妻と男の物語


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私の足元で…65

[Res: 2307] 私の足元で…65 わくわく 投稿日:2007/08/05 (日) 23:15
さて、続きです。




八千代は、口を明けて早紀の話に耳を傾けています。
なにかもう、SEXマシーンの様になってしまった早紀に呆れる反面、よくそこまで一途になれるものだと逆にうらやましくもあります。

早紀は、桜井の前で、放尿も経験します。
3回目のデートの時で、お風呂場で桜井が見ている前で行為を命じられます。
本人は、凄く恥かしがりましたが、桜井が
「見せてくれなきゃあ、抱いてあげない」
と、立派なペニスをちらつかせるものですから、もう桜井のペニスの虜になっていた早紀は、股を割り真っ赤になりながら放尿をします。
終わった後シャワーであそこを洗うと浴槽の縁に腰掛けさせられ、不安定なまま桜井に執拗に舐められます。
しとどに濡れた後、お決まりの様に奥深くを突かれ、恥かしい姿を人に晒したものですから、いつも以上に乱れてしまいます。

なおへの後ろめたさ、申しわけなさはありました。
が、
「なおが起たなくて、私を抱いてくれないからこうなるんだよ」
と、次第に言い訳めいたことを思うようになり、自分の行動を正当化しようとします。

桜井とのデートは、SEXだけではありませんでした。
そばを食べに行こうと秩父へ行ったり、海を見に行こうとサザンの歌を聴きながら茅ヶ崎、また海水浴で賑わう前の勝浦などにも連れて行ってもらいました。
勝浦の近くの砂浜では、長く続く砂浜に出来た風紋に、陽の光がキラキラと反射して幻想の世界を繰り広げていました。

車は当時人気のソアラですから、信号待ちの時など羨望の眼差しを受け優越感もありました。
免許を持っていなかったなお相手では、経験できない話です。

早紀を喜ばせたのは、ドライブだけではありません。
アクセサリーのプレゼントもありました。
喫茶店に連れて行かれ、イチゴジャム入りのルシアンティを口にしたのが初めてなら、その店は宝石店が経営する喫茶店で、宝石やアクセサリーを見ながらお茶を楽しむと言うことも初めての経験でした。
そして紅茶を飲み終える頃、桜井にエスコートされるまま宝石売り場に行くと、
「好きなものを選んで」
と言われ、驚いてしまいます。
戸惑う早紀に、桜井は3万円ほどの指輪やネックレスを薦めますが、早紀は遠慮して1万円のブローチを選びます。

桜井は、早紀がなおと会うことを止めません。
「早紀の心が、俺ひとりを見る気になったらいつでもお出で」
と、自信があったのでしょう。

桜井との関係は、八千代に話すまでのひとつきあまりのことですが、かなり濃密な内容と言って良いでしょう。
当然の様に、桜井に対して情も沸いて来ます。
なおのことが好きと思いながらも、早紀の気持ちはかなり桜井に傾いてしまいます。

が、そんな早紀にも、大きな不安がありました。
避妊のことです。
危険日と幾ら言っても、桜井は避妊をしてくれません。
早紀の今の状況で、もし万が一にも妊娠をしたら、全ての歯車が狂ってしまいます。
一番避けたいのは、両親を悲しませることです。
桜井と会っている時は良いのですが、別れてひとりになると、
(彼は本当に、私を必要としているのだろうか。
本当に、愛してくれているのだろうか…)
と不安に襲われます。


早紀の話を聞き終えた八千代の口から、深いため息が漏れます。
親しい友人が、年上の、それも経済力があり、体躯にも恵まれ、SEXの上手な男性に翻弄されていると言うことは分りました。
早紀の、桜井を思う気持ちも、かなり深くなっている様です。
が、八千代には、納得できないことがあります。
避妊のことです…。
(早紀を本当に大事に思っているのなら、妊娠したら責任を取ると言うような、安易なことが言えるだろうか…)
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  1. 2012/09/04(火) 18:00:35|
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