妻と男の物語


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2年前、それから22-2

[Res: 3724] Re: 2年前、それから22 忠太郎 投稿日:2008/04/23 (水) 18:01
〔博多の娼婦〕
流石に鈍い裕子も、“もしかして、自分も娼婦と勘違いされたのかもしれない”と思い至ったのである。
封筒を渡された男の顔を思い出してみた。
中年の紳士で、悪そうな人ではない。どこからか福岡に遊びに来ていたのかもしれない。退屈なので、今日は女と遊ぼうと思ったのだろう。勝手な想像力が逞しいのが裕子の性格である。
“このまま、娼婦になって遊んでみるのも面白いかもしれない”とも考えたが、知らない人だし、パパもいないし不安だった。
裕子の頭の中で、不安と好奇心がしばらくの間、葛藤していた。5万円に目が眩んだわけではないが、結果は、勿論、好奇心が勝ったのである。

裕子は一旦、自分の部屋に戻った。男から渡された部屋の番号は最上階の部屋のようだ。
できるだけセクシーな下着を選んだ。“娼婦といえば黒の下着かな?”、安直な思考である。パンストも脱いだ。化粧を直し戦闘準備OKである。
メモに書いてあった部屋の前に立った。心臓がドキドキしていた。大きく深呼吸を何回か繰り返した。
震える指でチャイムを押した。また、ドキドキした。少しして、ドアが開いた。
無言で男は、裕子を迎え入れた。
「し、失礼します……」
礼儀正しい娼婦である。
男は既にバスローブに着替えていた。少し白髪の混じった髪をキチンと整えていた。机の上に難しそうな本が何冊か置いてあった。裕子は、どうしていいのか分からなかった。
大学を卒業して、就職する時の面接試験を思い出した。
「少し飲もうか」
男は、ワインを注いで裕子に渡した。
「ありがとうございます」
礼儀作法をわきまえた面接は、合格のようだ。
「君は、ちょっと雰囲気が違ったのでね。つい、興味が湧いたんだよ」
「そうだったんですか……」
何が違ったのかは、裕子は解っていない。

話をしているうちに男は物書きらしいことが判った。男は、らしくない娼婦に益々興味がわいてきた。
娼婦にあれこれと質問する客もいないが、その質問に一々答える娼婦も珍しい。
男は、1時間近く経ってしまった事に気が付いた。
「ああ、うっかりしていた。時間は2時間なのかね?」
「えっ、いえ、そんなことありません。今日は、もうないですから」
「ああ、そうか。延長ということだね」
男は、勝手に解釈した。男もあまり慣れてはいない様だが、そんなことは裕子には全く判らない。
「君ねえ、悪いけど僕の前で脱いでくれないかね。ゆっくりと」
「は、はい、分かりました」
お客様は神様である。裕子は立ち上がると、男の前、2メートルのところに立った。
前開きのミニのワンピースのファスナーを胸からゆっくりと下ろしていった。黒のブラジャーが見えた。ファスナーを下ろしながら裕子は、自分が次第に淫らに変わっていくように思えた。
“自分は娼婦なんだ”、ということに興奮していた。
ファスナーは丁度、大事なところで止まった。肩から抜くと、裕子の足元にワンピースが落ちた。
黒いブラジャーとTバックのショーツだけが残った。男の目が少し細めになり、眩しいものを見るような目つきに変わった。
ブラジャーのホックを外した。またドキドキしてきた。ブラジャーを外しながら、手で乳房を隠した。
頼りない、小さなショーツだけが残った。

裕子は、もう一度、大きく深呼吸した。男も深呼吸していた。覚悟を決めてショーツに指を掛けた。その時、裕子の羞恥心とサービス精神が働いた。
“そうだ、男はみんなあたしのお尻を喜ぶから”
咄嗟に裕子は、男に背を向けて豊臀を突き出すような仕種で、ゆっくりとパンティを下ろしていった。
男に背を向けたのには、もう一つ、まだ毛が生え揃っていない、という理由があった。そのことも、パンティを脱ぐ段階になって、急に恥ずかしくなったのである。
裕子の豊臀を射すように見ていた男の肉棒は、100%戦闘体勢に突入していた。
男はすぐに豊臀に触れてきた。後ろから抱きすくめられると、双臀の谷間に、戦闘準備の整った肉棒が当った。裕子も充分に歓迎体勢が整っていた。
乳房を強く鷲掴みにされると、堪えていたものを吐き出すような切ない吐息とともに、裕子の緊張感も薄れていった。男の手が生え揃っていない部分に触った。手の動きが止まった。
男は、裕子を抱えあげるとベッドに仰向けにした。裕子は、咄嗟に、大切な、生え揃っていない部分を両手で覆った。まじまじと見られることに抵抗があった。

男は決して乱暴な動きはしなかった。
「手を離してごらん。ほら、素敵だよ」
裕子の手首を優しく包むように掴んだ男の手が、裕子の両手を左右に分けていった。決して強引にではなかったが、裕子の手は男の手の動きに素直に順応していった。
生え揃っていない可愛らしい部分は、男を感動させた。男は
「素晴らしい! これは、いい!」
と、絶賛した。
「脚を広げてごらん」
その言葉にも裕子は素直に応じた。貝のような淫裂が、キラキラと妖しい蜜を湛えながら男の目の前に晒されていった。裕子には、男の視線が食い込んでくるように感じた。それだけで蜜が湧いた。
男は、震えるほどの感動を覚えながら、その貝の蜜に舌を伸ばした。
「あ、あああああいいいいいい~」
裕子の喘ぎが震えていた。四肢が硬直し体の芯が痺れて、燃えるように熱くなっていった。
「はあ、はあ、ううううう……」
溜め息と呻きに変わった。苦しそうだ。男は裕子の両足首を持ち上げ、脚を更に高く大きく拡げた。
まじまじと見られている、と思うだけで裕子の貝は、また蜜を溢れさせた。
男は、もう我慢ができなかった。反り返った硬い肉棒を一気に貝の中へ沈めていった。
裕子の背中が反り返った。声も悲鳴に変わった。
男は、演技ではなく、本気で悶えてくれる娼婦がいることに感動を覚えていた。
裕子は、自分が娼婦として振舞っていることに、淫らな嬉しさを感じていた。その想いが更なる淫乱を生んだ。

男は、直ぐに昇りつめて雄叫びをあげながら弾けた。
裕子は真っ赤な霧の中で浮遊していた。男の荒い息遣いが聞こえた。相当集中していたのだろう。顔が真っ青だった。それでも男の分身は、まだ硬さを失っていなかった。
裕子は無意識に寝返りを打って、ベッドの上でうつ伏せになった。男の視線が裕子の豊臀に釘付けになった。その豊臀に吸付けられるように男の両手が豊臀の上を這い回った。やがて、双臀をグッと鷲掴みにすると、裕子の豊臀が自然に浮き上がった。
「はああああ……」
可愛い声と同時に、男たちが愛して已まない美尻が“さあ、どうぞ!”と男の前に差し出された。その谷間に、濡れて、淫靡に蠢く秘貝が、男を誘惑していた。
男は、再び肉棒に全エネルギーを集中させて、猛然と貫いていった。
激しくピストンを繰り返した。裕子は顔をベッドに埋めて喘いでいるが、豊臀と淫裂は、男の肉棒を呑み込み、締め付けていた。
二度目も、男は長い時間は持たなかった。がっくりと裕子の豊臀を抱きかかえながら果てていった。
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