[Res: 1977] 私の足元で…21 わくわく 投稿日:2007/06/06 (水) 19:58
「あん、あん、あん」
桜井の腰の動きに合わせ、早紀の声が漏れ聞こえます。
でもそれは、私に聞かれまいと必死に抑えた声です。
それがなお更、私をやるせなくします。
「早紀、愛してるよ」
桜井は、動きながらも、早紀の耳元で甘い言葉を囁きます。
早紀を高みに連れて行くのに、効果的な魔法です。
「早紀は、俺のものだよ。
もう離さないよ」
「私を、めちゃめちゃにして…」
ついに、これまで早紀の口から聞くことのなかった言葉が、口を付いて出ました。
それほど、桜井のSEXが素晴らしいのでしょう。
早紀の喘ぐ声に交じって、ギッコギッコときしむ音も聞こえます。
桜井の左足が、台所の下にある扉にあたり、腰の動きに合わせきしむ音を立てているのです。
(今でも、一定のリズムできしむ音を聞くと、あの時のことを思い出して勃起してしまいます)
それにしても、桜井の腰の動きは滑らかです。
早紀の大腿の間で、綺麗に波打っています。
深く入れる時は、ゆっくりと、早く動く時は、浅く入れているようです。
早く動くといっても余裕があり、打ち付けるリズムは一定しています。
私など、本の知識から、3浅1深や腰で文字を書いたりと色々な策を講じますが、彼の場合はあくまでも規則正しく動いています。
(ふん、あんなので感じるの?)
早紀を奪われた、腹いせです。
そのふたりの痴態を、勃起しながら夢中で見入っていた私ですが、早紀のある変化に気付きます。
あん、あんの喘ぎ声が、消えたのです。
しばらくして
「はあ~~~」
と、深いため息を付きました。
そしてそれは、あんあんに変わって聞こえるようになったのです。
「どうしたの?」
「変…で…す」
「どう変なの?」
「分らない…。
切ないの…」
桜井は、これまでもこの様な経験があるのでしょう。
そして、この後何が起こるかも知っているようです。
「我慢しないで…。
感覚に任せて」
「はい…。
でも、声が出ちゃう」
「本当に、腕を噛んでも良いんだよ。
動き、早くするね」
「いや…。
このままで…」
「分った」
動きを再開します。
早紀は、桜井の太い腕に噛み付きました。
「はああああ」
「はああああ」
くぐもった声です。
と、突然、桜井が動きを止めました。
「?」
早紀が怪訝そうな顔で、彼を見ています。
「動いて…」
「君が動いてご覧」
「いやっ。
お願い…」
そうです。
早紀は、私とのSEXでは、積極的に腰を振る子ではないのです。
私に促され、ようやく腰を振る。
そう言う子です。
早紀の懇願にも関わらず、桜井は動きません。
「あああん」
驚いたことに、早紀の腰が桜井のペニスを深く咥えようと動き始めました。
クイックイッと言う腰つきは、これまでの早紀からは考えられない動きです。
[Res: 1977] Re: 私の足元で…20 もげもげ 投稿日:2007/06/06 (水) 21:23
初めて書かせて頂きます・・・。
ドキドキしながら読ませて頂いていますが
先輩は、状況からして寝た振りしてみていることを
気付いているのではと思うのですがいかがなものでしょうか?
[Res: 1977] Re: 私の足元で…20 わくわく 投稿日:2007/06/06 (水) 22:05
もげもげさん、どうもです。
普通ならそう言うことも考えられますが、当時の私の酒のだらしなさから、先輩は安心しきっていたと思います。
恥を忍んで、幾つか武勇伝を書くと…。
金曜日の夜に酒を飲んで…。
目が醒めたら、朝のようです。
でも、どう言うわけかブッシュの中にいます。
間近に車の音と、排気ガスの匂いがします。
えっ?
よろよろと起き上がり周りを見ると、ヤクルトホールが見えます。
そう、そこは新橋の中央通りの中央分離帯の中だったのです。
後は…。
埼玉に住み、都内の会社に勤めていた頃の話です。
打ち上げがあり、飲みました。
帰りは、無事電車に乗りました。
で、いつの間にか寝入ってしまい…。
目が醒めたら、見覚えのない駅で、電車が止まっています。
えっ?と思いホームに下りると、駅員さんが声を掛けてくれました。
「寝過ごしたんですか?
どちらまで行かれるんですか?」
「埼玉の○□です」
「あら~、随分遠くへ来ちゃいましたね…。
ここは群馬ですよ」
今の電車が群馬方面に行く最終で、埼玉に戻る電車はとっくに終わっていると。
その駅員さんは駅長さんで、片づけが終わったらタクシーで自宅に帰る。
自宅は埼玉よりだから、一緒に乗っていきませんか?
と申し出てくれました。
駅長さんの自宅までは3千円くらいで、それは彼が持ってくれました。
駅長さんがタクシーに頼んでくれて、そのまま日光街道で埼玉まで帰ろうとしましたが、途中で東京方面なら幾らでも拾えるから、ここで勘弁とタクシーを降ろされました。
確かに直ぐに拾えました。
運賃は、全部で2万5千円はかかったでしょうか。
早紀や先輩の前でも、そう言うランチキをやっていましたから、恐らく起きているとは思っていなかったと思います。
ただ、寝た振りをするのが大変でした。
汗びっしょりだし、じっとしていられなくなり、何度も寝返りを打つ振りをしたり…。
酒に飲まれてはダメですね(苦笑)
[Res: 1977] Re: 私の足元で…20 おちゃけん 投稿日:2007/06/06 (水) 22:24
わくわくさん、更新有難う御座います。
特上和牛ステーキを目の前に出されて、直ぐガッツク
のではなく全体を眺めて端から順番にゆっくり味わって
食す。
経験と肉体的なアドバンテージからくる心の余裕。
これを持ち合わせている”桜井”にどうやったら
勝てるのだろう?
悩めば悩むほど暗く長いトンネルから抜けられなく
なってしまう自分が居ます。
”古林”はどんな答えを出すのか、興味津々です。
[Res: 1977] Re: 私の足元で…20 わくわく 投稿日:2007/06/07 (木) 00:05
おちゃけんさん、どうもです。
特上和牛ステーキ…。
言い得て妙です。
早紀ですが、今で言うとモー娘のヨッシーに似ていました。
もしくは、このサイトのバナー広告に出てくる阿立未来と言う女優さんです。
まあ、好きになった弱み、贔屓目に見てと言うことになるでしょうが…。
綺麗でしたよ。
人気があったけれど、結構古風な考えの子で…。
そんなに男性経験がなかった様です。
でも、11歳年上の先輩に翻弄され…。
変わって行きましたね。
続きは、明日の夜にでもアップします。
よろしくです。
[Res: 1977] Re: 私の足元で…20 たか 投稿日:2007/06/07 (木) 01:39
わくわくさん、はじめまして。結局、彼女は先輩に取られちゃったの?女グセが悪いよりも酒グセが悪い方がましだと思いますよ!結局、快楽に溺れた彼女はわくわくさんの運命の人じゃなかったんだと思う。結婚する前でよかったね!結局、先輩にも散々遊ばれて捨てられるのかな?楽しみに続き待ってます。
[Res: 1977] Re: 私の足元で…20 わくわく 投稿日:2007/06/07 (木) 19:18
たかさん、初めまして。
早いはなし、寝取られましたね。
でも、先輩は本気だった様です。
後で、確認できたのですが…。
それに私は、早紀も先輩も怨んでいないんですよ。
その辺のところは、みなさんにもう良いよって言われない限り書いていきます。
よろしく。
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