妻と男の物語


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私の足元で…58

[2157] 私の足元で…58 わくわく 投稿日:2007/07/15 (日) 01:24
ビーンさん、ありがとうございます。
先日、NHKでミスタービーンが放映されていました。
スミマセン、関係ないですよねm(__)m

ただ今、台風の雨風の音を聞きながら、投稿しています。
この調子だと、日曜も月曜も投稿できるかも知れません。
うだうだ書くと嫌われちゃうかなあと思いつつ、もう少し続きます。
どうか、お付き合い下さい。



普段は、同級生や下級生から姉御と呼ばれている八千代ですが、この時だけは気後れしたようです。
「長く続くってどの位?」
「1時間くらい…」
「えっつ、1時間も!」
あんな大きいものを1時間も出し入れされるかと思ったら、思わずため息が漏れてしまいました。
(早紀じゃなくても、私でも逝っちゃうかも…)

そして自然に浮かんだ疑問を、ぶつけます。
「大丈夫だった?」
「?」
「あそこ、痛くなかった?」
「大丈夫だったよ」
と、あの時のことを思い出したのでしょうか、顔を赤らめる早紀です。

早紀の体験談に目を白黒させている八千代ですが、そうこうしている内に、八千代の両親が帰宅します。
「あれ、早紀ちゃん。
いらっしゃい」
「お邪魔してます」
「ねえ、早紀泊まってくね」
「叔母さんは大丈夫なの?」
「さっき、私が電話したから」
後から入ってきた父親が
「おっ、早紀ちゃん。
いらっしゃい。
あれ?
もう、飲んでるの?
ご機嫌だね。
叔父さんにも、一杯頂戴よ」
「つまみも作らないで飲んでるの?」
「うん、面倒だし」
「それじゃあ、身体に悪いぞ。
何か食べながら飲まないと」
「うん、チーズとサラミ食べてるから」
「おう、なんだこの、モッチャレラチーズ、ちょっと頂戴」
「良いけどさ。
おやじ。
これは、モッツアレラチーズって言うの。
いい加減覚えてよね。
ねえ、おかあさん。
部屋で飲んで良いかな?」
「あれ、もう引っ込むの?」
「うん、大事な話してるから」
「ふたりとも、酔う前にシャワーでも浴びたら?」
「そうだね。
早紀、そうしよう。
早紀から入りな」
「うん。
八千代…」
「なに?」
「電話借りて良い?」
「ああ、良いよ」
「おっ、彼氏に電話するのかな?」
父親が、口を挟みます。
「ば…」
八千代は、バカと言い掛け、余計なことを言うなと首を振ります。
と、
「お前、親に向ってバカとはなんだよ。
誰のお陰で学校行けると思ってるんだよ」
どこの親子も似たようなものです。
そんなふたりを見ながら、早紀は廊下にある電話機に向います。
早紀の姿が見えなくなると
「色々あってさ。
変なこと言わないでよ」
「色々って?
これか?」
と、親指を立てます。
「たく…」

早々長電話が出来るわけはありません。
早紀は、浮かぬ顔で居間に戻って来ます。
「ありがとうございました」
両親は笑っていますが
「どう、大丈夫だった?」
「うん。
でも、今頃断るなんてって怒られちゃった」
「それはさ、急に断って悪いとは思うけれどさ。
早紀の人生が掛かっているんだもの」
と、大仰に言う八千代です。
「はい、バスタオル。
パジャマは、これ着て。
下着は…。
どうする?」
「大丈夫。
持ってるから」
流石お洒落な乙女、替えの下着を準備していると言いたいところですが、実は桜井とのデートのために買った真新しい下着なのです。
その新しい下着だって、結局は脱がされてしまうのですが、やはり彼の前では綺麗な下着を身に着けていたいと思うのは、乙女心です。

早紀が上がり、八千代が出てくるまでは、彼女の両親と色々話をします。

早紀は、つくづく思います。
素敵な両親だなあ…、と。
いえ、早紀は自分の両親を誇りに思っていますが、やはり田舎者ゆえ考え方が固いのです。
八千代の両親の様に、飲酒を許してくれるはずがありません。
ましてや、異性と付き合うことなどは…。
いえ、娘を手元から放したものですから、それなりに覚悟は決めてはいるのですが、うちの娘に限ってと言うのが本当のところです。
両親は、早紀を処女だと思っています。
が、その早紀は、逝くことを覚え、そして遂には綺麗な膣の中に、大量の精液を注ぎ込まれてしまったのです。
そして、ふたりの男の間で、ゆらりゆらりと気持ちが揺れ動いているのです。
このことを両親が知ったら、どうなるのでしょう…。
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