妻と男の物語


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私の足元で…12

[1955] 私の足元で…12 わくわく 投稿日:2007/06/01 (金) 18:47


桜井は何を思ったのか、パンツを膝までおろし醜いなにを露にしながら、またズボンを履きました。
と言っても、膝くらいまでですが。

恐らく、私が急に目を覚ました時の対策なのでしょう。
ズボンを完全に脱いでいるのと、半分穿いているのとでは、咄嗟の対応が異なります。
でも、穿いていようが脱いでいようがそんな緊急の時は、焦って思うように行かないのが現実と言うものです。

桜井はちらっと私に目をくれると、早紀の横に座りました。

部屋に何もないと書きましたが、流石に冷蔵庫とテレビくらいはあります。
冷蔵庫は、背の低い小さなもので、玄関のところにあります。
そう、横になった早紀の頭の所にあって、時々モーターがうなりをあげています。
そして中央には、二組の布団を敷いて横になっている私がいます。
早紀と桜井がいるスペースは限られたもので、そこに早紀が横になっていて、桜井は大柄な男ですから、大層窮屈なはずです。
それでも桜井は、なんとかスペースを確保して座っています。
もしかしたら、3cmほど段差のある玄関のコンクリートに、片方の尻がはみ出ているかも知れません。
男は、女を得るためなら、それほど必死になれるのです。

いや、感心している場合じゃありません。
私の彼女の貞操の危機が、目の前に迫っているのですから…。
でも、私にはこの危機から、彼女を救う手立てを講じることが出来ません。
ただ、状況の進み具合を、心を痛めながら、そして不本意ながらなにを大きくして見守るしかなくなってしまったのです。


桜井は、早紀の乳房の先の蕾を弄います。
「あっ」
「早紀ちゃん、俺の触ってみる」
「…」
「ねえ」
早紀とて桜井にこれほどいたぶられ、かなりえっちな気持ちになっていることは否めません。
強く否定しないのは、きっと触ってみたいと言う気もあるのでしょう。
抵抗がないことを良いことに、桜井は早紀の片方の手首に手を伸ばしむんずとつかむと、自分のなにの方に導きます。
早紀は、指をきつく握って、ゲンコツを作っています。
「指開いて」
「恥かしい」
「さあ」
桜井は、早紀の手を取ると、指を1本1本開いて行きます。
そして、そのもみじのような小さな手をなにのところまで持ってくると、今度は今しがたとは逆に指を折って握らせます。
そして桜井は、早紀の手を持って大きくストロークさせます。
なにの長さが20cmもあるから、動きが大仰に見えます。

「どう、早紀ちゃん?
俺の、握ってるんだよ」
「イヤン」
「気持ちい良いよ…。
ねえ、目を開けて。
早紀ちゃんの掌が包んでいるんだよ」
早紀はうっすらと目を開けて、現状を確認したようです。
「…」
息を飲んだようです。
「どう?
大きい?
古林より大きい?」
こくり。
早紀は、かすかに頷きます。
男って言うのは、なにの大きさを比べたがります。
そして自信を持ったり、なくしたり…。
単純な生き物です。

「これ欲しくない?」
「イヤ」
首を振ります。
早紀は、興奮のあまり、肩で息をしています。
「早紀ちゃんのここに入れたいなあ」
桜井は、早紀のあそこに手を伸ばしました。
「あん」
ゆっくりとゆっくりと、ワレメにそって指を動かしているようです。
「あっ」
早紀の首が仰け反りました。
太い指が、早紀の小さな穴に侵入したのでしょう。
いつの間にか、早紀の手に添えた桜井の手が外れています。
それでも早紀は、桜井のなにを握って上下に動かしています。
(早紀、やめてくれ~)

そして、桜井のあそこを出入りする指の動きを楽しんでいるようにも見えます。
「早紀ちゃん、入れて良い?」
「ダメ…」
「ダメ?」
「…」
「じゃあ、あてがうだけは?」
「ダメです」
「ほんと、約束するから。
あてがうだけ。
入れないから…。
ねえ、お願い」

看護師や介護師と付き合ったことのある人には分かると思いますが、彼女らは何度もお願いされると、無碍に断れなくなるような人が多いように思います。
私の経験則です。
間違っていたら、ごめんなさい。

早紀も、そのひとりなのでしょう。
桜井から目をそらし、頷いてしまいました。

桜井のことです、あてがったら入れるに決まっています。

もう私の頭と言うか、どこか分らない場所が、パニックを起こしています。
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