妻と男の物語


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場末のスナック(5)

[8277] 場末のスナック(5) 安さん 投稿日:2009/12/28 (月) 19:27
『スナック・京子』の薄暗い店内には、スピーカーを通じてエコーの掛かったママのハスキーな歌声が響き渡っている。
時刻は昼の二時過ぎて、開店前の店内にはホステスも客の姿も見当たらない。私は貸し切り状態のソファーに深く体を沈め、ビールを呑みながら、ステージ上を見つめている。
小さな壇上には、趣味の悪い紫色のスーツに身を包んだママがマイク片手に熱唱している。十年前に作ったという紫色のスーツは、脂肪がたっぷりと付いた豊満な肉体とは明らかにサイズが合っておらず、巨大な尻を包み込む膝上のタイトスカートは今にもホックが弾けそうである。そのタイトスカートから伸びるふくよかな下肢は薄い黒のパンストに包まれ、巨体を支える白いハイヒールがガクガクと震えていた。
ママが熱唱しているのは、奥村チヨの『恋の奴隷』である。厚化粧の額にうっすらと汗を滲ませ、豊満な尻を揺らしながら、「あなたと会ったその日から恋の奴隷になりました・・」と唄うママを、私は性の奴隷に仕立て上げた。あの日、十五年ぶりに『スナック・京子』を訪れてママをレイプした私は、その後も妻と上司の目を盗んでは店に足を運び、ママを調教したのだ。
「悪い時はどうぞぶってね。あなた好みの、あなた好みの 女になりたい」
私は曲のクライマックスに合わせて手の中のリモコンを操作する。私は前後の穴にリモコン式のローターを沈めて、ママに『恋の奴隷』を唄わせているのだ。
「あぁ、い、いくっ」
激しく暴れ回るローターに絶頂へと導かれたママはその場に崩れ落ちる。ママはステージ上に四つん這いになりながら、エコーの掛かった肉の悦びの声を狭い店内に響かせた。    (おわり)

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