妻と男の物語


スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告


カジノM 2000

[Res: 6792] カジノM 2000 ダンテ 投稿日:2009/07/16 (木) 20:51



圭太は、開店と同時にカジノMに入店した。
一刻も早く、可奈を連れ出すためだ。
もちろん勝負に勝ってからの話になるが。

「早いね」堂島が答えた。「可奈君はよく働いてくれるよ。今日も負けたくないね」
「さっそくお願いします」お願いする身であることを悔しく思うが、気にしてはいられない。

「では、ルールは金額が違うが前回と同じでいいね。1000万円勝負だ。負けたら借金2000万になるよ」
「はい・・・・・わかりました」
「そして利息である可奈さんに対する条件だ。今回から契約書を交わすことにする」
利息条件
   可奈の身を一週間拘束する。
   サロンでウェイトレスをしてもらう。下着姿で。性的サービスとして客が体に触れることのみ認める。
   仕事以外は堂島の部屋で預かり全裸で生活してもらう。指示通りに体を見せること。ただし、手は一切ださない。
   一週間後、新条件で再挑戦の機会を与える

条件を聞いた圭太は一瞬躊躇したが選択の余地がないことを思い出すと契約書にサインした。

「では勝負を始めよう。そうだ可奈君を呼んで来てくれ。」
いつのまにか可奈さんから可奈君と呼び方が変わっている。圭太は軽い嫉妬を感じた。
「では今日は私は可奈君と見ているから、ディーラーは津崎に任せよう。相手はクリスだがいいね?」
「はい」
可奈が堂島の隣に来ると、勝負が始まった。可奈は今日はドレスに変わっている。キレイだ。
「圭太君、お願い、勝って。私、圭太君と帰りたい」
「うん、がんばるよ」
「では、開始します」と津崎支配人がカードを配り始めた。

これまでの対戦で、クリスの手札を読もうと努力して失敗している。
あの冷徹な表情は絶対に読めない。今日は自分の手のみに集中して冒険せずに、手堅く守ることにした。
なかなか勝てないが、負けもしない。本来は50%の確率で勝つはず。
作戦は成功したのか、勝負は1時間を越えた。お互いにチップの増減はほとんどない。
と、クリスが作戦を変えてきた。毎回、高額ベッドしてきたのだ。完全に確率論で50%だが、参加料のチップ分のみ削られていく。こちらの手を逆手に取ってきた。細かく勝負が繰り返された末、クリスが3時間後勝利した。

「うん、いい勝負だったよ圭太君、クリスのほうが運が向いていたかな。というよりクリスはカードが記憶できるんだ」
「!」やられたと圭太は内心叫んだ。場のカードをずべて記憶すれば想定できる確率の精度が上がる。
「では可奈君は、また預かるよ。さっそく仕事だよ。さあ。啓太君の見ている前で、・・・・わかってるね?」
可奈は泣きそうな瞳でチラッと圭太を見た後、うつむいたまま 頷いた。そして隣の部屋に堂島と消えた。

突然テンポのいい曲がサロンに鳴り響く。

圭太は腕を黒人の用心棒ボブに掴まれてステージゾーンの客席中央に連れて来られた。圭太は何が起こったのかわからない。ステージゾーンは舞台状のステージとそこから突き出た下り坂の花道、そしてその先に直径2メートル半ほどの円形ステージがあり、それはまるで舞台から突き出たペニスのようであった。その先の真正面に圭太が連れて来られたのだ。

不意に照明が落とされ、舞台ステージにスポットライトが当たる。いつの間にか可奈が立っていた。観客の歓声と音楽をバックに可奈がゆっくりと花道をスポットライトを浴びて歩いてくる。先ほどのドレスと同じだ。

可奈が先端の円形ステージまで来た。つまり圭太の目の前だ。ステージと言っても15センチくらい高いだけなので、
ほぼ目線が正面だ。涙目になっている。すると音楽が止みライトだけになった。可奈にマイクが渡される。観客が静かになる。

可奈が観客を見回して、何かを言おうとするが、声にならない。ようやく搾り出すように話始めた。
「わ、・・・私、や、、山下可奈 に、21才・・・は、今日から一週間、み、皆さんに喜んで、い、頂けるように今日から、し、下着姿で、お仕事をさせていただきます。そ、それから、下着の上からと、見えている所への、お・・・・”おさわり”も、ご自由に、楽しんでください。」

ウォー!!! という観客の歓声を受けて可奈が目を閉じて天を仰いだ。
そして、ドレスの肩の紐を外しドレスをスルッと落とした。
圭太の目の前で・・・・・恋人である可奈が・・・・・下着姿を大勢の男に・・・・・晒した瞬間だった。

再度大歓声を浴びた可奈は、ゆっくりとステージの上をクルリと回って下着姿を、披露した。
レースの縁取りのついた純白の上下の下着、ボトムはTバックで、”ぷりん”とした小さめの尻も丸見えだった。
その状態で花道をゆっくり往復し再度円形ステージに戻ってきた。

そこで可奈はもう一度マイクを持ち、今度は目の前の圭太を見て、涙目で、恥ずかしそうな表情で話し始めた。

「ごめんね圭太君、一週間、ここにいる皆様たちに下着姿でご奉仕します。恥ずかしい下着姿でも頑張るから、必ず迎えに来てね。お願い!」

観客から拍手が巻き起こり、照明が消えた途端、圭太は会場から連れ出された。
関連記事

  1. 2013/08/30(金) 10:19:54|
  2. カジノM
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0


<<カジノM③ 2000+ | ホーム | カジノM 1000+>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://tsumaotoko.blog.2nt.com/tb.php/1885-4e15c1f7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)