妻と男の物語


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妻の復讐(5)

[Res: 5201] 妻の復讐(5) エロロジー推進者 投稿日:2008/11/22 (土) 12:54
続きです。

最後の2枚の写真は,夕里絵の肉体を楽しんでいる最中の写真ではなかったが,今までの写真にも増して沸き上がる嫉妬心,屈辱感を,遙かに凌駕する取って置きの媚薬が添えられていた。

心の中の何処かでは,そういった事を期待していたのだろうが,一人では撮影のしようがないのか性器を弄んでいる行為そのものの写真はなかった。
送られてきた2枚の写真は,夕里絵の下腹部に精液を放出した後の写真と,夕里絵の白い頬にどす黒い性器の先端から垂れる精液を擦り付けるアップの写真だった。

両足の間から撮ったであろう写真には,夕里絵の顔と性器とが写されており,夕里絵の顔はややぼやけてはいるが,目を閉じ横を向いたその寝顔は,はっきり本人であることが分かる。
その体で,男の欲望を満足させたことも知らずに,いつものように眠る夕里絵。
とりわけ美人というわけでもなく何処にでもいるような極普通の女。
決して男を引きつけるようなタイプではないが,自分をしっかりと主張する美しい瞳。
しかし,夕里絵の寝顔は不思議と男の卑猥な心をくすぐり,目を閉じたときに美人と思えるタイプだった。
夕里絵の体にしても,男の目を引きつけてやまないものではなく,女を感じさせる程度である。
その女性らしい曲線を描く夕里絵の下腹部には,男の精液と思われるやや白濁した液体が付着していた。

夕里絵の体に放出された精液を見たことがないわけではない。
子供はもう少ししてからと二人で相談し,避妊具を使用したり,外に出していたからだ。
むろん,顔に出した事など一度も無かった。
まして,夕里絵は今まで夫以外の精液などを見たこともないだろう。
夕里絵にとって夫の射精は,愛する夫の愛撫により体を開き,絶頂を味わう見返りに無意識ではあるが夫の性器を強く締め上げ,自分と同じように夫が喜んだ事の証と考えている節があった。
若気のいたりで,生理中にどうしても抑えが効かず夕里絵の口の中に出したことがあった。夫の精の全てを吸い取った夕里絵は,耳元でごくりと喉を鳴らして夫の精を飲み込んで見せたが,自分だけずるいと言って拗ねた。
夕里絵の下腹部そして頬には,夫以外の男が満足し放出した精液がまき散らされている。
何の反応も示すことはなかったが,数時間前に初めて合った女の秘部を自由に開き,指や目で犯し,臭いをかいで,舐め回して犯し満足した男の証拠がそこにあった。

そして,今まで他の男の接触を拒み,貞操を守り通してきた夕里絵の体が,何処の誰とも分からない男の精液で汚された写真を見て,股間に手を伸ばす哀れな男がここにいた。
愛する夕里絵が本人の知らないうちに無抵抗で犯されたと言う事実。それをこの目で確認し,この数時間に味わった挫折感,屈辱感,嫉妬心が最高潮に達し,さらに今までに味わったことのない興奮により混沌としていたものが,一気に下半身への快楽として集中を始めた。
動かす手が早くなり,何処の誰とも分からない男の精液が付着する夕里絵の頬,うっすらと開かれた唇に向かって熱い精液をほとばしらせた。

しかし,腰が抜けるような快楽は長くは続かなかった。
快楽の頂点からの下降は急激で,しばらくは後悔の念と,情けなさに打ち拉がれた。
精の放出により多少は冷静になれたのか,男から送られて来た写真を見直すと,精液を放出した直後の男の性器が乾いており夕里絵の体内には挿入されなかったことに気がついた。
良かった。
打ち拉がれた心は,このような些細なことであっても,希望を見いだす。
夕里絵の性器が男に快楽をもたらしたことに変わりはなかったが,夕里絵の性器自体が直接与えたものではないことに気がつき,あきらめの中に自分を納得させる口実を探したかった。
もう汚れのない夕里絵ではなくなってしまったが,今さらどうしようもない,あきらめるしかない。
男の送ってよこす写真に,今までにない嫉妬心,屈辱感を感じ,かつそれらに興奮し,快楽として受け取ってしまったのだから。自分を納得させるしかなかった。
また,夕里絵の意志で,肉体の喜びを求めるため体を開いたのではないと言うことだけが救いだった。


その後は,夜明けまで待ってもメールは来なかった。
写真が送り届けられないと言う事実は,男の欲望が満たされたことを示しているのに違いない。
今頃は興奮も冷め,自分の犯した罪に後ろめたさを感じながら後始末をしている事だろう。
『夕里絵は何も知らない。頼むから夕里絵に悟られぬよう後始末だけはちゃんとしてくれよ。』
たわいのない救いだったが,今までにない余裕すら生じていた。

しかし,あの興奮はいったい何だったのだろう。
愛する妻が見知らぬ男に弄ばれ,気が狂いそうになる嫉妬,屈辱を味わったのに,その裏側には今までに経験したことのない快楽が潜んでいようとは。
明るくなった部屋で何度も送られてきた写真を見返す。
顔のない男が,夕里絵の体を弄び楽しんでいる。
何度も何度も,汚れた夕里絵の肉体を見返す。
下半身への精の集中が再び起こるに従って,今までに考えたこともなかったある思いが頭をもたげ始めた。
見知らぬ男に汚された夕里絵の体を早く味わいたい。
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  1. 2013/02/15(金) 05:30:54|
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