妻と男の物語


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人妻教師 恵梨奈の課外授業①

[3234] 人妻教師 恵梨奈の課外授業① 角笛 投稿日:2008/01/27 (日) 02:54
(1)
 暑い日が続くが自分は元々暑さは苦にならない方だ、などと考えながら、
成田忍は午前の練習を終えて帰途に就いた。
と言ってもまっすぐ家には帰らず津島治彦の家に向かっているのだが……。
 陸上部で短距離をやっている忍は、毎日の練習メニューを消化すると弁当を食べ、
帰りに治彦の家に寄るのが夏休みの日課となっていた。
同じように、野球部の練習を終えて夕方に合流してくる橘功輔と共に
三人集まるのが定番となっていた。
 津島宅に着くといつもの場所に自転車を停めて、家人に挨拶してから2階に上がる。
治彦はいつものようにPCに向かっていた。
「早かったな」
 忍は、ああ、と返事した。
「たまには外に出て身体を動かさんと、ヘナチョコになってしまうぜ」
「もうなっているさ。それより、あの噂は本当だったのか、シノブ?」
「ああ、どうやら本当らしいぜ」
 治彦に尋ねられて忍は肯いた。
「恵梨奈先生は、現在独り身のようだ。チャンスだぜ」
 そのとき、2階に駆け上がってくる足音が聞こえてきた。間髪を入れずドアが開く。
「チワーッス! ハル、シノブ。今日は早いだろ?」
 息を切らせながら橘功輔が部屋に入ってきた。

 治彦は功輔にベッドに坐るよう促した。
「今日はえらい早いなあ、コースケ。野球の練習はサボリか?」
「違う違う。明日から盆休みなので、なんか知らんけど急に半日練習になったのよ。
そんなことより、どうだったんだシノブ。恵梨奈ちゃんのことだよ」
「うちの部の女子に訊いたところでは独りのようだ。旦那さんは3ケ月間出張で留守らしい」
 功輔に問われて忍は答えた。
「じゃあ噂はやっぱり本当だったんだ。恵梨奈ちゃん独りか……」
 感慨深げに遠くを見つめる功輔が自分に言いきかせるように呟いた。
「そうだよ。八木沢先生は新婚早々独り身なんだぜ……」
 治彦が上唇を舐めながら答えた。
「ということで、コウースケ、ハル、やるか? 八木沢恵梨奈先生攻略作戦!」
「当然!」
 忍の問いかけに、功輔と治彦が同時に声を上げて同意した。

 忍は床に、功輔はベッドに、治彦は椅子に坐った状態で三人は円陣を組んでいた。
艶やかな鼎談である。忍が口火を切った。
「高2の夏休みを迎えて俺たちは三人ともまだ童貞だ。これをなんとかせねばならぬ。
そこで、恵梨奈先生だ。恵梨奈先生には、俺たちの女神になっていただく」
「恵梨奈ちゃん、色っぽいよなあ。この前の春休みだったよなあ、結婚。
クラスのションベン臭い女たちとは全然違うよなあ。人妻の色香……」
 功輔は枕を抱きしめていた。治彦が付け加える。
「4、5、6、7、8月と、この数ヶ月のあいだで八木沢先生変わったよなあ。
今までも美人でスタイル良くて色っぽかったけど、比べ物にならないよなあ、あのエロさ。
なんかフェロモンでムンムンしているよなあ」
「ああ、その通りだ。それに、明らかに身体のサイズも変わっいるはずだ。
もともと結構あったけど、恵梨奈先生のおっぱいはひとまわり大きくなったし、
なんとなくヒップ周りも肉付きが良くなってエロくなったよなあ。
でもウエストはキュッと細いままだぜ。
陸上部の練習を見にジャージで来られた日には大変よ。
ボン、キュッ、ボンのムチムチに、男子は前がテントになって走れなくなるんだぜ」
 忍が股間を押さえるジェスチャーを加えて説明した。
何故かわからないが、忍は『恵梨奈先生』、功輔は『恵梨奈ちゃん』、
治彦は『八木沢先生』と呼ぶのが定番のようだ。性的思い入れでもあるのか?
 治彦がPCで作成したコラージュがプリントアウトされてきた。
巨乳モデルの首から上が八木沢恵梨奈にすげ替えられていた。
「陸上部は、明日が盆休み前の練習最終日だからさ。明日、恵梨奈先生に頼んでみる。
ちょっと悩みがあるので相談にのって欲しい、てな感じでね」
「諒解。頼むぜシノブ。生徒会長で優等生で陸上部員のお前の頼みだったら、
きっと、恵梨奈ちゃんはきいてくれるさ。なあ、ハルもそう思うだろ?」
 功輔に振られて治彦は無言で肯いた。
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