妻と男の物語


スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告


私の足元で…59

[Res: 2157] 私の足元で…59 わくわく 投稿日:2007/07/18 (水) 21:04

早紀から桜井との関係を聞いて、最初はかなり憤りを感じていた八千代ですが、早紀の生き生きとした表情を見ていると、彼女の道徳観念も揺らいでしまいます。
(SEXがつなぐ関係…。
あるんだなあ)
それも、早紀のSEX描写を聞いて、思わずジュンと下着を濡らしてしまう八千代です。

早紀が最近、美しさを増したのもこれで分りました。
新しい恋が、始まったからです。
桜井との充実したSEXが、理由だったのです。
逝く事を覚え、大人の仲間入りをした早紀が、ちょっとうらやましくなりました。


それはさて置き、八千代は困りました。
早紀には、幸せになって欲しい。
それには、桜井となお、どちらと付き合うのが良いのか…。
八千代にすればなおの方が良いに決まっていますが、早紀の様子を見てそう言い切る自信がなくなりました。

でも、八千代には二股は許せない行為です。
3人が傷つく前に、早く結論を出さなければ…。


とは言え、先ほど聞いた早紀の話には、正直興奮しました。
恋人が寝ている横で他の男性に抱かれ、初めて逝ってしまった事。
まだまだ聞き出したい…。

「ねえ、避妊はどうしたの?
コンドームしたんでしょ?」
「…。
そのまま…」
「えっ!?
初めてのえっちで?
それも、彼氏じゃないのに?」
「安全日だったし、断れなくて…」
「ちょっと、早紀…」
ドクターと看護師の話を、良く耳にします。
妻帯者のドクターと不倫の末、妊娠して捨てられ…。
前に早紀が付き合っていたドクターは、良いほうです。
きちんと避妊をしていたのですから。
ドクターにも色々います。

「それに、病気の心配もあるじゃない…」
「そうだよね。
でも、妊娠したら責任とってくれるって言っていたし」
「そう言う問題じゃないでしょう。
よく知らない人の子が出来て、上手く行くと思うの?
早紀のお父さんお母さん、泣くよ。
絶対反対されるよ」
「ごめん…」
「私に謝られたって…」
説教しながらも、人のSEXに興味がありますから
「で、それから?」
早紀は、八千代に怒られるのでは?と戸惑いながらも話を続けます。
その晩は、2度えっちをしたこと。
1度目は、桜井は終わる事無く身体を離したこと。
「出さなくて良いんですか?って聞いたら、君のために我慢するって…」
それで別の日に改めて会う約束をしたけれど、このまま終わったんじゃ本当に来てくれるか分らないから証しを見せて欲しいと言われたこと。
そしてまた入れられ、凄く気持ち良くなって、中に出すと言われた時断れなくなって、直接浴びてしまったこと。
「えっ、中に?
膣外射精じゃなくって?
バカ…。
で、あんた、生理来たの?」
「うん」
「こなかったら、どうするつもりだったの…」
「…」

そして八千代は、先ほどから気になって仕方がなかったことを口にします。
「ふたりがしている時、すぐ近くになおがいたんだよね?」
「うん。
なおの足元でしてたの」
「その間、なおは一度も目を覚まさなかった?」
「吐くために起きたよ。
2回くらい」
「えっ、それって…」
言いかけてやめてしまいました。
八千代は、考えます。
(もしかしたら、なおは途中から目を覚ましていたのかも知れない。
だとしたら、どうしてふたりを止めなかったのか…)
関連記事

  1. 2012/09/03(月) 06:00:16|
  2. 私の足元で…
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0


<<私の足元で…60 | ホーム | 私の足元で…58>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://tsumaotoko.blog.2nt.com/tb.php/384-418221ef
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)