妻と男の物語


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芙美子の秘密②

[4001] 芙美子の秘密② 角笛 投稿日:2008/05/31 (土) 23:13
(2)
 桂木のマンションはワンルームであった。ユニットバスとキッチンを含めて
男の部屋にしてはキレイに片づいていた。眠り続けている芙美子をベッドに寝かせると
二人は少し落ち着いた気持ちになってため息をついた。
「おい、吉村先輩の服、シワにならないか? 白のスーツだし……」
「そうだなあ……」
 芙美子は、淡いピンクのブラウスに白のブレザーとタイトスカートを身にまとっていた。
ブラウスの胸の合わせの部分には、ふんだんにフリルがあしらわれており、フェミニンな
雰囲気を醸し出していた。
「とりあえず上着だけでも脱がせておくか? シワになるといけないし……」
 堀田が上体を起こして桂木がブレザーを脱がせた。ピンクのブラウスはけっこう薄めの
生地でできており、少しブラジャーが透けて見えていた。二人とも思わずゴクリと生唾を
飲み込んだ。

「しかし、安西もけっこう美人でエエ体してるけど、吉村先輩は別格やなあ。
清楚で美人で究極のナイスバディだよなあ」
 堀田がブラウスの胸の膨らみを見ながら切り出した。全身を舐めるように視線を
這わせ、さらに続けた。
「制服の上からでも、胸が揺れているときがよくあるよなあ?」
「あー、そうだなあ」
 桂木も芙美子の全身を眺めながら同意した。
「あーあ。三週間後に結婚して人妻か……。なんかくやしいなあ……。なんとかモノに
できひんかったんかなあ。自分に腹立つわ……」
「俺たちが入社したときには手遅れだったさ。安西に聞いたんだけど、吉村先輩と
旦那さんが初めて会われたのは今から約10年前、旦那さんが大学生の頃らしい。
そのとき吉村先輩は中学生だったってさ。その頃から相思相愛らしいぜ」
「ほんまか? そりゃあ、全然間に合わへんなあ」
 堀田が指を鳴らしてくやしい気持ちを表した。

 ベッドで無邪気に眠る芙美子を見ながら話しているうちに、二人の心の中に
ムラムラする何かが芽生えてきていた。いや、体の中に、と言った方が正確かも
しれなかった。何か邪なエネルギーが、二人のリビドーを高めつつあった。
芙美子がウーンとうなって寝返りをうったとき、白のタイトミニの裾が少しまくれがり、
太腿の奥の白い肌がチラリと見えたようであった。その瞬間、桂木と堀田の瞳の奥に
何か鈍い光が宿ったようであった。
「おい桂木、スカートもシワになったら吉村先輩困らはるのとちがうか? なあ?」
「そうだなあ、脱がせておくか……。暑そうだし、ついでにブラウスも……」
 堀田はタイトミニのホックを外してジッパーを下げた。そして、ゆっくりと腰から
太腿、足先へとスカートを脱がせていった。白い小さなパンティとノンガーター
ストッキングが露になった。パンティの縁にフリルがあしらわれていた。
 桂木はブラウスのボタンをひとつずつ外し、上半身を抱きかかえてブラウスを
脱がせていった。やはりフリルのあしらわれた、パンティと揃いの白いブラジャーが
現れた。カップからこぼれ落ちそうに肉の詰まったバストであった。
「ウエスト細いなあ。スゴイくびれだゾ!」
「オッパイの方は軽く見積もってもEカップはありそうやなあ?」
「アッチの締まりもイイんだろうなあ?」
「そらおまえ、結婚間近なんやし、よう使い込んで鍛えられてるんとちがうか?」
 二人とも勝手に品定めをし、盛り上がっていった。

 吉村芙美子は美人である。
168センチの身長に、この当時だとB88(Eカップ)―W56―H87という
ボディスペックを有したエロい体つきで男たちを魅了していた。
いや、その雰囲気が自然と放つフェロモンで誘惑していたといった方がよかったかも
しれない。
「おい、なんかムラムラしてくるよなあ。なあ、ちょっとぐらいイタズラしても
エエんとちがうか? 吉村先輩はまだ独身なんやし、これだけの体つきや。
エッチなことも好きやと思うでェ。なあ、そう思うやろ? こんなうまそうな体を
見せられて、我慢できるわけないやんか?」
 堀田はそう言うと、芙美子のオッパイをブラジャーの上から揉み始めた。
そして、ときおり、バストトップのあたりを指先で撫ぜまわし、乳首の感触を確かめて
いるようであった。
 一方、桂木は愛らしい芙美子の唇に軽くキスをすると、パンティの方に目をやった。
脚を少しだけ開かせると、人差し指で陰唇のあたりを二三度擦った。
そうしてから、右手の親指の先でクリトリスのあたりをパンティの上から弄んだ。
「……あっ……うーん……」
 芙美子の口から吐息が漏れた。なおも二人は、しつこくそれぞれの担当部分をせめた。
堀田が芙美子の首筋に舌を這わせ、耳をしゃぶったとき、
「……アッハーン…………」
 と確かに芙美子は喘いだ。

 桂木と堀田の理性や分別は、既にどこにも存在しなかった。芙美子の悦びの声の断片を
聞いたことで完全に失われてしまったのだ。
「とりあえず、オッパイを生でしゃぶらせてもらうわ」
 堀田は震える手でホックを外し、ブラジャーを取り去った。豊満な胸の隆起の先端が
露出した。乳首も、やや大きめの乳輪もキレイな薄ピンク色であった。
「おい、スゴイぞ。やっぱ、吉村先輩の胸はキレイやなあ。たまらんゾ」
 堀田はオッパイにむしゃぶりついた。乳輪を舌で舐めまわし、乳首を吸った。
芙美子の体がビクンと反応した。それに呼応するように、桂木もクロッチ部分への攻めを
強めていった。擦ったり、指先で押したり、コロコロころがしたりしながら、
徐々に湿り気を帯びてくるのを確認していた。ときには潤いの匂いを確かめるように
パンティの上から唇と舌でしゃぶりあげた。
ベッドの周辺には、汗の入り混じった甘酸っぱい匂いが立ち込めていた。

 堀田が左の乳首を強く吸ったとき、アアッー、という声を上げて芙美子が目を覚ました。
「……えっ、ナニ? どういうこと? あなたたち、何をしているの?
イヤッ。やめてェ。こんなことをして……。アッ……。あっはーン……。ダメよ……」
「吉村先輩、すんません……。先輩を見ていたら、我慢できひんように
なってしもたんです。先輩も気持ち良さそうだったので、ついエスカレートして……。
なあ、桂木……。そうやなあ?」
「堀田の言うとおりなんです、先輩。俺たちも我慢できなかったんですけど、先輩も
気持ち良くなりたかったんですよね? それが証拠に、先輩のココはこんなになって
きてますよ! ホラ! シットリと…………」
 話している最中も桂木はクロッチ部分への刺激を続けていた。
「何を言っているの、桂木くん……。こんな……ダメよ……。あっー、あー……」
「ねえ先輩、独身の最後に、俺たちと遊びましょうよ。気持ち良くなりましょうよ」
「イヤよ……。やめなさい! あっ、あーン……。イヤぁー……」
 転がり始めた欲望の雪玉を止めることは難しかった……。
一匹の特上の雌に群がる二匹の雄を止めることは、もはや無理であった……。

(続く)"Premarital Untold Story of Fumiko"
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  1. 2012/12/19(水) 11:35:52|
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