妻と男の物語


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私の足元で…8

[1939] 私の足元で…8 わくわく 投稿日:2007/05/29 (火) 12:13
抵抗をやめた早紀の大腿の間に、桜井の手が伸びて行きます。
前腕半分が、スカートの中に消えてしまいました。

早紀は、緊張の余り大腿で桜井の手をしっかり挟み、それ以上の侵入を阻んだのでしょう。
「力を抜いて」
と、言われても、早紀も直ぐに脚を開く訳ではありません。
まだ、私への貞操感があるのでしょうか…。
それとも、初めての人への恥じらいでしょうか…。

「ねえ。
そんなに強く締め付けられちゃ、手が折れちゃうよ」
なんとも、大げさな話です。

千恵子は、力を抜いたのでしょう、桜井の手が自由になりました。
桜井の手の動きを知りたいのに、スカートと言う薄い生地1枚に遮られ一番気になる状況が把握できません。
桜井の指は、早紀のどこに触れ、どの様に動いているのでしょう…。
気になって気になって、仕方がありません。

「あっ。
ダメ…」
早紀は、スカートを抑えています。
その下には、這い回る桜井の指があるのかも知れません。
「太腿、すべすべしてるね」
「あん」
「ねえ。
見たい」
いつの間にか、桜井の指がスカートの端を掴んでいます。
そしてゆっくりと捲り上げました。
ゆっくりと言うのが、慣れた所です。
性急にやったのでは、早紀の抵抗が強まるかも知れないからです。

やはり早紀は、その指の動きを制止しようとしましたが、もう形ばかりのものでした。
ついに、早紀のパンティが桜井の元に晒されました。
今日は、白のパンティを着けて来たようです。
それが薄明かりの下でくっきりと、なんとも扇情的です。
「白なんだ…」
桜井の、異様な興奮が伝わって来て、私も思わず胸が締め付けられた様な感慨に浸ってしまいました。
「ああ」
「可愛いよ、早紀」
(えっつ?)
いつの間にか、呼び捨てになっています。
女性は、嫌いじゃない男に呼び捨てにされると、嬉しいと聞いたことがあります。
彼の女になった、と言う感覚があると言っていました。

早紀も、桜井に乗せられてこうなったとは言え、嫌ならここまで進んだでしょうか。
桜井には、それなりに好意を寄せていると考えて良いでしょう。
「早紀」
「はい?」
「好きだよ」
「ああん」
「早紀は、俺のこと…?」
「…」
「ねえ?
嫌い?」
首を横に振っています。
「じゃあ、好き?」
しばらく間を置き、頷きました。

早紀の様子を見て、私はこのまま気を失ってしまいそうでした。
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