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[1828] 裏切りから~背徳、そして歓びへ 魅せられた男 投稿日:2007/04/10 (火) 09:44
このストーリーは、ある女性の体験を元に、部分的にアレンジされたものです。
その夜が来るまで、裕美子はごく普通の主婦として生活していた。
その日の夕刻、裕美子は亭主である茂樹と近くに住む、茂樹の友人、孝志と理絵の家に招かれていた。
茂樹は孝志と、実家が隣同士で、幼い頃から二つ年下の孝志とは、お互い一人っ子と言う事もあり兄弟同然に育っていた。
大学を卒業後、それぞれ地方都市へ就職し、離れ離れに過ごし、やがて茂樹は裕美子と知り合い結婚、マンションを購入し、幸せな夫婦生活を始めた。
一年後孝志も理絵と結婚し、昨年、茂樹の住むこの街へ転勤のためやって来た。 孝志の引越しも終わり、二人は再開を喜び、住まいが近くになった事で、週末は、お互いの家を行き来し、妹の居ない裕美子も、理絵を妹の様に可愛がり、理絵も面倒見の良い裕美子を慕っていた。
四人はいつもの様に、テーブルを囲み、裕美子と理絵の料理を食べた後、茂樹の持って来たワインを飲みながら、お互いの家の出来事などに華を咲かせていた。
ここまでは、裕美子にとっていつもと変わらない週末の様子だった。
ただ、違っていたのは、やけにピッチが早くうつろな目をしている理絵の姿だけだった。
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- 2012/08/10(金) 00:00:58|
- 裏切りから~背徳、そして歓びへ
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