妻と男の物語


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清楚人妻 一夜の陵辱劇 ~親友に騙された~ 2

[Res: 3717] 『清楚人妻 一夜の陵辱劇 ~親友に騙された~』 仁 投稿日:2008/04/23 (水) 19:47
 第2章   運命の温泉旅行


 いよいよ,旅行の当日。2/20火曜日。
特急サンダーバードの2号車後ろの乗降口で陽子が先に待っていた。明るいピンクのアンサンブルに黒の綿ズボン。白いコートを袖にかけていた。電車が来て2人は乗り込んだ。旅行代金の2万3千円を陽子は由紀に渡す。楽しみな旅行の話題で花が咲いた。陽子の旦那は新しい職場の福岡に2泊の予定で行ってしまったので,旦那を1人にせずによかったと笑っていた。


 その出発と同じくして,佐藤と松尾は車にたくさんの荷物を積み,京都を出発していた。
ここで松尾のことを少し言う。松尾は佐藤の1つ下,36歳である。泌尿器科を担当していて,風貌は佐藤と違い,若ハゲがきている。身長は佐藤より小さいが,180センチくらいあり,大きい。色白でおなかが出ている。見るからに由紀は嫌いなタイプだった。顔の脂が不潔である。何より,あとでわかることだが,変態中の変態である。

 陽子の娘自慢も聞きながら会話が弾んだ。由紀の婚約者はいとこの紹介で知り合ったとか,結婚は半年後にとか言ったが,それは嘘だった。結婚や子供に対するいらぬアドバイスを言ってくる陽子がうっとうしかった。
いつのまにか電車は目的地の金沢に着き,お昼にうどんを食べ,名所の庭園を観光した。茶道という共通点を持つ2人は、庭園には興味があった。
「せっかくやから15時にチェックインして,早くからお風呂入らへん?」
合意し,15時前には加賀温泉に行き,ホテルに入った。有名なホテルで,陽子も
「こんなところ,相当高かったんやないの?」
と当初言っていたが,
「平日パックでむちゃ安いんよ」
と聞いて喜んでいた。佐藤が出したお金とは知らず。
部屋はベッドが2つ,和室付きの和洋室。和室にも布団が敷けて,どちらでくつろいでもよかった。オーシャンビューで気持のよい眺めだった。夕食はその和室に配膳される。
一方,男性陣も同じタイプの部屋を用意していた。階は違ったが。

大きな大浴場,露天風呂と,2人で入りに行き,浴衣姿になる。
のんびりしながら部屋に戻って,テレビを見ながら夕食を待った。
「遠くに行ってまうと,陽子ともなかなか旅行なんかこれへんね」
「そうやね~。誘ってくれてうれしい」
陽子はいつもの笑顔で満足そうに,ぼんやり外を眺める。

女中さんのノックで,夕食の配膳が始まった。夕食は早めの17時半から。ビールもあけて,ゆっくり食事が始まった。陽子はもともと酒に強くはないうえ,子供を妊娠してから今までまったく飲んでいない。妊娠中は胎児に影響するし,産後は母乳に影響あるとのことだ。
ただ,母乳も1か月前に卒業したから,やっとアルコール解禁になった。とはいえ,家で旦那さんも飲まないので飲む機会がないのだ。

「今日だけは飲もう!」
「うん!飲もう!」
旬の蟹料理のごちそうを前に,ビールをたしなんだ。
由紀もそんなに強くない。2人で1本空いただけで,2人とも真っ赤になり,お互い笑った。

2人は談笑し,蟹づくしのコースを堪能する。
デザートのメロンとアイスまで食べつくす。
「もう食べられへーん」
陽子が畳に寝転がり,由紀も真似する。
「1階にバーがあったやん。あそこ行かへん?」
「少ししたら行こうか?そんなとこ,結婚前に行ったきり,しばらく行ってへんなぁ・・」
「温泉なんやから,化粧もいいやんね。すっぴんで行こうか。」
由紀の提案に陽子も賛成した。由紀も陽子も化粧は薄いほうで,普段もファンデーション少しと口紅程度しかしない。すっぴんもそんなに抵抗はなかった。

