妻と男の物語


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私の足元で…14

[1959] 私の足元で…14 わくわく 投稿日:2007/06/02 (土) 13:29

私の身体に、汗が浮いています。
首筋を、大滴の汗が滴り落ちて行きます。
それもそうです。
みなそれぞれの立場に立ち、みなそれぞれに興奮しているのですから、部屋の中は異様な熱気に包まれています。
汗っかきな私に取っては、かなり辛い状況です。
ここで、休戦を申し出たいくらいです。
「窓を開けて空気を入れ替え、一旦コーヒーブレイクにしませんか?」


桜井は、頃合いと見たのか、早紀から唇を離しました。
「じゃあ、あてがうよ。
良いね?」
こくり。
少し考えた素振りを見せ、早紀は頷きます。
目を閉じています。

桜井を、信じているのでしょうか…。
それとも、これから起こりうる背徳のひと時を、期待しているのでしょうか…。

しかし、あてがうと言っても、どうするのでしょう。
私の頭の中には、ふたつの方法が渦巻いています。
直裁的に、早紀の狭い入り口に桜井のいきり立った亀頭の先をあてがいグリグリするのか…、それとも早紀のまだ十分に開拓されていないワレメに、桜井の長い茎の腹をあてて擦り上げるのか…。
いずれにせよ、早紀の貞操の国家レベル的危機に変わりはありません。


早紀から顔を離した桜井は、両肘で上体を支え身体を浮かせました。
早紀との間に、隙間を作ったのです
それとは逆に、下半身の方は先ほどより近づいています。
膝の位置をずらすことにより、腰の高さを調整したのでしょう。

そして彼は、右肘に体重を乗せると、上体の左側半分を浮かせました。
そして首を曲げて、身体の隙間からふたりの下半身の方を覗っています。
私の方からは、桜井の身体が障壁となって詳しく覗い知ることは出来ませんが、左手を下半身の方に持って行ったようです。
そして、あの長い砲筒を掴んだのでしょうか。
もしかしたら、2~3擦りして、準備運動をしたのかも知れません。

桜井はもごもごしながら、下半身を早紀に密着させました。
そして位置を合わせているようです。
もし早紀の入り口に亀頭の先をあてがうなら、桜井ほどの持ち主なら、腰を高く上げないと無理なはずです。
と言うことは、その分身の腹を、早紀のワレメにあてがい密着させたのでしょう。

桜井も、強引に入れようとはしていないようです。
少し安心しました。
でも同時に、逆の不安が襲ってきます。
桜井は、早紀のことを大事に思っているのかも知れません。
そうです。
遊びではなく、本気なのかも知れません…。

桜井は、左腕を元の位置に戻しました。
早紀の脇の下のところにその左腕を差込み、上から見れば背骨を軸に完全なシンメトリーの形になっているはずです。
それは、桜井が早紀に完全に覆いかぶさったことを意味します。
いや、頭は早紀の向こう側の耳元にあり、私の方からは桜井の顔は見ることが出来ません。
早紀の興奮で赤くなった顔だけが、見えています。
「早紀ちゃん、好きだよ」
耳元で甘い言葉を囁きます。
「早紀ちゃんは?」
「あん…」
「どうなの?」
「好きです…」
「古林よりも?」
「…」
「ねえ、好きって言って」
「好…き…。
あああ」
「早紀ちゃん、俺もだよ。
好きだよ」
と、静止していた桜井の腰が、ゆっくりと動き始めました。
にちゃっ。
そんな音が、ふたりの合わさるところから聞こえてきたような気がします。
「うっ、うっ、うっ」
早紀は、必死に声を押し殺しています。
大きな声を上げまいと、頑張っています。
私には、その表情が見えるので、なんともたまらない気持ちです。
血圧が上がっていることも、分ります。
心臓は早なり、それは納まることを知りません。

とはいっても、早紀の中に桜井が入っているわけではありません。
早紀のとろとろに熔けたワレメ全体を、桜井のなにの腹が擦りあげているだけです。
まだ、最終的なことは分りません。
まだ、かすかながら希望は残っています。

それでも、これは早紀にとっては、たまらない快感でしょう…。
早紀の膣は、まだまだ未開発なのです。
だから、中でのコイタスで逝ったことがないのです。
と言うことは、クリトリスや小陰唇への愛撫は効果的と言えます。
桜井の20cm級のなにのストロークが与える刺激に、異常に感じているはずです。

その証拠に、覆いかぶさる桜井のがっしりとした上体に、両腕を回しています。
「気持ち良い?」
カクカク。
桜井の問いに、頷きで答えます。
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