妻と男の物語


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息子の先生8・儀式①

[9706] 息子の先生8・儀式① tttt 投稿日:2010/04/25 (日) 10:44
 秀子は朝からずっと、落ち着くことが出来ずにいた。洗濯物や洗い物、家と庭の掃除・・・忙しく家事に没頭し、何とか気を紛らわそうとするのだが、無理であった。心臓はドキドキと速く打ち続け、顔が火照ってしょうがない。何度もため息をついていた午前中であったのだ。
 「よし・・・」
 と、秀子は小さく一人ごちて、家の掃除を終えた。夫婦の寝室、そして、秀子の夫のベッドを整えて、掃除を終えたのだ。新しく取り替えたシーツを皺がないように手で伸ばして、よし、とつぶやいた。

 夫のベッドを綺麗に整えたのは、海外出張中の夫に対しての操・・・みさお・・・ミサオ・・・操・・・MISAO・・・

 秀子は、確かに、海外で家族のために働いている夫に対して、主婦として感謝の念を持っている。だがそれは操なのだろうか。夫のベッドをいつくしむ様に、手のひらで整えるのは、夫への感情ではあるが、その感情は複雑に絡み合い、秀子にも整理できない。もう半年以上、電話一つよこさない夫・・・どうして?電話の一つくらいしてもいいのに。何故?それ程までに、もう私に興味がないの?ひょっとして浮気を!私じゃない別な女を!そして、そうであっても、声高々に非難できない秀子自身の状況。なんにしても、仮にも、私たちは夫婦。電話の一つがあってもいいのでは・・・

 廃家の天井に、住み主がいなくなって無残に残っている蜘蛛の巣のように、秀子の心はむちゃくちゃになっている。それを整理したいがために、秀子はシーツを丁寧に手で伸ばしている心境だ。だが本当は、違うのだ。秀子の本当の内側の気持ちは非常にシンプルで、晴れきっている。そしてちゃんと、操もある。

 昨日、秀子に連絡があった。電話を掛けてきた相手は、牛尾先生。
 『明日、家庭訪問にうかがいます』
 それだけを言って、牛尾先生は電話を切った。そして、夏休み最後の今日の日、秀子は朝から家中を掃除し、最後に夫のベッドを整えた。

 MISAO・・・操・・・ミサオ・・・みさお・・・操・・・

 この言葉、そのままじゃあないか!夫に尽くす妻のための表現を、他の男性に向けてしまっている事が、夫への複雑な感情を更に大きくしてしまっているのだ。

 夫のベッドを綺麗に丁寧に整えたのは、家庭訪問にやって来る、牛尾先生の為・・・はっきりしている!
 シーツを真新しいものに変えたのは、秀子にとって人生で初めての事が行われるからだ・・・アナルセックス!もう一つの処女喪失!
 そして、相手が秀子を花開かせた男性である、初めて絶頂させてくれた男性であるという事を考えると、秀子は本当に今日初めて、処女を失う気がしていた。

 そんな秀子自身の気持ちの表れだ、そして牛尾先生を迎え入れるためなのだ。家中を綺麗に清めているのは。だが一つだけ、綺麗にできない箇所がある・・・秀子に朝から、ため息をつかせる場所がある。


 ~~~


 今日は、夏休み最後の日だ。隆は家にいない。幸彦少年と大竹夫人と三人で、映画を観に行っているのだ。帰りは遅くなる予定だ。合宿から、怪我をしたジョニーを連れ帰った時の大竹夫人の狼狽ぶりはひどかったものだ。走り回る子供の海水浴客と浜辺でぶつかったという事にして、何とか納得してもらったのだ。秀子の身に降りかかったことは、当然、話していない。今日三人が映画を観に行っているのは、秀子の大竹夫人へのお詫びという事になっている。ジョニーを預かっておきながら怪我をさせてしまった。お詫びに鑑賞券をプレゼントしたという事だ。
 「本当は隆と幸彦くんと、私の三人で行きたかったのに・・・」
 息子への愛情、運命の少年への感謝。秀子は合宿から帰ってきて、息子の隆に何気なく触れてあげるようにしている。それだけで隆は、目をキラキラとさせるのだ。我が子とはいえ、なんと可愛らしい事か。
 「ほんとにもう、大竹さんは・・・ジョニーを預かったというより、押し付けられただけなのに・・・」
 
 だが秀子は、この日に家庭訪問が行われることに、ホッとしているのも事実だ。
 (まだ幸彦くんの力が、少し働いているのかしら?いえっ、違うは。これからは私が自ら、道を開いていくのだから・・・その為にあの三人を、送り出したのよ)
 秀子はそう思いながら、下を見下ろした。

 「それであなたが、ここにいるわけね、ジョニー」
 「ワンッ!」


