妻と男の物語


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あなたは人妻02

[Res: 2866] あなたは人妻02 こーちゃん 投稿日:2007/12/11 (火) 20:40
=賽は投げられた=

「いつにする?」
「僕は、いつでも…」
「じゃあ、今夜は?」
「良いですよ。
でも、大丈夫なんですか?」
「多分…。
場所は、部品庫にしよう。
あなたの仕事が終わるのが、8時頃でしょう。
8時半はどう?」
「はい」
良子主導で、ことは決まって行きました。

約束が交わされてからというものは、私は仕事どころではありませんでした。
何度、良子の体に手を伸ばしそうになったことか…。

後で知った話ですが、良子も仕事中私をからかう内に、次第に性の対象として意識し出すようになって行ったと言うことです。
ご主人とは、ここ何年もの間セックスレス、刺激が欲しかったのも事実です。
ただ、私とは15歳ほどの差があり、誘い水は向けてみたものの、お願いされるとは正直思っていなかったようです。


さて、二人が結ばれる場所ですが…。

良子の住まいは、会社の裏にありました。
会社が用意した家、いわゆる社宅は、休日の製品・部品の受け渡しや夜間の警備が住む上での条件でした。

道路に面して、社屋と駐車場、並んで小さな部品倉庫があり、社宅は社屋の裏、敷地の一番奥にありました。
周りには、同じ様な小規模の会社が多く、7時を過ぎる頃にはほとんど終業して、人や車の往き来が極端に少なくなります。

夜は間違っても、子どもが部品庫に来る心配はありません。


ラブホテルと言う手もありましたが、決められた時間では遠出も出来ず、かと言って近場では誰かに見られる恐れがありました。
それを考えれば、会社の部品庫と言うのは、案外良い選択だったのかもしれません。


4時半になり、パートの良子は帰ってしまいます。
ふたりはいつものように
「お先に」
「お疲れ様」

それと前後するように、課員達がひとりふたりと外回りから帰ってきます。
「おう」
課長が声を掛けてきましたが、数時間後には彼の奥さんと結ばれるかと思うと、心穏やかではありませんでした。

男たちは、今晩も飲みに行くようです。
もちろん、課長もメンバーの一人です。

小さな会社ですから組合などなく、男性社員のほとんどが8時頃まで残っていました。

良子の指定した8時半と言う時刻は、仕事終わりに家に寄り、飲みに出かけるご主人に余計な詮索を受けない安全な時間でした。

案の定、私も誘われましたが、体調が悪いと断わりました。
いつもひょいひょいついて行く私が断ったものですから驚かれましたが、それ以上誘われることはありませんでした。


不倫と言うのに自宅の近くと言うのも大胆に思えますが、良子も口では奔放なことを言いながら、私から声を掛けられるまではいけない遊びをしたことがなく、いざと言う時にすぐ家に戻れるなど色々考えてのことでした。
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