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[Res: 1928] 私の足元で…3 わくわく 投稿日:2007/05/27 (日) 21:33
灯りは、豆電球だけです。
目は暗さに慣れて、はっきりとふたりの様子が窺えます。
私は、額に二の腕を置いて、ふたりに気付かれない様に工夫しました。
早紀は、桜井に言われたまま、仰向けになりました。
ふたりが並んで横になっては、私の足に触れてしまいます。
桜井は、肘で体重を支え、早紀の身体の上に上体を預けました。
「あん」
「こうしないと、古林の足に身体がぶつかるからさ」
早紀は、目を閉じています。
「可愛い」
桜井の顔が、早紀の顔に、接近して行きます。
(あっ、早紀の口びるが奪われる…)
分っていても、焦るものです。
興奮した、自分の心臓の鼓動が聞こえます。
口もからからです。
桜井は、鳥が餌をついばむように、早紀の唇に自分の唇を合わせています。
しばらくそれを繰り返していると、早紀は桜井の唇を迎え入れる様に唇を突き出しました。
(えっ、早紀。
どうして?)
桜井の動きは、自然でした。
ついばみをやめ、唇と唇を密着させました。
早紀は、抵抗しません。
桜井は、一旦唇を外し耳元で囁きました。
「早紀ちゃん、綺麗だよ」
「ああ」
甘い声です。
ふたりの唇が、また合わさりました。
唇が開いたのでしょうか、にちゃっと言う音がしました。
「うむ、うむ」
桜井のくぐもった声が聞こえます。
きっと、早紀の舌を吸っているのです。
私は、酸欠状態です。
もう、気を失ってしまいそうなほど、全身の血液があそこに集まっています。
「うむ、うむ」
同じ様に、早紀の声も聞こえて来ます。
と、早紀の乳房の上に、桜井の手が置かれました。
早紀は、桜井とのキスに夢中になっている様です。
抵抗しません。
(早紀、キスだけだろう!)
手が、乳房を揉むように、動き始めました。
「ダメ」
早紀は、桜井の腕を掴み、悪戯な動きを制しました。
(いいぞ)
と、桜井が
「ねえ、上から触るだけ。
早紀ちゃんとの、思い出にしたいから」
また、耳元で囁きます。
「あん」
早紀は、耳と首筋が、特に弱いのです。
きっと、桜井の息を感じて、あそこは濡れているでしょう。
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