陽子の携帯の音楽が鳴った。すぐ音楽が消えたのでメールだ。夫からだった。
(白水さんと楽しんでるか?俺は今日の仕事は終わって,4月からの部長とか同僚と博多の街に出かけます。長い夜になりそう。陽子もゆっくりしてきてください。明日は夕方出発やから,家には夜帰ります)
陽子もメールを返した。
(連絡ありがとう。由紀と楽しくやってます。旅行許してくれてありがとう。ヒロも飲みすぎんように気いつけてな。カニはほんまにおいしかったーー)
絵文字をたくさん使った返事だった。ヒロとは前原宏和、旦那の呼び名だ。
バーは19時開店だったため,部屋で20分くらいゴロゴロした。
2人は緑地に白の模様が入った浴衣に羽織を着て下駄を履き,バーへと向かった。
[Res: 3717] 『清楚人妻 一夜の陵辱劇 ~親友に騙された~』 仁 投稿日:2008/04/23 (水) 19:48
一方,男性2人の話である。佐藤は37歳、松尾は36歳。この病院での勤務がともに長く,仲は良かった。佐藤は結婚していて子供も2人いる安定した家庭だ。それに対し松尾は独身で彼女もいない。モテないタイプだ。特定の女性と付き合った経験はない。医者になりたてのころ,金目当ての看護婦と少し遊んだ程度だ。もっぱら風俗や援助交際での玄人ばかりが相手であり,AVも大好きだ。佐藤と松尾がたまに2人で飲みに行く時は,医療の話が主になっていたが,ここ最近,下ネタも話すようになった。2人の会話の中で由紀や陽子の話は出たことがない。医者に出入りする女性OLはたくさんいるため,そんな話題は特に出なかった。実際,2人で風俗には行ったことがあるが,今回のようなことは経験がない。お互い,変態性癖の一端は話題で見せるものの,「妄想やね~」という程度であった。
 
 佐藤が陽子の話を由紀から聞いた際,陽子が泌尿器科を担当していたと聞き,佐藤の中で一瞬にしてストーリーが出来上がった。
「松尾に持ちかければ乗らないはずはない」
 佐藤は松尾を呼び出し,飲みに行き,打診した。
「新日本メディカルの北田陽子さんって知っとるか?」
「知っとる,知っとる。小さくてかわいらしい子やった。もう結婚して辞めたらしいから,病院にはこんけどなぁ」
「今は子供産んで,1歳になるらしいわ。社内結婚かなんからしいが。」
「佐藤は陽子ちゃんとつながり無かったんやろ?」
「なかったなかった。でも顔は知っとる。カタログとかを代理で持って来とったし」
「ああいう純真な子,最近なかなか見ないよなぁ」
「もし,その陽子さんを料理できるとしたらどうする?」
「あんな子,エッチの姿なんて想像できひん。お人形みたいに大事にしまわれてる感じやわ。でも,こんな子を料理できるとしたら,100万払うかもな」
と,松尾は大笑いした。
「100万はいらんが,少し出資せんか?協力者がいるんで,けっこう簡単に事が運びそうなんや。こっちも男1人では心もとないし。危険はほとんど無いようにする。もし失敗したら,資金は俺がかぶるし」
「うそや~・・・」
「ほんまや。今から言うこと,茶々入れずに聞いてくれ。俺の科に今でも来てる,白水由紀って知っとるやろ?その子が・・・・・・・・・」
佐藤は延々と加賀温泉計画を話し出した。佐藤が由紀を抱いたことも驚きだったが,それ以上に陽子に対する欲望がどんどん増大してくる。佐藤は由紀から送られてきた陽子の顔写真3枚をプリントアウトしてきて,それを松尾に見せながら淡々と計画を話す。松尾の眼の色が変わりだした。
「やってみようか。騒いだり事が大きくなってきたら引けばいいし。あんたの計画やったら,無理やり何かをする場面が少なそうやし,なんか,むちゃくちゃ成功しそうや・・・」
「平日で都合がいい日を教えてくれ」
「金曜以外やったら,2日前にわかればいつでも都合つけられる。いくらくらい用意すればいい?」
「単に我々の旅にかかる料金で1人3万くらいか。あとは飲み代とか,彼女らの予算オーバーの補てんとかで。彼女らにも不自然にならないくらいにいい部屋取ってあげてな。でも格安でいけへんと不自然やし。だいたい,俺達1人6万もあればおつりがくるか?」
「でも,そんなんやったらせっかくやし,いろいろ試したいなぁ。陽子ちゃんの体で。自腹でもいろいろ買ったりしてええか?SM道具とか。ハッハッハッ」