 ~~~


 大竹夫人は、映画を観に行っている間、ジョニーを預かってほしいと言っていたが、あなたが怪我をさせたのでしょう?と、あの目は語っていた。秀子は、ジョニーの前にかがみこみ、ジョニーの顔を両手ではさんだ。
 「まったく、どういう神経をしているのよ、あなたのお母さんは。ねえジョニー」
 「ハッ・ハッ・ハッ・ハッ・・・」
 「でもまあ、いいわ。私も話し相手がほしかったから」
 「ハッ・ハッ・ハッ・ハッ・・・」
 「ああっ、緊張する。ジョニー、今日はね、牛尾先生が来るのよ。私のね、初めてを奪いにくるの」
 「ハッ・ハッ・ハッ・ハッ・・・」
 「ああ、怖いは、ジョニー。ちゃんとできるのかしら?牛尾先生のおち○ぽ、凄く大きいんだから」
 「ハッ・ハッ・ハッ・ハッ・・・」
 「ああ、それに、それにね、ジョニー」

 ジョニーの顔とくっつかんばかりに、秀子はジョニーの目を見て話しつづける。そうしていると、緊張で硬くなっている心が、ほぐれていく様だ。そして、朝から、ため息が出る原因の箇所についても、口からペラペラと出てしまうのだ。たった一つ、綺麗にできない箇所・・・

 「ああっ、ジョニー。家中をお掃除して綺麗にしたけど、肝心のここだけは綺麗にできないじゃない。どうしたらいいの?」
 「ハッ・ハッ・ハッ・ハッ・・・」
 「お、お尻の穴よっ。ここだけは綺麗にできないわ。牛尾先生に奉げる所なのよ、もらっていただく所なのによっ」
 「ハッ・ハッ・ハッ・ハッ・・・」
 「表面は綺麗にできるわよ。でも中は、お尻の穴の中は、私の汚いものが詰まってるじゃないっ。それでいいの?ジョニー」
 「ハッ・ハッ・ハッ・ハッ・・・」
 「・・・」
 「ハッ・ハッ・ハッ・ハッ・・・」
 「はっは、はっはって、分かってるのっ!?ねえっ、ジョニーっ!」
 「キャンッ!」

 垂れ下がったジョニーの耳をめくり上げて、その耳に口を近づけて秀子は大声を出した。逃げるようにまわりだす愛犬ジョニー。秀子は立ち上がって、またため息をついた。 
 「ごめんなさい、ジョニー。あなたに怒ってもしょうがないわね・・・でも、ねえ、ジョニー。牛尾先生と私のセックスが始まったら、どこかに行って大人しくしててね」
 「クウン・・・」
 「あなたには、牛尾先生におフェラしてるところを、一度見られてるわね。でも今日は特別なの、寝室に入ってきたら駄目よ。分かった?」
 「ワン・・・」

 

