妻と男の物語


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人妻 亜希子の背信(完)

[3241] 人妻 亜希子の背信(完) 角笛 投稿日:2008/01/27 (日) 17:31
(1)
 私は某スポーツ用品メーカーで営業の仕事をしている普通のサラリーマンで
野島誠と申します。年齢は32歳です。
 今日は、私の妻のことをぜひ聞いて欲しくてこのような書き込みをしています。
私の妻……名前は亜希子と言います。年齢は29歳です。
結婚してもうすぐ一年になろうとしています。

 私が亜希子と初めて会ったのは今から約一年半前、私が今の支社へ転勤してきたころの
ことです。ですから、出会ってから半年後に結婚した勘定になります。
 私が勤務している第三営業部の同じ課に亜希子はいました。
男好きのする、とにかく美人でスタイルも良い、男性社員の憧れの的でした。
肩より少し長めの髪は栗色がかって、ゆるやかなウェーブは女性らしさを強調していました。
切れ長の大きな目は艶やかに濡れたような光をたたえ、愛らしいふくらみをもった唇は
男を惑わせます。スリムだが全体にうっすらと脂がのった身体は、二十代後半の女性特有の
色気を周りに振りまいていました。フェロモン?
 制服のベストの上からでもハッキリわかる豊満な胸と細いウエスト。
そこからタイトスカートに覆われたヒップへとつづく充実のライン。
手の届かない高嶺の花、と言ったらよいのでしょうか?
私にとって亜希子は近寄りがたい存在だったのです。

 私はこのとおり何の取りえもない男です。営業成績が良くて有能というわけでもなく、
はたまたイケメンというわけでもなく(というより、むしろモテナイ部類です)、
空気のような存在と言ったらよいのでしょうか? そんな男です。
 それが、たまたま開かれた課の宴会で隣の席になったのがキッカケとなり、
結果として亜希子と交際することになったのです。
亜希子の方からデートを誘ってきたのですが、今思うとこれが罠だったのです……。
 マジメな人が好き、という亜希子の言葉を信じて、私たちは結婚しました。
周囲からは不釣合いカップルだと揶揄されましたが、そのときの私は最高の花を
手に入れた喜びでいっぱいでしたから、そんなことは全然気になりませんでした。
 結婚してからもしばらくは子供を作らないでおこうと話し合ってましたので
亜希子はそのまま仕事を続けていました。そして、新婚1ケ月目の頃、亜希子は
新たに取締役営業本部長に就かれた上杉憲二郎氏――元第三営業部長――の秘書に
抜擢されました。このときは、これがシナリオ第2ステージの幕開けだったとは
気付きもしませんでした。

(2)
 上杉本部長の秘書という仕事柄、亜希子は本部長の出張に同伴することが
よくありましたが、いつもどおり変わらない彼女の様子に、浮気を疑ったことなど
ありませんでした。上杉本部長も社内では良識あるやり手で通っている方でしたし、
不倫のような不埒な行いとは無縁の人と思われていましたから。
 そういうわけで、結婚して約一年、それなりに楽しく充実した生活を送っていた
わけです。あの事があるまでは……。

(3)
 いつもお世話になっている上杉本部長を自宅に招き夕食会を開きたい、と亜希子から
言われ、その週末の夜に迎え入れることになりました。
 上杉本部長が持参してくださった高級ワインをはじめ、ビール、日本酒と
いろいろなアルコールを飲みながら、とても楽しい夕食会となりました。
さまざまな話題で盛り上がりました。ワインがおいしかった。
普段あまり酒を飲まない私はすっかり酔って、知らない間にソファーの上で
眠ってしまいました。

 かなりの時間が経ってしまったようで、すでに深夜になっていました。
夜中に目が覚めた私は、ボンヤリとした頭であたりを見回しました。
リビングの電気は消えており、亜希子も上杉本部長の姿も見えません。
どうやら私だけあのままソファーで熟睡してしまっていたようです。

 そのとき、隣の寝室から艶やかな声が聞こえたような気がしました。
なんだろう? 私は音を立てないように静かにドアへと近づきました。
寝室の中には確かに人の気配がします。
亜希子が寝言を言っているのか、と思いながらドアノブに手をかけようとした瞬間、
信じられない声が聞こえてきました。
「あっ、ああー……気持ちイイ……」
「そうかそうか。久しぶりだからなあ。ああ、亜希子の中はやっぱりいいなあ」
「……ウフン……もう、イジワル。エッチな言い方しないでェ……」
 その声は間違いなく、亜希子と上杉本部長のものでした。