 当日の準備は松尾のほうが積極的だった。計画を練ること10日間。インターネットのアダルトサイトで異端なプレーなどを研究し,自分の性癖に輪をかけた。ショッピングサイトで様々な道具や女性用の下着なども買い揃えた。


独身の松尾は車で佐藤の家に迎えに行き,佐藤の奥さんに見送られながら出発した。松尾は後部座席に大きな荷物を置いていた。その大部分はバスタオルなどでかさばっていた。(事が始まったら,いかにバスタオルとかが必要か,よくわかったが)
レンタルおしぼりも100本くらい持っていて,おしぼり業者から仕入れたとのことだった。さすがである。松尾がインターネット通販で揃えた様々な凌辱道具も入っていた。気合いがすごかった。それらのものは,助手席から後部座席に移動して物色していた佐藤の目から鱗が落ちるようなものが多かった。
「おまえ,ここまでする気かよ!!」
と笑ったが,佐藤も体内の血が騒いできた。
「ここまで準備して彼女を誘うのに失敗したら収まらへんやろ?」
「そうなったら,ピンク街に繰り出して,残念会でもしようや」
松尾も余裕じみたことを言う。

「おいおい!これなんや!内視鏡スコープやんか」
「こないだうちの看護婦がお前のところに借りにいったやろ?最新式のを内科で買ったって聞いたからな。陽子ちゃんの体を覗けるチャンスがあればな」
「おまえ・・・」
佐藤は松尾のすごさに驚くが,こいつをパートナーにしてよかったと思った。
「泌尿器科なんてな,じいちゃんやオヤジしか来おへんしな。女なんて,おばあちゃんがたまーに来るくらいや。女は女の先生に行ってしまうし。若い女なんてありえんからなぁ。」

佐藤も医者として手に入る,いろいろな薬や器具は持ってきた。もちろん,自分たちがいざというときに飲むバイアグラも。
 2人とも,3Pは経験がない。他人のSEXも見たことがない。経験したい願望はあったが。
「お互い,中出しとか禁止にせーへんか?」
と佐藤が切り出した。
「中出しすると,そのあと不潔で楽しめなくなるやろ? 生で出すことは脅しに使うとして,ゴムつけようや」
松尾も賛成し,
「ソープとか行っても,中出しOKのところは,自分の前に誰かが出したかと思うと,あそこ舐められへんもんなぁ。俺も楽しみたいし,そこはルールにしとこ。」
「でも,フェラとかはどうする?」
「フェラは生でもいいやん。口内発射とか,飲ませたりとかをどうするかやなぁ」
「まぁ,飲ませたところで,うがいさせればええやろ。口臭予防液も持って来とるし」
「用意がええなぁ。確かに,口は一生懸命うがいできるけど,あそこはうがいできないからな」
2人はまた大笑いした。

