妻と男の物語


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背徳に溺れて⑦

[2370] 背徳に溺れて⑦ 角笛 投稿日:2007/09/17 (月) 16:54
(7)
 「ああー、たまらん。気持ちいいー。奥さん最高だよ。そろそろ限界だなあ。仕事頑張っている柏木くんには
悪いけど、そろそろ逝ってしまいそうですよ、奥さん」
宝力が芙美子の耳元で囁いた。
「あぁーん……部長さん……そんなこと言わないで……あなた……ごめんなさい……アッハーン……」
芙美子は、孝太郎に対して後ろめたい気持ちを快感に転じているようだった。やってはいけないことだから燃えてくる。
味わってはいけない快楽だから感じてしまう。

 「奥さん、そろそろ逝きそうなんですけど、中に出してもいいですか? 今日は安全日でしょ?」
宝力に訊ねられて、芙美子は、
「えっ……ダメェ……一応安全日ですけど、中は……。万が一妊娠したら困りますから……」
と答えた。が、宝力は、
「安全日だったら中出ししましょうよ。ねっ? いいでしょ? 奥さんの膣の奥、子宮の入り口に私の子種を
たくさん放出しますから……。奥さんの子宮に私の精子が大量に侵入する様子を想像するだけで、いつも以上に
感じてくるでしょ? ほら、今奥さんのアソコが反応した。キュッと収縮しましたよ。感じたんでしょ?
旦那のモノではない他人の精子を注入されるという背徳感は、何ものにも代えられない媚薬でしょ?
ねっ? 気持ちいいですよ、中に出すと……。ねっ? 逝きますよ?」
芙美子が目をつむって無言で頷いていたが、宝力は、
「奥さんの言葉が聞きたい。言ってください。さあ、どうして欲しいんですか? さあ!」
とさらに追い討ちをかけた。
「……わたしの中に……部長さんの……を……ください……」
「えっ? 聞こえませんよ。しっかりと言ってください。どうして欲しいんですか?」
「……部長さんの精子を……わたしの……中に……出して……ください……」
「わかりました、ありがとう」
と言うと、宝力はさらにピストンスピードを上げた。宝力と芙美子のケモノのような声が部屋を満たした。
汗と愛液の交じり合った甘酸っぱい空気が、ヒートアップした動きとともに一層匂いを濃くしていた。

 おおっ、と雄叫びを上げると、宝力は芙美子の膣深く、子宮に届く勢いで精液を大量に放出した。
芙美子も、ああっ、という雌の声を上げてエクスタシーに達していた。体をビクン、ビクンと痙攣させていた。
合体したままで二人が余韻に浸っているあいだも、芙美子のアソコはまるで別の生き物のように収縮運動を
繰り返していた。宝力の子種を一個たりとも逃さないように、ペニスをしごいているようであった。
「あいかわらずスゴイ締まりですねェ、奥さん。ああっ、スゴイ。また勃起してきましたよ。たまらんなあ。
二発目いきましょうか? これでは体がもたんなあ。でも、朝までは時間もたっぷりあるし、楽しみましょう、
奥さん」
「……ええ……部長さん……お願いします……」
と芙美子は答えた。
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