 ピンポーン・・・
 玄関の呼び鈴が鳴った。秀子はゴクリと生唾を飲み込み、ジョニーを見下ろした。
 「ジョニー、来たわ・・・」


 ~~~


 「どうぞ、牛尾先生・・・」
 「これは、ありがとうございます。隆君のお母さん」

 秀子は牛尾先生の前に冷たい麦茶を置くと、牛尾先生と対面するようにテーブルの向こうに座った。ゴクゴクと麦茶を飲み干す牛尾先生の喉仏が嚥下している。それを見ているだけで、秀子は分泌していた。空になったコップを、ドンとテーブルに戻す牛尾先生。秀子は、その牛尾先生と見つめ合った。

 「隆君のお母さん、今日の家庭訪問は・・・分かっていますね?」
 「は、はい・・・ちゃんと、分かっています・・・」
 「うむ。それなら、脱ぎましょう」
 「えっ?」
 
 立ち上がる牛尾先生を、秀子はきょとんと見上げた。
 「私もそうだが、隆君のお母さん、あなたは相当緊張しておられるようだ。思い切ってさらけ出したほうがいい。そもそも私とお母さんの、大人の家庭訪問は、全裸で行われるものでしょう。違いますか?ああっ、それとも・・・」
 そう言った牛尾先生は、居間の端っこに伏せているジョニーを見た。
 「違います、牛尾先生。あの子が気になるわけじゃありません。もうすでに、合宿の帰りのバスの中で見られてるんですから」
 「そうでしたな」
 「分かりました、牛尾先生。脱ぎます。秀子、脱ぎます」
 そう言って、秀子は立ち上がった



 ブルンッ、バチンッ・・・
 牛尾先生の巨根が飛び出し、跳ね上がり、
 ボロンッ、タプンタプンタプン・・・
 秀子の豊満すぎる乳房がこぼれ落ち、弾み揺れた。

 秀子の真っ白な乳房は、まるで砲弾だ。ピンクの小粒な乳首をツンと上に向け、重力に徹底的にに逆らっている、その大きくて美しい形状は、秀子の決心を示しているかのようだ。秀子は、キッと、目の前の凶暴な巨根を見つめた。大砲のようだ。
 (あの巨大なモノを私は、初めての所で迎え入れる)
 大きさゆえプルプル震える秀子の乳房は、武者震いをしているように見える。

 家庭訪問に訪れた教師と教え子の母親が向かい合っている。普通の家庭訪問では、向かい合うのが当然だ。だが、この教師と教え子の母親は・・・教師は褐色の鎧のような肉体、教え子の母親は白くマシュマロのような肉体を、さらけだして向き合っているのだ。  
 「美しい・・・」
 ズイと進んでくる牛尾先生の視線が、ねっとりと秀子の裸身に絡みついていく。秀子は唇を噛みしめるが、隠す事はしない。全てをさらけだす。それが大人の家庭訪問。
 「なんて美しさだ、隆君のお母さんの肉体は」
 「そ、そんな事・・・も、もう、見飽きたのではありませんか?私の体なんて・・・」

 男性からの賞賛の言葉。秀子はあまりの嬉しさに鳥肌が立った。そして、夫のことを考えて、『見飽きてしまう肉体』、そう口にしてしまうのだ。電話もしてこない夫・・・

 「何て事を言うのですか?見飽きるなどと。それどころか、隆君のお母さんの肉体は、拝見するたびに美しくなっていく。それだけ大きくて、まったく型崩れしていない乳房。細く引き締まったウエスト。そして私の大好きなお尻。見るたびに洗練されていってますなあ」
 「そんな、私なんて・・・それに・・・」

 半年以上電話もしない夫・・・

 「それに何ですか?隆君のお母さん」
 「それに、私が牛尾先生に奉げる所は、汚いところです。ど、どうしたらいいんですか?」
 「ふむ、アナルのことですな。確かに女性には、気になってもしょうがない。分かっています、だからちゃんと、私は今日、持ってきたのです。準備をちゃんとしていますよ」
 「持ってきた・・・準備・・・?」

 ・・・賞賛してくれる牛尾先生
 高まる緊張感の中、秀子は、牛尾先生がカバンから何かを取り出しているのを見ていた。
 ・・・ろくに連絡もしない夫
 牛尾先生が、何かを握って、秀子の前に立った。その握った拳を秀子の顔の前に突き出し、ゆっくりと開いていく。秀子はじっと、それを見ていた。

 「?」
 牛尾先生の手のひらに乗っているモノを、秀子はしばらく見つめた。何かは、理解できなかった。その形だけが、認識されていく。スポイトの取っ手の部分が、丸く大きくなっているみたいだ。握り易くなっているようで、先端を何かに突き刺すのだろう・・・そう認識されていく。でも何かは分からない。

 電話すらしない夫・・・

 「浣腸ですよ、隆君のお母さん。イチジク浣腸を用意したのです。これでお母さんのアナルを清める事が出来るでしょう。隆君のお母さんがご自分でしてもいいし、私がしてもいい」
 
 ジリリリリンッ!
 「ひいっ!」
 急な電話の音に、秀子は飛び上がった。牛尾先生が言った事も、牛尾先生の手のひらの上のモノも、まだ把握できていない。秀子は電話と牛尾先生を交互に見返し、震える声で言った。
 「で、電話。牛尾先生、電話が・・・」
 秀子は、居間の電話を取ろうと、牛尾先生に震える背中を向ける。秀子の狼狽は、牛尾先生の言葉が理解できているからではなかろうか?手のひらの上のモノを、浣腸だと認識できているからではないだろうか?突然の電話に、秀子はそれが分からない。秀子は受話器を持ち上げた。


 ~~~

 「も、もしもし。は、原賀です・・・・・・っ!!!」
 
 秀子は、ぶるぶると受話器を持つ手を震わせて、後ろの牛尾先生を振り返った。そしてまた背を向ける。声が、小さくなり、かすれた。

 「あ、あ、あ・・・あなた、あなたなの?」

 ・・・電話をしてきた夫
 秀子の手の震えは、足先にまで広がっている。秀子はもう一度、後ろを振り返った。
 せまって来る牛尾先生・・・

 「っ!!!」
 
 秀子は歯を喰いしばり、顔から話した受話器の通話口を防いだ。
 「っ!っ!!」
 牛尾先生が、秀子を後ろから抱きしめる。乳房を揉みくちゃにし、威きり勃ちをぐりぐりと押し付けてくる。秀子は快感に歯を喰いしばりながら、受話器を握り締めていた。
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