車は観光などせず,いきなりホテルへ向かった。ホテルへは14時にチェックインし,まずは風呂に入ってからゆっくり準備に取り掛かった。部屋は佐藤が何軒かネットで間取りなどを研究して決めた場所だけあり,いろいろとイメージが浮かぶ間取りであった。やはり,和室と洋室が一緒になり,セパレートされているのがいい。
風呂からあがり,2人は部屋でビールを飲み落ち着いた。あまりにいい湯,いい部屋なので,
「こんなゆっくりできるんやったら,失敗しても旅行だけで満足できるなぁ」
と松尾が言った。
「ここまで来たら,最高の旅にしてしまおうや。あとは,由紀ちゃんがどこまで度胸もてるかだけやな」

2人は部屋のセットに取り掛かる。部屋の夕食があるので,あまり派手にはできない。ベッドの4隅の支柱にそれぞれ金具をつけた。洋室にあるテレビ台の横にまったく自然な黒い箱を置き,中にビデオカメラをセットした。持ってきた黒い箱にはレンズが同化し,まったくカメラに気づくようなものではない。このビデオはDVDを入れて直接焼ける最新のものでハンディーサイズで小さい。手ぶれ防止機能も付いている。撮影も12時間連続可能な優れものだ。もちろん,こんな時のためではなく,泌尿器科でも治療方法や経過を撮影して研究するために病院の経費で買ったばかりのものを松尾が借りてきた。それをコードで和室のテレビにつなげたり。部屋が変な雰囲気に見えないよう,コードなどもうまく這わせ,目立たぬように。カメラのアングルは,ソファー周辺に向けた。
松尾の大きなかばんに入ったバスタオルや様々な道具は,蒲団が入った押入れにそれぞれしまった。
女中さんには
「ベッドしか使わんし,蒲団とかは自分らで敷くから,食後の布団とか敷かんでいいですよ」
と伝えておいた。

その後,彼らも17時半からの部屋食を堪能した。ビールや日本酒も飲んだが,あまり飲みすぎないように。かと言っても,今夜のことを考えると,気分が高まって酔っ払いようもなかった。食事をしながら松尾が提案した。
「どっちが先に彼女をいただくんや?」
「もめ事にならんように,ゲームで決めへんか?」
「どんなゲームでや?」
と佐藤が目を輝かすと,
「北田陽子ちゃんの体当てごっこや。たとえば,今日の下着の色とかスリーサイズとか」
「それ,最高やな!」
佐藤が乗る。
「ほな,カルテとか作るか?カルテ1枚持ってきとるし」
「お前,なんでこんなところにカルテ持って来とるねん!」
松尾が未記入のカルテに名前を書こうとした。
「新しい苗字はなんやっけ?」
「前原って言うねん」
「前原・・・陽子・・っと。カッコして旧姓も書いとこっか。北田・・陽子・・」
「ほな、ゲームの内容やな」
松尾が饒舌にしゃべりだす。
A4の白紙を何枚かかばんから取り出し,何かを書こうとしている。
「それより佐藤,陽子ちゃんの写真見せてくれ。持って来とるやろ」
「おー,あるであるで」
佐藤が旅行かばんから陽子の写真3枚を持ってきた。由紀がパソコンメールで送ったものをプリントしたものだ。
「これ見ると,ますます現実味があるよなぁ」
「ほんまはこのゲームも,実物の陽子ちゃん見てからにしたいけど,そんな余裕もないやろうから,写真で想像でもすっか」
松尾がボールペンを走らせた。
(1. 今日の下着の色)
「第1候補から第3候補までや。佐藤、先にええで」
佐藤が言った
「第1, ピンク。第2,水色。第3,黄色」
「いいところとられたなーー」松尾も考え,
「仕方ない。第1,白,第2,茶色,第3,黒」
「クロはないやろ~」
「わからんで。大穴狙いや」
おおはしゃぎしながら,
(当たったら,下着を全部脱がせる権利)

(2.スリーサイズ)
「佐藤から決めてええで。バスト,ウエスト,ヒップ。あと,アンダーバストと何カップかや。」
「そっか。うーーん。バスト78,アンダー70,ウエスト58,ヒップ77,カップはB」
「それ,けっこう肉体派やで。もっと華奢ちゃうかなぁ。」
松尾も考え込み。
「えっと,バスト82,アンダー72,ウエスト61,ヒップ80やな。カップはC」
すらすらと書きこむ。その横に,
(ビンゴ賞3点,ニアピン賞1点,合計が多いほうが先にクンニの権利)

