妻と男の物語


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ドルチェヴィータ⑥

[2981] ドルチェヴィータ⑥ 角笛 投稿日:2007/12/19 (水) 03:17
(6)
 予約時刻キッカリに柿沼豪造はクリニックに現れた。
「こんにちは、柿沼さん。調子の方はどうですか?」
「はっ、はあー。あまり変化はありませんねェ」
瓜生に訊ねられて、柿沼は気のない返事。チラリ、チラリと芙美子の方を伺っていた。
それに気付いた瓜生は、芙美子の方を一瞬向いたあと柿沼に向き直り言った。
「ああ、そうでした。紹介します。こちら、新しいアシスタントです」
「柏木芙美子と申します。よろしくお願いいたします」
瓜生に促されて芙美子は挨拶をした。
「ああ、そうでしたか。エライきれいなお嬢さんなのでビックリしましたわ。
アシスタントということは、わしの治療にも当たってもらえるんですか?」
と柿沼が質問してきた。
「もちろんです。柿沼さんの特別治療をアシストしてもらいますよ。ところで、彼女は若くてキレイですけど、
既に結婚されているんですよ」
瓜生の答えを聞いた柿沼は芙美子の左の薬指に結婚指輪を確認すると、
「そしたら、人妻さんですね」
と言って生唾を呑み込んだ。

 「では、治療に入りましょうか。柏木さん、こちらに来ていただけますか?
柿沼さん、彼女を見てください。そして、思いついたことをなんでも言ってください。正直に」
瓜生に呼ばれた芙美子は柿沼の目の前に立った。ロールカラーワンピースの白のナース服がキュートだ。
そして、マイクロミニからのびる脚線美。ノンガーターストッキングがほとんど丸見えだ。
「美しくて、艶かしい。エエ身体したはりますよねェ。なんかムラムラしてきますわ。おっぱい大きいけど、
サイズは? 何カップですか?」
柿沼がギラギラした目つきで芙美子の身体を視線で舐めまわす。
「えっ? 91センチのFカップです」
「ほおー、そうですか。服の上からでもセクシーなボディラインがまるわかりですなあ。
ちょっと、クルッとまわっていただけますか? ああ、エエですわぁ。」
柿沼が口から溢れかけた唾を啜りながら瓜生に向かい、
「先生、わしねえ、勃起せえへんようになってから余計に性欲が増してきたような気がしますねん。
じじいになって、立たへんようになっても、女をしゃぶりたくてたまらんのですわ。
それでね、ここ一年のあいだはひたすら彩華――愛人の名前ですけど――の身体中を舐めまわすことで
我慢してきたんですわ」
と言った。さらに、
「先生、アシスタントさんを舐めたらあきませんか? なんかスゴイ興奮してるんですわ。
フェロモンに惑わされてるんでしょうか?」
と続けた。
 「柏木さんがよろしければ結構ですよ。ただし、舐めていいのは素肌が露出しているところだけですよ。
服に覆われているところはダメですよ」
「そうでしたら、ストッキングを脱いでもらえますか? 脚を覆うのは反則ですよ」
瓜生が釘を刺すと、柿沼が不満を漏らした。
「わかりましたわ。脱ぎます」
芙美子は応じ、片足ずつノンガーターストッキングを脱いでいった。
「生脚キレイですなあ」
と言って、柿沼は芙美子の脚にしゃぶりついてきた。足の親指に吸いつき、親指と人差し指のあいだの
股の部分を舐めまわすと、続いて足首に舌を這わす。さらに膝の裏側を舐めながら、
「わしの舌、適度にザラついていて気持ちいいでしょ? それと、腋の下とか膝の裏側とか、いわゆる陰部
と言われているところを舐められると気持ちいいでしょう?」
と言ってきた。
「ええ、確かに気持ちいいですわ。あっ……」
太腿をしゃぶり、腕をペロリと舐めたあと、
「あっ、露出しているところはOKなんですよね!?」
と柿沼は言うと、芙美子の唇を奪った。ザラつく舌を差し入れて芙美子の舌をまさぐると、今度は首筋から
耳に舌を這わせ始めた。
「あーん、ダメェー……。柿沼さぁーん、そこは……」
「奥さん。あっ、奥さんと呼んでもいいですよね? 奥さん、とてもいい香りがしますよ。
美しい肌ですねえ。染みひとつない。こうやってさわると、わしの肌に吸いついてきますね」
素晴らしいですよ、奥さん」
「あー。あっはーん……」
芙美子はかなり感じているようであった。
「先生、かなり股間に効いている感じですわ。服も脱いでもらてはいけませんか? いいですよね?
ねェ、いいですよね? この奥さんの身体をもっと見てみたいですわ」
瓜生はだまって頷いた。
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