妻と男の物語


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芙美子の秘密⑥(完)

[4007] 芙美子の秘密⑥(完) 角笛 投稿日:2008/06/01 (日) 15:23
(6)
 ベッドに仰向けに寝そべっている堀田の股間を覆うような姿勢で、芙美子は男根を
弄んでいた。目はトローン、唇は半開きの状態で、官能に陶酔している様子だった。
「桂木に手伝って欲しいんやけど……。対面騎乗位でやりたいので、先輩を抱え上げて
チンポの上に坐らせてくれへんんか? 」
「諒解!」
 と言うと、桂木は芙美子の脇に腕を差し込んで抱え上げた。そのまま、堀田の股間へと
移動させる。
「ほな先輩、自分の手でチンポの先にアソコをあててください。そうそう。そうして、
ゆっくり咥え込んでいってちょうだい。おおっー、おおおっー」
 欲情した芙美子は、堀田の肉棒の先端を膣口にあてがうとヌプリと亀頭まで挿入した。
しばらくそこで停留したあと、さらに腰を沈めた。
「……ぁふーうーン……」
 堀田のイチモツが根元まで深く突き刺さった。桂木の支えを受けながら、芙美子は
腰を動かした。上下に、前後に、回転させるように腰を動かしながら、己の快感の壺を
探った。
「そうそう、先輩。なかなか上手ですよ。わふぅー! たまらん!」
 アヘアヘと喘ぎながら芙美子が腰を振る。髪を振り乱し、両腕でバランスをとりながら
騎乗で淫らに舞っている。すでに桂木の支えは必要でなくなっていた。
「またムラムラしてきましたわ。先輩、すみません。僕のものを咥えてください」
 桂木が芙美子の唇を割って半立ちのチンポを挿入してきた。突然の闖入者に口の中を
いっぱいにしながら、芙美子は腰を振っていた。

「……ああ……気持ち……イイわ……ゥふン……あっ、あっ、あっ……感じる……」
「エエなあ……。吉村先輩の旦那さんになる人は、毎日この快感を味わえるんやなあ……。
うらやましいなあ……。そう思うやろ、桂木?」
「そうだね」
「……ハッ、ハッ、ハアーン……。……あーん、そんなこと言わないでよ……。
孝太郎さん……ごめんなさい……。あっ、あっ、ああっー……」
「おっ、そろそろイキそうになってきたわ」
 堀田の合図を聞き、桂木は芙美子の口から肉棒を引き抜いた。唾液が糸を引いている。
下から突き上げる堀田のスピードと、上で腰を振っている芙美子のピッチが上がる。
二人とも、ときときビクン、ビクンとしながら、絶頂へ向けて全開であった。
「あかん、イクっー! 出るー! 先輩! うっー……」
 ビクビクンと震えて堀田は芙美子の中に射精した。芙美子も騎乗位のまま、体をビクン
と痙攣させた。
「……あっー……はあーン……。ゥふーン……。スゴイ……」
 芙美子が上体を後にのけぞらせるのを桂木が支えた。芙美子は全身汗ビッショリで
堀田も汗だくになっていた。余韻が去った頃を見計らい、桂木は芙美子の体を抱え上げた。
陰裂からグニャリと元気をなくした男根が姿を現し、ワンテンポおいてからザーメンが
滴り落ちてきた。ポタリ、ポタリと、二回目の射精の割に結構な量の白濁液が落ちてきた。
芙美子は騎乗位でも中出しされてしまった。
「先輩のアソコはトロトロにとろけていて、最高ですわ。気持ちエエわ……」
「……そう……。わたしのアソコ、そんなに良かった? ウフン……」
 芙美子が艶やかな瞳を堀田に向けて、唇の端を少し上げて微笑んだ。

「桂木くん!」
 体を抱え上げてくれていた桂木の方に向き直り、芙美子は妖しい瞳と唇で桂木を誘った。
「……もう一回……。もう一回しよ……。ねえ、もう一回……」
「えっ? もう一回? マジですか? 先輩さっきまで処女だったんですよねェ?
なんか信じられないなあ。もう一回? ホントに?」
 桂木の問いに返答する代わりに、芙美子は桂木の首に手をまわしてキスをした。
そして、首筋から胸へと愛撫し、さらに臍から下腹部へと唇を移していった。
「エッチしましょ! ねっ!? ウフン」
 と言うと、芙美子はパクリと桂木のペニスを咥え、しゃぶり始めた。

(エピローグ)
 ついさっきまで処女だったはずの芙美子に弄ばれ、桂木も堀田もヘトヘトになっていた。
何度も挿入を強要され、射精させられて、出すモノはもう何もなかった。
完全に搾り取られたのだ。芙美子はやや不満げな表情で二人を見下ろしていた。

 結婚を三週間後に控えた今、孝太郎のために守ってきた処女を失ってしまった。
しかし、セックスの悦びと官能に燃える感覚を知ってしまった。
甘美な背徳の蜜を味わってしまい、芙美子は、自分が淫らな女に堕ちていってしまう
のではないかと、言いようのない不安にかられていた。
 その不安が現実となり、彼女の淫乱な側面が開花するのは、まだ先のことである。

(芙美子の秘密:完)"Premarital Untold Story of Fumiko"

******次回予告******************************************************************
「淫夢――夢魔の誘惑――」 "Wet Dream ―Fumiko seduced by Incubus―"
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  1. 2012/12/20(木) 11:02:32|
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