 たて続けにあと3枚同じようなものを書き,合計9つのゲームが出そろった。
残り7つのクイズと権利は、
「乳輪の直径」・・・胸へのペッティング優先権
「腋毛は抜いてるか,剃ってるか」・・・腋を舐める優先権
「陰毛がアナル付近まで生えてるかどうか」・・・アナル舐めの優先権
「陰部周辺のほくろの数」・・・フェラチオの優先権
「上付き具合か下付き具合か」・・・挿入の優先権
「アナルの皺は何本か」・・・アナル付近の剃毛
「排便の色は黄土色か,こげ茶色か」・・・
それぞれに当たったほうの特権が書かれている。
最悪のシナリオが陽子に襲いかかるまで,あと2時間ほどになっていた。
[Res: 3717] 『清楚人妻 一夜の陵辱劇 ~親友に騙された~』 仁 投稿日:2008/04/23 (水) 19:50
バーは開店直後でもあり,けっこう広い店にお客は少なかった。由紀と陽子以外は,3人組と4人組がポツリポツリと間隔をおいて座っていた。3人組は男性のみ,4人組は男女2人ずつで,みな40代の人たちで,由紀と陽子は湯上りのせいもあり,ひときわ若く見える。
 由紀と陽子はチーズやチョコレートをつまみながら,サワー系のカクテルを飲んでいた。
バーに入って20分,1杯目も残り少なくなったころ,佐藤と松尾が店に入った。
2人とも浴衣である。男性特有の,あまり着こなせてない姿だ。

最初は気付けかずに離れた席で飲み始めたが,しばらくして佐藤が近くにやってきた
「あれ?白水さん?やっぱりそうや!」
「あっ!佐藤先生! どうされたんですが??ご旅行で?」
「偶然やなぁーー。久々の休みで温泉に来たんよ。松尾君と。」
「松尾先生ですか?」
松尾がこっちを向いてにこにこしている。
「もしかして,北田さん?北田陽子さん?」
佐藤もしらばっくれて,陽子に声をかけた。
「そうです!ご無沙汰してます。覚えてくださってたんですか」
満面の笑みで言い返した。
「松尾先生にはいろいろお世話になりまして。ごあいさつせんといけません」
陽子が松尾のほうを向いて,ペコリと頭を下げた。
「せっかくやから,一緒にいかがですか?」
と,由紀が切り出した。
陽子も(こんな偶然もめずらしいなぁ)
と感心していた。一緒に飲むことにはまったく抵抗なかった。
男性2人はソファー席に座っていて,彼女たちのイス席よりもよかったので,彼女たちがそちらに移動し,ウエイターにその旨を伝えた。
「松尾先生,ご無沙汰しております。北田陽子です。今は前原陽子ですが。」
「変わっとらんなぁー。相変わらずいい笑顔で。その笑顔見ると嫌なこと忘れてまうよ」
「お勤め中はいろいろとお世話になりました。」
4人は陽子がまだ会社にいたころの話をしばらく続け,盛り上がっていた。バーの代金も,プライベートということで佐藤達が払ってくれるから,好きなもの頼めということになった。
佐藤がウエイターに,
「おすすめのシャンパンと,いちごを」
と言うと,
「すごーい!プリティーウーマンですね。」
とみんなで笑った。
「そっかぁ。子供も産んだのかぁ。この小さい体でね。陽子さんのほうが子供みたいなのに」
と松尾に言われ,プンッ とほっぺをふくらませ,冗談で怒ったりする陽子。
「二人とも、小柄でかわいいよなぁ。身長どのくらいなん?」
「私が154、陽子が152やんね」
陽子は小さいことを多少コンプレックスに感じていることもあるが、小さいことを褒められると悪い気はしない。
「3月末に福岡に引っ越してしまうんやねぁ。せっかく会ったから,またこうし飲める機会でも作れるかと思うたんやけどね。でも今日楽しめればそれでよし。一期一会やね。」
佐藤も乗っていた。
シャンパンで乾杯し,フルーツも出てきて,会話に花が咲いた。陽子もまぁまぁの酒量だ。
男性2人は緊張もあってか,酒がどんどん進み,シャンパンも早く空いてしまったが,もう1本注文した。