(4)
 私は凍り付いてしまったように身動きが取れませんでした。
ただ、ドア越しに聞こえてくる声にのみ神経を集中していました。
フンフンという息遣いが聞こえてきます。
「野島くんは大丈夫か?」
「ええ、あの人は酔っぱらって眠ると朝まで起きてこないわ」
 さらに、ハアハア、アヘアヘ、といった声が聞こえてきます。
「……亜希子……野島くんとはナマでやっていないだろうなあ?」
「……もちろんよ。あの人とは、まだゴム無しでエッチしたことないわ。
わたしがナマで受け容れるのは憲二郎さんだけよ……」
「そうか。それならいい。ところで、野島くんは本当に俺たちの関係には
気付いていないのか?」
「ええ、大丈夫よ。あの人、マジメだけが取りえの朴念仁だから全然疑っていないわ」
「そうかそうか。いい男を選んで良かった。俺の見立てに間違いはなかった、
ということだな?」
「ええ、そうね。……あっ、アーン……。激しい……。あー、ダメェー……」
「おおっ、あいかわらずよく締まるなあ、お前のアソコは……。
そろそろ騎乗位になってくれるか? お前の動く姿が見たい」
「もう、エッチねえ……。ああ、気持ちイイわ……」
 会話が途切れ、ベッドの軋む音が大きく響き始めました。
どうやら騎乗位に励んでいるようです。
私はノブに手をかけると、意を決してドアを開けました。

 そこには想像していたとおりの光景が展開されていました。
ベッドに仰向けに寝転がった上杉本部長の男根の上で、亜希子は騎乗位の体勢で
腰を振っていました。亜希子が顔だけ振り返ります。
「……あっ、あなた……」
「……亜希子、おまえ……。どういうことだ……」
「おお、野島くん、すまんなあ。勝手に失礼しているよ。少し待ってくれ。
もうちょっとでイケそうだから」
 全身から汗を噴き出し、髪を振り乱して亜希子は尻を前後に振っていました。
ウエストからヒップにかけての絶妙のラインがとても美しく見えました。
「……あー、イクッ……」
「……うっ……」
 二人が声を上げると亜希子の動きが止まりました。結合したまま前に倒れこみ
上杉本部長と上半身を抱き合う姿勢となりました。
しばらく余韻を堪能した後、亜希子がゆっくり腰を上げますと上杉本部長の
51歳とは思えないぐらい硬く立派なイチモツが姿を現しました。
淫らな蜜で充分潤っていた陰裂からドロドロの白濁液が垂れ落ちてきました。
量が多くて濃いザーメンがあとからあとから溢れ出てきます。
その光景を、私はただ黙って見つめていました。

(5)
 亜希子にキスをしてから上杉本部長が口を開きました。
「いやあ、ビックリさせてすまんかった。とうとうバレてしまったなあ。
実はなあ、私と亜希子はずっと前からこういう関係だったのだよ」
「ずっと前?」
「私が第三営業部第二営業課長をやっていた頃――今から9年前――に
亜希子が短大を卒業して二十歳で入社してきたときからの関係なのだよ」
 亜希子が妖しい瞳で私の方を見つめていました。
その目に謝罪の意は感じられませんでした。

 上杉本部長はさらに続けました。
「亜希子は入社した頃から美しくスタイルが良くてねえ。社内でも評判だった。
とてもかわいかったなあ。当時既に結婚していたんだが我慢できなくて
亜希子の処女を、私が頂いてしまったのだよ」
「イヤん、エッチな言い方しないで」
「それでは不倫じゃないですか」
「ああ、そうだね。いけないことだったね。でもね、最初こそ嫌がったけれど、
亜希子を女としてここまで開発したのはこの私なんだよ。いい女だろ?」
 この男は何を言っているのだ? 私は何が何やらわからなくなりかけていました。

 上杉本部長の肉棒を右手で愛撫しながら亜希子が話し始めました。
「あなた、ごめんなさいね。本当に悪かったと思っているわ。
でも、他にいい案が思いつかなかったのよ。当時、部長から取締役本部長への昇進が
かかっていた憲二郎さんにとって女性問題は失脚を意味していたの。
わたしとのことは社内はもとより、誰にも知られてはいなかったけど、
万が一身辺調査が及んだときのことを考えると偽装が必要だったの。
わたしはあなたと結婚し、憲二郎さんは無事取締役本部長に抜擢された。
あなたには本当に感謝しているわ」
 亜希子は官能的な唇の端を少し引き上げて笑みを浮かべました。
この女はいったい何を言っているのだろう? 質の悪いジョークのつもりか?
私はますます、わけがわからなくなってきていました。
「まあ、そういうわけだから、どうかわかってくれ。君の人事面については
私に任せておいてくれ。悪いようにはせん。亜希子の旦那さんなのだから」
「よろしくお願いしますわよ、上杉取締役営業本部長」
「OK、OK。野島くんも、亜希子のフェロモンに惑わされて結婚してしまったのも
運命と思って、これからも今までどおりうまくやっていって欲しい。
但し、夫婦生活の方は控えめにゴム付きでお願いするがね」
 上杉本部長は嘲るような笑みを浮かべてそう言いました。
「憲二郎さん、もう一回しよっ。セックスしよっ」
 亜希子はそう言うと上杉本部長のイチモツを咥えてしゃぶり始めました。
もう、私の姿は眼中には無いようでした。
私は後ずさりするように寝室を出てドアを閉じました。

 これからどうしたものか、と考え始めたとき『憲二郎さん、スゴイ』という
亜希子の嬌声が寝室から聞こえてきました。

(The End of "Akiko, a married woman, has betrayed my trust!!")
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  1. 2012/11/05(月) 16:07:00|
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