から…美香は弘光を見つめながら口を開き…
「あなたが悪いのよ…あなただって…他の女と…私…メール見たのよ…何よあんな若い軽そうな娘に鼻の下伸ばしちゃって…」
〃浮気はお互い様〃というような言葉をにて開き直りを見せた…ところが…
「あんなメール、たかが付き合いで行ったキャバクラの女とふざけただけじゃないか、美香、お前みたいにセックスはしてないぜ俺」
そんな美香の〃反撃〃も〃返り討ち〃にして…弘光は何か余裕の笑みを見せた…
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