しばらくして由紀が
「すみません。お手洗い拝借させていただきます」と言って席を立った。
その3分間もごく自然な会話が進み,由紀が戻ってくる。
「陽子は平気?」
と軽く声をかけると。
「わたしも失礼します」
と,入れ替われに席を立った。
陽子の姿が見えなくなったのを確認し,佐藤が由紀に,
「ビール,コップでいうとどのくらい飲んだ?」
「コップ3杯くらいです。あとここでサワー1杯と,さっきのシャンパン」
佐藤は由紀に,ピースサインをした。2本入れろということだ。
由紀のまなざしが真剣になった。
ポーチから渡されていた弁当の醤油ケースを2つ出した。
「先生が入れてくれませんか?」
「どっちでもいいけど,早くせんと!」
焦らされ,
「わかりました」
由紀が赤いキャップをあけ,陽子のグラスをテーブルの下に持っていき。入れた。
続けてもう1本。
薬は水溶液なので,簡単に溶けた。水色の溶液だったが,シャンパンには順応し,たとえ色が変わったとしてもバーの薄暗さで気づくほどではない。
陽子が戻ってきた。
また病院での面白いエピソードに話が戻った。陽子はシャンパンに手を伸ばし,飲んでいる。
佐藤が由紀に注ぎ足そうとした。
由紀はグラスの残りをゴクゴクッと飲み干した。いうほど大量でもない。
「おー!いけるねー!」
次は松尾が陽子に注ごうとする。
「わたしは由紀みたいに強くは・・・」
「無理強いしないよ。楽しく飲もう!」
その言葉で逆に陽子は警戒心が解かれて,ゴクゴクッとあけた。
「すごい!」
「こんなところで営業の頑張りなんて出さんでええのに」
佐藤が言うと,
「主婦ですからもう営業なんて関係ないですよ」
と笑ってみせた。

佐藤の計算では,おそらく46キロ前後の陽子の体重,酒量と酔いかた。
それで決めた2本の薬が効き始めるのは15分後。下手すると20分後には眠ってしまう可能性もある。眠ってしまうと面白くないので,眠る前に場所を移動し,頭を緊張させておけば眠らずに一番面白いパターンに持っていける。

 佐藤が提案した。
「俺達の部屋で飲みなおすなんてどう?レディーに失礼かな?」
しばらく間があった。由紀が。
「いいですね~。いいやんね,陽子?」
と明るく聞く。由紀は酔っていなかったが,酔っ払ったふりをしていた。
「でも,ご迷惑ですから・・・」
と,2度丁寧に断りの言葉を出す陽子。
「陽子が行かんでも,私だけでもよければ」
と佐藤に言う由紀。
薬が効きはじめる時間があるので,早くバーを出たい。
「ほな,あんたらの部屋ででもええよ。飲み代はこっちで持つし」
陽子は,女性の部屋に来られるほうが抵抗があった。
「それやったら,先生たちの部屋で少しだけ・・・」
「そうこなくっちゃ!」
と,由紀も喜んでいた。
「由紀も少し休んだほうがええよ。飲みすぎみたいよ」
と,なかば由紀を心配してついてくる雰囲気でもあった。
男性部屋で飲むことと,女性の部屋に呼ぶこととでは,女性としては部屋に入れるほうが抵抗あるにきまっている。逆手に取った提案をされて引っかかった。
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  1. 2012/11/27(火) 16:20:30|
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