妻と男の物語


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接待 1

[5242] 接待 1 三重苦亭主 投稿日:2008/11/19 (水) 20:06
私の名は臼田健二。歳は40。最愛の妻、久美は36歳。結婚して12年目になります。
私は妻の家に婿として入り、他界した義父の経営する工場を引継いだ。
御存知のように今、製造業は大変厳しく、儲けは無いような状態です。

親会社は東○精工といいまして、自動車関連の企業です。我社の売上げは、ほぼ100パーセントを東○精工が占めてる状況。昨年後半から不況を理由に仕事量は減るばかり。
春先には以前の60パーセントにまで減らされました。

義父は東○精工の社長、宮崎英二(58歳)と親交があり、過去不景気でも仕事は順調だった。
私達の結婚の際、仲人も宮崎社長がしてくれた。

妻は宮崎社長と月に何度かは合っていた。会合やゴルフなど。
私は人付き合いが大の苦手で、全て妻に任せていました。
妻の性格の良さ美貌は大変評判で、協力工場の会でも人気者だった。

その日もゴルフ場でプレイしていた妻と宮崎社長。妻は高校は陸上部、大学時代ゴルフ部。
157㌢42㌔のスリムな身体ながら、現在でもシングル。運動音痴の私とは大違い。
やはりシングルの宮崎社長とは、昔からゴルフのライバルでもあった。
妻は子供時代、宮崎社長の子供とも頻繁に遊んでたと聞く。
本来ならゴルフどころじゃないが、妻は接待のつもりで嫌いな宮崎社長ともプレイしていた。
宮崎社長はとにかくスケベで有名。愛人も多数いる。その日も何時ものように妻は口説かれていた。

だがその日の宮崎社長は違った。二人で歩きながら突然だった。
我社への仕事量を更に減らす。嫌なら俺の愛人になれ。そうすれば悪いようにはしない。
宮崎社長はニタニタと怪しく笑いながら、妻に言ったそうだ。
私は妻にその事を聞いた。だが私の能力ではどうすることもできない。
妻は8歳の息子がいるので、涙は堪えていました。

宮崎社長は悩む妻に、ゴルフでのニギリを持ちかけてきた。勝負して妻が勝てば、仕事量を減らすのは取りあえずは延期してくれるとのこと。負ければ愛人にされてしまう。
お互いハンディは無し。通常であれば妻のスコアが良い。妻はその誘いに乗ってみることにした。
妻は前日も軽く練習し、ストレッチして早く寝た。私はただ妻の姿を眺めるだけだった。

当日は快晴。夏のような日差し。社長は何故か妻にスカートでのプレイを要求した。
キャディは付けず二人で。同行した私は宮崎社長に挨拶したが、ほぼ無視に近い扱いだった。
私はクラブハウスで待機。二人が一番ホールに向かう。妻は白のポロシャツにピンクのスカート。
宮崎社長の要求でスカートの丈。ゴルフウエアーにしてはかなり短い。
宮崎社長はもっと短いのを要求したらしいが。妻は案の定、素振りで丈を気にしている。
今回のコースは距離が長く妻には不利なコース。大丈夫か?
一番のティーショットは無難そうだ。私は祈りながら妻の姿を見ていました。
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